
船井総研の会議で出た弁当に、
珍しく味の狂いがあった。

何でも美味しいはずなのだが・・・・。
そもそも漬物の置き方が悪い。
ご飯の上から除けて、
煮物の上に一旦置いた。
その炊き込みご飯の味も、
具材と味のバランスが悪い。
その上にある煮物はまずまずだが、
左側のおかずで、
合格点が付けられるのはどれか。
卵焼きだけだ。
かぼちゃを使ったサラダも中途半端。
おかずの中央にある白いテリーヌ風の食べ物は、
あまりにも匂いがきつすぎた。
珍しい。
こんな事もあるんだね。
見た目はいつもと同じようでも、
感じ方が全く違った。
でもその翌日のテストでは、
想像以上に美味しいものを味わったので良しとしよう。
センターコンソールのカップホルダーに、
珈琲を入れたままだったが、
一滴たりともこぼれていなかった。

昨夜は2週間ぶりのヨガだった。
うっかり体重は測り忘れたが、

新しいメニューも加わって、
充実した45分間があっという間に過ぎた。
2週間の勤務で固着しかけたカラダがほぐれたようだ。

開始前も血圧を上げないようにゆっくり階段を上り、
なるべく条件を均一にしたが変化は明らかだ。
ヨガの味は実に良い。
物凄く過酷な事をするようなイメージがあったけれど、
実は全く違っていた。
最も基礎的な運動の蓄積だ。
リンパドレナージュや、
コアリメイクと言った活性化運動が、
ヨガを原点としていた事にも気が付いた。
で3つの味を比較したら、
ヨガが一番良かったと言う訳だ。
面白いね。
出張疲れも取れたので、
今朝は7時から早朝会議に臨んだ。
会議の席でLXスポーツの良さを全員に説明した。
そして次に出張中の作業進捗を確認した。
すると吉村君からWRXとレガシィの中古車2台を、
無事整備完了したと報告があった。
まず1台目は先日取り上げたGRFだ。
カッコ良い黒い個体で状態も抜群だが、
ハブベアリングの予防的交換をする事になった。
ハブベアリンゴの交換が完了し、
それでもまだ気になるというので話を聞いた。
ベアリングも消耗していたが、
他にも唸り音が出るという。
そのブログの中で触れているが、
ウエット路面におけるライントレース性能が良くない。
装着されていたタイヤは優秀なタイヤだ。
横浜ゴムがニュルブルクで開発したフラッグシップ、
アドバンスポーツだった。
まだ十分使える摩耗状況だが、
タイヤを交換して変化を確認する事にした。

交換が終わったのでテストして欲しいと連絡があった。

銘柄はミシュランのパイロットスポーツだった。

スタートして直ぐトリップメーターをリセットした。
そうしないと燃費も測れない。
平成22年型のインプレッサWRXSTI
排気量は2.5リットルだ。
オブシディアンブラックパールの外装色を纏うA-Line
高トルク2.5ℓ水平対向4気筒DOHCターボエンジンと、
ダウンシフトブリッピングコントロール付ダイナミック5速ATは相性が良い。

SI-DRIVEをS#に切り替えた。
シャシーから不快な音は一切消えた。
最初のテストで気になった異音は、
舵角を与えると音が変わったので、
ハブベアリングの劣化が原因だろう。
気になっていた音は、
やはりタイヤの影響だった。

走行距離は77kmで、

けっかはかなり高燃費だった。
問題は全て解決して、非常に上質なクルマになった。
ホイールはエンケイだ。こちらも黒いボディに良く合う。
週末に向けて良い中古車が出来上がった。
更にもう一台のテストが続いた。





まず中津川リンクを小手調べに一周した。

先代レガシィの直噴ターボ搭載車だ。このクルマもかなり良い。
十分6気筒エンジンに並ぶプレミアム性を持つ。

エンジン搭載位置を見ると、


これがBOXER6の大いなる魅力なのだ。マフラーも良いね。
抜群のセンスだ。


アンジュレーションを路面から拾う独特のフィーリングだ。

こちらもアドバンスポーツを履いていた。

サーキットに適した設定から生まれるのだろうか。
リアルワールドの路面には、
サーキットと異なる複雑なわだちが出来る。
特に国道19号線の様に深夜大型トラックが過積載で走る所では、
見た目以上に複雑なサーフェイスが生まれている。
それを敏感に拾うので、
運転していてナーバスになる。
このテストの後、
吉村君が予防整備に取り組んだ。
スチームを掛けて綺麗にした下回りを防錆処理し、
ATFは勿論の事、
全ての油脂類を交換した。
前後のブレーキをオーバーホールして、
ローターも丁寧に研磨した。
まだ6万キロ以下の奇跡的な上物なので、
悪いところなどそこにもない。
だが彼にとって気に入らない事があった。
最近皆がタイヤに敏感になっている。
コンチを中心に置き、
様々なタイヤを乗り比べるからだ。
出張中に整備が終わったので、
家まで乗り帰ってくれた。
会議の席で、
「ワンダリングが気になり、
ゴツゴツ感も感じるのでタイヤが原因としか考えられません」という。
そこで以前レガシィのレクチャーカーに装着していた、
コンチネンタルのDWS06に付け替えるよう促した。

「作業完了しました。高速テストをお願いします」
早速コックピットに納まった。

古臭さは少しあるが、
それを超える気高さが良い。

ほぼ同じパターンで同じ場所を走った。


やっぱり6気筒は堪らないね。

走行条件を考えるとターボより驚くほど悪い訳でもない。

DWS06はやはり靴底の厚いスニーカーだ。
このクルマに相性が良いことは間違いない。
乗りにくく感じた問題点は全てタイヤだけで解決した。
米国向けに開発されただけあり、
とても強靭なタイヤだ。

雪も想定して作られたスポーツタイヤだ。

見える部分に明確な特徴として現れていない。

意味の良く解らないマークが謎めいていて、

何を意味しているのだろう。
今度聞いてみよう。

今では入手不可能なマフラーだ。
STIゲノムは坂本工業の作品だと思うが、
このマフラーの相性がとても良い。
手放せなくなる逸品だった。