博物館には「ヒント」が山の様に埋まっている。 どこにしようか迷ったが、
国立科学博物館を選んだ。
何となく求めるものが見つかる予感がしたからだ。
二つのセクションに分かれているので、
最初は日本館に入った。
思わぬものを目にした。
粘菌と言う言葉を聞いたことがあったけれど、
変形菌類にカテゴライズされた奥の深い学問になっている。
南方熊楠の特別展も常設展示に加えて開催されていたが、
動く様子を見た場所は常設展示場だ。
望桜荘の庭周辺には、
限りない動植物が生息している。
その中に時折不思議な繁殖を繰り返す、
苔の様な生き物がいる。
動くとは知らなかった。
最初は枯葉に興味を持った。
サンプルは全て実物で、右上に見えるのは小型のカメラだ。接写して細かく見ることが出来る。
枯葉や草を放置すると、表面に様々なものが付着したり、白い粉が吹くように現れる。
嫌な臭いがしないので、環境に良い影響を与えると想像していた。
最近困っているのは、
コンクリートの表面に付く藻類だ。
あれも決して嫌な臭いはしないが、
放置すると滑るようになるので取り除く。
細かく顕微鏡で見たわけでは無いが、
観察を始めたら時間がいくらあっても足りないだろう。
黄色い綿状の物体が、
粘菌と呼ばれることもある変形菌類だ。
これが変形体と呼ばれる塊に変化すると、
盛んに動き回るようになる。
これは実物を高速度撮影した映像なので、
とてもリアルな動きを確認できた。
微生物を食べているらしい。
成熟期になると動きを止めてまるで排泄するように液体を出す。
実態があるようで実態が無く、
まるで動物のようなのに地衣類に近い。
成熟期の最終段階では、
まるで排便するように老廃物のような色をした液体を出す。
不思議な生き物だ。
その後は胞子状になり、
次の繁殖期まで静かに眠る。
接写した葉の表面にキノコの様に整列した胞子が並ぶ。
この環境サイクルが出来ている以上、
生命の循環にとって必要不可欠な側面を持つはずだ。
実物の模型も置いてあった。
時間があれば他の博物館か美術館も見ようと思ったが、
5時の閉館まで夢中であれこれ観察した。
当然昼飯など食わない。
集中すると時間を忘れる。
上野からホテルまで歩いて30分ぐらいだ。
電車など使わず歩いてホテルに帰り、
次の宿泊地に移動した。
オートサロンに備え幕張方面に宿を移した。
そこでワインを飲み、
牡蠣鍋を食べてる時に、
偶然隣り合わせたお二人と意気投合した。
そこで早速二次会に行き、
カラオケで盛り上がった。
様々な出会いがあり楽しい旅になった。
タケちゃんとユコリンさん、
ごちそうさまでした。
来月6日の夜にお目に掛かりましょう。
再会を約束してホテルに帰り、
翌朝早起きしてオートサロンの会場へ向かった。
既に二泊目だ。
前日のオークションで走り回って仕入れに集中し、
終わってから研究会に参加した。
更に博物館で熱中し、
かなり疲労が蓄積していたが、
やる気満々で気合に満ちていた。
オートサロンでもクルマやシートに座るとき以外は、
ずっと立ったままで過ごした。
どれくらい歩いたか解らないが、
当然昼飯など食う気にならない。
昨年はこの後で一泊したのだが、
今年は何から何まで曜日の並びが悪かった。
今朝の7時から会議の予定になっていて、
確実に帰る必要があった。
夕方4時半に会場を出て、
そのままノンストップで会社に戻った。
9時少し過ぎに戻ったと思う。
クルマから降りたら、
それまで感じなかった激痛が右の腰に走った。
寝返りが打てないほど痛かった。
這うよう階段を降り、
シャワーを浴びて出社した。
すると前日気が付かなかったけれど、
大きな紙袋が置かれていた。
出張中に浜松から岩品さんが来訪され、
うなぎパイの新製品を戴いた。
凄いオムニバスだ。
お菓子のフルタイムとは・・・・・、
まさに日頃理想としている活動を、
まるで模したようなお楽しみパックだ。
ありがとうございました。
これを食べて元気を出そう。
お礼の葉書を書こうと思ったが、
腰が痛くてたまらない。
何とか会議をこなしたが、
危機的予感がしたので治療院に電話した。
体幹がガチガチになっていて、
右足が短くなっていると聞かされた。
ゆっくり施術を受けたら、
徐々に痛い所が明確になり、
ピリピリ剥がれる快感を得た。
完全に取れたわけでは無いが、
効果は抜群で何とか座って仕事ができるようになった。
つまりこういうことらしい。
この三日間というもの、
ほぼフルスロットルの状態で行動を続けて、
ろくにクールダウンもせず、
最後の最後に4時間近く同じ姿勢を続けた。
そんな事をしたら、
体が固まって当然だと注意された。
クルマでも全開走行を続けたら、
しばらくクールダウンが必要だ。
どこかで風呂にでも入ってから戻るべきだった。
ありがとうございました。
気を付けます。
治療院を出て会社に戻ると、
大きな包みが届いていた。
磐田市の池ケ谷さんから届いた、
可愛らしいポスターカレンダーだ。
癒される。
娘っも大喜びで一枚持って帰りました。
会社にも飾らせていただきます。
ありがとうございました。
さてオートサロンに話を戻す。
体が固まるほど動き回ったのには、
好きな者しか解らない素晴らしさがあるからだ。
これほど熱中できるイベントは、
他にそうあるものじゃない。
ここに来ると何を見ても、
あらゆるもの全てが参考になる。
久し振りに吉田さんとお目に掛かれた。
相変わらずダンディだ。
ファンが多い理由がわかる。
2017年のチャンピオンを獲得した勝田さんにもお目に掛かれた。
妻のドラトレにお付き合い頂き、
本当に有難うございました。
シムスの遠山さんにもお目に掛かれた。
昨年はお世話になりました。
また何か面白い事やりましょう。
STIの森さんと、
SUBARUデザインの雲野さんにもお目に掛かれた。
軽くて真っ白いクルマを期待しています。
楽しくお話が出来てとても嬉しいひと時が過ごせました。
粘菌は姿を変え捕食しながら成熟し、
次の繁殖のっ回をそっと待つ。
その実態は未だ謎に包まれはっきりしない。
実にユニークな生物だ。
SUBARUにも実態のはっきりしない、
変形菌の様な存在がある。
ハイブリッドスタディであるかと思えば、
ミニSUVに変形し、
更にチョッパーになったりする。
スポーツカーになったり、
ハイパフォーマンスカーになったりする。
粘菌は微生物を捕食し姿を変え、
次の繁殖を待つ。
周囲の微生物を捕食して、
核分裂はするが、
それ自体は分裂せずひと固まりで動き回る。
ヴィジヴとはまさにスバルにおける変形菌だ。
役目を終えると胞子をまき散らし静かに眠る。
活動を始めると変形運動を繰り返しながら、
微生物を捕食して核分裂を繰り返す。
内部には多数の核とミトコンドリアが存在する。
しかし変形体そのものは分裂しない。
そしてその中にある核の数は、
一億を超える迄に増えることもある。
ヴィジヴという変形菌は様々な知恵や偶然を捕食し、
内部の核やミトコンドリアを増やし続けていく。
そして成熟期が終わると、
胞子を放った後、
跡形もなく消える。
これまでヴィジヴの辿った航跡は、
余りにも儚く悲しいが、
スバルデザインにはかけがえのない財産だ。
ヴィジヴと直近のSTIは、
ほぼ何の関わりも無く普遍性も無いはずだ。
まず今をどうするのかが与えられた最大の命題だ。
その解を求めるべく、
日夜精力的に歩み続けている。
スバルブースには目立った展示物は無い。
2台のレーシングカーは開発の真っ最中だ。
持って来ようと思えば置けるはずだが、
そうなると高い位置に飾らねばならない。
それは良くないと以前にも伝えた。
オートサロンは敷居を下げて触れ合う場だ。
そこに2台の触れるレーシングカーを並べた。
おまけにWRCで優勝した実際の名車もある。
触って触って触りまくろうじゃないか。
魂が宿っているぞ。
このヘリテイジの「鍵を開けて欲しい!」と頼んでみよう。
あの頃の匂いが込み上げるはずだ。
今のスバルは「けち臭い」事を言わないはずだ。
見せて欲しいと是非頼むと良い。
SUBARUの諸君!
頼まれたら素直に見せてやろう。
ケチ臭い事を言うと、
また罰が当たるかもしれない。
平川さん、貴重な時間を割いていただき、
本当に有難うございました。
平川流の変形菌的改造車開発を、
心から期待しています。
今年は熱くなりそうだ。
夏以降、
目が離せないぞ。
国立科学博物館を選んだ。
何となく求めるものが見つかる予感がしたからだ。
最初は日本館に入った。
思わぬものを目にした。
粘菌と言う言葉を聞いたことがあったけれど、
変形菌類にカテゴライズされた奥の深い学問になっている。
南方熊楠の特別展も常設展示に加えて開催されていたが、
動く様子を見た場所は常設展示場だ。
望桜荘の庭周辺には、
限りない動植物が生息している。
その中に時折不思議な繁殖を繰り返す、
苔の様な生き物がいる。
動くとは知らなかった。
最初は枯葉に興味を持った。
枯葉や草を放置すると、表面に様々なものが付着したり、白い粉が吹くように現れる。
嫌な臭いがしないので、環境に良い影響を与えると想像していた。
最近困っているのは、
コンクリートの表面に付く藻類だ。
あれも決して嫌な臭いはしないが、
放置すると滑るようになるので取り除く。
細かく顕微鏡で見たわけでは無いが、
観察を始めたら時間がいくらあっても足りないだろう。
黄色い綿状の物体が、
粘菌と呼ばれることもある変形菌類だ。
盛んに動き回るようになる。
これは実物を高速度撮影した映像なので、
とてもリアルな動きを確認できた。
成熟期になると動きを止めてまるで排泄するように液体を出す。
まるで動物のようなのに地衣類に近い。
まるで排便するように老廃物のような色をした液体を出す。
不思議な生き物だ。
その後は胞子状になり、
次の繁殖期まで静かに眠る。
接写した葉の表面にキノコの様に整列した胞子が並ぶ。
生命の循環にとって必要不可欠な側面を持つはずだ。
時間があれば他の博物館か美術館も見ようと思ったが、
5時の閉館まで夢中であれこれ観察した。
当然昼飯など食わない。
集中すると時間を忘れる。
上野からホテルまで歩いて30分ぐらいだ。
電車など使わず歩いてホテルに帰り、
次の宿泊地に移動した。
オートサロンに備え幕張方面に宿を移した。
そこでワインを飲み、
牡蠣鍋を食べてる時に、
偶然隣り合わせたお二人と意気投合した。
そこで早速二次会に行き、
カラオケで盛り上がった。
様々な出会いがあり楽しい旅になった。
ごちそうさまでした。
来月6日の夜にお目に掛かりましょう。
再会を約束してホテルに帰り、
翌朝早起きしてオートサロンの会場へ向かった。
既に二泊目だ。
前日のオークションで走り回って仕入れに集中し、
終わってから研究会に参加した。
更に博物館で熱中し、
かなり疲労が蓄積していたが、
やる気満々で気合に満ちていた。
オートサロンでもクルマやシートに座るとき以外は、
ずっと立ったままで過ごした。
どれくらい歩いたか解らないが、
当然昼飯など食う気にならない。
昨年はこの後で一泊したのだが、
今年は何から何まで曜日の並びが悪かった。
今朝の7時から会議の予定になっていて、
確実に帰る必要があった。
夕方4時半に会場を出て、
そのままノンストップで会社に戻った。
9時少し過ぎに戻ったと思う。
クルマから降りたら、
それまで感じなかった激痛が右の腰に走った。
寝返りが打てないほど痛かった。
這うよう階段を降り、
シャワーを浴びて出社した。
すると前日気が付かなかったけれど、
大きな紙袋が置かれていた。
うなぎパイの新製品を戴いた。
お菓子のフルタイムとは・・・・・、
まさに日頃理想としている活動を、
まるで模したようなお楽しみパックだ。
ありがとうございました。
お礼の葉書を書こうと思ったが、
腰が痛くてたまらない。
何とか会議をこなしたが、
危機的予感がしたので治療院に電話した。
右足が短くなっていると聞かされた。
ゆっくり施術を受けたら、
徐々に痛い所が明確になり、
ピリピリ剥がれる快感を得た。
効果は抜群で何とか座って仕事ができるようになった。
つまりこういうことらしい。
この三日間というもの、
ほぼフルスロットルの状態で行動を続けて、
ろくにクールダウンもせず、
最後の最後に4時間近く同じ姿勢を続けた。
そんな事をしたら、
体が固まって当然だと注意された。
クルマでも全開走行を続けたら、
しばらくクールダウンが必要だ。
どこかで風呂にでも入ってから戻るべきだった。
ありがとうございました。
気を付けます。
治療院を出て会社に戻ると、
大きな包みが届いていた。
可愛らしいポスターカレンダーだ。
癒される。
娘っも大喜びで一枚持って帰りました。
会社にも飾らせていただきます。
ありがとうございました。
さてオートサロンに話を戻す。
体が固まるほど動き回ったのには、
好きな者しか解らない素晴らしさがあるからだ。
これほど熱中できるイベントは、
他にそうあるものじゃない。
ここに来ると何を見ても、
あらゆるもの全てが参考になる。
久し振りに吉田さんとお目に掛かれた。
ファンが多い理由がわかる。
2017年のチャンピオンを獲得した勝田さんにもお目に掛かれた。
本当に有難うございました。
シムスの遠山さんにもお目に掛かれた。
また何か面白い事やりましょう。
STIの森さんと、
SUBARUデザインの雲野さんにもお目に掛かれた。
楽しくお話が出来てとても嬉しいひと時が過ごせました。
粘菌は姿を変え捕食しながら成熟し、
次の繁殖のっ回をそっと待つ。
その実態は未だ謎に包まれはっきりしない。
実にユニークな生物だ。
SUBARUにも実態のはっきりしない、
変形菌の様な存在がある。
ハイブリッドスタディであるかと思えば、
ミニSUVに変形し、
更にチョッパーになったりする。
スポーツカーになったり、
ハイパフォーマンスカーになったりする。
次の繁殖を待つ。
それ自体は分裂せずひと固まりで動き回る。
役目を終えると胞子をまき散らし静かに眠る。
内部には多数の核とミトコンドリアが存在する。
そしてその中にある核の数は、
一億を超える迄に増えることもある。
内部の核やミトコンドリアを増やし続けていく。
胞子を放った後、
跡形もなく消える。
これまでヴィジヴの辿った航跡は、
余りにも儚く悲しいが、
スバルデザインにはかけがえのない財産だ。
ほぼ何の関わりも無く普遍性も無いはずだ。
まず今をどうするのかが与えられた最大の命題だ。
その解を求めるべく、
日夜精力的に歩み続けている。
スバルブースには目立った展示物は無い。
2台のレーシングカーは開発の真っ最中だ。
持って来ようと思えば置けるはずだが、
そうなると高い位置に飾らねばならない。
それは良くないと以前にも伝えた。
オートサロンは敷居を下げて触れ合う場だ。
そこに2台の触れるレーシングカーを並べた。
おまけにWRCで優勝した実際の名車もある。
魂が宿っているぞ。
あの頃の匂いが込み上げるはずだ。
今のスバルは「けち臭い」事を言わないはずだ。
見せて欲しいと是非頼むと良い。
SUBARUの諸君!
頼まれたら素直に見せてやろう。
ケチ臭い事を言うと、
また罰が当たるかもしれない。
平川さん、貴重な時間を割いていただき、
本当に有難うございました。
平川流の変形菌的改造車開発を、
心から期待しています。
今年は熱くなりそうだ。
夏以降、
目が離せないぞ。