神戸から中塚さんがいらっしゃった。
彼は大学生で、
将来SUBARUで働きたいと希望されている。
これとっても美味しいね。
愛機R1にB&Bサスペンションを装着された。
想像以上の仕上がりだと、
大変喜んで戴けた。
ありがとうございました。
やはり美味いモノは「定番」に限る。
最近、
土の匂いが気持ちよくて仕方が無い。
地下茎ごと除去を続けた。
不思議な空気が漂い始めた。翌檜とサツキは植えたモノだが、
それ以外の樹木は全て自然発芽して、
緑の環境を徐々に構築する。
ちょっとだけ手を加えながら、
気分の良い場所を広げている。
土の匂いがしないアウトドア「ブランド」に疑念を抱いた。
スノーピークのレインボウストーブ購入を検討したが、
結局見合わせた。
そこで隣のパソコンで、
アウトドア用の石油ストーブを検索した。
すると、
右側に思わぬ商品が現れた。
右のモニターを凝視した。
こちらの方が良さそうだ。
もともとトヨトミの製品なのだ。
スノーピークは鋭い発信力を持ち、
顧客を惹き付けるが、
これは胸を張って売れる商品ではないだろう。
小包が届いた。
思いがけない早さで商品が手元に届いた。
この程度のモノまで、
国内で作れないほどなのかと。
【商品名】
リトルランプ ノクターン
【着火方式】
着火口点火
【型式】
GL-140
【主要諸元】
奥行×全幅×全高(mm):40×42×105
重量(g):102
燃焼時間(h):35 GP-250G使用時
【ガス消費量】
7g/h
【税抜本体価格】
3.500円
なかなか洒落たデザインで、
容器にも統一性がある。
電気のない場所で便利な商品と言うより、
これは玩具に近い趣味指向性の高い商品だ。
500円余分に払って送ってもらったが、
良い授業料になった。
完全に目が覚めた。
非常に趣味性の高い商品を扱うので、
直感で良いか悪いか解る時がある。
SUBARU BRZ
6速マニュアルがいくらするのか。
カスタマイズベースやレース仕様、
それに普及版の「R」もあるけれど、
主力はやはり「S」だろう。
それに11万円出すとリヤスポとアルカンターラパッケージが付く。
286万円だ。
更に21万円出すと、
ザックスダンパー、
ブレンボブレーキ、
専用アルミホイールが付く。
これが「GT」の成り立ちだ。
こう考えると税抜き車両価格307万円は決して高くない。
イエローエディションは
それに5万円出せば買えた。
湿った空気の朝だった。
夕日の中で見たチャールサイトイエローと全く違う。
このクルマなら胸を張って売れる。
BRZには初代インプレッサWRXと同じ血が流れている。
最高のスポーツカーに仕上がっている。
いま中津スバルはGCでいっぱいだ。
最も新しく仲間に入ったクルマもあるし、
東京からリフレッシュメンテナンスで預かっているGC8もある。
エンジンオーバーホールを待つクーペも自分の順番を待っている。
宮山さんのサンバーも、
いよいよリフレッシュに着手した。
朝の工房前に20世紀のクルマだけが並んでいた。
今でも胸を張って売ることが出来る商品だが、
最新のBRZはもっと胸を張れる。
単なる色替えで、
限定好きな人達を、
あざとく煽る商品ではない。
以前から何度もSUBARUに対して、
「スクールバスイエロー」を止めて欲しいと言い続けた。
それでも作り続けた「やむにやまれぬ理由」は理解している。
ソリッドに拘るからだ。
パールを入れると手っ取り早いが、
スパークイエローのように、
綺麗でも鮮やかさが不足した色になる。
それはいくら綺麗でも、
アグレッシブなスポーツカーに似合わない。
いわゆる「滲んだ色彩」になってしまう。
それはタンジェリンオレンジパールにも当てはまる。
あの素敵な色が、
光線の加減によって濁ったように見えるのは、
パールを入れている事に起因する。
昭和の終わりから平成に掛けて、
特別感を煽ったパールだが、
今はそれほどありがたみも無くなった。
最近では愛機にホワイトパールを選ばない。
その理由もそこにある。
とても綺麗だと思う。
だがスポーツカーには似合わない。
上手い具合にガラス越しに赤と黄色も見えている。
その右脇にG4に遮られながら、
美しく発色するチャールサイトイエローが見えるはずだ。
鮮やかな赤や、
パールカラーに比べ、
鮮やかなイエローを塗るのは何が難しいのか。
それは染色性だろう。
そしてイエローは色褪せする可能性も非常に高い。
SUBARUにとって、
イエローは誕生して以来使い続ける、
大切なコーポレートカラーだ。
それに加えスポーツカーこそソリッド色であるべきだ。
そこをあくまでも譲らず、
光輝材を含まないイエローを調色し、
特殊な塗料を使わず明度を上げたボディーカラーが生まれた。
彼らは胸を張り鮮やかなイエローで染めた。
鮮やかな黄色に染めた。
イエローのように見えてイエローではない。
理由は二つあるはずだ。
イエローの糸にすると、
あっという間に褪色するが、
金色の糸は褪色しにくい。
既にSUBARUは、
先代のフォレスターでそれを実証している。
SUBARUが拘る0次安全に関わる事だ。
ステアリングやインパネ加飾パネルなどの糸を黄色にすると、
運転の視界に黄色の糸が入る懸念があり、
少しトーンの落ちるゴールドにしてある。
逆にドアを開けた時のインパクトを高めるために、
シートとドアグリップは思い切ってボディ同色に演出した。
それでいて、
運転に集中できる配慮も忘れない。
今のSUBARUデザインが冴えに冴える一端を見た。
GTにはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付メーターが装備される。
ステアリング右側のボタンで自在に表示を切り替えられる。
これまでのようにステアリングから手を離す必要が無い。
静岡から後藤さんがいらっしゃった。
アルミ製インテークマニフォールドが採用された。
やっぱりこれでなくっちゃ!
以前と少し違う気がする。
ホイールとドアミラーもブラック化された。
全体的にとてもシャープだ。
BRZの文字まで黒色化され、
本当にクールな仕上がりなんだ。
JAFCAが主催する、
オートカラーアウォード2016に、
BRZイエローエディションがノミネートされている。
他にレヴォーグSTIとtegoShiSもノミネートされ、
SUBARUがかなり目立つが、
他社のプリウスイエローやNSXなどもサイトで確認できる。
12月のに審査でどのような評価が下されるのか、
今からワクワクするぞ。
「明るい黄色」と簡単に言うけど、
そう簡単にかないぞ。
工場で塗装する人達はきっとそう思うに違いない。
黄色の塗料は下地が透けやすいので、
実際の作業は大変だ。
しかもSUBARUは混流生産しているので、
BRZを作る工場ではレヴォーグや新型インプレッサもフル生産中だ。
工場見学に行くと解るが、
暇な工場と忙しい工場ではライン速度が違う。
なぜなら納期待ちが3ヶ月以上に広がりつつある現在、
かなり速い速度で生産が続いている。
そこでイエローを塗装すると決断した理由は、
GTが誕生したからだ。
工場の全ての人達が団結して、
GTの量産に向け新イエローを世に出すとの頑張った。
ライン速度を落とさずに、
難しい色が塗れた理由は企業秘密だ。
BRZのイエローだけ、
塗装作業時に特別な工夫が必要だった。
だから台数も限定にせざるを得ない。
狡猾な限定商法ではなく、
Yellow Editionは胸を張れる作品なのだ。
黄色いスポーツカーを見るために、
一宮から永島さんがいらっしゃった。
美味しい生菓子が詰まっていた。
こしあんと粒あんの2種類があり、
形もそれに合わせて変えられている。
BRZの塗膜を永島さんと一緒に比較した。
白と黄色で側面の映り込みが違う。
映り込んだ姿が少しぼやける。
少量生産らしい塗り方だ。
デリケートなことを言うヒトには、
売る前に説明が必要だ。
これはきっとガンに秘密があるのかもしれない。
その昔、
トライベッカの塗装技術は国内とかなり違っていた。
勝手な想像だが、
その時社長だった竹中恭二さんの顔が頭に浮かんだ。
SUBARUって本当に奥が深い。
おわり