何故ヒトはバイクに乗るのか。風を切って刺激的に走るので、一度覚えると麻薬的な魅力になるからだ。
一旦そうなると、余程の事が無い限り足を洗えない。
足を洗うのが遅いと、後戻りできない旅に繋がる事もある。
あと少しで向こう側に行きかけた。
以前にも書いたが、その時ご先祖様に手を合わせた。![f0076731_21181309.jpg]()
勢いを増す庭木に守られるが如く、
完全に復活した5速マニュアルのフォレスターが息衝く。
まさしくマザープラントなので、
クルマの熟成にも適した場所だ。
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五葉松の勢いも凄い。
数年来、
毛虫にやられっぱなしだったけれど、
今年は活気に溢れている。
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山本部長が得意の腕を振るい、
今年も剪定が始まった。
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あとは一番下を残すだけになった。
毛虫が生き腐れする、
変なカビの様な病気が流行っているようだ。
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生命力の強さと、
運の強さは必ずしも比例しない。
健康なうえに運も身に付け無いと、
進化の過程でそぎ落とされる。
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望桜荘の石畳を修正しかけて、
そのまま中断していた。
工事が始まり周囲が雑然としてきたので、
先にブルーベリー畑を整えた。
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集めた石がすっかり消えていた。
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むき出しだった地肌が、
徐々に美しく整っていく。
![f0076731_21282511.jpg]()
また川から石を集めた。
そして敷き詰める。
こちらもあと少し残すだけになった。
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好天が続き、
あちこちに生命力が漲っている。
![f0076731_21294110.jpg]()
池の周囲にも活気が戻った。
5月になって冬眠から目覚めたトノサマガエルが、
カラダを作るため猛烈な食欲を見せ始めた。
冬を越してかろうじて生き残ったのは三匹くらいだ。
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どこにいるか解るかな。
![f0076731_21324226.jpg]()
正面の岩の苔に隠れ、
獲物が現れるのを待っている。
この忍者ぶりは物凄く精巧だ。
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芸術的なまでに色も線の太さも揃っている。
ここで生まれここで過ごすから、
徐々に環境に順応するのだろう。
冬眠する場所も解った。
![f0076731_21351671.jpg]()
まさにマザープラント。
なるべく日当たりの良い場所に潜む。
体中にジェル状の分泌物を纏い、
冬の間この土の中で潜む。
![f0076731_21365883.jpg]()
繁殖したドクダミを根こそぎ取り除き、
有機堆肥を土に混ぜた。
![f0076731_21524802.jpg]()
今のうちに土の力を強くしてやろう。
雨が続くようになると、
また違う生き物が活性化するはずだ。
もう梅雨がすぐそこまで来ている。
![f0076731_21554593.jpg]()
桜の根元も気になっていたが、
水管橋が出来る間は手を付けることが出来なかった。
![f0076731_21512113.jpg]()
工事も一段落したので、
早速手入れに取り組んだ。
![f0076731_21521100.jpg]()
草を抜いた後表面の土を少しだけめくった。
そして有機堆肥を土に混ぜ合わせ、
![f0076731_21522913.jpg]()
元に戻して水を掛けた。
命の循環が加速し始めた。
忙しさにかまけて、
お礼状の送付が遅れている。
アンケートにお答えいただいたお客様や、
不在中にお土産を届けていただいた方に、
必ず礼状を出す事にしている。
![f0076731_21395800.jpg]()
油断したら分厚く溜まってしまった。
この場を借りてお詫びします。
体力維持も重要なので、
優先順位を考えている。
必ず葉書はこの後一気に書き上げます。
お礼が遅れて申し訳ありません。
体力低下が気になって、
ヨガとと水泳を続けた。
先週は何とかグランドスラムを貫けた。
![f0076731_21431736.jpg]()
実証主義なので、
血圧と言う具体的な数値で比較検証を続ける。
先週のように間を空けず、
事前事後の血圧を丁寧に測った。
![f0076731_21454190.jpg]()
こんな風に面白いほど効果があると、
絶対に止められなくなる。
これには麻薬的な魅力では無く、
フィジカルな魅力に溢れる。
![f0076731_21465054.jpg]()
ちょっと増えた。
でも気にならない。
ヨガと言う実に面白いエクササイズは、
体の中に何か違う流れを生じさせ、
とても軽々と動くようにしてくれる。
こうなると止められない。
続けて翌日もジムに行った。
そして1000m泳いだ。
![f0076731_21512890.jpg]()
屈辱的な31分という記録から、
何とか不十分ではあるが挽回できた。
むきになって泳いだわけでは無く、
水中に於ける姿勢を可能な限り整え、
ターンしてからの抵抗を減らす努力を続けた結果だ。
NBR24時間チャレンジで、2年ぶりに優勝した嬉しいニュースを受け取った。
その後もドイツからいくつか情報が寄せられた。
ドイツにある熱狂的なスバリストが居る。
向こうで会いたいと言われたが、
なかなかチャンスが無いまま数年過ぎた。
するとそのスバリストは、
自ら日本に赴きオートサロンを毎年楽しむようになった。
![f0076731_21571688.jpg]()
中津スバルにも行きたいと言ってくれたが、
そのチャンスに恵まれず、
今年もその夢は叶わなかった。
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つい先日も、
このGDAをSNSで見て、
凄く良いとコメントをくれたばかりだった。
その後プッツリと音信が途絶えた。
ドイツ人のベン マキシマムスは、
二度と戻る事の無い旅へ立った。
愛機のスバルを修理に出していたようだ。
それでバイクに乗って走っていて、
立ち木に激突して亡くなってしまった。
あんなに元気で屈強な男だったのに、
なぜこんなに儚い去り方をするのか。
![f0076731_22084637.jpg]()
彼の死を聞き、
もう一人の儚い男を思い出した。
最高の人柄で、
スバルを二度ニュルでの栄冠に導いた。
![f0076731_22132380.jpg]()
その名はマルセル・エンゲルス。
これは2010年に撮影した写真で、
娘の隣に彼が映っている。
この時に娘の脇腹をくすぐったようで、
「おちゃめな人だよ」と笑っていた。
この年は優勝を逃した。
だがその翌年の2011年には見事優勝を勝ち取った。
そして2012年を連覇に導いた直後の6月17日、
ドイツのアンラター通りでバイクを運転中に事故に遇い、
享年僅か30歳でこの世を去った。
悲しいね。
事故に遇うのはバイクばかりではない。
しかし可能性を考えて生きることが、
まさに進化への道筋だ。
彼等が身をもって教えてくれた、
進化への道筋を、
一人でも多くの賢者に伝えたい。
命を大事にしよう。
ベンよ、
安らかに眠れ。
一旦そうなると、余程の事が無い限り足を洗えない。
足を洗うのが遅いと、後戻りできない旅に繋がる事もある。
あと少しで向こう側に行きかけた。
以前にも書いたが、その時ご先祖様に手を合わせた。

完全に復活した5速マニュアルのフォレスターが息衝く。
まさしくマザープラントなので、
クルマの熟成にも適した場所だ。

数年来、
毛虫にやられっぱなしだったけれど、
今年は活気に溢れている。

今年も剪定が始まった。

毛虫が生き腐れする、
変なカビの様な病気が流行っているようだ。

運の強さは必ずしも比例しない。
健康なうえに運も身に付け無いと、
進化の過程でそぎ落とされる。

そのまま中断していた。
工事が始まり周囲が雑然としてきたので、
先にブルーベリー畑を整えた。


徐々に美しく整っていく。

そして敷き詰める。
こちらもあと少し残すだけになった。

好天が続き、
あちこちに生命力が漲っている。

5月になって冬眠から目覚めたトノサマガエルが、
カラダを作るため猛烈な食欲を見せ始めた。
冬を越してかろうじて生き残ったのは三匹くらいだ。

どこにいるか解るかな。

獲物が現れるのを待っている。
この忍者ぶりは物凄く精巧だ。

ここで生まれここで過ごすから、
徐々に環境に順応するのだろう。
冬眠する場所も解った。

なるべく日当たりの良い場所に潜む。
体中にジェル状の分泌物を纏い、
冬の間この土の中で潜む。

繁殖したドクダミを根こそぎ取り除き、
有機堆肥を土に混ぜた。

今のうちに土の力を強くしてやろう。
雨が続くようになると、
また違う生き物が活性化するはずだ。
もう梅雨がすぐそこまで来ている。

桜の根元も気になっていたが、
水管橋が出来る間は手を付けることが出来なかった。

早速手入れに取り組んだ。

そして有機堆肥を土に混ぜ合わせ、

命の循環が加速し始めた。
忙しさにかまけて、
お礼状の送付が遅れている。
アンケートにお答えいただいたお客様や、
不在中にお土産を届けていただいた方に、
必ず礼状を出す事にしている。

この場を借りてお詫びします。
体力維持も重要なので、
優先順位を考えている。
必ず葉書はこの後一気に書き上げます。
お礼が遅れて申し訳ありません。
体力低下が気になって、
ヨガとと水泳を続けた。
先週は何とかグランドスラムを貫けた。

血圧と言う具体的な数値で比較検証を続ける。
先週のように間を空けず、
事前事後の血圧を丁寧に測った。

絶対に止められなくなる。
これには麻薬的な魅力では無く、
フィジカルな魅力に溢れる。

でも気にならない。
ヨガと言う実に面白いエクササイズは、
体の中に何か違う流れを生じさせ、
とても軽々と動くようにしてくれる。
こうなると止められない。
続けて翌日もジムに行った。
そして1000m泳いだ。

何とか不十分ではあるが挽回できた。
むきになって泳いだわけでは無く、
水中に於ける姿勢を可能な限り整え、
ターンしてからの抵抗を減らす努力を続けた結果だ。
NBR24時間チャレンジで、2年ぶりに優勝した嬉しいニュースを受け取った。
その後もドイツからいくつか情報が寄せられた。
ドイツにある熱狂的なスバリストが居る。
向こうで会いたいと言われたが、
なかなかチャンスが無いまま数年過ぎた。
するとそのスバリストは、
自ら日本に赴きオートサロンを毎年楽しむようになった。

中津スバルにも行きたいと言ってくれたが、
そのチャンスに恵まれず、
今年もその夢は叶わなかった。

このGDAをSNSで見て、
凄く良いとコメントをくれたばかりだった。
その後プッツリと音信が途絶えた。
ドイツ人のベン マキシマムスは、
二度と戻る事の無い旅へ立った。
愛機のスバルを修理に出していたようだ。
それでバイクに乗って走っていて、
立ち木に激突して亡くなってしまった。
あんなに元気で屈強な男だったのに、
なぜこんなに儚い去り方をするのか。

もう一人の儚い男を思い出した。
最高の人柄で、
スバルを二度ニュルでの栄冠に導いた。

これは2010年に撮影した写真で、
娘の隣に彼が映っている。
この時に娘の脇腹をくすぐったようで、
「おちゃめな人だよ」と笑っていた。
この年は優勝を逃した。
だがその翌年の2011年には見事優勝を勝ち取った。
そして2012年を連覇に導いた直後の6月17日、
ドイツのアンラター通りでバイクを運転中に事故に遇い、
享年僅か30歳でこの世を去った。
悲しいね。
事故に遇うのはバイクばかりではない。
しかし可能性を考えて生きることが、
まさに進化への道筋だ。
彼等が身をもって教えてくれた、
進化への道筋を、
一人でも多くの賢者に伝えたい。
命を大事にしよう。
ベンよ、
安らかに眠れ。