昨日の早朝、出勤してストーブを付け一息ついた。
お茶を飲みながら、荒井さんから戴いた藤斎の最中を食べた。 いつも変わらぬどっしりとした味わいだ。
包みを解いたらそっと4つに割る。
パリッとした皮種が香ばしい。
強い甘さを持つが嫌味は無い。 朝礼を終え業務が本格的に始まると、
豊田市から中田さんがいらっしゃった。
愛機の点検とリコールを兼ねて、中津川までドライブを楽しまれた。
美味しいお土産を戴いた。
お正月らしく白い饅頭もアレンジされている。 素直な味で美味しかった。 藤斎の最中と比べると、あんこの違いが良く解る。 饅頭には程良い塩味がある。 最中の場合は皮種が湿気を嫌う。だから糖分を高めて水分を抜く。
あんこにも役割がそれ相応にある。
強い甘さは疲労回復に効果がある。
だから整備士は栄養ドリンクを好む。ここ一発の瞬発力にも役立つ。 埼玉から小暮さんがプラグ交換にいらっしゃった。 お土産をありがとうございました。皆で頂きました。
最中は元々饅頭の一種だ。
その饅頭にも色々ある。
元旦に名古屋の片桐さんから戴いた、麩饅頭は大好きなお菓子の一つだ。 ふわふわの皮と、こし餡のハーモニーが素晴らしい。
甘すぎないのも嬉しい。食べる度に体に優しいと感じる。
片桐さんには三種類のお菓子を戴いた。 出身地の祖父江町は銀杏の生産が盛んで、先日も美味しい銀杏を頂戴した。
今回はうなぎパイならぬ、銀杏を練り込んだ「銀杏パイ」を頂戴した。
恵那市の大橋さんからは、果物を頂戴した。
九州の香りが詰まったポンカンは、とても香りが良く食い応えがあった。
日本には沢山の柑橘系があるのに、温州ミカンしかメジャーになれなかった。
子供の頃の話だ。
夏ミカンは今よりも暴力的に酸っぱかった。
ザボンだのポンカンだの、学習辞典にはいろいろ載っていたが、大人になってもなかなか口にするチャンスが無かった。 でも最近は、色々な柑橘系が昔より入手しやすく、しかも食べやすくなっている。 このポンカンもまるで温州ミカンのよう、簡単に皮が剥けた。
甘くて美味しく、後日葡萄もペロリと戴いた。
熊谷さんに頂いたお土産も特徴的だった。 こうしたお菓子は脂っぽいのだが、このケーキはそういう所が無く、意外なほどあっさりしていて美味かった。 パサついているのかというと、そんな感じでは無く、意図的にしっとりさせず飲み物と相性良くしたように感じた。
そうい意味では、小林さんに頂いたチョコレートサンドも意外な味で上手かった。 銀のぶどうと言えば、名の通ったお土産で稀に戴くが、このお菓子は初体験だ。 ラングドシャにはさまれているようだが、実は全く異なる。
イメージはピーナッツ煎餅の様な歯ごたえだ。 意外に硬くて噛み締めるとポリポリ音が出る。二層に分かれたホワイトチョコと抹茶チョコの交じり合う味が良く、ついついもう一枚と食べ過ぎてしまう。
食べ過ぎる味と言えば、北原課長の伊勢土産も美味かった。 これも香ばしい。中の餡と包んでいる餅まぶされたきな粉が、最高のハーモニーを奏でた。
一個だけで我慢するのは苦痛だった。
「あんこ」を包む菓子は、やはり日本人にとって最も美味しい。
自由自在に食べているが、今の味になったのは江戸時代の中期らしい。
それ以前にも甘いあんこがあったようだが、砂糖を使って作る事は出来なかった。
その江戸時代中期でも、あんこは高貴な人たちの食べ物だったようだ。
そう考えると、片桐さんに頂いた3つ目の菓子が隠れた意味を持つ事が分かる。 自分で詰める最中は他にもあるが、このお土産には大きな魅力がある。 あんこが瑞々しい。食べる直前まで皮種に詰めておく必要が無いので、水分を追い出す必要が無い。 と言う事は、すなわち糖分も低いことを意味する。 あんこを沢山載せてもくどくない。小豆の皮を破らず、出来るだけ豆のまま炊き上げ、それを柔らかい状態で載せるから香りも良い。 皮種は餅を薄く引き伸ばして、両面を焼き上げているので香ばしい。
唾液をしっかり出して食べないと、上あごや唇にくっつくが、逆に言えばそれが美味しさの秘訣だ。
しっかりあんこを盛って、表面を擦りつけた。 その上にもう一枚蓋にして被せたら、はい出来上がり。 柔らかな甘さが素晴らしかった。
娘も絶賛したほど美味しかった。
二手間以上かかるけど、美味しいものには秘訣があるものだ。
強い味も良いけれど、軽くて素性の良い味を忘れてはいけない。
SUBARUで言うと、これは軽量なFWDの味だ。
4WDで差別化戦略をとって来たので、何から何まで4WDでないと劣ると思っている人が居る。
それは大きな間違いだ。
もっと早く気が付くべきだった。その発端は昭和59年に発売されたジャスティに遡るだろう。
あのクルマにとって、動力性能もスタイルも武器にはならなかった。
当初計画にあったECVTも捥ぎ取られたので、FWDの先進性は微塵も感じられなかった。
切り換え式の4WDでも、プロペラシャフトを持つので駆動抵抗が大きい。
横置きエンジンベースのFWDに徹すればよかったが、あの時代では他社に勝てない。
とにもかくにも中途半端なクルマだった。
軽自動車のアウターパネルを流用していたので、何から何まで剛性感が不足していた。
4WDが無いと商売にならない。
それが元々伝家の宝刀であったはずの、FWDまで殺してしまった。
後々になり、それと同じことが再び起きた。
凄いクルマを作ったのに、今度は載せるべき3気筒エンジンが無い。 しかも4WDを同時に与えたので、FWDを格下と見る人が多かった。
最も優れたR1は、実はFWDのRだと言っても信用されない。
このクルマは加給するより、NAでトルクの太いエンジンの方が相性が良い。
プロペラシャフトの抵抗は、低排気量のクルマには重荷だ。
3気筒エンジンのリッターカーで、軽自動車の規格にとらわれなかったら、プレミアムな小型車になった。
惜しい事をしたが、もう一度これを良く振り返り、優れたFWDを作る時代になった。
4WDやアイサイトに拘り過ぎると、本当に面白いクルマが作れなくなる。
愛で造ったクルマは良く解ったので、少年の心で造ったクルマをそろそろ出して欲しい。
ちょっと図体がでかいけど、インプレッサスポーツをFWDに特化して、ボーイズレーサーの香りがする「ざ・すばる」を作っておくれ。
欲しい人がいっぱいいると思うけどな。
それこそまさに、あんこの味がするクルマなんだ。
まずプロペラシャフトを捨てるので、エンジンマウントから、リヤクロスメンバーまで部品を全て根本から見直す。
ブッシュ関係は全て設定を見直し専用品に換える。
良く動く脚にしてシャシーの基本設定をBRZ並みにする。
低く構えさせタイヤサイズは17インチ。重いブレーキはいらない。 アイサイトも不要だ。プッシュスタートシステムをレスするだけで10kg軽くなる。
ガラスも薄くして、軽量なシートをトヨタ紡織に頼んで作ってもらおう。
歩行者エアバッグレス。勿論EPBなど不要だ。
サイドブレーキの無いクルマなど、男の乗り物ではない。それに電動式を止めればリヤのバネ下重量も相当軽くできる。ブレーキ関係は全てBRZのRAレーシングを流用すればよい。
タイヤはコンチネンタルの専用品。ステアリングギヤ比は13:1で、フロントにヘリカルLSDを標準装備させる。
無理に6速にしなくても良いが、ワイドレンジの5速では、峠で面白く無いと言うなら、ギヤ比を見直した超クロスレシオの6速も良いかも。
あっ!勿論6速ギヤだけ超ハイギヤードにしてね。それは高速巡行専用だから。
MFDは無くても良いが、大きくデジタル表示されるシフトインジケーターと、タコメーターとリンクするシグナル式の回転モニターが欲しい。
ステアリングホイールに内蔵されるOPを、高くても良いので用意すると、バックスキンとセットで売れると思う。
やかましくても良いのでなるべく軽く作る。正直な所、サイドエアバッグレスで構わない。
こんな面白いクルマを売るメーカーに嫉妬を感じる。
パワーユニットならレヴォーグ用の安価なDITがある。過給気をIHIに戻してくれたら、もう何も言う事は無いね。
これまで散々儲けたのだから、そろそろ真のスバリストのために、スペシャルプライスで「真のSPORT」を奢ってほしい。
SUBARUよ。早く目覚めてくれ!
最後に名前を付けなっくっちゃ。
栄光の「すばる1600G sport」どうだい。
最高のあんこの味がするはずだ。絶対に買うから作ってくれと、何人が言ってくれるかな。
出来ればそれを手土産に、オートサロンに行きたいものだ。
おわり
お茶を飲みながら、荒井さんから戴いた藤斎の最中を食べた。
包みを解いたらそっと4つに割る。
強い甘さを持つが嫌味は無い。
豊田市から中田さんがいらっしゃった。
愛機の点検とリコールを兼ねて、中津川までドライブを楽しまれた。
お正月らしく白い饅頭もアレンジされている。
あんこにも役割がそれ相応にある。
強い甘さは疲労回復に効果がある。
だから整備士は栄養ドリンクを好む。ここ一発の瞬発力にも役立つ。
最中は元々饅頭の一種だ。
その饅頭にも色々ある。
元旦に名古屋の片桐さんから戴いた、麩饅頭は大好きなお菓子の一つだ。
片桐さんには三種類のお菓子を戴いた。
今回はうなぎパイならぬ、銀杏を練り込んだ「銀杏パイ」を頂戴した。
恵那市の大橋さんからは、果物を頂戴した。
九州の香りが詰まったポンカンは、とても香りが良く食い応えがあった。
子供の頃の話だ。
夏ミカンは今よりも暴力的に酸っぱかった。
ザボンだのポンカンだの、学習辞典にはいろいろ載っていたが、大人になってもなかなか口にするチャンスが無かった。
甘くて美味しく、後日葡萄もペロリと戴いた。
熊谷さんに頂いたお土産も特徴的だった。
そうい意味では、小林さんに頂いたチョコレートサンドも意外な味で上手かった。
イメージはピーナッツ煎餅の様な歯ごたえだ。
食べ過ぎる味と言えば、北原課長の伊勢土産も美味かった。
一個だけで我慢するのは苦痛だった。
「あんこ」を包む菓子は、やはり日本人にとって最も美味しい。
自由自在に食べているが、今の味になったのは江戸時代の中期らしい。
それ以前にも甘いあんこがあったようだが、砂糖を使って作る事は出来なかった。
その江戸時代中期でも、あんこは高貴な人たちの食べ物だったようだ。
そう考えると、片桐さんに頂いた3つ目の菓子が隠れた意味を持つ事が分かる。
唾液をしっかり出して食べないと、上あごや唇にくっつくが、逆に言えばそれが美味しさの秘訣だ。
しっかりあんこを盛って、表面を擦りつけた。
二手間以上かかるけど、美味しいものには秘訣があるものだ。
強い味も良いけれど、軽くて素性の良い味を忘れてはいけない。
SUBARUで言うと、これは軽量なFWDの味だ。
4WDで差別化戦略をとって来たので、何から何まで4WDでないと劣ると思っている人が居る。
それは大きな間違いだ。
もっと早く気が付くべきだった。その発端は昭和59年に発売されたジャスティに遡るだろう。
あのクルマにとって、動力性能もスタイルも武器にはならなかった。
当初計画にあったECVTも捥ぎ取られたので、FWDの先進性は微塵も感じられなかった。
切り換え式の4WDでも、プロペラシャフトを持つので駆動抵抗が大きい。
横置きエンジンベースのFWDに徹すればよかったが、あの時代では他社に勝てない。
とにもかくにも中途半端なクルマだった。
軽自動車のアウターパネルを流用していたので、何から何まで剛性感が不足していた。
4WDが無いと商売にならない。
それが元々伝家の宝刀であったはずの、FWDまで殺してしまった。
後々になり、それと同じことが再び起きた。
凄いクルマを作ったのに、今度は載せるべき3気筒エンジンが無い。
最も優れたR1は、実はFWDのRだと言っても信用されない。
このクルマは加給するより、NAでトルクの太いエンジンの方が相性が良い。
プロペラシャフトの抵抗は、低排気量のクルマには重荷だ。
3気筒エンジンのリッターカーで、軽自動車の規格にとらわれなかったら、プレミアムな小型車になった。
惜しい事をしたが、もう一度これを良く振り返り、優れたFWDを作る時代になった。
4WDやアイサイトに拘り過ぎると、本当に面白いクルマが作れなくなる。
愛で造ったクルマは良く解ったので、少年の心で造ったクルマをそろそろ出して欲しい。
ちょっと図体がでかいけど、インプレッサスポーツをFWDに特化して、ボーイズレーサーの香りがする「ざ・すばる」を作っておくれ。
欲しい人がいっぱいいると思うけどな。
それこそまさに、あんこの味がするクルマなんだ。
まずプロペラシャフトを捨てるので、エンジンマウントから、リヤクロスメンバーまで部品を全て根本から見直す。
ブッシュ関係は全て設定を見直し専用品に換える。
良く動く脚にしてシャシーの基本設定をBRZ並みにする。
低く構えさせタイヤサイズは17インチ。重いブレーキはいらない。
ガラスも薄くして、軽量なシートをトヨタ紡織に頼んで作ってもらおう。
歩行者エアバッグレス。勿論EPBなど不要だ。
サイドブレーキの無いクルマなど、男の乗り物ではない。それに電動式を止めればリヤのバネ下重量も相当軽くできる。ブレーキ関係は全てBRZのRAレーシングを流用すればよい。
タイヤはコンチネンタルの専用品。ステアリングギヤ比は13:1で、フロントにヘリカルLSDを標準装備させる。
無理に6速にしなくても良いが、ワイドレンジの5速では、峠で面白く無いと言うなら、ギヤ比を見直した超クロスレシオの6速も良いかも。
あっ!勿論6速ギヤだけ超ハイギヤードにしてね。それは高速巡行専用だから。
MFDは無くても良いが、大きくデジタル表示されるシフトインジケーターと、タコメーターとリンクするシグナル式の回転モニターが欲しい。
ステアリングホイールに内蔵されるOPを、高くても良いので用意すると、バックスキンとセットで売れると思う。
やかましくても良いのでなるべく軽く作る。正直な所、サイドエアバッグレスで構わない。
パワーユニットならレヴォーグ用の安価なDITがある。過給気をIHIに戻してくれたら、もう何も言う事は無いね。
これまで散々儲けたのだから、そろそろ真のスバリストのために、スペシャルプライスで「真のSPORT」を奢ってほしい。
SUBARUよ。早く目覚めてくれ!
最後に名前を付けなっくっちゃ。
栄光の「すばる1600G sport」どうだい。
最高のあんこの味がするはずだ。絶対に買うから作ってくれと、何人が言ってくれるかな。
出来ればそれを手土産に、オートサロンに行きたいものだ。
おわり