Quantcast
Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3281

真珠色のインプレッサWRXを整える

$
0
0
待望のインプレッサWRXだった。
発売当時欲しかったが、
Sシリーズの谷間に埋もれ乗るチャンスを失った。
f0076731_20532987.jpg
店頭にGRBのホワイトと並べてみたら、
お互いの良さをお互いに引き出し合うかのような、
本当にステキな魅力を放った。


どちらも全く古臭さを感じさせない。


むしろWRXは旧型車をピカピカにして乗る方が、
物凄くお洒落に見えると思うんだ。


おっと、
新車を売らねばならぬのに、
また余計なことを書いたので、
SUBARUの検閲に抵触しそうだ。


ごめんなさい。
許して下さい。


反省したので火曜日は可愛がって下さいね。


来週東京に呼び出されているので、
下手なことを書くと叱られてしまう。
f0076731_20533979.jpg
木曜日のヨガに続き、
昨日久し振りに泳いだ。
早朝から会議だったので、
少し自重して500mで止めた。


タイムを計って少し安心した。
かなり運動不足が続いたので、
15分台になるかと思いきや、
意外に体のキレが良く軽快に泳げた。
f0076731_20535070.jpg
いつもより早く家に帰ると、
妻が市川さんに戴いた筍を調理していた。


出来上がったおつまみは、
ビールに最適で凄く美味しかった。


ぐっすり眠って翌日に備えた。


今週はDEで始まりDEで終わった。
f0076731_20541373.jpg
上越市から徳山さんが来訪された。


電話で受け付けた時に、
以前にも来られたことがあると仰ったので、
2度目の体験だと早とちりした。


逆に良く考えたら、
月曜日に受講された阿部さんは2度目だった。


お二人がブログ上で復習出来るよう、
歩いてブレーキとアクセルのタイミングを説明した。



まずポンピングブレーキは死語なので、
こういう所で絶対にやらない事。


カラダに変な癖が染みつき、
ここでシフトダウンする人が居るけれど、
それは全く無用で燃料の無駄だ。
f0076731_20555974.jpg
今日はいつもと違うので、
徳山さんに体力を使わせてしまった。


でも、

その分だけ余分に情報を得られたはずなので、
是非ここで復習して欲しい。


阿部さんも、
思い出しながら読んで欲しい。


まずブレーキを出来るだけ我慢するのは、
古い運転スキルだと思う事だ。


後続車にブレーキランプを長く点灯させると、
「下手糞」だと決して思われたりしない。


そう思う人は逆に物凄く下手糞だ。


だから安心して早めに踏もう。


ステアリングをジワリと切ってカーブに入る。
引いてはいけない。
両手で押して切る。

f0076731_20561664.jpg

まだ下っているので速度が乗るが、

もう少しブレーキを踏むのは我慢する。
f0076731_20563077.jpg
そしてここまで来たら、
真っ直ぐなラインを路面に描き、
なるべく多きな荷重移動を起こさないよう、
スーッと踏んでソーっと離す。


次に、
f0076731_20570515.jpg
操舵は一度でピタリと決め、
コーナリング中は、
絶対にアクセルもブレーキも踏まない状態で通過する。
f0076731_20572295.jpg
我慢が大切だ。
ここまで来るとストレートラインが描ける。
道路脇に立つ3本目の木のあたりを目指して、
グッとスロットルを開ける。
f0076731_20573998.jpg
街路灯のポール当りがエイペックスなので、
それを目指してまっすぐ走り、
十分な速度を維持して欲しい。
f0076731_20575561.jpg
ここで軽く前輪に荷重をかけるためにブレーキを踏む。


ほとんどの人が誤ったコーナリングをしているため、
カラダに染み付いた癖が出る。


速度を落とし過ぎてしまうのだ。


言い方を変えると、
タイヤとの信頼関係が全く持てない。


タイヤを信じて無いので、
コーナーの侵入速度が遅くなる。


タイヤを信用できない理由は、
タイヤが悪い時もあるけれど、
ほとんどの場合が癖によるものだ。


タイヤ以上に問題が多い。



いわゆるアンダーステアが出るのは、
ほとんどの人がアクセルとブレーキの踏み方を間違え、
ステアリングを引いて切るからだ。


f0076731_20583630.jpg
大概の人が、
ここの手前、
即ちカーブの頂点でアクセルを踏み始める。
踏まないと前に走らないので体が勝手に反応し、
スロットルを開けてしまうのだ。


だからまだ我慢が必要だ。
f0076731_20584620.jpg
ここまで来たら道路わきの電柱に向かって、
道路にストレートラインが描ける。


グッとアクセルを踏んで加速するのだ。


これができるようになったら、
ひと安心だ。


きっと今より深く、
タイヤとの信頼関係築けるだろう。




そしてその次に、
やっぱりBプランを体験されることが望ましい。


またAを体験したけど忘れてしまう事も多い。


何しろ帰り道の交差点で、
ほっとした瞬間に元に戻っちゃう人も居るぐらいだ。


そう言う人は何も遠慮はいらないので、
いつでもAプランの相談に来て欲しい。


但しAでも一日一件が限界だ。
Bだと他の仕事を抑える必要があるので、
相当早い段階で予約をお願いしたい。


こちらとしても教える以上、
勉強しないといけない。


実はヨガのレッスンを受けて思った。


無理な力を掛けないし、
意識して必要な筋肉を動かすので、
レクチャーにとても良い刺激になっている。


今年も7月の終わりに、
また死に物狂いで走るので、
ドイツでくたばらないためにも体力を維持する。
f0076731_20590841.jpg
北原課長が休暇を前に、
とびっきり美しいWRXを走れるよう整備した。




f0076731_20592154.jpg
最終型になって設定されたオーセンティックは、
実に熟成度が高く素敵だ。


オーセンティックとは「信頼できる」とか、
「こいつは本物だ」といった意味の英語だ。


それをモチーフにA-Lineというグレードを設定した。


ただ発売当時、
カタログには違う色が掲載された。


それはSシリーズでお馴染みの、
クリスタルグレーだった。


なのでイメージカラーではないパールホワイトは、
陰に埋もれてしまったせいか、
あまり沢山売れなかった。


だからこのように上質な個体は珍しい。
f0076731_20594191.jpg
時代を感じる。
ゴールドだけではなくブラックが登場し始めた。


まだSTIと書かれていない所を見ると、
このブレーキはスバル本体で開発したのだろう。


STIのコンプリートカーには、
ブレンボ製でもSTIの文字が刻まれるようになる。


使い込まれているが状態が良いので、
北原課長は火急の整備に取り組んだ。


クラッチが疲労して、
もうまともに走れない状態だ。


これはMT車にとって、
ブレーキパッドの様な消耗品だから仕方がない。
f0076731_21001605.jpg
高温スチームで洗われたシャシーは、
とても綺麗で塩害をあまり受けていなかった。
床下にアンダーカバーを装着し空力効果を高めている。
f0076731_21002846.jpg
リヤディフューザーと、
専用デザインのトランクリップスポイラーを組み合わせ、
空力効果がとても高い。
f0076731_21003804.jpg
アルミホイールハイラスター処理された、
特別なシルバー塗装の専用品。


とても表面が美しい。


タイヤはポテンザだ。


そもそもブリジストンの協力があり、
インプレッサWRXは性能を大きく伸ばした。


その一つがSTIのために開発された、
ポテンザRE070だ。


後にGT-Rなどにも採用されていく逸品だった。


このクルマにもポテンザが付いている。
f0076731_21004786.jpg

翌日を休暇を前にして、
北原課長が無理して走れるようにした以上、

カラダを張って試す必要がある。


けれども、
タイヤが気になって自宅に乗り帰った。


やっぱり一世代以上、
古い設計のタイヤだ。


製造年月日は4年前だから、
物凄く古いわけでは無い。


ポテンザの性能が落ち始めた頃だ。
アドレナリンと書いてあり、
RE002の刻印があった。


このクルマに6キロほど乗り、
落胆してしまった。


路面をいなせないタイヤで、
足回りの動きも良くない。


ぜんぜん面白くない。


エンジンの燃焼も気持ち良く最高だとは言い難い。


何かが悪いようだ。


課長と相談して、
天に舞い上がるほど面白いクルマにする。


DEで繊細なドライブが楽しめるようになると、
ベストバランスしたGD系のターボ車は、
ドライバーを悪魔のささやきで唆す。


「もっと踏んでくれないと嫌よ、いけず~~」みたいな、
そんなクルマにしちゃうぞ。


楽しみにして欲しい。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3281

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>