東京到着時に3972kmだったメーターが、
中央自動車道を走行中に4000km丁度になった。
中津川に向かってエンジン快調、
クルマの動きも以前よりしなやかになった。
改めてスバルのロバストネスに感心した。
慣らしが終わるまでに、
2万キロぐらいかかりそうな気がする。
新型XVの能力は、
まだまだこれから次々と開花するに違いない。
ショックを吸収しきれないシートだと酷評した。
初期生産車にある種の安全マージンが高く取られ、
クルマそのものの動きが、
どうも他のXVよりぎこちなかったようだ。
それを柔らかいシートが吸収しきれず、
腰の痛みを誘発した。
今回の出張でその辺りに変化を感じた。
テンロクの印象と比べても、
最初にこのクルマをテストした時から大きく変化した。
時々まだ「おやっ」と感じさせるような動きを見せる時もあるが、
随分緩和された気がする。
2リッターエンジンをグーンと引っ張って、
車速をどんどん高める。
気持ち良くエンジン回転が上昇して、
リニアに速度が上昇する。
徹底的に鞭を入れると、
回転フォールはエンジンストロークの短いテンロクが良い。
でも但し慣らしがほぼ終わった2リッターエンジンは、
絶対的なパワーがあるので、
高速走行時にゆとりが出る。
iモードだと瞬発力が無いので、
走りを優先する時は迷わずSに入れておく方が良いだろう。
クルージング時はiに固定し、
アダプティブオートクルーズを使えば、
国内の道路では敵なしの快適性を誇る。
追従走行してくれるし、
ステアリング操作もアシストされて楽ちんだ。
燃費も一番効率よい海連息を使えるから、
ぐんぐんと伸びていく。
乗らされてる感が嫌なら、
Sに入れてどんどん踏めばよい。
改めてステアリングの確かさに驚いた。
13.0と超クイックに定められたステアリングギヤ比は、
シャシーの優秀性を証明している。
リヤサスが不安定だと、
このギヤ比ではリヤの接地性が損なわれクルマの挙動が不安定になる。
ところが、
新型XVはこのような山道を、
ニュルのコーナーを的確にクリップするように駆け抜けられる。
こいつが実に爽快で、
以前とはまるで違う姿に一皮むけた。
オンロードでドライならタイヤも良い。
さすがにスバルが使い慣れたタイヤだけあり、
省エネ性能とグリップが高いレベルで調和している。
但し、
このシーンの前にゲリラ豪雨が高速道路を襲い、
雨が降っていないのに、
道路の轍に水たまりができるシーンに遭遇した。
ブリジストンのウエット路面における性能は、
やはり落第点しかつけられない。
左右スプリットだと、
ほぼ新品のタイヤにもかかわらずVDCの制御さえ追いつかない。
ニュルでは絶対に履けないタイヤだと体感した。
その速度域で、
スムーズかつ素早く制動するにはタイヤそのものの次元が違う。
だが日本やアメリカの速度域なら十分だし、
ラフロードも安心して走れる強靭さを併せ持つ。
SUBARU XVのような万能車には良いタイヤだ。
次にX-MODEを確かめるため、
ラフロードにやって来た。
先日の台風で随分水の流れが変わったようだ。
油断すると危険な場所だが、
天気が安定している時には素晴らしい場所になる。
ドボンとと落ちないように気を付けて、
先に釣りをしている人に挨拶した。
とってもカッコイイ釣り人だった。
ライフスタイルとして、
そのすべてが板についている。
せっかく魚が釣れそうなのに、
じゃぶじゃぶやったら良くないに決まっている。
釣りに詳しくないので、
何がかかるのか良く解らないが楽しそうだ。
すみませんが写真を撮影したいので、
この辺りを走り回っても良いですか。
そうお願いしたら、
「全然かまわないよ」
と気軽に答えてくれた。
嬉しい言葉だった。
偶然知り合った人に撮影もお願いして、
天気の良いうちにXVの走破性を試した。
しばらく一緒に撮影させてもらい、
ゆったりと時間を過ごすことが出来た。
XVに一番似合うのはこんなシーンじゃないだろうか。
長靴がないと躊躇う場所に、
XVでジャブジャブ飛び込む。
最高の相棒だ。
それに何とも言えない良い「ギヤ感」がある。
テンロクは借り物のクルマだった。
他人のクルマで、
思い切った走りはできなかった。
それは当然だと思わないか。
このXVなら思う存分やれる。
但し読者の参考にならなければ意味がない。
ヒョウロンカのように、
壊しても良い前提でガンガンやるのは非現実的だ。
ファミリーユースで、
普通の人がキャンプ場など、
ちょっと恐る恐る試してみたいと思う時があるだろう。
それを具現化してみた。
真似するしないは、
あくまでオウンリスクでお願いしたい。
はっきり言えるのは、
吊るしのXVで簡単に出来てしまう。
いきなり来て、
ここまでの走りを試しても、
フロントバンパーの左下に、
砂を弾き飛ばした時の傷が僅かに残っただけだ。
でもこれでわかるだろう。
アンダーガードを純正で用意して、
LEDライナーは別の場所に着けた方が良いという理由が。
XVは徹底的に使い倒す車だ。
それを承知の上で購入すると、
きっと世界観が変わるだろう。
雪道も強いだろうな。
この動画で、
サスペンションストロークの秀逸さもご覧いただきたい。
このサイズ、
このコンセプトで世界最強かもしれない。
さあ秋の高原に最もふさわしい、
最新のXVで思う存分走ろうぜ。
中央自動車道を走行中に4000km丁度になった。
中津川に向かってエンジン快調、
クルマの動きも以前よりしなやかになった。
改めてスバルのロバストネスに感心した。
慣らしが終わるまでに、
2万キロぐらいかかりそうな気がする。
新型XVの能力は、
まだまだこれから次々と開花するに違いない。
ショックを吸収しきれないシートだと酷評した。
初期生産車にある種の安全マージンが高く取られ、
クルマそのものの動きが、
どうも他のXVよりぎこちなかったようだ。
それを柔らかいシートが吸収しきれず、
腰の痛みを誘発した。
今回の出張でその辺りに変化を感じた。
テンロクの印象と比べても、
最初にこのクルマをテストした時から大きく変化した。
時々まだ「おやっ」と感じさせるような動きを見せる時もあるが、
随分緩和された気がする。
2リッターエンジンをグーンと引っ張って、
車速をどんどん高める。
気持ち良くエンジン回転が上昇して、
リニアに速度が上昇する。
徹底的に鞭を入れると、
回転フォールはエンジンストロークの短いテンロクが良い。
でも但し慣らしがほぼ終わった2リッターエンジンは、
絶対的なパワーがあるので、
高速走行時にゆとりが出る。
iモードだと瞬発力が無いので、
走りを優先する時は迷わずSに入れておく方が良いだろう。
クルージング時はiに固定し、
アダプティブオートクルーズを使えば、
国内の道路では敵なしの快適性を誇る。
追従走行してくれるし、
ステアリング操作もアシストされて楽ちんだ。
燃費も一番効率よい海連息を使えるから、
ぐんぐんと伸びていく。
乗らされてる感が嫌なら、
Sに入れてどんどん踏めばよい。
改めてステアリングの確かさに驚いた。
13.0と超クイックに定められたステアリングギヤ比は、
シャシーの優秀性を証明している。
リヤサスが不安定だと、
このギヤ比ではリヤの接地性が損なわれクルマの挙動が不安定になる。
ところが、
新型XVはこのような山道を、
ニュルのコーナーを的確にクリップするように駆け抜けられる。
以前とはまるで違う姿に一皮むけた。
オンロードでドライならタイヤも良い。
さすがにスバルが使い慣れたタイヤだけあり、
省エネ性能とグリップが高いレベルで調和している。
但し、
このシーンの前にゲリラ豪雨が高速道路を襲い、
雨が降っていないのに、
道路の轍に水たまりができるシーンに遭遇した。
ブリジストンのウエット路面における性能は、
やはり落第点しかつけられない。
左右スプリットだと、
ほぼ新品のタイヤにもかかわらずVDCの制御さえ追いつかない。
ニュルでは絶対に履けないタイヤだと体感した。
その速度域で、
スムーズかつ素早く制動するにはタイヤそのものの次元が違う。
だが日本やアメリカの速度域なら十分だし、
ラフロードも安心して走れる強靭さを併せ持つ。
SUBARU XVのような万能車には良いタイヤだ。
次にX-MODEを確かめるため、
ラフロードにやって来た。
油断すると危険な場所だが、
天気が安定している時には素晴らしい場所になる。
先に釣りをしている人に挨拶した。
とってもカッコイイ釣り人だった。
ライフスタイルとして、
そのすべてが板についている。
せっかく魚が釣れそうなのに、
じゃぶじゃぶやったら良くないに決まっている。
釣りに詳しくないので、
何がかかるのか良く解らないが楽しそうだ。
すみませんが写真を撮影したいので、
この辺りを走り回っても良いですか。
そうお願いしたら、
「全然かまわないよ」
と気軽に答えてくれた。
嬉しい言葉だった。
偶然知り合った人に撮影もお願いして、
天気の良いうちにXVの走破性を試した。
ゆったりと時間を過ごすことが出来た。
XVに一番似合うのはこんなシーンじゃないだろうか。
長靴がないと躊躇う場所に、
XVでジャブジャブ飛び込む。
最高の相棒だ。
それに何とも言えない良い「ギヤ感」がある。
テンロクは借り物のクルマだった。
他人のクルマで、
思い切った走りはできなかった。
それは当然だと思わないか。
このXVなら思う存分やれる。
但し読者の参考にならなければ意味がない。
ヒョウロンカのように、
壊しても良い前提でガンガンやるのは非現実的だ。
ファミリーユースで、
普通の人がキャンプ場など、
ちょっと恐る恐る試してみたいと思う時があるだろう。
それを具現化してみた。
真似するしないは、
あくまでオウンリスクでお願いしたい。
はっきり言えるのは、
吊るしのXVで簡単に出来てしまう。
いきなり来て、
ここまでの走りを試しても、
フロントバンパーの左下に、
砂を弾き飛ばした時の傷が僅かに残っただけだ。
でもこれでわかるだろう。
アンダーガードを純正で用意して、
LEDライナーは別の場所に着けた方が良いという理由が。
XVは徹底的に使い倒す車だ。
それを承知の上で購入すると、
きっと世界観が変わるだろう。
雪道も強いだろうな。
この動画で、
サスペンションストロークの秀逸さもご覧いただきたい。
このサイズ、
このコンセプトで世界最強かもしれない。
さあ秋の高原に最もふさわしい、
最新のXVで思う存分走ろうぜ。