何故ヒトはバイクに乗るのか。風を切って刺激的に走るので、一度覚えると麻薬的な魅力になるからだ。
一旦そうなると、余程の事が無い限り足を洗えない。
足を洗うのが遅いと、後戻りできない旅に繋がる事もある。
あと少しで向こう側に行きかけた。
以前にも書いたが、その時ご先祖様に手を合わせた。 勢いを増す庭木に守られるが如く、
完全に復活した5速マニュアルのフォレスターが息衝く。
まさしくマザープラントなので、
クルマの熟成にも適した場所だ。
五葉松の勢いも凄い。
数年来、
毛虫にやられっぱなしだったけれど、
今年は活気に溢れている。
山本部長が得意の腕を振るい、
今年も剪定が始まった。
あとは一番下を残すだけになった。
毛虫が生き腐れする、
変なカビの様な病気が流行っているようだ。
生命力の強さと、
運の強さは必ずしも比例しない。
健康なうえに運も身に付け無いと、
進化の過程でそぎ落とされる。
望桜荘の石畳を修正しかけて、
そのまま中断していた。
工事が始まり周囲が雑然としてきたので、
先にブルーベリー畑を整えた。
集めた石がすっかり消えていた。
むき出しだった地肌が、
徐々に美しく整っていく。
また川から石を集めた。
そして敷き詰める。
こちらもあと少し残すだけになった。
好天が続き、
あちこちに生命力が漲っている。
池の周囲にも活気が戻った。
5月になって冬眠から目覚めたトノサマガエルが、
カラダを作るため猛烈な食欲を見せ始めた。
冬を越してかろうじて生き残ったのは三匹くらいだ。
どこにいるか解るかな。
正面の岩の苔に隠れ、
獲物が現れるのを待っている。
この忍者ぶりは物凄く精巧だ。
芸術的なまでに色も線の太さも揃っている。
ここで生まれここで過ごすから、
徐々に環境に順応するのだろう。
冬眠する場所も解った。
まさにマザープラント。
なるべく日当たりの良い場所に潜む。
体中にジェル状の分泌物を纏い、
冬の間この土の中で潜む。
繁殖したドクダミを根こそぎ取り除き、
有機堆肥を土に混ぜた。
今のうちに土の力を強くしてやろう。
雨が続くようになると、
また違う生き物が活性化するはずだ。
もう梅雨がすぐそこまで来ている。
桜の根元も気になっていたが、
水管橋が出来る間は手を付けることが出来なかった。
工事も一段落したので、
早速手入れに取り組んだ。
草を抜いた後表面の土を少しだけめくった。
そして有機堆肥を土に混ぜ合わせ、
元に戻して水を掛けた。
命の循環が加速し始めた。
忙しさにかまけて、
お礼状の送付が遅れている。
アンケートにお答えいただいたお客様や、
不在中にお土産を届けていただいた方に、
必ず礼状を出す事にしている。
油断したら分厚く溜まってしまった。
この場を借りてお詫びします。
体力維持も重要なので、
優先順位を考えている。
必ず葉書はこの後一気に書き上げます。
お礼が遅れて申し訳ありません。
体力低下が気になって、
ヨガとと水泳を続けた。
先週は何とかグランドスラムを貫けた。
実証主義なので、
血圧と言う具体的な数値で比較検証を続ける。
先週のように間を空けず、
事前事後の血圧を丁寧に測った。
こんな風に面白いほど効果があると、
絶対に止められなくなる。
これには麻薬的な魅力では無く、
フィジカルな魅力に溢れる。
ちょっと増えた。
でも気にならない。
ヨガと言う実に面白いエクササイズは、
体の中に何か違う流れを生じさせ、
とても軽々と動くようにしてくれる。
こうなると止められない。
続けて翌日もジムに行った。
そして1000m泳いだ。
屈辱的な31分という記録から、
何とか不十分ではあるが挽回できた。
むきになって泳いだわけでは無く、
水中に於ける姿勢を可能な限り整え、
ターンしてからの抵抗を減らす努力を続けた結果だ。
NBR24時間チャレンジで、2年ぶりに優勝した嬉しいニュースを受け取った。
その後もドイツからいくつか情報が寄せられた。
ドイツにある熱狂的なスバリストが居る。
向こうで会いたいと言われたが、
なかなかチャンスが無いまま数年過ぎた。
するとそのスバリストは、
自ら日本に赴きオートサロンを毎年楽しむようになった。
中津スバルにも行きたいと言ってくれたが、
そのチャンスに恵まれず、
今年もその夢は叶わなかった。
つい先日も、
このGDAをSNSで見て、
凄く良いとコメントをくれたばかりだった。
その後プッツリと音信が途絶えた。
ドイツ人のベン マキシマムスは、
二度と戻る事の無い旅へ立った。
愛機のスバルを修理に出していたようだ。
それでバイクに乗って走っていて、
立ち木に激突して亡くなってしまった。
あんなに元気で屈強な男だったのに、
なぜこんなに儚い去り方をするのか。
彼の死を聞き、
もう一人の儚い男を思い出した。
最高の人柄で、
スバルを二度ニュルでの栄冠に導いた。
その名はマルセル・エンゲルス。
これは2010年に撮影した写真で、
娘の隣に彼が映っている。
この時に娘の脇腹をくすぐったようで、
「おちゃめな人だよ」と笑っていた。
この年は優勝を逃した。
だがその翌年の2011年には見事優勝を勝ち取った。
そして2012年を連覇に導いた直後の6月17日、
ドイツのアンラター通りでバイクを運転中に事故に遇い、
享年僅か30歳でこの世を去った。
悲しいね。
事故に遇うのはバイクばかりではない。
しかし可能性を考えて生きることが、
まさに進化への道筋だ。
彼等が身をもって教えてくれた、
進化への道筋を、
一人でも多くの賢者に伝えたい。
命を大事にしよう。
ベンよ、
安らかに眠れ。
一旦そうなると、余程の事が無い限り足を洗えない。
足を洗うのが遅いと、後戻りできない旅に繋がる事もある。
あと少しで向こう側に行きかけた。
以前にも書いたが、その時ご先祖様に手を合わせた。
完全に復活した5速マニュアルのフォレスターが息衝く。
まさしくマザープラントなので、
クルマの熟成にも適した場所だ。
数年来、
毛虫にやられっぱなしだったけれど、
今年は活気に溢れている。
今年も剪定が始まった。
毛虫が生き腐れする、
変なカビの様な病気が流行っているようだ。
運の強さは必ずしも比例しない。
健康なうえに運も身に付け無いと、
進化の過程でそぎ落とされる。
そのまま中断していた。
工事が始まり周囲が雑然としてきたので、
先にブルーベリー畑を整えた。
徐々に美しく整っていく。
そして敷き詰める。
こちらもあと少し残すだけになった。
好天が続き、
あちこちに生命力が漲っている。
5月になって冬眠から目覚めたトノサマガエルが、
カラダを作るため猛烈な食欲を見せ始めた。
冬を越してかろうじて生き残ったのは三匹くらいだ。
どこにいるか解るかな。
獲物が現れるのを待っている。
この忍者ぶりは物凄く精巧だ。
ここで生まれここで過ごすから、
徐々に環境に順応するのだろう。
冬眠する場所も解った。
なるべく日当たりの良い場所に潜む。
体中にジェル状の分泌物を纏い、
冬の間この土の中で潜む。
繁殖したドクダミを根こそぎ取り除き、
有機堆肥を土に混ぜた。
今のうちに土の力を強くしてやろう。
雨が続くようになると、
また違う生き物が活性化するはずだ。
もう梅雨がすぐそこまで来ている。
桜の根元も気になっていたが、
水管橋が出来る間は手を付けることが出来なかった。
早速手入れに取り組んだ。
そして有機堆肥を土に混ぜ合わせ、
命の循環が加速し始めた。
忙しさにかまけて、
お礼状の送付が遅れている。
アンケートにお答えいただいたお客様や、
不在中にお土産を届けていただいた方に、
必ず礼状を出す事にしている。
この場を借りてお詫びします。
体力維持も重要なので、
優先順位を考えている。
必ず葉書はこの後一気に書き上げます。
お礼が遅れて申し訳ありません。
体力低下が気になって、
ヨガとと水泳を続けた。
先週は何とかグランドスラムを貫けた。
血圧と言う具体的な数値で比較検証を続ける。
先週のように間を空けず、
事前事後の血圧を丁寧に測った。
絶対に止められなくなる。
これには麻薬的な魅力では無く、
フィジカルな魅力に溢れる。
でも気にならない。
ヨガと言う実に面白いエクササイズは、
体の中に何か違う流れを生じさせ、
とても軽々と動くようにしてくれる。
こうなると止められない。
続けて翌日もジムに行った。
そして1000m泳いだ。
何とか不十分ではあるが挽回できた。
むきになって泳いだわけでは無く、
水中に於ける姿勢を可能な限り整え、
ターンしてからの抵抗を減らす努力を続けた結果だ。
NBR24時間チャレンジで、2年ぶりに優勝した嬉しいニュースを受け取った。
その後もドイツからいくつか情報が寄せられた。
ドイツにある熱狂的なスバリストが居る。
向こうで会いたいと言われたが、
なかなかチャンスが無いまま数年過ぎた。
するとそのスバリストは、
自ら日本に赴きオートサロンを毎年楽しむようになった。
中津スバルにも行きたいと言ってくれたが、
そのチャンスに恵まれず、
今年もその夢は叶わなかった。
このGDAをSNSで見て、
凄く良いとコメントをくれたばかりだった。
その後プッツリと音信が途絶えた。
ドイツ人のベン マキシマムスは、
二度と戻る事の無い旅へ立った。
愛機のスバルを修理に出していたようだ。
それでバイクに乗って走っていて、
立ち木に激突して亡くなってしまった。
あんなに元気で屈強な男だったのに、
なぜこんなに儚い去り方をするのか。
もう一人の儚い男を思い出した。
最高の人柄で、
スバルを二度ニュルでの栄冠に導いた。
これは2010年に撮影した写真で、
娘の隣に彼が映っている。
この時に娘の脇腹をくすぐったようで、
「おちゃめな人だよ」と笑っていた。
この年は優勝を逃した。
だがその翌年の2011年には見事優勝を勝ち取った。
そして2012年を連覇に導いた直後の6月17日、
ドイツのアンラター通りでバイクを運転中に事故に遇い、
享年僅か30歳でこの世を去った。
悲しいね。
事故に遇うのはバイクばかりではない。
しかし可能性を考えて生きることが、
まさに進化への道筋だ。
彼等が身をもって教えてくれた、
進化への道筋を、
一人でも多くの賢者に伝えたい。
命を大事にしよう。
ベンよ、
安らかに眠れ。