名古屋から簡単にドイツへ行ける。
予約もインターネットでお値打ちだ。
昔のように
格安航空券を探し回る必要もない。
搭乗手続きも、
仕事しながら机上で済ませることができる。
以前は好きなシートを早い者勝ちで取れたが、
最近は料金が掛かる。
運任せにしていたが、
オンラインチェックインの最終画面で、
シートを確認することができた。
何と一番人気のある場所が、
ごっそりと空席になっていたからだ。
こいつは幸先が良いと思ったが、
なかなかそうもいかない。
通路を挟んだ右隣のおっさんが、
ブランケットを
バタバタ叩いたり落ち着かないからだ。
こういう時には、
早速マスクして自己防衛だ。
それにしても、
最近のエアクラフトは空調が効いて快適になった。
このエアバスA320も空気の引き出し能力が適切で、
狭い空間の居住性に最大限の工夫が織り込まれている。
この席は、
右のアームレストからテーブルと、
液晶モニターが現れる。
最初はとまどったが、
実に便利なシートだった。
バツトマン二本とスターウォーズを見ているうちに、
ドイツに着いた、
空港からSバーンでフランクフルト中央駅に向かう。
自動販売機で5ユーロ弱払えば、
10分くらいで着いてしまう。
ドイツ人は親切な人が多いので、
戸惑ったら聞くだけだ。
エスカレーターで地上に登ると、
懐かしい見慣れた光景が眼前に広がる。
ホテル ナショナルが今夜の宿だ。
ここに来たのは三年ぶりだ。
あっけないほど簡単に着いた。
旅の始まりは順調だ。
久しぶりにフランクフルトの街を歩いてみようと思う。
蒸し暑かった日本と、
気温の差が大き過ぎる。
風邪をひかないよう注意して夕食に出かけた。
ホテルでスバルヨーロッパ研究実験センターの、
山田大輔所長と待ち合わせた。
ドイツの韓国料理は旨いという。
そこで物は試しと出掛けたところ、
想像以上の味だった。
美味そうなチジミだろう。
日本で韓国料理店にあまり行かないので、
最近の味を知らなかった。
ピザを食べるより、
疲れた体に心地が良かった。
そしてもう一品を、
スパイシーなプルコギに決めた。
これが
バイツェンビアーと、
白いご飯にばっちりで、
大満足の夕ご飯になった。
山田さん、
ありがとうございました。
また是非美味しい物を食べに行きましょう。
久しぶりに訪れたフランクフルトで、
暗くならない夜空を
見ながら床に着いた。
いよいよアクティブなスバルで、
豪快なドライブが始まる。
楽しみにして欲しい。