Quantcast
Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
Viewing all 3416 articles
Browse latest View live

かわら版240号から241号を連続校了

$
0
0
f0076731_21445125.jpg
JAFから封筒が送られてきた何だろうと思って封を開くと、
f0076731_21461145.jpg
中にはライセンスカードが入っていた。
もう2018年が目前だ。
年の瀬になると自動車の販売環境は静かになる。
徐々に日用品に需要がシフトし、
耐久消費財は売れない。


それにしても、
今年は例年に比べ更に静かだ。



もうかなりの期間になる。
SUBARUは一切のCMを取りやめた。
その影響は思った以上に出ていて、
店頭来場者数が著しく減少した。


この傾向がいつまで続くのかは解らないが、

SUBARUの潔さに好意を持っているので、
後はやるべきことを進めるだけだ。


今回の件はSUBARUが御上にたてついた訳でもないし、
意識して悪事を働いたわけでは無い。
自主調査で分かった事を素直に届け出た。


その上で外部に調査を依頼し、
その結果を国土交通省に報告した。


実はその先にもう全く興味は無い。


新年に向かってやる事が山積しているからだ。
イベントの仕込みが計画から具体的なプロセスに移り、
まず招待状を作成した。


チケット5枚を校了させ、
かわら版の構成に着手した。
f0076731_21504549.jpg
まず240号が実に納得のいく作品に仕上がった。
f0076731_21510028.jpg
そして昨夜241号を校了させた。
渡辺さんありがとうございました。
f0076731_21514623.jpg
連続して出す241号では軽自動車を特集し、
このステラ2台を初夢価格で特売する。


この後発送作業に移るので、
間も無く定期購読者のお手元に届くはずだ。


お楽しみに。


恒例の初売りは、
いつも西暦商品が話題になる。


来年は2018円で売るのだが、

腰を据えてクルマを用意した。


まず今年は7台にしようと決めた。
久し振りに奮発するのは、
自粛ムードを跳ねのける景気付けだ。


だから決心したぞ。


f0076731_15120473.jpg
このインプレッサを税別車両本体価格2018円で売る。

インプレッサファンに堪らない話だろう。
f0076731_21520096.jpg
セダン好きなら痺れるはずだ。
f0076731_21521413.jpg

ただしほとんどボランティアとは言え、
これもあくまで商売なので、
二度とメンテナンスに入らない人にはお譲りしたくない。


その辺は常識ある人なら人情として分かるはずだ。


それに整備台や諸費用は、
他の中古車を販売した時と同じように戴く。


だから実際にクルマを見てから申し込むようにお願いする。


中には2018円だけで買えるものと信じている人も居るが、
それは違う。


過去には一度当たったら、
一族を引き連れて毎日来た人もいらっしゃった。(笑)


黎明期の話だ。


今なら笑い話で済むが、
当時はびっくりした。


20年も続けていると色々な事があるが、
おかげさまで毎回喜んでいただけるので生き甲斐を感じるようになった。


その上で毎年明確にしている事がある。


一度当選した事のある人からの、
2度目のお申し込みをお断りしている。


やっぱり色々な人と楽しみの輪を広げたいじゃないか。


素敵なお土産を戴いた。
f0076731_21522626.jpg
横浜から稲村さんが定期点検に来訪された。
いつもありがとうございます。
f0076731_22353235.jpg

今回は愛車G4の点検と同時に、
ドライブエクスペリエに参加されるのが目的だった。


多分ブログで紹介するインプレッサを味わいたいのだろうと思い、
レクチャーカーにGH8を当てた。


たいそう喜んでいただけたので、
来ていただいた甲斐はあったはずだ。


気合いを入れて調教した。
これほど気持ち良いGH8は、
そんなにあちこちに無いはずだ。


関東圏や関西圏は遠方と言えない時代になった。
上得意様はあちこちにいらっしゃる。


当社の趣旨に賛同いただける方は、

距離というものにあまり拘りが無い。
近くても遠くても、
走る喜びを知る人なら、
中津川の魅力を体で感じて戴けるだろう。

f0076731_22363415.jpg
頂戴した珍しいハーバーを、
早速大宮君に渡し、
全員に配布してもらった。
f0076731_22302522.jpg
これで更に気合いが入る。
明日もおもてなしの準備を進めよう。




f0076731_22430301.jpg
稲村さん、
楽しい時間をありがとうございました。
次はもっと深くクルマの操り方を助言します。
また一緒に走りましょう。
お待ちしています。

新生スバルに期待する

$
0
0


天井を取り外した。
f0076731_21060413.jpg
そして
ようやく待ちに待った螺旋階段を設置した。

上得意様のために、
丹精込めて練り上げる。


この続報は、
今後のブログに期待してほしい。

f0076731_21061727.jpg
今年も色々あったので、大事な出来事を10大ニュースとして残す。
まずスバルマガジンから記事を頼まれたこと。

読んでいない人も居るかもしれない。
だから、いまなら書いても良いと思うので、もう一度振り返る。
f0076731_21533839.jpg
これが全文だ。
東京モーターショーのスバルブースには例年以上の活気があった。
その一方で本来のスバルらしさは影を潜めていた。
過去これほど技術的な出店が無いスバルブースを見た覚えがない。少なくともVIZIVにはスバルデザインの秀逸さを見た。
だが本来スバルが得意とする技術力を伺わせる部分は皆無だった。
それは何故か。
まず降って湧いたような騒ぎであらゆる自動車メーカーが突然踊り場に立たされたからだろう。
それに加えスバルはここ最近エンジンやトランスミッションといった走りの技術に対する投資を怠っていた。
だから他のメーカーに比べてショーで見せられる技術が枯渇していた可能性がある。
本来ならば次のフォレスターを見せるタイミングでもあるが、
鮮度を失うことを恐れたのかもしれない。
しだがって強烈なパンチを持つ出展車は見られなかった。
ハリボテの参考出品車でお茶を濁した感は否めない。


もう一つ付け加えるならば、ますますSTIの扱いが曖昧になっている。
何年も前からSTIブランドを独立させて、
SUBARUと一線を画すよう助言している。
だが一向に聞く耳を持たない。
そのためSTI SPORTの位置付けとS208の存在意義が明確に区別できていない。
だからブランドコントロールが曖昧になってしまった。


いたずらに格下の車に用意したボディカラーを塗り、
本来のSTIが育てた独自色の鮮度を下げるという、
間違った行為を堂々と繰り広げていた。


SシリーズとSTI SPORTの住み分け、
それに加え米国におけるSTIの戦略的な位置付けが混ざり合い、
ずいぶん乱暴なブランド展開になりつつある。
ただし逆説的に言えば米国における新たなSTI戦略のおかげで、
Sシリーズにカーボンルーフが戻ったとも言えるので、
今後もっとスッキリしたグローバルでのSTIブランドの育成を期待したい。
ではそのためにまず何をやるのか。
それは「スバルのSTI」ではなく、
スバルの上にSTIが存在するという位置付けに置き換えることだ。


スバルは今月で創業から100年を迎え新たなステージに立つ。
そこで社名だけでなく会社の体質そのものも見直す時が来ている。
富士重工の時代に子会社を自由に支配する体質が出来上がった。
STIを他の子会社同様の位置付けにうる間は、
これ以上の優れた商品がその環境から生まれることは無い。


来年STIは30周年を迎える。
だからこそこれまで以上に彼らの独自性を重んじて、
確かなブランドを立脚する必要がある。
もう一度繰り返すが根本から扱いを見直すべきだ。


スバルには昔から創業の精神を明確に謳う風土が無かった。
それに加え中島家の出身者が会社経営に影響力を持つ事も無い。
だからスバルは踊り場に差し掛かった。


確かに規模の拡大を目指すと、
創業家の存在が妨げになることもある。


だが今のスバルは小さくても光る会社を目指している。
従って創業家の存在が薄れた事は、これからのスバルにとって弱点になる。
なぜか。
規模の拡大が最優先だった時代はとうの昔だ。
ただ悪いことばかりではなく、
群馬の「地の利」はスバルにとって大きな力となるはずだ。


100年間に渡り創業の地で「自主開発」を重んじた企業風土には、
世界的に見てもトップクラスの燻蒸力がある。


ここで今年のモーターショーを振り返ろう。
そうすると会場で彼らがなぜ技術力を見せなかったのか、
その魂胆が炙り出される。


スバルは正式に水平対向6気筒エンジンの開発終了を宣言した。
その事を前向きに捉えたい。
彼等は本気でダウンサイジングエンジンに取り組むつもりだ。
2018年に米国で発表されるアセントには、
第4世代の水平対向エンジンが搭載されるかもしれない。
今のエンジンより芯間が縮小されコンパクトになるはずだ。
もし出来なければそれは「偽りのダウサイジング」と言わざるを得ない。


排気量だけではなくサイズそのものもダウンさせ、
6気筒をしのぐ振動騒音特性を実現した新たなパワートレインを開発した可能性が高い。
それをまず米国でデビューさせ次に日本でそれが展開される時、
まさにスバルの次なる野望が白日の下に晒されるだろう。


各車短観
f0076731_21544755.jpg

VIAIVについて
素晴らしいデザインでスバルのアイデンティティも強く匂う。
リヤスタイルのまとまりが良くバックシャンな車になる予感がした。
EJ型エンジンの次が何かも気になるが、
それ以上に期待してしまうのが新しいセンターデフだろう。
高圧高速の油圧制御が必要だと思う。
f0076731_21550571.jpg

S208について
勿論申し込んだし、当たれば嬉しいが、
今回は「どうしても欲しい」とまでは思わなかった。
その理由は全く軽量化を考えていないからだ。
f0076731_21560472.jpg

同時に発表された米国向けのRAもカーボンルーフを持つ。
それが本当に「RAらしい」のか実態を知らない。
そろそろ本気で軽い車に戻す努力が必要だ。
これではカーボンが生殺しになる。
f0076731_21562416.jpg

BRZ STISPORTについて
18インチを履かせるために僅か一年で大改修されたボディは、
性能の向上に大きく寄与したはずだ。
ただSTI SPORTの位置付けは曖昧すぎる。
f0076731_21571870.jpg

横に並んだS208のフロントフェイスとRスタイルは、
BRZと見比べると大きな差がある。
色を揃えたならディティールにも拘らないといけないが、
ただ稚拙に格下のボディカラーを塗っただけでそこに蓋然性は無い。
f0076731_21564701.jpg

IMPREZA FUTURE SPORTについて
中途半端だが大きな可能性を秘めている。
このクルマはもう一度コンセプトを見直しFWDに徹する事だ。
剛性あたり重量が過去最軽量だと言われるSGP。
f0076731_21570743.jpg

それを活かして、
もし1.6リットルDITとTY75型6速MTをFWDと組み合わせたなら、
目を見張るように楽しいクルマが生まれるだろう。
f0076731_21574525.jpg

XV Fun ADVENTURE
今回の出展でBESTな参考出品車だ。
その理由はXVに今一番望んでいる、
高度な「ラギット」感を隠さず全面に出している。
コンセプトカーの履いているタイヤを装着し、
北米仕様車と同じ最低地上高に設定して、
国内の「クロストレック」として売ってはいかがだろう。
きっと欲しい人が居るはずだ。
f0076731_21575933.jpg

専用モデルとしての発展を心底願っている。
その時は色もパールホワイトを卒業させ、
新世代の「ピュアホワイト」纏わせよう。



と言う事で、
今夜も泳ぎに行ってきます。

拭う

$
0
0
樹脂の部品は炭素を引き付ける。
f0076731_18240665.jpg
だからどうしても黒ずんでくる。
定期的に拭う事で命が輝く。
f0076731_18242831.jpg
モノには魂があるので、
それを常に意識すると見えないモノが見える。
f0076731_18235150.jpg
毎朝の掃除も環境から設備へと移行した。
分担して拭う。
f0076731_18244255.jpg
樹木の下には苔が生えやすい。
それ自体は環境の良さを示すが、
少々みすぼらしくもある。


だから綺麗に拭う。
手で拭うばかりではなく、
雨に拭ってもらえる時もある。


昨日の雨は清々しかった。

f0076731_18253966.jpg
雨に晒すというより、
雨に拭われた気がした。


そんな朝だった。


望桜荘の庭に敷いた自然石も、
きっと雨に拭われただろう。
f0076731_18255772.jpg
良い塩梅に湿っている。
そこで先日敷き詰めた新しい部分を、
洗うのではな、
水で拭ってみた。
f0076731_18261992.jpg
ホースから水を僅かに出し、
重力で石の真上に落とす。


乱暴に水を撒くと、
せっかく石の間に落ち着いた土を浮き上がらせてしまう。


だから出来るだけ丁寧に、
上から狙って石の上に落とした。
f0076731_18263981.jpg
拭う前の自然石の様子は、
これまでとほとんど変わらず、
落ち着くのはまだまだ先だと感じた。
f0076731_18270114.jpg
拭うと明らかに石の色が変わったので、
数日掛けて乾燥すると趣が変わるだろう。


同じように水で拭った。
新しい高圧洗浄機は、
まさに拭うように汚れを落とす。
f0076731_18274413.jpg
8時に初めてホースを繋ぎ、
洗いたい場所にセットした。


難点は少しエンジンをかけるのにコツが要ることだ。
でもコンセントもコードも必要無く、
機動性に富みパワフルこの上ない。


f0076731_18272818.jpg

エンジン式のメリットは、
エンジンに慣れ親しんだ者にとって、
本当にぴったり馴染んで素晴らしい。


セットから洗浄まで、
一時間かけて全てやり終えてくれた。



f0076731_18275772.jpg
望桜荘の桜に目をやると、
青空に映えてイキイキしていた。
f0076731_18295596.jpg
秋に高圧洗浄で幹を拭ったので、
木肌が美しく健康そうに見える。


気になるのは夏の台風で折れた枝が、
一向に落ちることなく垂れ下がっている事だ。


見かねた北原課長が「取りましょうか」と言ってくれた。
f0076731_18302755.jpg
流石だ。
とにかくこの二人は身のこなしが鋭い。
f0076731_18292570.jpg
あっという間に登ると、
大宮君が高所用の剪定ばさみを渡した。


本当なら枝元で切除したいが、
それはとても無理だという。
そりゃそうだ。
ツリークライミングの装備を用意して、
完全に安全確保した上でなければ危ない。
f0076731_18310848.jpg
川に落ちた枝を回収して、
この樹の凄さを知った。
f0076731_18313826.jpg
物凄く枝が重い。三人がかりで引き揚げて、桜の横に置いた。
腐朽が広がり耐え切れず、風の力で折れた様だ。
f0076731_18315517.jpg
すなわち生き腐れしていると言う事だ。
少し乾かしたらノコギリで刻みながら、
海綿腐朽菌の浸透状況を確認する。


これだけ立派な枝なので、
チップにして利用するなど、
良いアイディアがあれば教えて戴きたい。


大きな樹になると、
どうしても拭いたくても拭えない所がある。


また腐朽した部分が全体に広がるのは、
植物にとって宿命だ。


毒が回らないよう、
何とか早めに手を打ちたい。


人間も拭うべき時に拭う事が大事だ。


毒が全体に回らぬように。


過去に例のない珍しいリコールのため、
自分で自分の尻が拭えないという、
少し困った事件が起きた。


整備や検査に間違いはない。


だがインターフェイスに問題があった。


当社のお客様は、
社員を育てようといつも考えて下さるので、
本当にありがたいと感謝している。


受付からお渡しまでの中で、
彼の話す内容に欠落があり、
しかも書類の説明も一方的過ぎた。


それが本人には咀嚼できないため、
大宮君が一肌脱いでロープレをやりましょうと言ってくれた。


そこで早速昨夜杉本君とリハーサルして、
f0076731_18320901.jpg
台本なしでロープレが出来る準備を整えていた。


人の尻を拭う仕事が、
自らできるようになった成長が本当に嬉しい。

言われてからやるのではなく、危機意識を持ったらすぐ自ら動く。
リコール作業後の引き渡しの際に、どのような工程を考えるべきかというロープレが始まった。
ロープレとは「型」を作る練習だ。
f0076731_18330398.jpg
どんなスポーツにも必ず型があるように、接客や作業にも一定の型が必要だと言える。
まずお詫びから入り、誰が何をしたのかを明確に説明する。
今回の場合は法定12か月点検のお客様が対象だ。
f0076731_18332256.jpg
北原課長が整備を担当したとして仮定し、まず課長から説明があった。お客様から戴いたリクエストを基に、点検結果と交換部品の内容をお客様に話した。
まずその料金の精算をお願いし、次のリコールについて大宮君からお客様薬の杉本君に、リコールの趣旨をもう一度お話しする。
f0076731_18333603.jpg
その時に検査員の吉村君も立ち合い、検査結果に何も異常が無かったことを説明する。
その上で大宮君は整備記録簿を机上に出し、その意味をお客様に説明する手本を見せた。
f0076731_18341336.jpg
整備と検査の違いを明確にしなければならない。
f0076731_18343023.jpg
その上で「検査をしないで出荷された訳ではない」事も分かり易く伝える。
そして無資格だと言う事が何を意味するのか、当社の検査員は何を何のためにするのかを的確に伝える。
f0076731_18344233.jpg
そしてお客様に、「なぜ申請書を書いていただくのか」伝える。
f0076731_18345651.jpg
ただここに「サインをください」だけでは不十分だ。
解っている人なら、そんな事を言われなくても良いと思うはずだ。
現にこれまでほぼ100%のお客様から、解っているから別に説明は無くても良いというニュアンスを受けていた。
だから吉村君には甘えがあった。
f0076731_18352578.jpg
とは言うものの、人間には得手不得手がある。
木に登れと言われても登れない人間にとって、登れる人を「凄い人間だ」と思う。


だから整備が不得手なので、整備士の事を凄いと思っている。
逆説的に言うと、「木登り」が下手なように、「説明」が下手な人間がいても不思議ではない。
そこをどのように補い合うかがチームワークだ。

口下手な整備士の方が良い仕事をする。
f0076731_18360432.jpg
口八丁手八丁という言葉があるけれど、そのような人間より、失敗するけどまじめな男の方が魅力にあふれる。
f0076731_18362434.jpg
こうして型を作り、今日も一日無事に終わった。

皆さん有難う。明日もまた宜しくお願いします。

インプレッサハウスの増殖

$
0
0
外した後の整頓の仕方で良く解った。
この仕事をした人たちは並みの職人じゃありません。

f0076731_21060413.jpg
インプレッサハウスから、まず天井の一部を取り外した。
f0076731_22221268.jpg
実はこれを外すだけでも大変な仕事だった。
壊さずに外すのは簡単なようで簡単ではない。
f0076731_21310934.jpg

次にラフタークレーンを準備して作業が始まった。
f0076731_21530837.jpg
階段塔を乗せる前に組み立てる。


鋼材を刻んだり溶接したり繋げたりする。
f0076731_22225950.jpg

鉄って素晴らしいな。


f0076731_22160641.jpg

鉄が大好きなので、
こういう光景を見るとゾクゾクする。


f0076731_22085350.jpg
ようやくこの日が来た。



待ちに待った螺旋階段が、
遂にインプレッサハウスのこの場所に設置された。

f0076731_21541213.jpg
まず柱をケミカルアンカーで固定する。
f0076731_22082305.jpg
既に新年4日からご予約を戴いている。


東京から小林さんがレガシィの受け取りに来訪される。
何とか間に合わせることができた。
これからも上得意様のために、
丹精込めて練り上げる。
f0076731_22181384.jpg
階段塔がどのように出来上がるのか、
下から見るとはっきりと変化が解る。
f0076731_22182882.jpg
まるで螺旋階段のために開口していたかと思うほど、
イメージ通り仕上がった。
f0076731_22194420.jpg
次の作業が始まった。ある程度骨格を作って、階段塔を吊り上げた。
f0076731_22225766.jpg
プロの技は凄い。
ピタリと治まった。

f0076731_21061727.jpg


次に外してあった天井を付ける。
f0076731_22222731.jpg
クレーンで釣り上げ、
丁寧に載せた。
f0076731_22465561.jpg

これも計算通り一発で決まった。




出入りするドアを付けるために、
コンクリートの一部をはつった。
f0076731_22235495.jpg
埃だらけになってしまったが仕方がない。養生するには限界があった。
f0076731_22244093.jpg
並行して、やはり同じように外してあったポリカーボネート製の天板を装着した。
f0076731_22265822.jpg
そして壁を張るための下地を作る。続いて板金屋さんの登場だ。
f0076731_22284101.jpg


壁を貼り終えドアも付いた。


f0076731_21212803.jpg
あとは風呂をセットする仕事が残っている。
f0076731_22293328.jpg
ドアを開けると、そこには別世界が広がっていた。
f0076731_21215507.jpg
素晴らしい。
この柱の形が堪らなく良い。
f0076731_21221298.jpg
階段を降りるとインプレッサハウスのエンジンルームに繋がっている。

f0076731_21223725.jpg
これまでの空虚な部分に、
f0076731_22213118.jpg
三浦専務、
ありがとうございました。


彼に相談した時、
「出来ます。やりましょう」
そう言ってくれたことが本当に嬉しかった。
f0076731_22345764.jpg
そして本多電機さんにお願いして、
外してあった照明を付け直していただいた。


f0076731_22352108.jpg
こうして階段塔は本日見事に完成した。
f0076731_22353882.jpg
エンジンルームにエンジンが並んでいるが、
どれも嬉しそうに作業を見守った。


f0076731_22355314.jpg
ここにあるエンジンも、
クルマも何もかも、
スバリストにはたまらない魅力だと思う。
f0076731_22365739.jpg
光景も素晴らしく変わった。
f0076731_22591357.jpg
歴代の水平対向エンジンが、
お客様をお待ちしている。


f0076731_22382190.jpg
丁度通路が螺旋階段の登り口になり、
ふさがってしまった。
ところが棚板を三枚外せば通路が出来る。


さあ、
次はどうなるか。


ロイヤル車検お泊りプランのコアな部分を、
ぜひ楽しみにしてほしい。


2018年初売りに備える

$
0
0
小包が届いた。
f0076731_14530456.jpg
中から八女茶の逸品が現れた。
福岡人さん、
ありがとうございました。
f0076731_14532617.jpg
文政二年創業と言う事は、
歌川広重が22歳当時だ。


浮世絵が一世を風靡していた頃だろう。
f0076731_14534111.jpg
素晴らしい歴史を感じる逸品だ。


味わわせていただきます。
今年も応援していただき、
重ねて感謝申し上げます。


インプレッサに乗り換えて3週間経った。
吸排気系を入れ替えて一週間過ぎたので、
エンジンオイルを交換した。
f0076731_21225475.jpg
「社長の走り方だと黒ラベルにした方が良いです」と、
杉本君が薦めるので、
レ・プレイヤード10W-50を呑ませることにした。
f0076731_21234430.jpg
このマークを見ると、
何が言いたいのか良く解る。


ジョッキの用意されたオイルの匂いを嗅ぐと、
拍子抜けするほど無臭だ。
f0076731_21235617.jpg
愛用者が増えているので嬉しい。


実際に使ってみて、
何がどう違うのか説明するつもりだ。
f0076731_21240978.jpg
リフトアップして、
まずオイルフィルターを外す。
f0076731_21242504.jpg
仕上げ整備をした時に、
オイルと一緒にエレメントも替えたばかりだ。
距離も1500kmほど走っただけだ。


けれども東京往復と、
前回PEAを入れて高速走行したので、
どんな状態か調べた。


すると、
エレメントから流れ落ちたオイルは驚くほど真っ黒だった。
f0076731_21243614.jpg
ゴロンとエレメントを外し、
次はオイルパンのドレンプラグを外す。
f0076731_21244875.jpg
抜き取るとやはり真黒になったオイルが出た。
f0076731_21254347.jpg
杉本君の印象もやはり同じで、
距離から考えて妙に黒いと言う事だった。
f0076731_21330461.jpg
雫が完全になくなるのを待つ間に、
凍結防止策を施した。


下にバケツを置いたままリフトを下げる。
f0076731_21334958.jpg
ウオッシャー液を舐めると、
高速道路で痛い目を見る。
f0076731_21341848.jpg
マイナス50℃まで凍らない良いウオッシャーを使えば、
融雪剤を散布した道路を走行しても安心だ。
f0076731_21343995.jpg
ケチらずに原液を投入する。
4本くらい入れておくと良いだろう。


入れ終わる頃に雫が切れる。


もう一度リフトアップして、
オイルエレメントを取り付け、
ドレンプラグを締め付ける。


この時にガスケットも交換すると良い。
f0076731_21350016.jpg
リフトを下げて黒ラベルを入れる。
ゆっくり入っていく。


確かに油膜保護性が高そうだ。
f0076731_21351428.jpg
アンダーカバーを付けて作業完了。


カーショップなどで気軽に交換するのも良いが、
拘りのオイルをお気に入りの整備士に任せるのも良い。


オイルには潤滑だけでなく他に5つの働きがある。2.密封効果3.応力分散効果4.冷却効果5.清浄効果6.防錆効果
純正オイルには水平対向エンジンに合わせた配合があるので、入れると感覚が変わる。
黒ラベルにしてわずかしか走っていないが、確かに良くなった。
氷点下で始動した時のフィーリングは、やはり前の柔らかいオイルの方が静かだ。
ところが温まってからは全般的に変わる。感じる印象は「弾力性」だ。
タウンユースで弾力性が高まったように感じる。
そうなるとスタッドレスタイヤに不満が募る。
スタッドレスの効果が著しく劣るわけでは無いかもしれない。そこは試してないので何とも言えない。
だがオンロードでグニュグニュして、ステアリングに対する反応も著しく鈍い。
我慢できなくなってタイヤを交換した。
f0076731_20093603.jpg
コンチネンタルのコンチバイキングコンタクト6を選んだ。タイヤサイズも205/50R17と本来のサイズに戻した。
f0076731_20100090.jpg
左がコンチメンタルで右がピレリだ。ピレリのサイズは215/45R17と、スバルではポピュラーなサイズだが、GH8には採用されていないサイズだ。左側のタイヤのトレッドパターンを見て欲しい。左がイン側で右がアウトになる。イン側の一列で積雪路を噛む。幅の広い中央部が凍結路を掴む。そして右の2列がマクロブロックテクノロジーを採用した乾燥路対応だ。
サイプで氷雪も対応しながら、ドライ路面の乾燥路で横力が働くと、2列が合体するようになっている。
稲妻のようなパターンがその証だ。
嘘みたいな話だが、本当に効果がありステアリングに対する反応が面白いほど変わる。
f0076731_14345714.jpg
ホイールはそのまま使う。ライントレース性が高まるので、コーナーでエイペックスにピタリと着ける。
f0076731_14351369.jpg
その感覚はピレリには無い。
でもまだ使えるので勿体ない。後から何かに生かそう。
f0076731_14365375.jpg
「もうこいつさえあれば大丈夫」そんな気にさせるサイドウオールのマークだ。
また思いっきり走ってレポートしたい。



とにかく今年の師走は、何から何まで自粛だった。



どこの県にもスバル販売店の組織があり、
毎年新年会が開催されるはずだ。


岐阜スバルは毎年急に新年会を開くと言うので、
他の予定と重なる事が多い。


今年も連絡が無いの電話でいつなのか聞くと、
「今年はやりません」と言う。


自粛らしい。


そこまで悪い事をしたとは思えないが、
自粛するなら徹底的に自粛した方が良い。


でも一つ気になった。

新年会が自粛されると、
純子が可哀そうだ。
f0076731_20305475.jpg

毎年恒例の行事なので、
彼女も岐阜に来る予定を入れていたに違いない。


それがキャンセルでは余りにむごい。
「せめて岐阜では何とかなりませんか」と、
沼部長にお願いしたから、
もしかすると招聘されるかもしれないと期待しているが、
和田社長は堅物だから無理かもしれない。


一度社長に電話して、
中津スバルがどうしても一緒に歌いたいと言っていると口説いてみて欲しい。(笑)


柳澤純子さん、
来年もよろしくお願いします。


メーカーのスバルは自粛でも、
こちらはそんな訳にいかない。


SUBARU生誕101年目のスタートを、
スロットル200%でぶっ飛ばす。
f0076731_21512233.jpg

イベントの骨格は2つある。


インナー向け、
すなわち上得意様向けのプログラムだ。


抽選や飲食のおもてなしで、
ここはひとつ「ご利益」を受けて戴こうというものだ。


もう一つはアウター向けのプログラムだ。
それがまず元旦から始まる西暦商品だ。
f0076731_15002517.jpg
レガシィツーリングワゴンや、
f0076731_15120473.jpg

先に紹介したインプレッサセダン、


f0076731_15005899.jpg
他にもインプレッサスポーツワゴンや、
f0076731_15013494.jpg
フォレスターも用意した。なんと元旦から4連発の打ち上げ花火だ。
ここから二日間過ぎると、また三連休が始まる。
そこから再び3連発を打ち上げる。
f0076731_15231288.jpg
プレオ
f0076731_15241536.jpg
ステラ4WD
f0076731_16122600.jpg
ステラカスタム4WD


と言う事で、
SUBARUの自粛ムードを今から吹っ飛ばす勢いで、
新しい年に向かっていこうと思っている。
1月の営業カレンダーも出来上がった。
元旦は9時から16時まで営業し、
2日から4日までの3日間は9時から17時まで店を開ける。
備え万全さ。


5日は臨時休業して充電し、
6日から通常営業しながら、
抽選カーで盛り上げるんだ。
期待してほしい。


抽選カーだけじゃない。
元旦からの初売りに似合うクルマを用意した。
いわゆる福袋カーと言うヤツ。


お楽しみ満載の、
大晦日と5日発行の「かわら版」をお見逃し無く。


岐阜新聞の瀬戸記者が来訪され、取材を受けた。
f0076731_17514865.jpg
全く話が尽きなかった。
f0076731_17545382.jpg

瀬戸さんはアグレッシブな記事を書くので、どんな内容になるか楽しみだ。

ちゃんこ鍋とカラオケ

$
0
0
f0076731_19403406.jpeg
朝起きたら猛烈に腹が減っていた。
時刻は午前10時を回っていた。


本当ならインプレッサハウスの掃除を始めるはずだった。


妻は一足先に起きて、
部屋の掃除を始めていた。


近くのちゃんこ屋に、
乗り捨てたインプレッサを取りに行き、
その足で蕎麦屋に駆け込んだ。


冷たい蕎麦を、
そのままわさびを添えて咥え込む。


美味かった。
ほとんど一枚そのまま食べて、
残りの一枚をたっぷりの汁につけて啜り込んだ。


面白かった。
f0076731_19492055.jpeg

忘年会の幹事は杉本君だ。
お刺身も新鮮だ。


鳥からの次に蟹がかた。
f0076731_19542018.jpeg

そうこうしているうちに、
久しぶりのちゃんこ鍋が煮えて来た。
f0076731_19511185.jpeg

独特のタレで味わうちゃんこ鍋で、
美味しいと思うのだが、
妻は豚肉の味がよくないと言う。


最近輸入している豚肉が多い。
そのせいかもしれない。
f0076731_19553143.jpeg

とは言うものの、
ガッツリ食べて盛り上がり、
二次会のカラオケ大会が始まった。
f0076731_19595843.jpeg

続きます。
腹が減った理由がある。

BーFactionの掃除

$
0
0
僅か一日で劇的にタイムが縮んだ。
f0076731_09125064.jpg
その理由は食べ物だった。

稲村さんと話しながら、
過去のデータを振り返り、
面白い共通性が現れたので少し分析して、
新年にでもまとめたいと思っている。
f0076731_09270423.jpg



徹底的に掃除して、


f0076731_09271695.jpg

福袋の作る準備だ。
f0076731_09273082.jpg

このケースは思い出の塊だ。
f0076731_09274491.jpg

見るだけでもわかる人には面白いはずだ。
f0076731_09275657.jpg

中日新聞の福本記者が来訪された。
f0076731_09281516.jpg

福本さんは御嶽山の噴火の際に、
木曽福島で記者生活を送っておられた。
f0076731_09283076.jpg

大変な時期を木曽で過ごし、
積もる話が山ほどあった。


今後ともよろしくお願いします。


福袋を配るようになって、
30年近くなる。


年末のディーラーに、
当たり前のように福袋が並ぶようになって、
誰もやらない事にチャレンジし続けた事に誇りを感じている。
f0076731_09284524.jpg

最近では販売する福袋も好評だ。
f0076731_09285616.jpg
店頭のグッズも、正月を迎えるためにあえて仕入れている。
f0076731_09291192.jpg

福袋にはいろいろなものを組み合わせ、
毎年妻が一生懸命製作する。
f0076731_09293243.jpg

今年はこのTシャツを入れるらしい。
f0076731_09294356.jpg

福袋以外にも、
純正のミニカーも揃えた。
f0076731_09295254.jpg

どれも絶版品なので、
楽しみにご来場下さい。
f0076731_09300180.jpg

Sシリーズの三種は目玉商品だ。
f0076731_09300939.jpg

娘のお気に入りはクマだ。
f0076731_09301896.jpg

さあ、
今日はしっかり走った。


コンチバイキングコンタクト6は、


f0076731_09134290.jpg
とても良い味がしたので、明日のレポートをおたのしみ
f0076731_09514747.jpg






コンチネンタル「コンチバイキングコンタクト6」で2017年を締める

$
0
0
f0076731_09484411.jpg
初売りの準備も整い、
ショールームは元旦体制になった。
f0076731_09490167.jpg
抽選の商品も全て揃った。
f0076731_09491507.jpg
ミカンも沢山あるのでお楽しみに。
それと並行して、アイワ設備さんが、何とか杮落としに間に合うよう、風呂桶をセットしていた。
f0076731_09330427.jpg
場所は決まったので、
まず固定するように作業が進んだ。


スーパームーンが見れるかな。
f0076731_09332087.jpg
徐々に作業が進み風呂桶は接着された。
便利な時代になった。


f0076731_09312241.jpg
これならコンクリートにクラックが入らない。
f0076731_09323704.jpg
自動給湯なので便利だし、
凍結防止も自分でやる優れもののボイラーだ。
f0076731_09321641.jpg
澤田さん、丁寧な仕事をしていただきありがとうございました。
f0076731_09482336.jpg
コントローラーも防水で、
手元で何から何まで操作できる。


作業が進むのを確認して、
いよいよ本格的なタイヤテストに向かった。
f0076731_17170419.jpg
テスト前の表情だ。


f0076731_18354978.jpg
フロントの荷重配分が多いので、
まだ新品なのに、
見ただけで前後の差が解る。
f0076731_18360226.jpg
リヤの表情は穏やかだ。


これをまず一皮むく必要がある。


丁寧に丁寧に剥いてやる。


f0076731_18353755.jpg
山は真っ白だが道路には雪が無い。
f0076731_17174991.jpg
流石にここまで来ると雪はあるけれど、今年の傾向は緩い感じだ。
f0076731_17183529.jpg
木曽馬の里の中川さんに挨拶して、
本格的に雪のある場所へ向かった。



f0076731_12384664.jpeg
そして素晴らしく晴れた空の下、

快調にテストが進んだ。

百聞は一見にしかずだ。
テストの様子を見て欲しい。


楽しく走れて「なんぼ」のタイヤだ。


コンチの魅力はそこにある。
f0076731_18361493.jpg
テストを終えて家に帰った。


f0076731_17181916.jpg
燃費も良かった。


まあ飛ばす場所が無いからね。


明日はそうはいかない。
高速道路を元気良く走る。


初日の走行距離は193kmキロほどだ。


楽しく走った。
f0076731_17183473.jpg
家に帰ると露天風呂が待っていた。


息子に頼んでコントローラーに電源を入れてもらったので、
付くころにはお湯が溜まり始めていた。
f0076731_16100087.jpg
30日には毎年友人のスバリストが集うので、
今回は杮落としに入浴してもらおうと画策していた。
f0076731_16103892.jpg
ビックリするぞと楽しみに待っていると、
f0076731_19422395.jpeg
予想通りビックリしてくれた。
f0076731_19434670.jpeg
楽しく語らい夜が更けた。

そして大晦日の朝が来た。
f0076731_18441534.jpg
この話題で持ちきりだったようだ。
ヤフートピックで、
またしてもアクセスランキング1位になった。


そんな事はつゆ知らず、
二日目のタイヤテストを開始した。


f0076731_18365317.jpg
開田高原は条件が良すぎたので、
もっと厳しい場所へ向かった。
f0076731_18375340.jpg
大晦日だと言うのに工事現場にガードマンが要る。


突貫工事でトンネルづくりが続いている。


f0076731_18380593.jpg
流石にダンプカーにはすれ違うことなく安全に走れた。


その代わり高齢者マークを付けた車は普段より多いので、
更に注意が必要だ。


厳しい自然が待っていた。


f0076731_18381662.jpg
粉雪の下はカチンカチンのアイスバーンだ。


ここを普通タイヤのバイクで登ろうとする無法者が居た。


立ち往生する予感がしたが、
道を譲ってくれたので先に進んだ。


大丈夫かと心配したが、
余程の覚悟で登っているのだと思い、
特に声も掛けずに先へ行った。


その先ではスリップ捨て立ち往生する三河ナンバーも居た。


何とか脱出出来て良かったが、
スタッドレスタイヤでも二輪駆動だと辛そうだった。
f0076731_18382678.jpg
この寒空の下で年越しする強者も居る。
テントの中から何かを打ち込む音が聞こえた。


悪天候に備え補強しているのだろう。


f0076731_18433690.jpg
先へ進むのを躊躇った。
安全だと決して言えない。


クルマに戻り来た道を下った。


すると路上に先ほどのバイクが倒れていた。


後続のクルマと協力してバイクを起こし、
安全な場所まで移動したが無謀な青年だ。


無事麓まで下れたのなら良いが。


f0076731_18434700.jpg
麓は雨だった。


路面温度が低くスタッドレスでも注意が必要だ。


ところがこのような場所でコンチはめっぽう強い。


ステアリングに対する応答性が抜群で、
思い通りのライントレースが出来る。


そのあと高速道路を飛ばして会社に戻った。
f0076731_18422020.jpg
中津川の気温は4℃だった。


f0076731_18423222.jpg
本日の走行距離は235kmで、
2つ日間かけて全天候下を走り抜けた。
f0076731_18412976.jpg
フロントタイヤの様子と、
f0076731_18415089.jpg
リヤタイヤのショルダー部だ。
f0076731_18420505.jpg
きわめて楽しいスタッドレスタイヤ。
それがコンチヴァイキング6だ。
三月から毎日更新を宣言し、
なんとか今日まで続ける事が出来ました。


今年も一年ありがとうございました。


これから年取りが始まる。
f0076731_19464077.jpeg

恒例のお刺身も準備できた。
イクラがないのが今年の不漁を象徴している。


f0076731_19481298.jpeg



その代わり、
ヒラメがものすごく美味しい。


そしてタップリのウニを、
f0076731_20014525.jpeg



豆腐に乗せる。
f0076731_20030066.jpeg

さあ、
今夜も飲むぞ。


皆さん、
来年もよろしくお願いします。



素晴らしき元旦

$
0
0
7時半に集合した。誰もが良い表情をしていた。
f0076731_19002011.jpg
昨夜からの雨は上がっていた。
中途半端な雨だったが、
それが冷え込みを防ぎ、
比較的過ごしやすい朝だった。


その代わり、
辺り一面霧で真っ白で少し危険な朝でもあった。


新年の抱負を一人づつ語り、
先月の実績も見直して初売りの準備に取り掛かった。


開店と同時にゾクゾクとお客様がいらっしゃった。
お楽しみ抽選会の当選もバンバン出た。
f0076731_19003370.jpg
安藤様からはロイヤル車検の早期予約を頂戴した。
ありがとうございました。


何年も続く「お迎え」する気持ちを大事にして取り組む行事なので、
お得意様の皆さんも気持ちは「初詣」だ。


魚住さんもご家族で来訪された。
f0076731_19005070.jpg
代々続くスバリストの家計なので、
お嬢ちゃんの成長がとても楽しみだ。


締め切りになった。
今年のトップバッターはレガシィだ。
f0076731_19010391.jpg
とても良い雰囲気で抽選が始まり、
伊藤様が幸福の矢を射止めた。
f0076731_19011781.jpg
皆さんの祝福を受け、
とても礼儀正しく挨拶される姿に感動した。
f0076731_19013535.jpg
長年続けてきて良かったと実感した瞬間だ。
f0076731_19014786.jpg
これからもよろしくお願いします。
抽選から外れた方も、
皆笑顔でお帰りになった。


明日からも頑張ろう。


どんなイベントか取材に行きますと、
年末に約束された通り、
中日新聞の福本記者が来訪された。
f0076731_19020462.jpg
当選者の方に取材されるなど、
その姿には記者魂が漲っていた。


何よりも嬉しかったのは、
その経験を通じた気配りだった。
f0076731_19021581.jpg
何と自ら仕込んで炊き上げた味ご飯を、
おにぎりにして差し入れて下さったのだ。


忙しさのあまり、
お昼ご飯も食べられない事が多い。
f0076731_19022640.jpg
食べられたとしても悠長に座って食事は無理だ。


そこを見越して、
美味しいおにぎりを届けて下さったのだった。
f0076731_19023928.jpg
好物の銀杏も入っている。
電子レンジで加熱すると、
美味しい匂いがふわっと広がった。


福本さん、
ありがとうございました。


多治見市から吉村純児さんも来訪され、
奥様の好物だと言う、
ベイクドティラミスを差し入れて戴いた。
f0076731_19101804.jpg
ところが、
あちこち飛び回っている間に、
お帰りになられてしまった。


f0076731_19103472.jpg
まだ封を切っていませんが、
楽しみに頂戴いたします。


f0076731_19105088.jpg
吉村さん、
ありがとうございました。


名古屋から片桐さんもいらっしゃった。
f0076731_19111520.jpg
今ではすっかりコンチネンタルファンだ。
先日購入していただいたDWS06を堪能されている。


差し入れを頂戴した。
f0076731_19112749.jpg
大好物ばかりがギュッと詰まっている。
これも楽しみに戴きます。


f0076731_19114343.jpg
片桐さん、
ありがとうございました。


日持ちのしない味の良さをじっくり楽しませていただきます。


瀬戸市から長江さんがいらっしゃった。
f0076731_19120005.jpg
まだ暖かい箱の中には、
沢山のたい焼きが詰まっていた。
f0076731_19121191.jpg
香ばしい香りでいっぱいだ。
f0076731_19122599.jpg
日本一と胸を張るだけのことはある。
f0076731_19123800.jpg
香ばしくて美味しかった。


長江さん、
ありがとうございました。


坂下から原さんご一家も来訪された。
f0076731_19125789.jpg
まだ熱い箱の中には、
地元のお菓子「太鼓饅頭」が入っていた。
f0076731_19131089.jpg
これはその中でも正月限定らしく、
珈琲クリームの入った特別なお菓子だ。
f0076731_19132193.jpg
熱いうちに食べないと!
娘が浮足立った。
f0076731_19133387.jpg
二人で半分ずつに分けて食べた。
やっぱり、
アツアツのお菓子は美味しいね。


岩倉市から熊谷さんがいらっしゃった。
f0076731_19134706.jpg
函館のお土産を頂戴した。
f0076731_19140143.jpg
懐かしい。
確かにあの夜景はロマンティックだ。


皆で楽しみにして戴きます。


熊谷さん、
ありがとうございました。


名古屋市から佐藤さんがいらっしゃった。


昨日は蕎麦打ちで忙しかった事だろう。


お疲れさまでした。
f0076731_19141722.jpg
社員全員を気遣って戴き、
漢方薬の要素を取り入れたキャンディーを頂戴した。
f0076731_19143332.jpg
喉がいがらっぽい杉本君にもバッチリだ。


良く見ると特許食品だ。
インフルエンザ防止に役立つそうだ。


佐藤さん、
ありがとうございました。


f0076731_19145297.jpg

一日でアンケートがドッサリ集まった。
拝見した所「不満」と書かれた回答はゼロ。
無回答が一つと、
どちらでもないが一つあった。
満足度は98%を超えているが、
それに胡坐をかくつもりはない。


二つの回答を、
どうしたら満足に向けるのか。


そこに丸を打っていただく工夫を続ける。


この分厚い資料は大切な財産だ。


ご来場の皆様、
またブログを通じて応援していただいた皆様、
改めまして、



「あけましておめでとうございます」


初日は滞りなく進みました。


本年も相変わらず御贔屓賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。


レガシィツーリングワゴン2.0GTで走り初め

$
0
0
お陰様で元旦から大盛況だった。
f0076731_18413749.jpg
家に帰ると一足先に帰った娘がカニ鍋を用意していた。


今年の鍋初めだ。


凄く良い味のタラバガニだった。
儲けものをした。


残ったカニから妻が実をほじくり出して、
全て鍋に入れた。


出汁が抜群に効いて味が驚くほど良い。
f0076731_18420833.jpg
おもむろに娘が卵を溶き始めた。


ふわっと混ぜたら、
f0076731_18422251.jpg
美味しそうなカニ雑炊が出来上がった。


焼酎をゆっくり呑んで、
ぐっすり眠った。


順調に二日目がスタートし、
本日の西暦カーは小野さんの手に渡った。
f0076731_18431993.jpg
おめでとうございます。
今後とも宜しくお願いします。


お得意様も続々と来店された。
浜松から飯尾さんが、
f0076731_18435514.jpg
素敵なカサブランカを届けて下さった。
ありがとうございました。


可児の松山さんもいらっしゃった。
f0076731_18433471.jpg
いつも栄養補給をしていただき、
感謝申し上げます。
f0076731_18442700.jpg
ドリンク剤は最も良く聞く燃料だ。
寒い場所で作業する整備士には、
特に喜ばれている。


その松山さんが、
工房で歓声を上げられた。


何かと思ったら、
マリオが現れたではないか。
f0076731_18444322.jpg
いつもニアミスばかりで一度も会えた事が無かったそうで、
今回の対面をとても喜んでいただけた。


マリオからも素敵なお年賀を戴いた。
f0076731_18445460.jpg
休肝日に食べて下さいと言う、
愛溢れるメッセージが嬉しかった。
f0076731_18450441.jpg
何だろう。
ワクワクしながら包みを解くと、
f0076731_18451938.jpg
なるほど。
これは休肝日にふさわしい逸品だ。
f0076731_18453271.jpg
これは娘も大好物なので、
喧嘩しないように分けて食べねばならない。


それにしてもくじ運の強い男だ。
f0076731_18461039.jpg
見事に2等を引き当てた。
f0076731_18462446.jpg
しかもスバルとコラボした、
キモヲタブルーのモバイルスピーカーだ。


くじは1等から5等まで十分な数を用意しているので、
明日からの後半戦にもドンドン期待して来訪してほしい。


ミカンもあるし、
1等賞のカニもお得意様のお越しを今か今かと待ち望んでいる(笑)


名古屋から中村さんが来訪された。


フォルクスワーゲンのオーナーだが、
SUBARUにも愛情が深く、
時々VWのオフ会に誘って戴いている。


素敵なお年賀を戴いた。
f0076731_18463793.jpg
愛機で中津シェライフェを走った後、
中津スバルにも立ち寄って戴けた。
ありがとうございます。


すっかり酒を飲み干してしまったので、
今夜の晩酌にとても良い相棒が出来た。


ラベルには純米酒と書いてないが、
どこを見ても純米酒そのものだ。
何か特別な拘りがある。


中村さんはそれを知っていて、
わざわざ届けて下さったようだ。


とても楽しみだ。


ありがとうございました。


ところでスバリスト達の「スバル初め」は如何だろうか。


通勤でGH8を乗る事は、
決して「走り初め」とは言い難い。


仕込んでから走らせないと気合いが入らない。


出勤して会社の周りを掃除していたら、
四代目レガシィが何かを語り掛けてきた。


「走りたい」とまるで訴えているようだった。
f0076731_18464856.jpg
前のオーナーの愛情を一身に受けて、
当社でしばらく眠っていた。


「良し!走り初めはこのクルマだ!」と今朝決めた。


f0076731_18465837.jpg
そこで西尾君に頼んで、
一日かけて点検清掃してもらった。


インチアップした軽量ホイールに、
夏タイヤが付いたままだった。
f0076731_18470923.jpg
買い替え直前にパンクだけしたのだろう。
一本だけ安い韓国製のタイヤになっていた。


センターデフに悪影響を及ぼすので、
タイヤ交換は4本同時がセオリーだが、
交換してからさほど時間が過ぎて無いのが不幸中の幸いだ。
テストでしっかりその辺りも探る。
f0076731_18472270.jpg
床に置かれた冬タイヤを確認すると、
レガシィ本来のホイールに標準サイズのスタッドレスが装着されていた。
f0076731_18473200.jpg

スタッドレスたいやはピレリの製品だ。

アイスアシンメトリコ、
懐かしい名前だ。


そろそろ寿命が近いかもしれないが、
f0076731_18474945.jpg
製品の鮮度はギリギリ賞味期限前だ。


今シーズンはピレリの中古スタッドレスで始まり、
次にコンチの新品を確かめ、
またピレリの中古に戻る。
f0076731_20112981.jpg

なんか意地悪しているようだが、
全くの偶然だ。


でもまた味の違いが確かめられる。


そう思うとドキドキするし、
GH8の兄貴分の走りも久し振りに楽しみでワクワクする。


それじゃあ、
80kmほどぶっ飛ばしてくるか。


それではまた明日。
f0076731_20120091.jpg

シャシーの過渡期を肌で感じる

$
0
0
面白い符合がある。
それはシャシーの過渡期にBとGが似た足取りを辿る事だ。
デビューした年の平成19年、スバルはSIシャシーをデビューさせた。
それまではSIシャシーとは呼ばず、車体構造を新環状力骨構造ボディと呼ぶだけだった。
その軽量化を極めた新環状力骨構造ボディは、四代目レガシィと共にデビューして、リヤのマルチリンクサスは熟成の極みにあった。
複雑な迷いの中で誕生したSIシャシーは、軽くて廉価なインプレッサの最上級グレードたるS-GTにおいて、必要十分な剛性と強度を持つが、追って登場するWRX STIでは少し物足りない構造だった。
しかもWRCを捨て、世界の部隊で競い合う術を失った。
その代わり目指す方向をレガシィに降った。
嗜好性や顧客層の変化もあり、初期のGRBはGT-Bの影を慕うクルマだった。
今、世にデビューしたスバルグローバルプラットホームは、スバルの中で最も廉価なインプレッサ系のシャシーとしてデビューし、ボディコンストラクションまで根本的に変わった。通称ボデコンは、SGPと新環状力骨構造ボディの結合を総称している。
f0076731_20035042.jpg
イクラやウニが、それ単体より、オロシやトウフと合わされて良い味を出す。


SGPもシャシーだけでは成り立たず、
ボディとどう結合するかで真価を表す。


だからインプレッサに搭載され、
ボディコンは成長のさなかにある。


GH8に話を戻す。
当時の状況は今とよく似ている。


レガシィは円熟期に入っていた。


まさにその頃のレガシィに乗り、
「やっぱりレガシィはレガシィだ」と圧巻の性能に尻尾を巻いた。


軽くて面白いGH8も良いが、
リヤサスの剛性感で遥かに勝るBP5に勝てるわけはなかった。
f0076731_20040502.jpg
中村さんに頂いた日本酒は、
実に面白い。


純米酒だが格外品の酒米を使うので、
純米を名乗らない。


しかしお求めやすい価格で美味い酒が飲める。


そこが中村さんの優れた目の付け所だ。


すっと喉に入る酒は、
フルーティで美味しかった。
f0076731_20042233.jpg
BP5を高速で走らせ、
ちょっと興奮した後なので余計に美味かった。


一夜明け出勤すると、
飯尾さんに頂いたカサブランカが迎えてくれた。


f0076731_20043701.jpg
心休まる。


忙しくなる予感がした。
f0076731_20045202.jpg
大津から荒井さんがロイヤル車検の予約にいらっしゃった。


f0076731_20050285.jpg
玉手箱を二つ頂戴した。


一つには斎藤の最中が入っていた。
f0076731_20051201.jpg
社員みんなの大好物だ。
疲れた時に頂きます。


もうひとつからは、
違う何かを感じた。
f0076731_20052566.jpg
巻物が入った玉手箱だ。
思い切って開くと、


f0076731_20055934.jpg
これは荒井さんが今夜の晩酌の「あて」にしろ、
そう言っているに違いないと感じた。


ありがとうございました。
持ち帰って早速戴きます。


羽島市から田中さんがいらっしゃった。
f0076731_20061332.jpg
愛機BP5の車検を前に、
少し悩んでおられるようだ。


乗りたいクルマにはずっと乗れば良い。


違うクルマの味が知りたければ乗り帰れば良い。


添い遂げたい気持ちがあるなら他に浮気しても手放してはいけない。


選択肢は3つなので簡単だ。
f0076731_20062358.jpg
玉手箱には何が入っているのだろう。
f0076731_20063462.jpg
これは珍しい。
社員みんなきっと喜ぶ。


疲れた時に頂きます。


ありがとうございました。


大津市から一瀬さんがいらっしゃった。
f0076731_20064838.jpg
彼も常に悩みが多い。
愛機のメンテナンスをどうすべきか悩みは絶えないが、
悩める時が一番楽しいのだ。


悩めなくなったら飽きた時なので、
さっさと乗り換えてしまえばよい。


新車に勝る美味しさはそうそう他では味わえない。
f0076731_20065941.jpg
お土産をありがとうございました。
皆で頂きます。


名古屋市から福中さんがいらっしゃった。
f0076731_20074961.jpg
玉手箱を頂戴した。
f0076731_20075959.jpg
開けると中から躍るような和菓子が現れた。


f0076731_20081053.jpg
これは愉しい。
疲れた時に味わいます。
ありがとうございました。


可児市から吉田さんご一家がいらっしゃった。
f0076731_20082581.jpg
ズシリと重くなんだか生暖かい。


f0076731_20083752.jpg
中には見た事も無い大学芋が入っていた。
f0076731_20085014.jpg
これには助かりました。


今日は弁当も無いし、
隣のコンビニに行く間もないほど忙しかった。


結局昼飯を諦めていたところに、
この差し入れを戴いたので、
f0076731_20090440.jpg
半分くらい食べちゃった。


吉田さん、
ありがとうございました。


燃料を補給できました。


勝山市から宮山さんが、
愛機KV4の点検を兼ねて来訪された。
f0076731_20092999.jpg
忙しさのあまりお見送りもできず申し訳ありませんでした。


ゆっくりお話しする時間も取れず、
次の機会を楽しみにしています。


f0076731_20094431.jpg
沢山のお土産を戴いた。


まず優良なアルコール燃料だ。
f0076731_20095549.jpg
見るだけで心が躍る。
芋には実に奥深い味があり、
最近必ず一本自宅に置いている。


丁度切れたばかりなので、
これはとても嬉しい。
f0076731_20101039.jpg
日本酒も頂いた。
f0076731_20102495.jpg
宮山さんの好きな言葉に違いない。


f0076731_20103515.jpg
彼のぴったりの酒だろう。


そんな珍しいお酒を戴いた。
f0076731_20104950.jpg
更に社員にも福井の名産品を戴いた。
昨年の夏に勝山を訪問した。
その前に越前大野も訪問したが、
中津川とは違って、
夏に水ようかんを売っられていなかった。


懐かしい味を楽しめる。


しかも二つの味があるではないか。


楽しみに戴きます。


尼崎市から斎藤さんも来訪された。
f0076731_20110870.jpg
先日お買い上げいただいたコンチバイキングコンタクト6は、
まさにWRX STIにぴったりだと、
とても喜んでいただけた。


f0076731_20112990.jpg
優良な燃料を頂戴した。


これも味わうのが楽しみで仕方がない。


斎藤さん、
ありがとうございました。


f0076731_20114947.jpg
斎藤さんは抽選でミカンを当てた。


実は中津スバルのために詰めて戴いたミカンで、
年末ぎりぎりに届いている。


今シーズンは育成に苦労されたようだが、
それでもかなり良いものが収穫できたと聞いている。


今日も多くの方に当たったので、
カメラの中に残った記録だけ振り返ろう。


社内にある別のカメラだで撮影したお客様は、
残念ながら紹介から漏れるが、
喜びの瞬間をご紹介したい。


多治見市から山田さんがいらっしゃった。
f0076731_20121263.jpg
当選おめでとうございます。


中津川市の今井さん、
f0076731_20123294.jpg
当選おめでとうございます。


中津川市の桂川さんはレガシィの試乗にいらっしゃった。
f0076731_20125023.jpg
当選おめでとうございます。
レガシィB4のご注文、
心よりお待ちしています(笑)


犬山市から水野さんが法定点検に来訪された。
f0076731_20131313.jpg
当選おめでとうございます。


あっという間に日が暮れた。


冒頭の過渡期と言う言葉は、
そのまま符合する。


インプレッサでデビューしたばかりのSGPは成長を続け、
f0076731_20133403.jpg
円熟したレガシィは深い味を感じさせるクルマになった。


このクルマだけに用意されたクレードルフレームは、
2世代にわたって継承され、
絶頂期を迎えた。


東京モーターショーの往復に使って以来、
久し振りに試乗車もある。


改めてショールームのリミテッドを見ると、
この前の試乗では気づかなかった美点が浮かんだ。
f0076731_20135302.jpg
精緻な造形のドアトリム。


f0076731_20142919.jpg
広く迎え入れる信頼のディメンション。
レガシィに座るだけで、
心からホッとするのは何故だろう。
f0076731_20144959.jpg
専用開発のナビは、
これまでとは大きく異なり、
ダイヤトーンの一段と深い凄みを感じさせる。
エアベントグリルから空調コントロールパネルまでのクオリティが、
やはりインプレッサとは格段に違う。
f0076731_20150166.jpg
GH8とBP5の符合が、
またしてもここに存在した。
f0076731_20151661.jpg
こいつはもう一度じっくり走らせて、
絶対に隅々まで知る必要がある。


そしてXVとは違う、
更に深い味を堪能しなければならない。
f0076731_20153260.jpg
レガシィの符合、
それはアンテナレス。


f0076731_20154530.jpg
ようやく灯火器が他のモデルに追いつき、
レガシィの威厳を保った。


だが次は復建してほしい。
レガシィは常に最新の灯火器を身に纏った。



古くはプロジェクターヘッドランプ、
そしてディスチャージもスバル初だった。


米国人は灯火器の性能に重きを置かず、
DIYを優先したいようだ。


そのせいもあるのだろう。


一気に灯火器の先進性が薄れ、
既存の方式の使い回しが増えた。


ステアリングレスポンスドフォグランプなど、
コーナリングランプの延長線に感じてしまう。


そこでいよいよ期待したい。
レガシィこそスバル初のレーザービームヘッドランプを採用すべきだ。


と言う事で、
これを初夢としたい。


明日も頑張ります。

スーパームーンの名残

$
0
0
二日ほどBP5のGTを愛用している。やっぱり味が濃いね。
同じ等長等爆のツインスクロールでも、インプレッサとはサウンドの質が全く異なる。
f0076731_16545164.jpg
初めて乗った2日の夜、高速道路から降りた瞬間に大きな月が目に入った。


そう言えば元旦からスーパームーンが現れると聞いた。


家についたらじっくり見ようと走り続けた。


家につき車庫にクルマを入れた瞬間、
f0076731_16545909.jpg
雲に隠れてしまった。
昨夜も見ようと思ったが、
雲に隠れて姿を現さなかった。
f0076731_16551159.jpg
帰宅して荒井さんに戴いたあゆ巻で晩酌した。
これは抜群の味だ。


良く見ると白い部分がある。
しっかりと脂が載っているのか、
柔らかでコクのある味わいが最高だ。


巻いている昆布もも、
よく吟味された逸品だ。


解すとはらりと分かれて、
柔らかくて食べやすい。


しっかり呑んで、
しっかり食べた。


そして、
イベント最終日に備え十分な睡眠をとった。


目覚めて玄関を見たら、
f0076731_16552172.jpg
可愛らしい生け花がある。
何故気が付かなかったのだろう。


イベントで頭がいっぱいだったのか。


小さいけどキュッと締まっていて、
とても可愛らしいフラワーアレンジメントだ。
こうして最終日の朝が来た。
f0076731_16553472.jpg
今年初めてのロイヤル車検お泊りプランの予約が入っている。


インプレッサハウスの様子を確かめに行った。


f0076731_16554298.jpg
すると階段塔の脇に、
スーパームーンの名残があった。


二年くらい前に見た赤いスーパームーンは、
ぎょっとするほど大きかった。


会社に着いて笠置山の上に浮かぶ月を見て、
f0076731_16555313.jpg
同じスーパームーンでも、
大きさも違えば色も違うものだと改めて気が付いた。


たまにあるよね。


ギョッとするような月を見る事が。


その点、
今朝の月は潔く清々しく良い月だった。


妻が新聞を届けてくれた。
f0076731_16560483.jpg
誘導電流で無接触充電する。
それがR1eを使った、
東京電力との共同事業だった。


その「スイッチ」と名付けられた事業は、
原子力発電が崩壊する前に、
スバルの都合で撤退した。


それが再び息を吹き返す。


どんな物になるのかは知らないが、
コア技術を持つので、
スバルの展開が楽しみだ。


リチウムイオン電池事業を売却し、
ニッサンに美味しい所を持っていかれたけれど、
かえってフリーハンドになった事が功を奏した。


トヨタ、マツダ、スズキ、スバル、日野連合が出来上がる。
恐らく親和性の高いいすゞもグループに入るのではないだろうか。


そのような環境下に徐々に移り代わり、
技術的なブレイクスルーも次々と起こしながら、
緩やかにパワーユニットの置換が進むだろう。
f0076731_16561719.jpg
妻が新聞を届けてくれた理由は、
県内版に西暦カーの記事が載ったからだった。


当選した伊藤さんは元旦が誕生日なのだ。


伊藤さんも今日お見えになって、
この記事の事を大変喜んでいらっしゃった。


近所の友人から電話で知らせが入ったそうだ。


福本さんらしい、
とても柔らかな良い記事にまとまっている。
f0076731_16562910.jpg
2日には、
恵那市のケーブルテレビでL1ラリーの様子も放送されたそうだ。


情報を得ていたが、
中津川市民は見ることが出来ない。


すると、
大変親切なことに魚住さんがDVDに焼いて届けて下さった。
f0076731_16564406.jpg
WRCの開催も夢では無くなる勢いなので、
今年も同じように岩村で開かれることを期待したい。


お正月らしい夢のあるニュースが続く。


11時になり、
前半最終の抽選が始まった。
f0076731_16565688.jpg
抜けるような青空の下、
f0076731_16571601.jpg
和気あいあいと抽選が進んで、
f0076731_16572632.jpg
当選者を発表した。
f0076731_16573830.jpg
現在金沢市にお住いの、
堀川さんが当選された。
おめでとうございました。


騒然とした雰囲気が落ち着いた頃、
東京から小林さんがいらっしゃった。


f0076731_16574796.jpg
銀のぶどうを戴くのは久しぶりだ。
f0076731_16575776.jpg
美味しそうなラングドシャだ。


それともビスケットかな。
f0076731_16580906.jpg
楽しみに戴きます。


ぜんざいを食べて戴き、
珈琲を楽しまれた後、
SVXに乗って開田高原を目指された。


戻られたらインプレッサハウスで、
宴会と露天風呂を楽しんでいただく。


今夜はまだまだこれからだ。




つづく






泳ぎ初めの・・・

$
0
0
f0076731_21074091.jpeg
北原課長も満足げだ。
レガシィは最高だ。
f0076731_21092977.jpeg

お泊り車検プラン開始だ。
f0076731_21103500.jpeg

スバリストの酒を用意した。
f0076731_21120318.jpeg

中津川名物のチコリに、
だし巻きも用意した。
f0076731_21143692.jpeg

ナスのチーズ焼きも食べていただいた。
f0076731_21183910.jpeg

豆腐に乗せるワサビと塩の結晶。
冷奴をワサビだけで食べると、
甘みが敏感に解る。
f0076731_21210567.jpeg

トマトとモッツァレラチーズも美味しい。
f0076731_21235238.jpeg

お刺身も準備できた。
鯛の味が特に良かった。
f0076731_21254341.jpeg

締めは郷土料理のけいちゃんだが、
お正月の間はほんもの味を用意できない。
それだけが心残りだ。
f0076731_23031547.jpeg

今日も盛りだくさんの一日だった。
イベントが終わり、
小休止の1日だが悠長なことをしている訳にはいかない。
全部棚に上げておこう。
締めに泳いだ。


成瀬さん、
ありがとうございます。
f0076731_23105880.jpeg

自分の体がどうなっているのかわからなかった。
でも、
毎日皆様からの差し入れで乗り切った。
あれぐらい忙しいのが、
一番やり甲斐があって嬉しい。
プールは一見穏やかに見えたが、
中にはビッシリと女性が浸かっていた。


レッスンの最中に紛れ混んでしまったようだ。


その指導中だったインストラクターが成瀬さんで、
新年の挨拶を交わしたチャンスに、
撮影をお願いした。
f0076731_23213947.jpeg



今日の結果は平凡だが、
あの激流の中で出したタイムは、
かなり高レベルと自負している。
f0076731_23234016.jpeg



前回の1分遅れだが、
しっかり絞れた。
f0076731_23245094.jpeg

久しぶりの62キロ台まで下がった。
f0076731_23261509.jpeg

やはり楽しい酒は体に良い。
寒い夜でしたが、
ゆっくり休んでいただけましたか。


またぜひお出かけ下さい。


アウトドア感覚のお泊まりプランは、
他では絶対味わえないと自信を持っている。


これからも創意工夫を続けます。


御焚き上げ

$
0
0
心願成就。SUBARUブランドは願い叶って成長し、その実力以上に株価も伸びた。
f0076731_17050090.jpg
眼の入ったダルマが炎の上に置かれていた。
偶然見たこの光景は、今のSUBARUを象徴している。
f0076731_17044541.jpg
他にもたくさんの達磨が焚き上げられたようだ。
しばらくすると、
達磨の姿は消えていた。
f0076731_17043234.jpg
ここは恵比寿神社。
f0076731_17041833.jpg
しばらくは炎の中の達磨になって、
じっと辛抱すると心に決めた。


いつも辛辣な事を書くが、
愛情の裏返しだ。


今回の一連の出来事でSUBARUブランドが毀損したと言う人も居るが、
全くそんなことはない。


むしろ行き過ぎて有頂天になっていたので、
この辺りで丁度良いだろう。


お正月から忙しく沢山のお得意様と面談したが、
ある大切なお客様からこんな声が聞こえた。


「検査員問題のリコール通知が来たの」


ご迷惑をおかけします。


「それで中を見たら中津スバルさんの名前が無いの」


SUBARUの失態です。
ご心配を掛けて申し訳ありません。


「土岐店の名前が書いてあるから、一体どうなっちゃったのかと思ったわ」


申し訳ありませんでした。
SUBARUは全国のスバルショップの中に、
指定整備工場が無い可能性があると尻込みし、
あのようなご心配をおかけする案内を出したようです。


「そうなの。びっくりしたからあちらに申し込んだけれど大丈夫なのね」


勿論です。
直ぐに連絡を取りこちらでリコール作業するよう段取りいたします。


「それじゃあ宜しくお願いします」


お正月なので、
実に穏やかなやり取りとなり、
より一層絆が強まった。


このように事実を包み隠さず話していただけるお客様が多く、
中津スバルはとても恵まれた環境の中で育てられている。


SUBARUにとって、
この問題は天から降ったような災いだ。


だから慌てふためいた様子は理解できる。


けれど所詮この程度のブランドなのだ。


指定工場の資格が無い販売店は、
レベルが低いとは言わない。


だが何事にも「敷居」がある。
検査員を置き指定工場になるには、
それ相応の努力が必要だし、
維持するための資金も必要だ。


その敷居を設けてあるから、
スバルショップという契約を交わし、
保証金を納め販売協定も結んだはずだ。


SUBARUブランドは、
各県の特約店が直接販売する店舗レベルを、
北海道から沖縄まで平滑に揃え、
その上でクルマに分かり易い機能を与えた事で飛躍的に高まった。


その結果販売台数が飛躍的に伸びた。


まさにこれが、
達磨の眼が入った瞬間だ。


だから今を「御焚き上げ」だと思えばよい。


彼等は、
どんな販売店がSUBARUを売っているのか、
実は完全に掌握できていない。


つまり苦しい時に、
誰にでもどこにでも押し込ませた、
SUBARUの古いブランド性がそのまま残っていた訳だ。



スバル独特の新宿体質は、
吉永体制が円熟期に入っても消えていなかった。


恵比寿神社は砂上の楼閣だった。


同様に三鷹対群馬、
あるいは国内営業対群馬技本、
と言った古い体質も抜けきっていなかった。


責める気はさらさらない。
経営者が生産現場の隅々まで目が届かなくなっても当たり前の時代だ。


ただし、
もう少し聞く耳を持つと更に良くなるだろう。


昨年は時代を象徴する事件が沢山起きた。


ブランドよりも、
むしろ「その部分」、
すなわち経営者の眼が届かない場所に毀損が生じていた。
そのことを、
どの会社の経営者も骨の髄から知った事だろう。


SUBARUを見ると、
何が足りて何が足りないのか良く解る。


アメリカに偏向した販売体質が顕著となり、
日本にいる人たちとの乖離が急速に進んだ。


STIを頂点として、
SUBARUブランドをより引っ張り上げるには、
まだまだ苦労が多そうだが、
そうなってこそ初めて真のブランドが出来たと宣言できる。


クルマは良いけれど、
ブランド力が本当に強くなったかは、
商品の底力を見れば分かる。


丁度イベントの中日で、
木曽警察署に車庫証明の提出も必要になり、
絶好のチャンスだと借りていたアウトバックを連れ出した。
f0076731_17124046.jpg
流石にレガシィは一味違う。
今回のマイナーチェンジでディーラーナビ一本に絞り込んだ。
悪くない。
センターパネルのクオリティも抜群だ。


ダイヤトーンナビを選択しないと、
後退時自動ブレーキシステム、
フロント&サイドビューモニター、
リヤビューカメラは動作しない。


だから既存のナビを使いたい人のために、
レスパッケージを設けた。
5万円安くなる。


この判断は良いが、
ナビに映る画像のクオリティは、
もう少し高い方が良い。


そうなると文句なしだ。


いずれにせよ、
賢明な顧客はレスパッケージなど選ばずに、
サンルーフ付きを絶対に選択すべきだと思う。


その方がアウトバックらしい、
豊かなカーライフが楽しめるだろう。
f0076731_17125092.jpg
走行距離も1000kmを超え馴染んできた。
トリップメーターをリセットした。
f0076731_17130036.jpg
メーターのリングはマニュアルモードにするとオレンジ色になる。
他の車種とは違う演出を持ち、
やはりレガシィは違うなと感じさせる。


MFD(マルチファンクションディスプレイ)を持たず、
情報は全てコンビネーションメーターの中に映し出す。
f0076731_17131107.jpg
外気温度を確認すると、
9時を過ぎたのに0℃のままだった。
アイサイトの意匠などはSUBARUの共通性を感じるが、
メーターは各車ごとにバラバラだ。


それも基本が同じなのに、
無理して違う車種だとこじつけているので、
全体のブランドを考えた場合は毀損させる行為になる。


その事自体に作り手が気付いていない。


少し前には燃費計と燃料計を、
年式や車種グレードによって使い回すと言う、
とても愚かな事をしたが、
MFDだけではなく、
レガシィのMID(マルチインフォメーションディスプレィ)の在り方も、
そろそろ根本的に見直す方が良い。


まあマツダのように、
中途半端なヘッドアップディスプレイを搭載するより、
まだましだと思うけれどね。
f0076731_17132145.jpg
レガシィはこういう寒い時期に、
本当に何よりも嬉しいと感じさせる機能を持っている。


f0076731_17133205.jpg
それがステアリングヒーターだ。
f0076731_17134265.jpg
最近フォレスターにも採用されているが、
寒冷地で使うパッケージとして他のスバルにも展開すべきだと思う。


車庫証明を出した後、
どうしても行きたい場所があった。


昔からアウトバックと奈良井宿の相性が良い。
かなり前のことだが、
BP9のシルバーメタリックのクルマを持ち込み、
雨の街道と抜群のシンクロナイズを楽しんだ。


新しいアウトバックも相性が良い。
更に彫りの深い顔になり、
f0076731_19212363.jpg
格好良いことこの上ない。
少し雪が残り、
キリっと凍みた中山道とアウトバックは調和して、
とても居心地がよかった。


惜しいのはテールランプくらいだろう。
この部分のクオリティ改善が次の課題だ。
f0076731_19220521.jpg
民家の間に紙垂が見えた。
神の宿る場所がある。


日本にはあちこちに古来から神が宿り、
大陸から渡来した仏教とも高い親和性を保っている。


f0076731_19215377.jpg
水神様が祭ってあった。
胸がスーッと清らかになる。
素晴らしい事だ。


これを見ていたら、
もっとダイナミックな神を求め、
クルマを走らせたくなった。
f0076731_17135541.jpg
この地には蓄積した巨大な大地のエネルギーがある。


まあ、
行けば分かるはずだ。
ここで一旦燃費を計った。
ずっと国道を走り続けると、
当たり前のように1リットルで12km以上の高燃費を出す。


かなり飛ばしても、
一桁の燃費に落ちることはまず無い。
f0076731_17141248.jpg
これはインテリジェントリニアトロニックと、
2.5リットルの水平対応エンジンが、
とても相性良くお互いの長所を生かすからだ。


それにしても静かで乗り心地が良い。
最新のSGPも良くなったが、
円熟期を迎えたレガシィアウトバックは、
さらに余裕のある運転が楽しめる。


凍結が始まった諏訪湖から、
遠くに南アルプスが見えた。
f0076731_19270891.jpg
この冷え込みで一気に凍結が進み、
いずれ神が渡る日が来るだろう。
f0076731_19272382.jpg
とにかく寒い場所だが、
あちこちから高い温度の温泉が湧き出ている。


温泉よりも興味がある場所を見つけた。
ミニカーの中古品が籠に入れられ、
次の主を今か今かと待っていた。
f0076731_17144780.jpg
その中から3つを探り出した。
もて遊ばれた様子が漂い、
哀愁を感じる。
f0076731_17153592.jpg
まず二台のスバルを探し出したが、
他にも奇妙な黒い物体を見つけた。


良く見たら蒸気機関車のC11だ。
最近テレビのCMで「C11」が登場する。


中津川の隣にある恵那市は、
C12を動態保存すべく現在様々な活動をしている。


エアコンプレッサーの圧縮空気で走らせるなど、
苦労して動かしているが、
C11は5両も現在日本中で活躍している。


嬉しいね。
そんな逸品を見つけたので、
足取りも軽く帰路についた。


f0076731_17160658.jpg
夕焼けが綺麗だった。
高速道路でも静かだし乗り心地が良い。


但しレガシィの顧客層は運転が下手だと、
SUBARUは見切っているのかもしれない。
f0076731_17164282.jpg
まず道幅を一杯に使ってスムーズに走らせるためには、
車線逸脱警報がうっとおしい。


XVではもう少し目立たなくなったが、
このクルマはやけに気になる。


だからスイッチを切った。


更に問題は中央維持機能にある。


レガシィは電動パワステの精度が、
他のクルマに比べて大雑把だ。


これは元々アメリカ人が好む特性になっているのか、
あるいはクレードル構造による弊害なのか、
その理由は定かではない。


日本では気にならなくても、
ドイツでは凄く気になった。
アウトバーンや、
一般国道でハイスピードドライブした時に気持ち良く反応しない、
独特のステアフィールが頭を覗かせる。



そのステアリングギヤボックスに、
車線中央維持の機能を持たせると、
実に気持ちの悪いワンテンポ遅れた舵角修正が入る。


SGPはリヤサスの剛性が高く、
ギヤ比もクイックなのでここまで酷くないが、
運転の下手な人にとっては便利でも、
上手い人にはおせっかいな制御でしかないだろう。


潔く決めた。
高速道路では車線中央維持機能を使わない事にした。


これを読んでそう思う人は、
なるべく切った方が良い。
f0076731_17165709.jpg
会社に戻ると走行距離は262kmになっていた。
残務を整理し家に帰った。
f0076731_20311470.jpg
朝になり出勤して荷物をインプレッサに積み替えた。
並べるとそんなに大きさに大差がないことが解った。


但し軽さは大きく異なる。


この関係性は、
まさに現在のXVとアウトバック、
10年前のインプレッサとレガシィの関係を彷彿とさせる。


お正月の間借りていたフォレスターも役割を終えた。
f0076731_17183884.jpg
残念ながら出番は少なかったが、
まだまだ鮮度を失っていない。


この試乗車と、
ショールームの展示車を見比べると、
どちらに気品が漂うか確実に分かる。


正直な所、
カラーパックは失敗作だ。
f0076731_17184333.jpg
ダークグレーより光輝切削が良いのは、
メッキモールと折り合いが良いからだろう。


f0076731_17191900.jpg
オレンジの色調も、
XVハイブリッドtSを思い出す。
f0076731_17193267.jpg
もうお腹いっぱいのカラーコーディネートだ。
f0076731_17194584.jpg
取って付けたような印象が強く、
安っぽさを強調してしまう。
f0076731_17200192.jpg
黒と組み合わせたオレンジのオーナメントが、
これほど気持ち悪いとは思わなかった。
f0076731_17201712.jpg
気の毒なくらい似合わない。


f0076731_17203214.jpg
ステアリングのステッチも邪魔だし、
もう過去のものだろう。


不易流行と言うが、
明らかに流行でであって拘る部分ではないだろう。
f0076731_17204389.jpg
このメーターも全くお粗末だ。


全く神が宿って居ない。


レガシィを見て思った事が、
あきれるほど今も平然と残っていた。


アウトバックで燃費計の部分が、
平然と燃料系に転用されている。


分かるだろう。


この厚かましさこそ、
群馬魂丸出しの「空っ風文化」と言わざるを得ない。


所詮この程度のブランドだと自虐的に認識すれば、
もう一度這い上がれるはずだ。


新年になりCMを垂れ流しにすれば良いというものでは無く、
もう少し頭を使って、
理知的で躍動的なCMを造ってほしい。


何度も言うが、
ドリカムはもういらない。


鳥肌が立つからやめてくれ。


聞くだけで寒気がする。


リコール騒ぎの後で、
いつまでも同じ曲を使うんじゃないと真剣に思っている。


同じように芸が無い。
f0076731_17204836.jpg
SGPになっても、
XVはこれを踏襲した。

様々なモニターをあちこちに分散する必要は無い。


インストルメントパネルには、
ブランドが色濃く反映されねばならぬ。


そのような「揉みこみ」が無いので、
クルマに神が宿らない。


そこが解らないうちは、
安易にブランドを名乗らない方が良いだろう。


一本筋が通ったデザインが更に求められる。


最近思うのだが、
愛され続けた中古車に何故神が宿るのか。


もてあそばれ、
傷だらけのミニカーは、
薄汚れて痛々しかった。


その後どうなったのか。


2台のスバルとC11を袋から出し、
ミセス大鶴に消毒を兼ねて清掃をお願いした。


彼女は毎日中古車を仕上げながら、
女性らしい気づかいで揉みこみを続けている。
f0076731_22054731.jpg
帰宅時の日報に作業が終わったことが記されていた。


机の上にミニカーを並べた。
本当に久し振りで嬉しくなった。
f0076731_22061793.jpg
ウインドウの汚れも取れて、
全体が艶々している。
f0076731_22063608.jpg
WRXが霞んでいたので入れ替えた。
傷はそのままだが、
全く痛々しくなくなった。


むしろその傷が味に変わった。


物を大切にすると神が宿る。


これぞ日本人の素晴らしい本質じゃないか。


今年は「御焚き上げ」だ。


心して掛かれ。

あんこの文化

$
0
0
昨日の早朝、出勤してストーブを付け一息ついた。
お茶を飲みながら、荒井さんから戴いた藤斎の最中を食べた。
f0076731_16123349.jpg
いつも変わらぬどっしりとした味わいだ。

包みを解いたらそっと4つに割る。
f0076731_16124415.jpg
パリッとした皮種が香ばしい。
強い甘さを持つが嫌味は無い。
f0076731_16125366.jpg
朝礼を終え業務が本格的に始まると、
豊田市から中田さんがいらっしゃった。
愛機の点検とリコールを兼ねて、中津川までドライブを楽しまれた。
f0076731_16130836.jpg
美味しいお土産を戴いた。
お正月らしく白い饅頭もアレンジされている。
f0076731_16131877.jpg
素直な味で美味しかった。
f0076731_16132954.jpg
藤斎の最中と比べると、あんこの違いが良く解る。
f0076731_16133720.jpg
饅頭には程良い塩味がある。
f0076731_16134606.jpg
最中の場合は皮種が湿気を嫌う。だから糖分を高めて水分を抜く。
あんこにも役割がそれ相応にある。
強い甘さは疲労回復に効果がある。
だから整備士は栄養ドリンクを好む。ここ一発の瞬発力にも役立つ。
f0076731_16135702.jpg
埼玉から小暮さんがプラグ交換にいらっしゃった。
f0076731_16141594.jpg
お土産をありがとうございました。皆で頂きました。
最中は元々饅頭の一種だ。
その饅頭にも色々ある。
元旦に名古屋の片桐さんから戴いた、麩饅頭は大好きなお菓子の一つだ。
f0076731_16142566.jpg
ふわふわの皮と、こし餡のハーモニーが素晴らしい。
f0076731_16143728.jpg
甘すぎないのも嬉しい。食べる度に体に優しいと感じる。
片桐さんには三種類のお菓子を戴いた。
f0076731_16145280.jpg
出身地の祖父江町は銀杏の生産が盛んで、先日も美味しい銀杏を頂戴した。
今回はうなぎパイならぬ、銀杏を練り込んだ「銀杏パイ」を頂戴した。
恵那市の大橋さんからは、果物を頂戴した。
九州の香りが詰まったポンカンは、とても香りが良く食い応えがあった。
f0076731_16150350.jpg
日本には沢山の柑橘系があるのに、温州ミカンしかメジャーになれなかった。
子供の頃の話だ。
夏ミカンは今よりも暴力的に酸っぱかった。
ザボンだのポンカンだの、学習辞典にはいろいろ載っていたが、大人になってもなかなか口にするチャンスが無かった。
f0076731_16151733.jpg
でも最近は、色々な柑橘系が昔より入手しやすく、しかも食べやすくなっている。
f0076731_16152992.jpg
このポンカンもまるで温州ミカンのよう、簡単に皮が剥けた。
甘くて美味しく、後日葡萄もペロリと戴いた。
熊谷さんに頂いたお土産も特徴的だった。
f0076731_16154048.jpg
こうしたお菓子は脂っぽいのだが、このケーキはそういう所が無く、意外なほどあっさりしていて美味かった。
f0076731_16155030.jpg
パサついているのかというと、そんな感じでは無く、意図的にしっとりさせず飲み物と相性良くしたように感じた。
そうい意味では、小林さんに頂いたチョコレートサンドも意外な味で上手かった。
f0076731_16163065.jpg
銀のぶどうと言えば、名の通ったお土産で稀に戴くが、このお菓子は初体験だ。
f0076731_16163967.jpg
ラングドシャにはさまれているようだが、実は全く異なる。
イメージはピーナッツ煎餅の様な歯ごたえだ。
f0076731_16170435.jpg
意外に硬くて噛み締めるとポリポリ音が出る。二層に分かれたホワイトチョコと抹茶チョコの交じり合う味が良く、ついついもう一枚と食べ過ぎてしまう。
食べ過ぎる味と言えば、北原課長の伊勢土産も美味かった。
f0076731_17502729.jpg
これも香ばしい。中の餡と包んでいる餅まぶされたきな粉が、最高のハーモニーを奏でた。
一個だけで我慢するのは苦痛だった。
「あんこ」を包む菓子は、やはり日本人にとって最も美味しい。
自由自在に食べているが、今の味になったのは江戸時代の中期らしい。
それ以前にも甘いあんこがあったようだが、砂糖を使って作る事は出来なかった。
その江戸時代中期でも、あんこは高貴な人たちの食べ物だったようだ。
そう考えると、片桐さんに頂いた3つ目の菓子が隠れた意味を持つ事が分かる。
f0076731_17510079.jpg
自分で詰める最中は他にもあるが、このお土産には大きな魅力がある。
f0076731_17520858.jpg
あんこが瑞々しい。食べる直前まで皮種に詰めておく必要が無いので、水分を追い出す必要が無い。
f0076731_17523800.jpg
と言う事は、すなわち糖分も低いことを意味する。
f0076731_17531064.jpg
あんこを沢山載せてもくどくない。小豆の皮を破らず、出来るだけ豆のまま炊き上げ、それを柔らかい状態で載せるから香りも良い。
f0076731_17525264.jpg
皮種は餅を薄く引き伸ばして、両面を焼き上げているので香ばしい。
唾液をしっかり出して食べないと、上あごや唇にくっつくが、逆に言えばそれが美味しさの秘訣だ。
しっかりあんこを盛って、表面を擦りつけた。
f0076731_17540633.jpg
その上にもう一枚蓋にして被せたら、はい出来上がり。
f0076731_17541862.jpg
柔らかな甘さが素晴らしかった。
f0076731_17542848.jpg
娘も絶賛したほど美味しかった。
二手間以上かかるけど、美味しいものには秘訣があるものだ。
強い味も良いけれど、軽くて素性の良い味を忘れてはいけない。
SUBARUで言うと、これは軽量なFWDの味だ。
4WDで差別化戦略をとって来たので、何から何まで4WDでないと劣ると思っている人が居る。
それは大きな間違いだ。
もっと早く気が付くべきだった。その発端は昭和59年に発売されたジャスティに遡るだろう。
あのクルマにとって、動力性能もスタイルも武器にはならなかった。
当初計画にあったECVTも捥ぎ取られたので、FWDの先進性は微塵も感じられなかった。
切り換え式の4WDでも、プロペラシャフトを持つので駆動抵抗が大きい。
横置きエンジンベースのFWDに徹すればよかったが、あの時代では他社に勝てない。
とにもかくにも中途半端なクルマだった。
軽自動車のアウターパネルを流用していたので、何から何まで剛性感が不足していた。
4WDが無いと商売にならない。
それが元々伝家の宝刀であったはずの、FWDまで殺してしまった。
後々になり、それと同じことが再び起きた。
凄いクルマを作ったのに、今度は載せるべき3気筒エンジンが無い。
f0076731_21120736.jpg
しかも4WDを同時に与えたので、FWDを格下と見る人が多かった。
最も優れたR1は、実はFWDのRだと言っても信用されない。
このクルマは加給するより、NAでトルクの太いエンジンの方が相性が良い。
プロペラシャフトの抵抗は、低排気量のクルマには重荷だ。
3気筒エンジンのリッターカーで、軽自動車の規格にとらわれなかったら、プレミアムな小型車になった。
惜しい事をしたが、もう一度これを良く振り返り、優れたFWDを作る時代になった。
4WDやアイサイトに拘り過ぎると、本当に面白いクルマが作れなくなる。
愛で造ったクルマは良く解ったので、少年の心で造ったクルマをそろそろ出して欲しい。
ちょっと図体がでかいけど、インプレッサスポーツをFWDに特化して、ボーイズレーサーの香りがする「ざ・すばる」を作っておくれ。
欲しい人がいっぱいいると思うけどな。
それこそまさに、あんこの味がするクルマなんだ。
まずプロペラシャフトを捨てるので、エンジンマウントから、リヤクロスメンバーまで部品を全て根本から見直す。
ブッシュ関係は全て設定を見直し専用品に換える。
良く動く脚にしてシャシーの基本設定をBRZ並みにする。
低く構えさせタイヤサイズは17インチ。重いブレーキはいらない。
f0076731_21380301.jpg
アイサイトも不要だ。プッシュスタートシステムをレスするだけで10kg軽くなる。
ガラスも薄くして、軽量なシートをトヨタ紡織に頼んで作ってもらおう。
歩行者エアバッグレス。勿論EPBなど不要だ。
サイドブレーキの無いクルマなど、男の乗り物ではない。それに電動式を止めればリヤのバネ下重量も相当軽くできる。ブレーキ関係は全てBRZのRAレーシングを流用すればよい。
タイヤはコンチネンタルの専用品。ステアリングギヤ比は13:1で、フロントにヘリカルLSDを標準装備させる。
無理に6速にしなくても良いが、ワイドレンジの5速では、峠で面白く無いと言うなら、ギヤ比を見直した超クロスレシオの6速も良いかも。
あっ!勿論6速ギヤだけ超ハイギヤードにしてね。それは高速巡行専用だから。
MFDは無くても良いが、大きくデジタル表示されるシフトインジケーターと、タコメーターとリンクするシグナル式の回転モニターが欲しい。
ステアリングホイールに内蔵されるOPを、高くても良いので用意すると、バックスキンとセットで売れると思う。
やかましくても良いのでなるべく軽く作る。正直な所、サイドエアバッグレスで構わない。
f0076731_21383420.jpg
こんな面白いクルマを売るメーカーに嫉妬を感じる。
パワーユニットならレヴォーグ用の安価なDITがある。過給気をIHIに戻してくれたら、もう何も言う事は無いね。
これまで散々儲けたのだから、そろそろ真のスバリストのために、スペシャルプライスで「真のSPORT」を奢ってほしい。
SUBARUよ。早く目覚めてくれ!
最後に名前を付けなっくっちゃ。
栄光の「すばる1600G sport」どうだい。
最高のあんこの味がするはずだ。絶対に買うから作ってくれと、何人が言ってくれるかな。
出来ればそれを手土産に、オートサロンに行きたいものだ。
おわり

冷たい雨

$
0
0
娘の日報に「直った」と記されていた。
f0076731_21265690.jpg

朝の気温差が、前日と比べて6℃以上あった。

今朝は氷点下を記録しなかったが、
一日中冷たい雨が降り続けた。
f0076731_21270996.jpg

昨年の暮れに寒さを予見して防寒衣類を購入した。
流石モンベルだと感心する出来の良さだったが、
軽量化を極めたせいか脆かった。


1週間着ただけで、
股間に裂け目が出来てしまった。


何かに引っ掛けたと娘は言うが、
全く覚えがない。


「直して下さい」と頼んだら、
専用の補修用品があると調べてくれた。
f0076731_21284150.jpg

この三連休でお正月気分も一気に吹き飛び、
一気に日常生活に戻った。


ソーセージと缶詰で済まそうと思ったが、
暖かいものが食べたくなった。


ファミマでおでんを買ってこよう。


そう言えば先日買って置いた豆腐も一緒にぶち込めば良い。


コンビニで見ると高く感じないが、
こうして改めて「おでん種」として見ると、
結構割高な設定だ。
f0076731_21285204.jpg

とは言うものの、
なかなか出汁も良いし管理も行き届いているので、
寒い時期にはありがたい。


コンビニの手中にはまった。


おでんだけで済むわけがないんだ。
f0076731_21290108.jpg

無性に苺のショートケーキが食いたくなった。
f0076731_21294188.jpg

それに2個入っているので、
二人で分けて食べるのに都合が良い。


文句言わずに補修を引き受けてくれたので、
何かデザートでも奢りたくなった。


コンビニで買うには微妙な価格だが、
やはりそれなりの価格を出せば美味しいものが食える。
f0076731_21295298.jpg

飛び抜けて美味くはないが、
落胆する味でもなく、
気分転換にはもってこいだった。


ふわっと柔らかい生地に、
これまたふわっとホイップクリームが載っている。
f0076731_21300791.jpg

生クリームでは無く、
ホイップクリームなんだな。


それにしても、
苺も最近は苺と言う主張をしない。


水耕栽培のせいか、
子供の頃に食べたむせかえるような苺の香りがしない。
スポンジケーキにもガツンとした味が無いし、
全てがソフトケーティッドされてきた。


そう言う意味で、
時代が望むものと望まないものがあるのだろう。


これもそうだ。
f0076731_21303030.jpg

冷たい雨を避け、
大鶴さんが丁寧に室内を仕上げてくれた。


昨年の100周年記念でレンタカーにしていたBPEを、
再度商品化して綺麗に整えた。
f0076731_21304813.jpg

スチームクリーナーの使い方がずば抜けて上手なので、
彼女が仕上げたクルマには潤いが出る。
f0076731_21305916.jpg

このように、
レガシィの六気筒搭載車は美味しそうになった。


まるでカステラのように卵黄が効いたスポンジケーキと、
f0076731_21311163.jpg

農家で飼われている牛から絞った、
濃厚な乳から作ったクリームに、
バニラビーンズを混ぜ込んだ生クリームを、
惜しむことなく塗り込んだようなクルマなんだ。
f0076731_21314300.jpg

今年は厳しい一年になりそうだが、
だからこそ面白い事が沢山出来るだろう。


このように二度と作れないクルマたちに、
中津スバルでしかやれない方法で魂を与える。


期待してほしい。


このクルマにもダンパーを奢ってやるか。







小林さんのスペックB用に開発したB&Bサスは、
思った以上に良く動き最高の味になった。


今年はたくさん作って多くの人に味わってもらおう。


また、
インプレッサの「すばる1600G Sport」化計画について、
ブログにコメントをどんどん入れて欲しい。


それを土産に、
東京オートサロンに出撃する。


明日から出張で、
更新に不自由するが、
欠かさず情報を公開するつもりだ。


行き帰りに軽いGH8を徹底的に味わい、
水曜日の東京出張でまた様々な情報を仕入れる。
その都度発信するつもりなので、
インプレッサ好きの読者にも楽しめる内容になるはずだ。


さあ元気良くいこう!



と思ったところで、
出鼻をくじく様な実に嫌なチラシが入った。
f0076731_21315306.jpg
何じゃこれは。


せっかく岐阜が浸透してきたと言うのに、
何故今更こんなつまらない事をするのだろう。


井の中の蛙と言うか、
大海を見ていないね。


昔、東京で暮らし始めた頃、
窓の外からこんな声が聞こえた。


「やだ!このナンバー変な字!!」
「えっ!何て読むんだろう」
「き、かな??きの次に書いてあるの何!」
「ぎふじゃないの」
「うそー。やだー!」


置いてあった真っ赤なレオーネを見て、
高校生らしき少女たちが盛り上がっていた。


ああ、そんなもんなのか、と思ったね。


せっかくマツコやタモリが岐阜を好意的に見てくれている。


何もわざわざ地元民にも受け入れられない地理的名称を押し付ける必要は無いのだが。


何か補助金でももらえるのだろうか。


どう思う????????????????????


東京で見ると、
岐阜より飛騨が渋いと思うが、
飛騨の人たちは飛騨ナンバーが出来た時に嫌がったな。


そう言うものなのだろうか。


でも飛騨と対照的に捉えるなら「美濃」だね。


カッコ良くないけど。

本領発揮

$
0
0
凄い雨だった。
夜中にも降ったようだし、
午前中にまるで嵐が来たかと思うほど、
瞬間的に激しい雷雨が襲った。
f0076731_12155566.jpg
愛馬は昨夜一晩中、
山桜の脇で放置されていた。


何故なら先日来使用しているBP5を、
最終的に商品化するために、
ロードテストに取り組んだ。


結果は上々で、
凄く性能が良い事を確認できた。



あとは車検整備して、
展示するだけ。


これで一安心だ。


出張前にGH8を日常点検すると、
f0076731_12160587.jpg
酷い事になっていた。


桜の周りに有機物が多いため、
嵐の後など、
車体はその跳ね返りで酷い事になる。


高圧スチーム洗浄を依頼した。


出張から戻ったら、
もう一度塩分を洗う必要があるので、
見苦しくない程度に処置してもらった。



さあ、いよいよ本領発揮だ。

GH8に大人3人が乗車し、
荷物も3泊分積んでいる。


既に黒ラベルを飲ませ、
PEAで滋養強壮させ、
コンチネンタルを履かせた。


マフラーとルテニウムプラグと、
インダクションボックスで、
良い空気と火花も万全だ。


この状態で年末に走り込んで、
学習制御も終わらせた。


マフラーなどを変えたなら、
丁寧な学習制御をさせた方が良い。


ゆっくり覚え込ませると、
飼い慣らされて良く言う事を聞くようになる。


楽しい旅になるはずだ。
f0076731_15013494.jpg

インプレッサを洗ってもらう間に、
フォレスターのロードテストに取り組んだ。
f0076731_12194718.jpg

めでたく堀川さんに当選したSG5は、
とっておきのマニュアル5速だ。
f0076731_12200187.jpg
機能、外観、内装ともバッチリだ。
整備が済めば安心してお渡し出来る。


走っていて大事な事に気が付いた。


インプレッサハウスが、
激しい雨で痛んでいないかちょっと気になった。
f0076731_12161622.jpg
雨に洗われた看板塔が美しく光っていた。
f0076731_12163028.jpg
扉を開けると激しい雨がたたきの部分まで侵入していたが、
あとは全く問題なし。
安心した。

f0076731_12165066.jpg
部屋に入るとコールマンのテントが次のお客様を待っていた。


冬の間は中で眠ると暖かい。
f0076731_12170090.jpg
意外な発見で、
使ってみると便利だ。


最近室内用のテントも、
韓国から盛んに輸入されているようだ。


屋上の様子が気になった。


まだ風呂桶も洗ってなかったので、
綺麗に洗って水を完全に抜いた。
f0076731_12172240.jpg
そして再びきれいな水をためる。
f0076731_12175088.jpg
こうしておけばボイラーが自動的に、
システム全体を循環させて凍結を防ぐ。


すぐれものだ。


溜まっている間にお風呂グッズを手入れした。
f0076731_12180540.jpg
椅子と桶を綺麗に洗って磨いた。
f0076731_12181621.jpg
シャンプーと液体せっけんの容器も綺麗に磨いた。


かごを洗って元の場所に納めて、
f0076731_12184001.jpg
空を仰ぐと青空が見えた。
f0076731_12192913.jpg
さあ出発だ。

f0076731_18132143.jpeg

途中で幻豚を食べて腹ごしらえした。
f0076731_18141291.jpeg

豚カツ、
カレー、
コロッケと、
それぞれシェアして楽しんだ。
f0076731_18165009.jpeg

インプレッサは絶好調だ。


大人が三人乗ると、
車の落ち着きが全く違う。
f0076731_18182051.jpeg

ダンパーは全くのオリジナルだが、
不安はまるで無く、
これまでで一番良い乗り心地だった。


ひょっとしたら、
伸び側がヘタっているのかもしれない。


f0076731_18205144.jpeg

順調に目的地に着いた。


久しぶりのビームスで、
お買い得な買い物が出来た。


f0076731_20562432.jpeg

小西さん、
ありがとうございました。


さて一杯やるか。
f0076731_22233973.jpeg

明日はどんな出会いがあるか。
f0076731_22250453.jpeg

良き日に乾杯。


おわり

景気をスバルから占う

$
0
0
もう2か月以上過ぎて、記憶が薄れてきた。
そこで再びモーターショーの資料を振り返った。
f0076731_12334840.jpg
協力関係にあるとは言えなくても、トヨタを中心に四社が存在する。
ダイハツと日野は、子会社だから立ち位置が異なる。
将来この中にいすゞが加わる可能性も高い。
その根拠はいわゆる「親和性」というものだ。
それぞれ個性的なブランドだ。
どこもグローバルで活躍してきた。
トヨタは言うまでもなく王道を歩む。
センチュリーには驚いたが、クラウンでも抜け目が無い。
世界ラリー選手権で結果を出したから、ブランドが輝きを増した。
マツダは圧縮着火を実用化して、スバルの内燃機技術力を凌駕しただけで無く、シャシー技術でも肉薄してきた。
スズキも随分変わった。
未だに初代ジャスティのようなクルマを、平然と売るような、少し厚かましい会社だったのに、
f0076731_16263531.jpeg
最新のスイフトに、全くその面影は無い。
それどこか、真面目にダウンサイジングに取り組み、リッターカーまで直噴化しただけで無く、スバル並みの四駆ギミックを持つ、ミニSUVまでリリースしてきた。
どこも素晴らしかった。
SUBARUは元気だけど、見る人が見たら技術の枯渇が明らかだった。
それを「笑顔を作る会社」とうまくかわしたが、それはやってはいけない事だったのだろう。
それ以来、ろくな事が無いからだ。
その事を遥か以前から心配してきた。
スバルの変化を見逃さなかったつもりだが、悪い方の予感が当たってしまった。

早く軌道修正し、
バカげたキャッチフレーズを捨て去るべきだ。


顧客の信頼を失ったとは思わない。


でも「スバルとは何か」を失いつつあった。


「得るは捨つるにあり」


それを取り戻すカギになる。


モノを作る会社だと、
もっとはっきりさせよう。


このフレーズは今後の「戒め」にしてほしい。


f0076731_16204320.jpeg

今年は厳しい年になる。



なぜか。


お正月の景気が一年を反映するからだ。
インプレッサ誕生で湧いた昨年に比べ、
自粛で迎えた今年は違う。


f0076731_16280128.jpeg

それに景気の現況は、
本当に内閣が言うほど良いのだろうか。


東京は建設ラッシュで、
一見すると景気は良く、
問題はむしろ人が足りない事だろう。


もちろんお金も盛んに動いているようだ。




はっきり言って、
過去の景気が悪い時と比べようもないほど元気だ。




それなのになぜ景気観が良くないのか。


誰もが本能で感じている。


無理ムラ無駄の連続から、
抜け出せていない。


また一気に団塊の世代が退職した後、
抜けた穴を埋め切れていない。


未だに「無駄」を無駄と認識させられない、
とても大きな「無理」もある。


強いて言えばコンビニだろう。
さすがに彼らも気が付いた様だが。


東京を見てるだけで分かる。


スバルと同じジレンマが、
街じゅうに満ち溢れている。


スバルはディーゼルを捨て、
水平対向6気筒を磨き続ける道も自ずから絶った。


軽くする意欲を見せず、
エンジンにも金をかけなかった。


2リットルエンジンは、
なんとか直噴化したものの、
テンロクとグローバルで稼ぎ頭のエンジンはてつかずだ。


トランスミッションは、
偏執した様に無段変速機一本槍だ。


これではまるで、
何でも言われた通りに突撃した三菱の後を追う様だ。


女子供を騙せても、
大人の男達が痺れるクルマを作らない。


強烈なエンジンなら、
歳を取ろうとも磨けば良い。


二度と作れないからだ。


その努力を、
何とかこの機会に再びやり直して欲しい。


崖っぷちに居るのはスバルだけじゃない。




あらゆるビジネスが、
原点回帰を求められている。




やはり勉強するために、
毎日意識して行動することが大切だ。
f0076731_19043995.jpeg

さあ、
気を引き締め明日に向かおう。


軽自動車も、
今年が正念場だろう。


人のふんどしで相撲を取り、
数の理論で勝ち負けを競う時代は、
まさに終焉をむかえつつある。


船井総研の杉原さんとお目にかかる事が出来た。


f0076731_19070740.jpeg

今後ともよろしくお願いします。


少し異質な人物で、
話が合いそうな予感がした。


あっという間に1日が終わろうとしている。
f0076731_19102514.jpeg

今夜は神田に行くか。
f0076731_19113890.jpeg

妻に代理でプレゼンを担当してもらった。
お疲れ様でした。
f0076731_19133355.jpeg

明日は違う角度で勉強を続ける。
お楽しみに。
f0076731_19345876.jpeg



国立科学博物館でリフレッシュ

$
0
0
神田は良いね。
f0076731_12234465.jpeg

寿司バルで疲れを癒した。
f0076731_20204376.jpeg
店内満席で大繁盛の中、無理して席を作って戴いた。
f0076731_20225415.jpeg


楽しい時間をありがとうございました。


その後、
久しぶりに神田明神をお参りした。
f0076731_19242071.jpeg

やはり夜が良いな。
その後、
f0076731_19232153.jpeg
途中で妻の大好物を見つけて買い込んだ。
たこ焼きを見た途端にご機嫌になる。


たい焼きも最高だ。
f0076731_19260493.jpeg

この辺りは、
何を食べても本当に美味しく感じる。
f0076731_19273221.jpeg
食文化のレベルが高い。


商売繁昌を祈願するために、
もう一度訪れた。
f0076731_20044525.jpeg

夜と昼の姿が余りにも違う。


でもやっぱり夜が良いな。
f0076731_20073759.jpeg



昼間は少し俗物的になる。
f0076731_19342562.jpeg

少し歩けば湯島だ。


眼前に不忍池が現れた。
f0076731_19362689.jpeg

久し振りの上野だ。


鳥が気持ち良さそうに過ごしている。


こいつらの祖先が恐竜だと思うと、
奇妙な顔つきに理解が出来る。
f0076731_20115318.jpeg

神社の次は仏閣だ。


f0076731_20082724.jpeg

ここでもお参りして、
新春気分を満喫した。
f0076731_20094691.jpeg

さて、
次は博物館が呼んでいる。
美術館も良いな。


ちょっとじっくり歩きたくなったので、
クルマを置いてここまで来た。
f0076731_19384047.jpeg

綺麗な桜が咲いていた。




あっという間に春がくるなぁ。


結局、
国立科学博物館を選んだ。


そこに行ったのは正解だった。
最近「粘菌」に心惹かれていたからだ。


特別展示があり、
良い勉強ができたので、
今後の活動に役立てたい。


f0076731_19414105.jpeg

さあ、
いよいよ明日からオートサロンだ。
どんな出会いがあるだろうか。
f0076731_19455040.jpeg

ワクワクしてきたぞ。
明日の朝から、
妻はフェイスブックで情報発信するつもりだ。


土曜日からの2日間、
会場で効率良く行動するための参考にして欲しい。


お楽しみに。




東京オートサロン2018開幕

$
0
0
f0076731_17094921.jpeg
オートサロンが開かれると、やっとお正月だなと実感できる。
f0076731_22531366.jpg

今年の出展車にどんな刺激を受けられるだろうか。


またどんな人との出会いがあるだろうか。
f0076731_22533230.jpg

まずクルマを良く見た。


マツダはSUBARUの3歩先を歩む。


何故だろう。


CX-8を国内でリリースする彼らと、
アセントを国内で売ることが出来ないSUBARUの差は何か。


f0076731_22534221.jpg
この姿勢も面白い。


やりたくても簡単に自動車メーカーとして関われない分野だ。


なかなか良い。


次にトヨタを良く見た。
f0076731_22535264.jpg

最後に「色気」を良く見た。
f0076731_22540294.jpg
この娘が断トツだった。
f0076731_22555167.jpg

新しい時代がきっと来る。
f0076731_22541455.jpg

そんな予感を毎年得られる。


この提案も良かった。


SUBARUとペアで面白いSUVが作れるはずだ。
f0076731_22563197.jpg
この提案も面白い。


インテリアとエクステリアの色だけで、
驚くほどの組み合わせが出来る。


必ず見て欲しい。


これらのクルマがトピックスだ。


この敷居の低さがオートサロンの魅力だな。



東京モーターショーとは、
まるで違う親近感がある。


モーターショーとオートサロンにおける、
SUBARUの移ろいを良く見て、
この後もレポートしたい。


明日からの本番にぜひ行って欲しい。
f0076731_22564564.jpg

Viewing all 3416 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>