まず4つのタイヤをご覧戴こう。 ↑これが前輪左の表情だ。
↑これが後輪の左の表情。
次が前輪の右側だ。 一枚目の写真と見比べると、最も苛酷に扱われたことが良く解る。
そして次が後輪の右側だ。 この様なスタッドレスタイヤは高速安定性に優れ、ドライとウエットのターマックに強い。しかも完全なスタッドレスタイヤだ。
「商品開発」には様々な苦労が伴い、成功や失敗の蔭に数々の秘話がある。
「商品企画」と「商品開発」はどのように違うのか。 おめでとうございます。
岐阜新聞の土屋さんに、
待望の第一子が誕生した。
まさに「商品開発」そのもので、
「無」から「有」を造り出す、
人類にとって欠かすことの出来ない大切な役割だ。
戴いた内祝いには、
烏骨鶏の卵が練り込まれている。
精力の源となる逸品だ。
烏骨鶏の滋養強壮で、
ミサイルを発射したのだろう。
素晴らしい息子さんの誕生だ。
新しい相棒も手に入れた。
レガシィツーリングワゴン2.5GT SーPackage.
6速マニュアルの超一級品だ。
更にカーライフが充実するだろう。
最近のコラボレーションは凄い。
「ビスコ」を「ミズキ」に置き換え、
グリコの「商品企画」はなかなかニクイ。
知らない世界で、
色々な「商品開発」が進んでいる。
また、定番商品を飽きさせないよう、
「商品企画」で鮮度を保つ。
浜田市の村上さんから、
山陰の美味しいお酒が届いた。
絞り方に拘った逸品だ。
何しろ「垂れ」とういう文字が入るほど、
ゆっくり丁寧に清酒となった。
兜を脱いだ。
久しぶりに感動した優れた「商品開発」だ。
何とも言えない旨味を持つ生の純米酒だ。
すると、
都合良くつまみを持って、
三重県の谷さんが現れた。
彼は最近狩りに夢中で、
22Bがヤキモチを焼いている。
嬉しそうに獲物を見せてくれた。
やるな!
かわいいじゃないか!!
来春辺りお呼びが掛かる事を期待したい。
まあ彼にとって、
商品開発の前の「商品企画」だろう。
友人の南地さんも、
新しい恋人を作った。
初めて見た時は地味で、
ちょっと老けた感じだった。
お土産にロールケーキを頂いたから、
褒めるわけでは無い。
随分見違えるように美しくなった。
藤田さんの「S308」や、
谷さんの「ビビ婦レッサ」に触発され、
いつか自分もと虎視眈々と狙っていた。
遂に手に入れた最愛の彼女。
なかなか渋い「企画」だ。
会わせてくれてありがとう。
最近思うこと。
それは、
美味しいお菓子を手に入れたいなら、
なるべくネットの力に頼らないと言うこと。
他にもある。
高速道路のサービスエリアは、
新幹線の車内販売と同様で、
通過中に効率良く入手するには便利だが、
最も美味しい商品を並べているとは限らない。
それは当然で、
「売って戴く」以上、
商品の原価を下げねばならない。
それは「商品開発」では無く「商品企画」だ。
美味しいモノに出会うためには、
何が一番大切か。
やはり、
その地に住む親しい人の情報だ。
テレビやネットだと、
多少なりとも加工が入る。
テレビで取り上げた途端、
あからさまに行列が出来るのは、
人間の欲や本能で仕方が無い。
それには興味がある。
但しすぐ並ぶかといったら、
決してそうでもない。
参考にするが疑惑も持つ。
親しい人から戴いた食べ物には、
どれも血が通った美味しさがある。
まず自分の眼で見て、
次に食べてみて、
美味しいと感じるモノに出会いたい。
最近はつくづくとそれを思う。
埼玉から小暮さんがいらっしゃった。
広島を訪れた帰りに、
福井を経由して寄って下さった。
小暮さんも食べ物には拘る。
いつも美味しい物を食べて欲しいと、
様々なお土産を頂戴する。
ほんとうにありがとうございます。
珍しいお土産だった。
ビックリするほど美味しい。
あっという間に皆で完食した。
冬に水ようかんを作るとは・・・・・・。
素晴らしい「商品開発」だ。
余程の自身が無ければ出来ない。
この香ばしさはちょっと格別だ。
爽やかな甘み、
寒天を意識させない絶妙なざらつき、
そして香りが素晴らしい。
更に社員にお気遣いを賜り、
もみじ饅頭まで頂戴した。
夕方の疲れを、
甘味で吹き飛ばす。
最高のお土産だ。
もみじ饅頭も幅が広い。
あれも一種の「商品企画」だった。
テレビ漫才で一世を風靡した。
それ以降全国区の食べ物になり、
安芸の宮島では何店も軒を連ねている。
最近では香嵐渓にもあった。
どこが本家かは知らないが、
秋の観光地に花を添えるお菓子だ。
切磋琢磨して美味しいモノを創って欲しい。
「商品開発」には「切磋琢磨」と言う言葉が似合う。
それとは違って、
巧妙なマーケティングと流通システムで、
市場を席巻するモノもある。
最近ファミリーマートの勢いが面白い。
ココストアを買ったかと思えば、
サークルKも手中に収めた。
勢いの良さは商品に現れる。
会社の隣がファミマなので、
本当に助かっている。
冷蔵庫が要らないほどだ。
便利だから、
思わず衝動買いし、
時々メチャクチャな事をする。
この日も別にカレーを食べたいわけでは無かったけれど、
陳列棚を見ていたら、
無性に喰いたくなった。
栄養のバランスを考え、
総菜も買った。
ファミマで売っていた右の総菜は、
フジッコからのOEMだ。
中部地方では「フジッコのお豆ちゃん」と耳に残るCMでお馴染みだが、
ちょっと見ただけではファミマのオリジナル食品だ。
パッケージの裏を読むと小さく「フジッコ」の名があった。
パック詰めのご飯を買って持ち帰り、
電子レンジで過熱気味に温める。
そしてすぐレトルトカレーをそのまま被せる。
湯煎は面倒で大嫌いだから、
あまりレトルトを買わない。
そこで思いついた「オトコめし」だ。
これが良いか悪いか別にして、
実に簡単で安い。
ふと見れば、
コラボの相手は大手のエスビー食品だった。
それじゃあ一緒に買ってきたご飯はどこだろう。
陳列棚には堂々とサトウのご飯も並んでいた。
ファミマのご飯はすぐ隣りに並べられ、
サトウのご飯より安く売られていた。
それで買ってみたが味に大差は無かった。
パッケージの蓋を見て目を疑った。
同じ佐藤食品の製品だ。
共同開発という文字が、
とてつもなく軽い。
ついでに鯖の水煮も買った。
味の良い隠れた良品で、
時々購入している。
流石にファミマとは書いてない。
ファミマの中では比較的高めの商品だ。
缶詰を侮ると損をする。
味は価格に応じるから、
安ければ良いというものでも無い。
美味しいくて腹持ちは良いが、
ちょっと塩分を摂りすぎる所が欠点か。
でもタンパク質を程良く補える。
締めて616円だが、
忘れかけていた使いかけのプリペイドカードがあったので、
近くの定食屋の半額以下になった。
ご飯が100円で、
レトルトカレーは100円を切っている。
ファミリーマートという巨大物流組織と、
大量生産する設備を持つメーカーは、
コラボレートで強さを発揮する。
あくまでも大量生産が前提だから、
採用のハードルも高いに違いない。
ファミマが商品の品質に全責任を負うからだ。
高速道路でファミマのあるSAを選ぶ理由の一つに、
「水比べ」がある。
正直なところ、
何が書いてあろうと味にさほど違いは無い。
この辺りで霧島の水を飲んだり、
新潟の水は飲めないが、
ファミマへ行けば直ぐ飲める。
ブランドコントロールが出来ているようで、
出来てないのが面白い。
ボトルを見れば寄せ集めだとすぐ解る。
新潟の水は硬度が低く、
霧島は高いようだが、
そんな差が解るような水をコンビニで売れるだろうか。
だから味は変わらない。
だが品質も良く値段も安ければ何の文句も無い。
自分のブランドを捨てても、
全国にその名を広め、
自社の販売量も飛躍的に伸びる。
過去の常識だとWinーWinーWinの関係だ。 水だから比較的簡単だ。
大して味など違わないし、
一番大事な事は不純物や細菌さえ混入しないという、
安全管理上のレベルだろう。
でもこれらは「共同企画」だ。
物々しく「共同開発」と言うほどだろうか。
所詮スーツを着てパソコンさえ持てば出来る、
「小僧の仕業」の様に思えてならない。
「開発」とはもっと泥臭く、
小綺麗に机の上で出来るモノとは違う気がする。
食品や日用品の流通をコンビニが支配する時代になった。
それと同様に、
タイヤも自動車用品専門の大手流通チェーンの支配下に置かれそうな雲行きだ。
流通させる量が多ければ、
それはバイイングパワーとして自社に有利に働く。
先日某大手用品専門店のタイヤがバーストし、
似たようなタイヤを分けてもらおうとしたら、
一本では売れないという。
型落ち商品のため、
売り方が決まっているのだろう。
先ほどの水と同じように、
そのタイヤにはカー用品店の名前が付いていた。
クルマもタイヤもOEMが盛んだ。
簡単に共同開発など出来ない。
リバッチすれば出来るOEMを、
共同開発とは言わない。
冬タイヤの種類は豊富だ。
それを車種毎に揃えるには覚悟が居る。
大規模量販店で全て知り尽くして売るのは難しい。
膨大な量の味見が必要だ。
量販店で売りやすいタイヤが、
性能的に優れているとは断言できない。
日本で知名度の低いコンチネンタルに注目しながら、
今年一年を過ごした。
その結果、
STIにコンチバイキングコンタクト6を選んだ。
このスタッドレスタイヤにして、
本当に良かった。
その証拠を一番初めの画像で示した。
何をしたのか説明しよう。
このテストの前に、
まず慣らしを200km終えた。
上の画像は慣らす前の新品だ。
東京から美味しいお茶と羊羹を持って、マリオがはるばる来てくれた。
ありがとうございました。
茶道をたしなむ彼らしい和菓子だ。
実際に自分の舌で確かめたお土産だ。
これを味わうと、
物の見方が変わる。
S207を交代で試乗する時、
標準仕様のSTIとセットで妻もマリオに貸し出した。
別に試乗してもかまわないが、
一番大きな役目はバランスウエイトだ。
そしてタイヤのインプレッションも含め、
隣で走る様子を観察してもらった。
ランプウエイを駆け上がりながら、
「そういえばこのクルマはスタッドレスタイヤでしたよね」
と妻に聞いたそうだ。
そうだと答えると、
「聞かなければ忘れてしまいそうですよね」
と感心し、
「スタッドレスタイヤだと思えないな」と、
これまで伝えた事に納得してくれたようだった。
スタッドレスだと言う事を忘れないはずだったが、
前を走るS207を見て、
「理性」の方を忘れたようだ。
抑えていた野獣の血潮が騒いだらしい。
妻は見逃さなかった。
なまめかしく左手でシフトレバーをまさぐり、
STIを厭らしく蹂躙したらしい。
「ぐひひひ、いてまえ」と内心思ったに違いない。
彼の操る標準仕様のSTIは想像以上に速かった。
マリオの操るS207を追いかけた時、
正直なところ直ぐに戦意を失い、
優しくタイヤを労る走りに切り換えた。
ところが、
マリオは容赦なく標準仕様でS207を追いかけた。
だから一旦引き離したはずなのに、
直ぐに驚くほど詰め寄ってくる。
彼はオンナをかなり乱暴に扱うタイプの男だろう。
可愛いSTIを、
キャバクラで遊ぶ相手のように扱ったようだ。(笑)
その一瞬に全てを迸らせる。
その一瞬に掛けるオトコの意気込みだろう。
こうしてS207と比較しながら、
二人でコンチネンタルに乗った結果、
装着後から延べ542kmの走行距離になった。
コンチネンタルの良さは摩耗の状態から見て取れる。
左前輪は非常に奇麗な表情だ。
マリオはどちらかというと左コーナーの突っ込みが鋭い。
右側ハンドルなので誰しもそうなりがちだ。
だから左の後輪が一番奇麗だ。 新品の「折り目」まで残っているほどで、
フロントの右側と最も対照的だ。
時にスキール音を出すほど攻めたが、 この様に表情は穏やかだ。
左に比べると、
角が落ちてエッジが丸くなっているが、
ささくれなどは全く無い。
右のリヤは左に比べると荒れているが、
表情は平穏そのもの。
これほどの強さを持つのなら、
ウインタースポーツラジアルに拘る必要が無くなる。
ピレリにはピレリの良さが有るので、
今後も更に高速指向を求めるお客様に売りたい。
これらの性能を味わうと、
一人でも多くのスバリストにCVO6を薦めたくなる。
コンチネンタルの優位性は、
タイヤだけを作らず、
VDCなどの電子制御部品を「商品開発」する事だ。
従って、
トルクベクタリングなどにも反応が良いはずだ。
走行中のタイヤに逆方向のトルクを掛ける。
そのような使い方を前提に、
商品を「開発」している。
勿論メーカーの「商品企画」に合わせたタイヤも作るだろう。
北米向けのXVにはコンチネンタルが装着されているそうだ。
それこそ「共同開発」だ。
数々の経験を埋め込んだ、
コンチネンタル社のスタッドレスタイヤは、
やはり老舗の味がした。
OEMが盛んな昨今だし、
大手流通組織の力は、
やはり凄く大きい。
だが、
自主ブランドを磨き、
拘りながら作る製品を、
良く勉強して売る事も大事だ。
これぞ「やり甲斐ある」仕事だろう。
今後も良い商品を積極的に紹介したい。
おわり
次が前輪の右側だ。
そして次が後輪の右側だ。
「商品開発」には様々な苦労が伴い、成功や失敗の蔭に数々の秘話がある。
「商品企画」と「商品開発」はどのように違うのか。
岐阜新聞の土屋さんに、
待望の第一子が誕生した。
まさに「商品開発」そのもので、
「無」から「有」を造り出す、
人類にとって欠かすことの出来ない大切な役割だ。
烏骨鶏の卵が練り込まれている。
精力の源となる逸品だ。
ミサイルを発射したのだろう。
素晴らしい息子さんの誕生だ。
レガシィツーリングワゴン2.5GT SーPackage.
6速マニュアルの超一級品だ。
更にカーライフが充実するだろう。
最近のコラボレーションは凄い。
「ビスコ」を「ミズキ」に置き換え、
グリコの「商品企画」はなかなかニクイ。
知らない世界で、
色々な「商品開発」が進んでいる。
また、定番商品を飽きさせないよう、
「商品企画」で鮮度を保つ。
浜田市の村上さんから、
山陰の美味しいお酒が届いた。
何しろ「垂れ」とういう文字が入るほど、
ゆっくり丁寧に清酒となった。
久しぶりに感動した優れた「商品開発」だ。
何とも言えない旨味を持つ生の純米酒だ。
すると、
都合良くつまみを持って、
三重県の谷さんが現れた。
22Bがヤキモチを焼いている。
かわいいじゃないか!!
来春辺りお呼びが掛かる事を期待したい。
まあ彼にとって、
商品開発の前の「商品企画」だろう。
新しい恋人を作った。
初めて見た時は地味で、
ちょっと老けた感じだった。
お土産にロールケーキを頂いたから、
褒めるわけでは無い。
藤田さんの「S308」や、
谷さんの「ビビ婦レッサ」に触発され、
いつか自分もと虎視眈々と狙っていた。
遂に手に入れた最愛の彼女。
なかなか渋い「企画」だ。
会わせてくれてありがとう。
それは、
美味しいお菓子を手に入れたいなら、
なるべくネットの力に頼らないと言うこと。
他にもある。
高速道路のサービスエリアは、
新幹線の車内販売と同様で、
通過中に効率良く入手するには便利だが、
最も美味しい商品を並べているとは限らない。
それは当然で、
「売って戴く」以上、
商品の原価を下げねばならない。
それは「商品開発」では無く「商品企画」だ。
美味しいモノに出会うためには、
何が一番大切か。
やはり、
その地に住む親しい人の情報だ。
テレビやネットだと、
多少なりとも加工が入る。
テレビで取り上げた途端、
あからさまに行列が出来るのは、
人間の欲や本能で仕方が無い。
それには興味がある。
但しすぐ並ぶかといったら、
決してそうでもない。
参考にするが疑惑も持つ。
親しい人から戴いた食べ物には、
どれも血が通った美味しさがある。
まず自分の眼で見て、
次に食べてみて、
美味しいと感じるモノに出会いたい。
最近はつくづくとそれを思う。
埼玉から小暮さんがいらっしゃった。
広島を訪れた帰りに、
福井を経由して寄って下さった。
いつも美味しい物を食べて欲しいと、
様々なお土産を頂戴する。
ほんとうにありがとうございます。
珍しいお土産だった。
あっという間に皆で完食した。
冬に水ようかんを作るとは・・・・・・。
素晴らしい「商品開発」だ。
余程の自身が無ければ出来ない。
爽やかな甘み、
寒天を意識させない絶妙なざらつき、
そして香りが素晴らしい。
もみじ饅頭まで頂戴した。
甘味で吹き飛ばす。
最高のお土産だ。
もみじ饅頭も幅が広い。
あれも一種の「商品企画」だった。
テレビ漫才で一世を風靡した。
それ以降全国区の食べ物になり、
安芸の宮島では何店も軒を連ねている。
最近では香嵐渓にもあった。
秋の観光地に花を添えるお菓子だ。
切磋琢磨して美味しいモノを創って欲しい。
「商品開発」には「切磋琢磨」と言う言葉が似合う。
それとは違って、
巧妙なマーケティングと流通システムで、
市場を席巻するモノもある。
最近ファミリーマートの勢いが面白い。
ココストアを買ったかと思えば、
サークルKも手中に収めた。
勢いの良さは商品に現れる。
会社の隣がファミマなので、
本当に助かっている。
冷蔵庫が要らないほどだ。
便利だから、
思わず衝動買いし、
時々メチャクチャな事をする。
この日も別にカレーを食べたいわけでは無かったけれど、
陳列棚を見ていたら、
無性に喰いたくなった。
総菜も買った。
ファミマで売っていた右の総菜は、
フジッコからのOEMだ。
中部地方では「フジッコのお豆ちゃん」と耳に残るCMでお馴染みだが、
ちょっと見ただけではファミマのオリジナル食品だ。
パッケージの裏を読むと小さく「フジッコ」の名があった。
パック詰めのご飯を買って持ち帰り、
電子レンジで過熱気味に温める。
そしてすぐレトルトカレーをそのまま被せる。
湯煎は面倒で大嫌いだから、
あまりレトルトを買わない。
そこで思いついた「オトコめし」だ。
これが良いか悪いか別にして、
実に簡単で安い。
ふと見れば、
コラボの相手は大手のエスビー食品だった。
陳列棚には堂々とサトウのご飯も並んでいた。
ファミマのご飯はすぐ隣りに並べられ、
サトウのご飯より安く売られていた。
それで買ってみたが味に大差は無かった。
同じ佐藤食品の製品だ。
とてつもなく軽い。
ついでに鯖の水煮も買った。
時々購入している。
流石にファミマとは書いてない。
ファミマの中では比較的高めの商品だ。
缶詰を侮ると損をする。
味は価格に応じるから、
安ければ良いというものでも無い。
ちょっと塩分を摂りすぎる所が欠点か。
でもタンパク質を程良く補える。
締めて616円だが、
忘れかけていた使いかけのプリペイドカードがあったので、
近くの定食屋の半額以下になった。
レトルトカレーは100円を切っている。
ファミリーマートという巨大物流組織と、
大量生産する設備を持つメーカーは、
コラボレートで強さを発揮する。
あくまでも大量生産が前提だから、
採用のハードルも高いに違いない。
ファミマが商品の品質に全責任を負うからだ。
高速道路でファミマのあるSAを選ぶ理由の一つに、
「水比べ」がある。
正直なところ、
何が書いてあろうと味にさほど違いは無い。
新潟の水は飲めないが、
ファミマへ行けば直ぐ飲める。
ブランドコントロールが出来ているようで、
出来てないのが面白い。
ボトルを見れば寄せ集めだとすぐ解る。
霧島は高いようだが、
そんな差が解るような水をコンビニで売れるだろうか。
だから味は変わらない。
全国にその名を広め、
自社の販売量も飛躍的に伸びる。
過去の常識だとWinーWinーWinの関係だ。
大して味など違わないし、
一番大事な事は不純物や細菌さえ混入しないという、
安全管理上のレベルだろう。
でもこれらは「共同企画」だ。
物々しく「共同開発」と言うほどだろうか。
所詮スーツを着てパソコンさえ持てば出来る、
「小僧の仕業」の様に思えてならない。
「開発」とはもっと泥臭く、
小綺麗に机の上で出来るモノとは違う気がする。
食品や日用品の流通をコンビニが支配する時代になった。
それと同様に、
タイヤも自動車用品専門の大手流通チェーンの支配下に置かれそうな雲行きだ。
流通させる量が多ければ、
それはバイイングパワーとして自社に有利に働く。
先日某大手用品専門店のタイヤがバーストし、
似たようなタイヤを分けてもらおうとしたら、
一本では売れないという。
型落ち商品のため、
売り方が決まっているのだろう。
先ほどの水と同じように、
そのタイヤにはカー用品店の名前が付いていた。
クルマもタイヤもOEMが盛んだ。
簡単に共同開発など出来ない。
リバッチすれば出来るOEMを、
共同開発とは言わない。
冬タイヤの種類は豊富だ。
それを車種毎に揃えるには覚悟が居る。
大規模量販店で全て知り尽くして売るのは難しい。
膨大な量の味見が必要だ。
量販店で売りやすいタイヤが、
性能的に優れているとは断言できない。
日本で知名度の低いコンチネンタルに注目しながら、
今年一年を過ごした。
その結果、
STIにコンチバイキングコンタクト6を選んだ。
このスタッドレスタイヤにして、
本当に良かった。
その証拠を一番初めの画像で示した。
何をしたのか説明しよう。
このテストの前に、
まず慣らしを200km終えた。
東京から美味しいお茶と羊羹を持って、マリオがはるばる来てくれた。
ありがとうございました。
実際に自分の舌で確かめたお土産だ。
これを味わうと、
物の見方が変わる。
S207を交代で試乗する時、
標準仕様のSTIとセットで妻もマリオに貸し出した。
別に試乗してもかまわないが、
一番大きな役目はバランスウエイトだ。
そしてタイヤのインプレッションも含め、
隣で走る様子を観察してもらった。
「そういえばこのクルマはスタッドレスタイヤでしたよね」
と妻に聞いたそうだ。
そうだと答えると、
「聞かなければ忘れてしまいそうですよね」
と感心し、
「スタッドレスタイヤだと思えないな」と、
これまで伝えた事に納得してくれたようだった。
スタッドレスだと言う事を忘れないはずだったが、
「理性」の方を忘れたようだ。
抑えていた野獣の血潮が騒いだらしい。
妻は見逃さなかった。
なまめかしく左手でシフトレバーをまさぐり、
STIを厭らしく蹂躙したらしい。
「ぐひひひ、いてまえ」と内心思ったに違いない。
彼の操る標準仕様のSTIは想像以上に速かった。
マリオの操るS207を追いかけた時、
正直なところ直ぐに戦意を失い、
優しくタイヤを労る走りに切り換えた。
ところが、
マリオは容赦なく標準仕様でS207を追いかけた。
だから一旦引き離したはずなのに、
直ぐに驚くほど詰め寄ってくる。
彼はオンナをかなり乱暴に扱うタイプの男だろう。
可愛いSTIを、
キャバクラで遊ぶ相手のように扱ったようだ。(笑)
その一瞬に全てを迸らせる。
その一瞬に掛けるオトコの意気込みだろう。
二人でコンチネンタルに乗った結果、
装着後から延べ542kmの走行距離になった。
コンチネンタルの良さは摩耗の状態から見て取れる。
マリオはどちらかというと左コーナーの突っ込みが鋭い。
右側ハンドルなので誰しもそうなりがちだ。
だから左の後輪が一番奇麗だ。
フロントの右側と最も対照的だ。
時にスキール音を出すほど攻めたが、
左に比べると、
角が落ちてエッジが丸くなっているが、
ささくれなどは全く無い。
右のリヤは左に比べると荒れているが、
これほどの強さを持つのなら、
ウインタースポーツラジアルに拘る必要が無くなる。
ピレリにはピレリの良さが有るので、
今後も更に高速指向を求めるお客様に売りたい。
これらの性能を味わうと、
一人でも多くのスバリストにCVO6を薦めたくなる。
コンチネンタルの優位性は、
タイヤだけを作らず、
VDCなどの電子制御部品を「商品開発」する事だ。
従って、
トルクベクタリングなどにも反応が良いはずだ。
走行中のタイヤに逆方向のトルクを掛ける。
そのような使い方を前提に、
商品を「開発」している。
勿論メーカーの「商品企画」に合わせたタイヤも作るだろう。
北米向けのXVにはコンチネンタルが装着されているそうだ。
それこそ「共同開発」だ。
数々の経験を埋め込んだ、
コンチネンタル社のスタッドレスタイヤは、
やはり老舗の味がした。
OEMが盛んな昨今だし、
大手流通組織の力は、
やはり凄く大きい。
だが、
自主ブランドを磨き、
拘りながら作る製品を、
良く勉強して売る事も大事だ。
これぞ「やり甲斐ある」仕事だろう。
今後も良い商品を積極的に紹介したい。
おわり