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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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限定商品の難しさとイエローエディションの優秀性

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駒ヶ根の朝山さんから、美味しい「あんころもち」が届いた。
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ありがとうございました。


神戸から中塚さんがいらっしゃった。
彼は大学生で、
将来SUBARUで働きたいと希望されている。
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神戸の名物を戴いた。
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シューラスクを初めて食べたけど、
これとっても美味しいね。
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「かどふく」の佐藤さんも来店された。
愛機R1にB&Bサスペンションを装着された。


想像以上の仕上がりだと、
大変喜んで戴けた。
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お土産まで戴き、
ありがとうございました。


やはり美味いモノは「定番」に限る。


最近、
土の匂いが気持ちよくて仕方が無い。
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ドクダミの繁殖を抑制するため、
地下茎ごと除去を続けた。
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だんだんドクダミの匂いが良い香りに変わり始め、
不思議な空気が漂い始めた。翌檜とサツキは植えたモノだが、
それ以外の樹木は全て自然発芽して、
緑の環境を徐々に構築する。


ちょっとだけ手を加えながら、
気分の良い場所を広げている。
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土の匂いが大好きだから、
土の匂いがしないアウトドア「ブランド」に疑念を抱いた。


スノーピークのレインボウストーブ購入を検討したが、
結局見合わせた。
そこで隣のパソコンで、
アウトドア用の石油ストーブを検索した。


すると、
右側に思わぬ商品が現れた。
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そこでもう一度左側の商品を良く確認し、
右のモニターを凝視した。
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ほぼ同じ商品が1万円以上安い値段で売られていた。
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側面のガードが少し違うが、
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安全面から考えると、
こちらの方が良さそうだ。
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驚いた。
もともとトヨトミの製品なのだ。


スノーピークは鋭い発信力を持ち、
顧客を惹き付けるが、
これは胸を張って売れる商品ではないだろう。
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そう思ったら、
小包が届いた。
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入荷の目処が立たないと言ってた割には、
思いがけない早さで商品が手元に届いた。


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箱を見てちょっとがっかりしたけどね。
この程度のモノまで、
国内で作れないほどなのかと。
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SPEC


【商品名】
リトルランプ ノクターン
【着火方式】
着火口点火
【型式】
GL-140
【主要諸元】
奥行×全幅×全高(mm):40×42×105
重量(g):102
燃焼時間(h):35 GP-250G使用時
【ガス消費量】
7g/h
【税抜本体価格】
3.500円


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火を着けやすいとは言えないが、
なかなか洒落たデザインで、
容器にも統一性がある。
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どうして韓国で作るのかよく分からない。
電気のない場所で便利な商品と言うより、
これは玩具に近い趣味指向性の高い商品だ。


500円余分に払って送ってもらったが、
良い授業料になった。


完全に目が覚めた。


非常に趣味性の高い商品を扱うので、
直感で良いか悪いか解る時がある。


SUBARU BRZ
6速マニュアルがいくらするのか。
カスタマイズベースやレース仕様、
それに普及版の「R」もあるけれど、
主力はやはり「S」だろう。
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その「S」のベース車が275万円。
それに11万円出すとリヤスポとアルカンターラパッケージが付く。
286万円だ。


更に21万円出すと、
ザックスダンパー、
ブレンボブレーキ、
専用アルミホイールが付く。


これが「GT」の成り立ちだ。
こう考えると税抜き車両価格307万円は決して高くない。


イエローエディションは
それに5万円出せば買えた。

湿った空気の朝だった。
夕日の中で見たチャールサイトイエローと全く違う。
このクルマなら胸を張って売れる。


BRZには初代インプレッサWRXと同じ血が流れている。
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だから軽くて思い通りに操れる、
最高のスポーツカーに仕上がっている。


いま中津スバルはGCでいっぱいだ。
最も新しく仲間に入ったクルマもあるし、
東京からリフレッシュメンテナンスで預かっているGC8もある。
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車体補修と、
エンジンオーバーホールを待つクーペも自分の順番を待っている。


宮山さんのサンバーも、
いよいよリフレッシュに着手した。


朝の工房前に20世紀のクルマだけが並んでいた。


今でも胸を張って売ることが出来る商品だが、
最新のBRZはもっと胸を張れる。


単なる色替えで、
限定好きな人達を、
あざとく煽る商品ではない。


以前から何度もSUBARUに対して、
「スクールバスイエロー」を止めて欲しいと言い続けた。


それでも作り続けた「やむにやまれぬ理由」は理解している。


ソリッドに拘るからだ。
パールを入れると手っ取り早いが、
スパークイエローのように、
綺麗でも鮮やかさが不足した色になる。


それはいくら綺麗でも、
アグレッシブなスポーツカーに似合わない。


いわゆる「滲んだ色彩」になってしまう。


それはタンジェリンオレンジパールにも当てはまる。


あの素敵な色が、
光線の加減によって濁ったように見えるのは、
パールを入れている事に起因する。


昭和の終わりから平成に掛けて、
特別感を煽ったパールだが、
今はそれほどありがたみも無くなった。


最近では愛機にホワイトパールを選ばない。
その理由もそこにある。
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ショールームにあるタンジェリンオレンジ・パールを、
とても綺麗だと思う。


だがスポーツカーには似合わない。


上手い具合にガラス越しに赤と黄色も見えている。
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ライトニングレッドは色褪せにも強いタフなレッドだ。
その右脇にG4に遮られながら、
美しく発色するチャールサイトイエローが見えるはずだ。


鮮やかな赤や、
パールカラーに比べ、
鮮やかなイエローを塗るのは何が難しいのか。


それは染色性だろう。
そしてイエローは色褪せする可能性も非常に高い。


SUBARUにとって、
イエローは誕生して以来使い続ける、
大切なコーポレートカラーだ。


それに加えスポーツカーこそソリッド色であるべきだ。
そこをあくまでも譲らず、
光輝材を含まないイエローを調色し、
特殊な塗料を使わず明度を上げたボディーカラーが生まれた。



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BRZには必ず重視するドアハンドルも付いている。
彼らは胸を張り鮮やかなイエローで染めた。
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シートとBRZの刺繍も、
鮮やかな黄色に染めた。
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しかしステッチは違う。
イエローのように見えてイエローではない。


理由は二つあるはずだ。


イエローの糸にすると、
あっという間に褪色するが、
金色の糸は褪色しにくい。
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既にSUBARUは、
先代のフォレスターでそれを実証している。
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もう一つの理由は、
SUBARUが拘る0次安全に関わる事だ。
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ステアリングやインパネ加飾パネルなどの糸を黄色にすると、
運転の視界に黄色の糸が入る懸念があり、
少しトーンの落ちるゴールドにしてある。


逆にドアを開けた時のインパクトを高めるために、
シートとドアグリップは思い切ってボディ同色に演出した。


それでいて、
運転に集中できる配慮も忘れない。


今のSUBARUデザインが冴えに冴える一端を見た。


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メーターも精緻になった。
GTにはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付メーターが装備される。
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走り出すとこのように美しく、
ステアリング右側のボタンで自在に表示を切り替えられる。


これまでのようにステアリングから手を離す必要が無い。


静岡から後藤さんがいらっしゃった。
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流石に目が高い。
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心臓部を迷うことなく指さした。
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久しぶりに耐熱縮み塗装の、
アルミ製インテークマニフォールドが採用された。
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スポーツカーは、
やっぱりこれでなくっちゃ!



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ストラットタワーを補強するパーツも、
以前と少し違う気がする。
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イエローとブラックの対比が美しさが際立たせる。
ホイールとドアミラーもブラック化された。
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新しいテールランプとリヤスポもステキで、
全体的にとてもシャープだ。


BRZの文字まで黒色化され、
本当にクールな仕上がりなんだ。


JAFCAが主催する、
オートカラーアウォード2016に、
BRZイエローエディションがノミネートされている。
他にレヴォーグSTIとtegoShiSもノミネートされ、
SUBARUがかなり目立つが、
他社のプリウスイエローやNSXなどもサイトで確認できる。
12月のに審査でどのような評価が下されるのか、
今からワクワクするぞ。





「明るい黄色」と簡単に言うけど、
そう簡単にかないぞ。


工場で塗装する人達はきっとそう思うに違いない。



黄色の塗料は下地が透けやすいので、
実際の作業は大変だ。


しかもSUBARUは混流生産しているので、
BRZを作る工場ではレヴォーグや新型インプレッサもフル生産中だ。


工場見学に行くと解るが、
暇な工場と忙しい工場ではライン速度が違う。


なぜなら納期待ちが3ヶ月以上に広がりつつある現在、
かなり速い速度で生産が続いている。


そこでイエローを塗装すると決断した理由は、
GTが誕生したからだ。
工場の全ての人達が団結して、
GTの量産に向け新イエローを世に出すとの頑張った。



ライン速度を落とさずに、
難しい色が塗れた理由は企業秘密だ。
BRZのイエローだけ、
塗装作業時に特別な工夫が必要だった。


だから台数も限定にせざるを得ない。
狡猾な限定商法ではなく、
Yellow Editionは胸を張れる作品なのだ。


黄色いスポーツカーを見るために、
一宮から永島さんがいらっしゃった。
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いつもお気遣いありがとうございます。
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箱の中には、
美味しい生菓子が詰まっていた。
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羽二重餅だ。
こしあんと粒あんの2種類があり、
形もそれに合わせて変えられている。
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とても美味しく戴きました。
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丁度2台並んでいる、
BRZの塗膜を永島さんと一緒に比較した。

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写真では解りにくいが、
白と黄色で側面の映り込みが違う。
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艶が無いのではなく、
映り込んだ姿が少しぼやける。
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これが透けないための秘密なのか。


少量生産らしい塗り方だ。
デリケートなことを言うヒトには、
売る前に説明が必要だ。


これはきっとガンに秘密があるのかもしれない。


その昔、
トライベッカの塗装技術は国内とかなり違っていた。


勝手な想像だが、
その時社長だった竹中恭二さんの顔が頭に浮かんだ。


SUBARUって本当に奥が深い。




おわり

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