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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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燃焼する事の素晴らしさ。

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仕事を片付け、いつものようにジムへ行った。
ちょっと出遅れたが、それが幸いしたかもしれない。
今月から大幅にメニューが変わり、リンパドレナージュがメニューから落ちた。
五分ほど遅れて着くと、代わりに出来たサーキットトレーニングが始まっていた。
ガラス越しに見た瞬間、これはとても無理だと思った。娘に出ることを進められたが、あんなことをやったら痛風発作を引き起こす。
外から見ていて震え上がった。

慣れた事を極めるのが一番ふさわしい。
さっさと着替えてプールに行った。
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1000m泳いだ結果はご覧の通りで、
前回1000m泳いだ時の記録に比べ、
約0.5秒ほどの差しか無かった。


29分30秒も切ることが出来たし、
体重も62.8kgと、
増加傾向に歯止めがかかった。

しっかり燃焼したな。


この道をしばらく行こう。

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雨が心配だったけれど、
翌朝になったら止んでいた。
計画通り掃除の日を始めた。


前の晩、
サンバーの荷台にタンクもセットされ、
300リットルの水で満たされていた。
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ただ一つ問題がある。
リハーサルでポンプが水を組み上げない。


水道のホースを繋げば大丈夫だが、
何故自力で汲み上げないか謎が深まった。
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どこからどこまでが純粋な独逸製かは知らないけれど、
さすがに独逸と名乗れる機能美だ。


いつもの手順で始めた。
まず洗剤を付けてブラッシング。
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次にホースで流す代わりに、
エンジン式の高圧洗浄機で流し、
頑固に着いた黒カビごと吹っ飛ばす。


電動式に対して確かに不便な点もある。
リコイル式なので、
エンジン始動にコツがいる。
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しかし始動してしまえば、
電気仕掛け、
しかも100V電源の比じゃない。


三相動力電源が無ければ、
電動パワーでこのレベルを得る事は難しそうだ。
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シリーズはリニューアルし、
更に上の機種もある。


需要があるからだ。


使ってみて良さが分かった。
これなら売れて当たり前だ。


とても効率よく仕事が進む。
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思わず部長が見とれるほどだった。
ショールームが終わり、
B-faction側に移った。
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こちらも気が付かないうちに、
床全体が真っ黒になっている。
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生きているらしい。
洗剤を浴びると真っ茶色の液になる。
光合成しているんだろうな。


一通りブラッシングして、
次に大宮君が役割を交代して続けた。
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念入りにやり過ぎると時間を浪費する。


こういう時に必要なのがディレクターだ。
要所を掴み11時に終われるよう計算して続けた。


お正月に向けた仕込みも始まる。
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こうしてWRXらしさを引き立てる、
特別なステージも出来上がった。
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綺麗に洗って週末に備えた。




お楽しみに。

スーパーロイヤル車検お泊りプランをインプレッサハウスで楽しもう

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この道が出来ると、中津川市の道路アクセスが劇的に変わる。そしてどん詰まりの交差点にアピタが出来れば、中津川市民は皆喜ぶだろう。
ところが肝心の道路工事が全然進まない。
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11月5日の朝、出勤の途中で工事現場を見た時、
一体何をやっているんだと思った。


遅々として進まない工事。
やる気があるとは思えない。


止まってしまった原因は、
金をもらえないからだろう。
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その10日以上経った16日の朝、
重機の姿が消えた。


やると見せているだけで、
やっぱりやる気が無いんだ。
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変だね。



と思ったら、
また重機が来ていた。


何してるんだろう。
無駄が多いね。


三遠南信という建設中の高速道路にも、
妙な場所が存在する。


山の中に突如として高規格道路が現れる。


政治力で造ったと地元の人は言う。
国から予算を取るのは政治家の大切な仕事であり、
生き残りをかけた戦略なのだ。


おおよそ仕事の段取りが良く、
しかも早い人は仕上げも綺麗だ。
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だから信頼を得る。
出来ない道路を見て、
進捗が遅いと感じた日の事だった。


内装工事のプロ「ウイング吉村」さんがインプレッサハウスに来た。
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計測後すぐ製作に入り、
あっという間に取り付けが終わった。


勘が働くのか。


取り付けが終わったのは、
交差点工事を撮影した日の夕方だった。
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狙い通りになった。
素速いね。
良い仕事をする人は段取りが良い。
頼んだ通りだ。



一番大きな壁面に、
完全遮光の白いスクリーンを付けた。


これでプロジェクターを付ければ、
楽しい空間が誕生する。
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他のロールブラインドを何にするか迷った上げく、
「やっぱり黒だね」と意見が一致した。
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少し光が通るので、
打ちっ放しのコンクリートに相性が良い。
更にお洒落さを増した。
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他の窓を黒に統一して、
インプレッサハウスを本格的なゲストハウスに作り込む。
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露天風呂の据え付けが終わったら、
次は何に取り組むか。


まだ玄関も無いし、
床に掘った穴もそのままだ。


掘り炬燵も考えたが、
もう少し楽しいことが出来そうな気がしている。

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チタンのシフトノブは握り心地が良い。
走行距離は700kmを超えた。
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インプレッサに乗り換えて東京を往復した。
いよいよ東京出張も佳境に入った。
執行役員兼上席コンサルタントの小平さんから、
最新の時流について解説を聞いた。



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幅の広いデータが集まり、
分析能力も一流なので潮目を読むのに役立つ。


広島で未使用者専門店を経営する、
迫田さん親子と一緒のテーブルだった。
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真面目な姿勢で参加する人たちばかりだから、
場内に熱い空気が漂う。


基調講演をされたのは、
北海道で一番大きなコンビニチェーンを展開している企業の社長だった。


正直に話すと、
実はまるで興味が無かった。


でもせっかくの誘いなので、
じっくりお話を聞いた。


壇上で講和されていたのは、
セコマグループ代表取締役の丸谷智保さんだった。

話しぶりは分かり易く、
とても講演慣れした印象だ。


成功した経営者は、
よく「講演ずれ」をおこすものだが、
それと少し異なるスマートさがある。


パワーポイントを駆使したストーリー仕立てで、
聞く者を飽きさせない名調子だった。


不思議に感じたのは、
口調が中央そのもので、
北海道に「土着」と誇張する割にサラリと都会的だ。
もともと、
東北から北海道に渡った瞬間に、
方言そのものが霧散する。


けれども何か匂いが違うのだ。


こういう変な所に興味を持つ。
急激に組織を大きくする人は、
強烈な借り入れにもびくともしない「強靭な魂胆」を持つものだ。


北海道と言う特殊性の高い地域、
すなわち政策上「補助金」や「交付金」が湯水のように注入される場所は、
昔から本土とは違う独特の文化風土がある。


そこで独特の商売をやる感覚が鋭かった。
ワイン500円が大ヒットと聞き、
北海道ならではの感覚だと感心した。


「良いものなら1000円くらい出さないと」と思う所を、
「500円で十分旨いワインが買える」と丸谷さんは言った。


最近ワインの価格が下がっている。


それは当たり前だろう。


ドイツのモーゼルワインでも産地のワイナリーなら4ユーロも出せば十分だ。
しかも特定顧客をつかんでいて、
自分でバンに詰め込んで隣のベルギーなど行商して売切る。
家族で成り立つワイナリーだったが、
けっこうそれで良い商売をしている。


日本ではそんな金額で変えないが、
チリ原産のワインだと、
コンビニで500円出せば買える。


最近コンビニで売るワインが美味くなってきたので驚いていたが、
このような背景があったのだ。


ファミマには伊藤忠商事という強いバックが付いている。
今後本気でワインを流通させるのは、
酒屋やワインショップではなくコンビニエンスストアになるだろう。


そのような話を聞きながら、
北海道を知り尽くした男で豪胆な男に興味を持った。


面白い仕事をしながら、
何億と言う借金も平気なのだろう。


苦あれば楽ありだ。
何事も表面に出ていることの何倍も苦しくつらい事がある。


点と点が繋がった。
彼の父親は政治家だった。


しかも社会党の国会議員だった所が特徴的だ。




お父さんの丸谷金保さんは、
国会議員になる前は池田町の町長だった。


その池田町長時代に十勝ワインを開発した。
生産から加工・販売まで全て住民と自治体が一手に手掛けた歴史的な産業になった。


蛙の子は蛙か。
スマートなはずだ。
慶応ボーイで北海道拓殖銀行に入行。
拓銀時代にマーケティングに関わる知見を磨いた。


そして歴史的な経済事件となった拓銀の破たんを契機に、
シティバンクに移籍して人材開発に手腕を振るった。


いわゆるエリートなんだ。
でも深い苦労も知っているのだろう。
「10年偉大なり」を地で行く経歴だ。
拓銀破たんから10年間シティバンクで働き、
そこからセイコーマートの副社長に転じて丁度10年だ。
楽しそうに企業戦略を解説される丸谷社長を見て、
仕事が大好きな人間同士の波長を感じた。
まさに「20年畏るべし」なんだ。


と言う事はあと10年で歴史になる。


だからまだ10年頑張らないとね。


セコマと言う会社、
なかなか面白いね。



小平さん、
面白いお話を企画していただき有難うございました。
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インプレッサS-GTは絶好調だった。
STIの陰に隠れるが、
扱い易くて面白い。


価格が安いのも魅力だ。


Dシェイプのステアリングに換装したおかげで、
コーナーでノーズをインに向けやすい。


5速ミッションは時代遅れのように感じるかもしれないが、
2リッター程度の排気量でライトチューンのBRZやGH8なら、
かえって乗り易く面白い時もある。


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このようなシチュエーションだと、
完全に軽さが長所に変わるので、
手のひらサイズのGH8なら限界ギリギリの走りも楽しめそうだ。


間も無く本格的な冬が来る。
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駒ケ岳の千畳敷カールがくっきりと見えた。
遠い太古に氷河が削った痕跡が、
今でもクッキリ残ってる。


ジワリジワリと氷河は山肌を削り、
擂鉢のような形状を造った。


真ん中の上の窪んだ場所が千畳敷カール。
そこからナイフで削ったように流れ落ちていく様子が見て取れる。


この地形のおかげで、
山麓には溢れるばかりの良質な地下水に恵まれている。


GH8に乗って爽快に走ると、
まだまだエンジンはこれからだっていう気になれる。
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内燃機関を悪者呼ばわりするが、

それはヨーロッパのエネルギーバランスから生じた嘘と、
中国やインドが自動車で覇権を握りたいための「嘘」が複雑に絡んでるだけだ。


まあ、
別段どうでも良い。


全ての内燃機が明日や明後日になくなるわけでは無い。
そのうえ珍竹林な軽自動車に辟易とした人たちがあちこちにいる。


日本の国策で軽自動車を作ったが、
いびつな税制で為政者そのものが「じだんだ」を踏む。


一気に変わる日までにカウントダウンが始まった気がするが、
それは杞憂にすぎないだろうか。


酒の税制も歪だった。


昔は2級酒というものがあり、
米の不足を言い訳にアルコール添加が許され、
多分「巻き直し」も行われただろう。


それが日本酒を駄目にした。


軽自動車が日本車を、
強いては日本のクルマ文化を駄目にしたようなものだ。
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GH8の荷台は満タンだ。
インプレッサハウスにふさわしい逸品を運んだ。


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このために買ったホシザキの冷蔵庫は、
意気揚々と到着を待っていた。
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いつの間にか棚にヘルメットが収納されていた。
これはぴったりだ。
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GC8の正面装備だからこの場所にふさわしい。


冷蔵庫には電源が入り到着を今か今かと待っていた。
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ホシザキ認定中古機のため、
完全にリフレッシュされピカピカだが、
脱臭剤だけは常に入れたほうが気分が良い。
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4つある部屋のうち右上が冷凍庫だ。


プロ用の凄さは使ってみると良く解る。
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大量のスチロールケースを順番に開けた。
流石に平成25年に作った酒は全て飲み干したようだ。
一本も無かった。


これは立春の朝に蔵元と酒販店が協力して瓶に詰める、
とても丁寧に作られた美味しいお酒だ。
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いたやの修二さんに無理を言って、
少しずつ冷蔵庫に残して置いてもらった。


自宅ではとても管理できない。
倉庫のような冷蔵庫があるからこそ、
何年も保管できる。


とは言うものの味は変わる。


悪い方に降ると、
死んだ酵母が断末魔の味を残す。


良い方向に降ると、
ひね香が出るがまろやかで極上の舌触りに落ち着く。


過去に経験したどれも、
不味くなった酒は一本もない。


平成26年に詰めたものが二瓶あった。
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これを今夜開けようか開けまいか悩むところだ。
27年の酒は10本ある。


いずれインプレッサハウスが出来た時に、
尽きない話を夜が更ける迄続けるためだ。
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GC8が復活した翌年のお酒だ。
笹子トンネルの事故で破損したインプレッサが蘇り、
元の走りを取り戻した記念の酒だ。


ブルーの車体がラベルに輝く。
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なるべくじっくり飲みたいね。
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次の箱には28年に詰めた酒が入っている。
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その年その年でラベルを微妙に変えた。
心に残ったクルマと共に記憶を残す。
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というわけで、
冷蔵庫はあっという間に賑やかだ。


これも大切なインプレッサハウスの財産だ。
GH8の味も、
純米無濾過の生原酒だ。


離れられなくなる。
飲み過ぎないよう注意しなくちゃ。

本物の味

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お土産は虎屋の羊羹だった。
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確かに良い味だ。
虎屋の凄みを感じた。










と同時に真剣に今後を生き抜く覚悟を感じた。




今日はここで失礼したい。


というのも訃報が届き、
義母が亡くなったとしった。


97歳になられて眠るように亡くなったので、
大往生だと思う。

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表情は安らかだった。


楽しみにしている方には申し訳ありませんが、
明日まで休ませていただきます。


「うたかた」:それは7人乗りの変遷

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真っ青な空が広がっていた。
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その下に懐かしい姿が静かに佇んでいた。
日曜日という名のコミカルなワゴン。
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更にこの上の機種、
GS-Sには回転シートまで付いていた。
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複雑な手順で助手席と運転席までシートが回転する。
運転中に助手席を後ろに向けないための仕掛けがあり、
操作は決して簡単では無かった。


でもリッターカーの新ジャンルと言う事で注目を浴びた。


外板をほぼ軽自動車のパネルで覆い、
前後を張りぼてで膨らませた、
尻尾が丸見えの姑息なクルマだった。


けれども軽自動車自体のレベルが高く、
トルクに余裕が出た分を遮音性の向上に割り振って、
操縦性や快適性も決して悪くなかった。


輸出しているサンバーの知見が活かされたのだろう。


一番苦しかった時代を、
このカンフル剤でドーピングした(笑)


だが侮れない。
他の軽自動車メーカーまでコピーしたほどだから。


このクルマでリッターカー市場に復帰して、
次のジャスティの登板に備えた。


この時に正社員になる決心をした。


タマが増えれば仕事も増える。


でもネガばかり気になる、
スバルのリッターカーコンビだった。


その後リッターカーは消えたが、
七人乗りは途絶えながらも、
トラヴィックの誕生に繋がった。


良いクルマだった。
だが既にあるクルマをアライアンスで手に入れ、
急場しのぎで出した車だった。


けっこう細部までスバルがアレンジし、
国内に合うサイズだった。


それでも「純粋なクルマ」と受け止められず、
成功したとは言い切れぬまま、
様々な理由が絡んで消滅した。


アメリカではトライベッカが生まれた。
スバルとしては大きいクルマだけれど、
海の向こうでは凡庸な大きさだった。


それでこれもいつの間にか消滅した。


スバルにとって7人乗りは、
現れては消え、
消えては現れる「うたかた」のような存在だ。


そのせいだろう。


漸くエクシーガを計画したが、
当初のモデルは経営的に破たんを危惧するほど前衛的だった。


途中で大きく方向が変わり、
国内専用モデルとなった。


うたかたは儚いものだ。
苦難の末、

4代目レガシィをベースにエクシーガが誕生した。


エクシーガには当初からフルモデルチェンジの計画が無く、
ビッグマイナーチェンジを避けて、
クロスオーバー7に生まれ変わった。


その判断は正しかった。
結果的に9年間もの間、
スバリストから愛されるロングセラー商品になった。


エクシーガクロスオーバー7のオーナーからお土産を戴いた。
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中田さんが豊田市からいらっしゃった。



「オイル交換を兼ねてL1ラリーの話を聞きに行く!」
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そんなメッセージが届いていたので、
朝から楽しみにお待ちしていた。
先月東京で飲んで以来だが、
その直後にシンガポールへ向かわれた。


ケーブルテレビ局の制作した番組の見本市があり、
しばらくの間シンガポールに滞在されたそうだ。


黄色い袋の中に、
珍しい紅茶が入っていた。
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ありがとうございます。
SVXの走行テストがあり、
最後までお見送りできず失礼しました。
またゆっくりお出かけください。


クロスオーバー7も間も無く販売終了を迎えるので、
多人数乗りを検討されている人は急いだほうが良い。


いまなら「ファイナルパッケージ」という恩恵がある。
75,600円相当のバンパーパネルパッケージと、
29,430円相当のドラレコをセットでプレゼントできるので、
このチャンスを生かして欲しい。


アウトバックの色を塗ったモデルを特におすすめしたい。


渋くて飽きの来ない良いクルマだ。
恐らく次の土日あたりが注文締切日ではなかろうか。


当面日本では多人数乗りの展開が無いので、
是非一人でも多くの方に購入して戴き、
生息数を増やしていただきたい。


そうなると中古車で購入できるチャンスも広がる。


現在クロスオーバー7は、
中古車市場にほとんど出回らず、
たまに発見しても驚くほど高い。
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昨日のブログ更新を我慢し、
有効に時間を使った。

「待つ時間」がかなりあったので、
その間にあれこれ考える余裕が生まれた。


今日はスマフォを使って、
昨日のブログにも肉付けを与えた。


斎場から出社したら、
大きな封筒が届いていた。


9日頃発行とは聞いていたが、
いともあっさり発売され、
手元に見本誌が送られてきた。


三澤さんに頼まれ記事を書いたので、
是非興味のある方は書店に急いでほしい。
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熟読して行間を読んでもらえば、
「スバルに何を望んでいる」のか分かるはずだ。


さて最新号に面白い特集がある。
米国でも7人乗りは「うたかた」だが、
このクルマはアレンジされた派生車ではない。


久し振りにトライベッカの後継モデルが生まれた。


人口も多くて、
まだ成長が期待される米国の現状を、
SUBARUはしっかりリサーチしている。


その上でSIAの生産性と、
日本を除く第三国への輸出も視野に置いた、
かなりの野心作になっている。


巻頭にアセントの特集記事が載っている。
よく読むと面白い。


これなら中国でも成功するはずだ。


日本を切り捨てたのは正解だと思う。


急激に人口が減り、
高齢化が進む日本では、
スバルにとって全く不向きなクルマだ。


日本市場を考えた挙句、
それが足を引っ張ると、
まさに冒頭のドミンゴのようなクルマになっただろう。


実は量産車のスタイルを見て、
期待はスーっと冷めてしまった。


アセントを欲しいとは全く思わない。


羊羹を切ったようなフォルムに、
最近のスバルから感じる色気は全く無い。


だが、
ヤンキー魂むき出しのアメリカ人は、
日本人好みの色気より、
小柄でマッシブ所にセクシーさを見出すだろう。


アセントは日本人には巨大でも、
米国的にとってさほど大柄なクルマでは無い。


そのボディとエンジンで、
2トン以上のトレーラーを引っ張れる。


あちらから見たら、
アセントはまさに日本女性の魅力にあふれるだろう。


でもこちらから見るとブスだ。


このブス顔を見て、
何となく「特徴が似てるな」と思った。


ダウンサイジングターボに共通する鼻の孔だと思ったら、
やっぱり熊谷さんが開発したんだ。


ダウンサイジングターボエンジンと、
芸術的なまでのスペース創出能力は、
熊谷さんのお家芸だ。


アセントは全く日本に向かないし、
スタイルも良いとは思えない。
だから、
国内で売らないのは正解だ。


その上でアセントを凝視すると、
国内向けのレヴォーグ開発で得た知見が活かされているように感じる。
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新型の水平対向エンジンは、
アメリカでマッシブな扱い方をされるはずだ。


その結果、

新型エンジンは国内より過酷な状況で使われるだろう。


その意味で新型エンジンは、
国内投入に向けより過酷な先行試験を施される。


アセント以降のSGPと新型パワーユニットのコンビが、
国内向けにアレンジされる結果に期待したい。


一番面白さを求めるなら、
次のレヴォーグに搭載する方法だろう。


今は2リットルと1.6リットルの二つを持つが、
次からは一つで十分だ。


税制を考えたら2リットル以下が良い。
1.6では目新しくないので、
2リットルをダウンサイジング化したと明確に示さねば、
スバリストのハートに響かない。


聞いた事の無い排気量だと、凄くパンチがあってよい。
1.6より排気量を少し増やして、
2リットル以下に絞り込むとすると、
1.7リットルくらいが面白いはずだ。


そしてパワーと燃費を格段に向上させる。


その秘密がアセントの中にあると読んだ。


さあ書店に急ごう。

モノトーンの中島からフルカラーのスバルへ:本日生誕百周年を祝す

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1917年、群馬県太田町で歴史的な契約が交わされた。
ある洋館を飛行機研究所にするため、中島知久平は太田町と賃貸契約を結んだ。
それまでは農家の養蚕小屋に飛行機研究所の看板を上げていたが、いよいよ12月10日から総勢9名で本格的な活動が始まった。
洋館の中にある生産設備は、10馬力のモーターが1台、鉋(かんな)機が1台、帯ノコギリが1台、丸ノコギリが1台、旋盤が1台、ボール盤が1台、
以上
飛行機が飛ぶまでに失敗の連続だった。
だが飛ぶヒコーキを作ると、中島知久平はレースに挑んだ。
SUBARUの遺伝子はここから生まれている。
東京、大阪間を無着陸で飛ぶレースで、見事勝利を得ると中島の評価は大いに高まった。
その代わりレースに全てを注ぎ込み、生産が一気に落ち込んでしまった。
出資者との関係がこじれ社長を解任されたり、様々な紆余曲折で危機的状況になったが、技術的先進性と先見の明の確かさから、中島飛行機は単独で事業を続ける橋頭保を築いた。
やがて東洋一の航空機生産会社に成長した。
ここまでの話を想像してほしい。
リアルなフルカラーで当時の様子が浮かばないか。
第二次世界大戦から終戦へ。
この時代の記録は全てモノクロフィルムの映像ばかりだ。
暗くもの悲しい光景ばかりをステレオタイプで植え付けられた。
しかし当時でも明るいフルカラーの世界は実在した。
先日東京を離れる時、真下で信号待ちすると、空に向かって聳える魔宮の巣窟に見えた。
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平成三年に移転した時から、何と趣味の悪いビルだろうと思った。


いつ見ても気持ちが悪くなる。


現在の新宿を象徴する建物だ。


今でこそ高層ビルが立ち並ぶが、
高度経済成長期以前は未開発で、
浄水場などがあるだけだった。


終戦後、
この新宿でスバルは再生の産声を上げた。


富士重工の前身となる、
東京富士産業株式会社が、
ここ新宿に初の自社ビルを建立した。


それは東富士(とうふじ)ビルと呼ばれ、
戦後まだ何もない場所にポツンと立って、
復興のシンボルとして眺められた。


なぜここにビルが必要だったのか。


御上御用達の体質ゆえ、
いくら一物を作っても売る方法を持たなかった。


東富士ビルは地上5階地下1階の立派なビルで、
その後同じ場所にスバルビルが建つことになる。


コンテンポラリーな東京は、
刺激が多い代わりにとても疲れる。
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インプレッサで誰も居ない所に行くと、
精神的にデトックス出来る。


都会で疲れ山が癒す。
これって爺臭いのか。


相棒にインプレッサを選んで正解だった。
昨日尼崎から斎藤さんがいらっしゃった。
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お土産を戴いた。


素晴らしい袋に入っている。
店の名前も渋くて格調高く、
一発で気に入った。
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きれいな包みは酒饅頭だった。
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創業1624年と言う事は、393年も続く老舗なのだ。
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既にカチカチになっている。
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蒸す手間は大したことではないが、
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来客が多い時は慎んだ方が良い。
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やり直しがきかないからだ。オーブンで炙ったら、本当に表皮が餅のような食感になる。
今風に簡単にやるなら、水を塗ってラップで包んで「チン」だろう。
それでも十分美味しい。
それより、こっちの方がもっと気になるが、賞味期限が明日まであるのでまだ我慢する。
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珍しいポン酢も頂いた。
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とにかく良質なカツオのたたきを手に入れなければ。
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斎藤さん、数々の美味しいものをありがとうございました。
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丁寧にアンケートもお書きいただき、プログラムを考える上での参考になります。
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恐らく帰りのドライブは来る時と全く違ったはずだ。


斎藤さんは中津川を遠い場所だと思っているはずだが、
DEでドライブの完成を磨くと、
遠いと思わなくなるだろう。


その理由は疲れないし運転がもっと楽しくなるからだ。
これからも気軽に来て、
新しくなるプログラムを楽しんでほしい。
人間死ぬまで勉強だと思うので、
今後とも宜しくお願いします。
斎藤さんが帰られた後、
娘のデスクに目が留まった。
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中田さんに頂いたお土産が入っていた袋だ。
どうするのかと聞くと、
使うので持って帰ると言う。


どうぞどうぞと言いながら、
これもカッコイイから使えよ。
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渡そうとすると、
要らないと言う。
なぜかと言うと渋すぎる(爺臭いと言いやがった)し、
お金が書いてあるからと言う。


「だって借りたCDとか入れるのに向いてないじゃん」と言う事らしい。


じゃあTWGが何か知っているのかと思って、
フッと我に返った。


そいえば、
このブランド聞いたことないな。
シンガポールのお土産だから、
シンガポール由来の物には違いなかろう。
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流石だな。
中田さんの選ぶモノには何か理由があるはずだ。


クリスマスに飲む紅茶か・・・、
はてな?
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なかなか親切で日本語の表記もある。
よく考えたら、
レッドティーって聞いた事が無い。
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1837とブランドロゴがあるけど、
sinceの文字が無い。
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コットンに入ったティーバッグで、
フルーツや花の香りがスパイシーに味わえるらしい。
気になるので調べると、
レッドティーとはルイボスティーを意味していた。
TWGのレッドティと言えば、
美味しいルイボスティを指すのだ。


やるね!中田さん。
ルイボスティーは抗酸化作用があるので娘が愛飲している。
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だから毎日会社のポットにはルイボスティーが入っている。


それにルイボスティーには尿酸形成を阻害する効果がある。
南アフリカでしか栽培できず、
取れた量の半分が世界中に輸出される。


キサンチンオキシダーゼの活性化を阻害する効能が、

アフリカの一部の大地で自生する植物に含まれる。


何とも自然のロマンを感じるつながりだ。


男は狩りに出る時エネルギーを補給するが、
獲物を見つけるまでは何も食べず行動せざるを得ない。


プリン体から尿酸が出来るのは、
一種の酸化抑制効果だと聞いたことがある。


確かに海外出張時など一日一食でも平気だし、
何かに集中すると一食も取らなくても我慢できる。


睡眠欲と性欲と食欲を比較すると、
最も我慢できるのは食欲だ(笑)


アフリカで人類が発生した時から、
徐々に尿酸が活躍するようになったのだろう。


激しい日光の下で活動すると、
カラダがどんどん酸化する。
それを尿酸が食い止める。


逆に尿酸が悪さをするので、
時にはルイボスティで治めたのだろう・・・なんて、
ちょっと都合の良い妄想もしてみた。
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早速レッドティーの封を切った。
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開ける前からフルーティな匂いが漂う。
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コットンのティーバッグって凄く良いね。


忙しい時は入れ方にあまり拘れない。
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カップに放り込んで色が変わるのを待つ。
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これは美味しい。
フルーティで和菓子にも合う。


なかなか良いブランドだと思うが、
創業は2008年とまだ若い。


そのブランドがなぜ1873年に拘るのかと言うと、
シンガポールにとって特別な年に当たるらしい。


その年、シンガポールに商工会議所が出来て、
食材や食品そのものの貿易基地になったと書いてある。


もう少し違う意味もあると思うが、
まあそんなところが1873に込められた意味だと書いてあった。


ブランドにとって長い歴史は、
それそのものが欠かす事の出来ないヘリテイジだ。
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瀬戸市から長江さんが愛機の車検予約に来てくださった。
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いつも度肝を抜かれる美味しいものを頂戴する。
今日もびっくりするほど美味しかった。
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こんなにうまい大福もちは久しぶりだ。
ペタペタ、ニュルニュル、
中にはフルーツの水分でべとべとなモノも多い。


大福とは何ぞや!!!
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そんな主張をこの大福から感じた。
特別な日に特別なお菓子を、
とても美味しくいただきました。


ありがとうございました。
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丁度その時、
オイル交換にいらっしゃった東條さんが、
「社長、できたらDEをお願いできませんか」とリクエストされた。


飛び込みではあったが、
今日は特別な日なので受けることは何でも受ける。


BRZを使ったレクチャーを、
WRXの翌日にするのも乙なものだ。


どちらも基本は全く同じ。


気持ち良く走れることを掴んで戴いた。


そして記念すべき日を締める仕事を終えた。


このブログは、
結局インプレッサで始まりインプレッサで終わる。


そして100年祭の目玉も、
インプレッサハウスの建立だった。

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テスト車両を大宮君が用意した。
23年式のGH2だ。


最終型のFWDを思いっきり試して、
スバルマガジンに書いた記事がド正面にヒットしていると確信した。


インプレッサはFWDが一番面白い。
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臺さんがインプレッサXVを作ってから、
リヤサスの踏ん張りが全く変わり、
目を見張るようになった。


その神髄を久しぶりに味わった。
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選んだ車はS-Limitedのプレミアムパッケージと言う希少車だ。


4WDの陰に隠れぎみだが、
ドライターマックを走らせると滅茶苦茶面白い。


手首の返しでコーナーのエイペックスにピタリとつける。


この走りは先日サス開発でテストした、
最初のBLEの走りに近い。
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オートマチックで決してパワフルでは無いのに、
掌の上で操れるような感覚が楽しくて仕方がない。
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タイヤもエコタイヤ、
しかもフォルムの変わり始めた好きではないタイプだ。
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比較的新しくグリップがあるため楽しかったのかもしれない。


とにかく後ろ足の接地性が良いと、
クルマって本当に面白い。


軽いクルマで適切な出力、
しなやかで強靭なシャシー、
それらが結晶するとこのようなクルマが生まれるのだ。


記念すべき日に、
沢山美味しいものが味わえた。


次の節目に向かって一歩ずつ踏みしめたい。


SUBARUの皆さん、
歴史的な100年の区切り、
心からお祝い申し上げます。


おめでとうございました。

インプレッサに乗るならFWDが面白いぞ!

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それにしても昨夜は鮮烈だった。
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FWDのインプレッサ、
特に最終型は面白い。


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矢も楯もたまらず、
一夜明けてテストした。
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動力性能は全く同じ。


ただし黒のFWDはプレミアムパッケージなので、
具体的に比較すると、
普通の1.5i S-Limitedとはかなり魅力に差がある。


4WDのSリミテッドを久しぶりに試した。
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タイヤはスタッドレスだ。
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路面温度が低いのでターマックでも不安はない。


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キー付きでシートもノーマルだが、
ちゃんとレッドステッチが入っている。
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実用上は全く差が無い。
でも助手席から見ると少し雰囲気が違う。
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カーゴルームの広さは共通だ。
ここが他のメーカーと一味違う所だろう。
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トノカバーが無い分、
広々している。
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さあ走ろう。


メーターはホワイトルミネセント式か?
ちょっとその辺りは記憶に乏しい。
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やっぱりインプレッサは良いね。
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4WDのネガティブな要素はまるでなく、
どっしりと安定した走りが魅力だ。
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続いてFWDをもう一度試す。
昨日は暗かったから色々な所が見えていなかった。
ボディカラーはブラックだ。
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ドアを開けただけで雰囲気が違う。
希少なプレミアムパッケージを手に入れて、
ちょっと嬉しいし走りが強烈なので心が躍る。
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シーとは形状も素材も違う。
アルカンターラを張り巡らせたスポーツシートだ。
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好みはそれぞれだろう。
明日の続きをお楽しみに。


久し振りに泳いできます。


インプレッサとエクシーガを比べる

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桑名の西川ご夫妻から美味しいものを戴いた。


まき子さんとはユニセフの事業で知り合ってから、
もう20年以上お付き合いが続いている。
いつも絶品の「味」をありがとうございます。
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蓋を取ってビックリした。
想像していた姿と全く違う。
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何とトッピングはポテトだった。
食べながら書いているが、
めっちゃくちゃ美味しい。
ポテトに絡めた甘いソースが抜群で、
ポテト本来の甘みも引き出しながら、
次のカスタードにバトンを渡す。


抜群の味のコーディネート。
お見事です。
カスタードに裏ごししたポテトエキスが練り込まれている。
いつもお心遣いを戴き有難うございます。


恐ろしいほど美味しい。


もう一つ別のプリンも入っていた。
キャップの色が少し黒いだけで形は同じだ。
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この演出の凄さに、
もうあきれ返ると言うか、
涎が出ると言うか、
涙がちょちょぎれてしまった。
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もう何にも言葉が出ない。


とろりとしたクリームで、
ヒトさじ毎に感動が広がった。


容器も料理に再利用できそうだ。


おっと!
忘れてはいけない。
賞味期限ぎりぎりまで我慢した。
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封を切る日がついに来た。
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おーっと!
横綱級のわらび餅だ。


流石に300年以上続くだけの事はある。
品書きの向上にも他を寄せ付けない凄みがある。
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娘から「絶対に一個しか食べちゃダメだよ!」
と念を押されながら、
「ヒヒヒヒ隠れて食ってやろう!」と思った。
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容器から出して更に載せ、
添えられていた袋を開けた。


黄な粉と素晴らしい味の砂糖が別々に入っている。


ここまでで味の想像がおおよそ付く。


とてつもなく美味いだろう。
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糖の甘さが何とも言えない。
旨味のある甘さにつられて黄な粉が一斉に躍り出すようだ。


斎藤さん、
ありがとうございました。


このように美味いものばかり食べたので、
昨日は昼食を制限した。
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インスタント豆腐鍋と、
鮭の骨の缶詰だ。


美味しかった。


白い4WDのインプレッサに続いて、
黒いFWDをもう一度試した。


一昨日、
80km弱のロングテストでは、
辺りが暗く色々な所が見えていなかった。
明るい所だと黒いボディの印象も随分違う。
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もうドアを開けただけで雰囲気は別物だ。
なぜか。


これは比較的希少なクルマだ。
STIのテイストを普通のインプレッサに注いだ、
ちょっと掟破りのクルマだ。
だからその辺ではあまり見慣れない。


プレミアムパッケージを手に入れて、
S-リミテッド同士で実際に何が違うか比較した。
ちょっと嬉しいし走りが強烈なので心が躍る。
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シートは形状も素材も違う。
アルカンターラを張り巡らせたスポーツシートだ。
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鋳物調の加飾を使ったパネル類が渋味を出すが、
この辺りは共通だ。


目に見えて違う所がある。
パドルシフトの存在だ。


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カーゴルームの広さは変らぬが、
トノカバーが装着されている。


貴重品などを積む時には便利だ。
だが騒音発生原因にもなる。
ルミネセントメーターの針は白い。
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スイッチオンでスイープし
始動すると全体が綺麗に控える。
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簡単に言うと、
4WDに比べお菓子を食べている時の様に嬉しくなる。


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両車の違いはプロペラシャフトの有無が一番大きい。
次にリヤアクスルの存在だ。
サスには違いがないがリヤセクションの重量増加と、
摺動抵抗の増加は否めない。
最後にセンターデフの存在だ。
車体中央部ではあるが、
2輪駆動に比べ駆動抵抗の増加と重量増加は否めない。
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それでも他のFWDや$WDに比べ、
縦置きのメリットは計り知れないほどい大きい。


全車軸の後方にトランスミッションやセンターデフが載るので、
重量バランスが良いし、
レイアウトも左右対称でトルクステアが出ないし、
アクセルオンオフに対するスナッチも出にくい。
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パワーユニットも共通だ。
スクエアに近いボアストローク比で、
良く吹け上がるしトルクもEJより強い。


良く出来たエンジンだ。


もともと三代目インプレッサは、
「究極のコンパクトカーは1.5リットルにあり!」のコンセプトだ。


だからエンジンもシャシーもブランニューだった。


大難産の末に生まれたが、
当時の竹内PGMがリリーフエースとしてうまくまとめた。


WRXと決別する節目のクルマだ。
だから今乗っても新鮮なのだろう。


テストから戻ると、
吉村君が必死で作業していた。
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古川さんの車検で、
プロテクトシートの貼り換えを頼まれたようだ。


他の仕事を棚に上げ、
一心不乱に進めていた。
声を掛けると我に返ったようだが・・・・、


実際今のような時期に、
このような仕事は採算に合わない。
だが、
大のお得様で筋金入りのスバリストだから、
必死で良い仕事を成し得た。
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インプレッサからWRXが蛹変した記念すべきモデル。
ボディの幅がグッとワイドで、
このクルマほどセクシーなデザインは無い。


プロトタイプではセンターマフラーも検討されたが、
未だに実現していない。


富士重工という殻を破ったのだから、
そろそろショーモデルの様なセンター出しも良いのじゃなかろうか。


以前から思っていたが、
いよいよ実現する日も近いかもしれない。


FWDの証として、
一気にデザインすると良いだろう。
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昨夜はブログをこの後更新し、
一週間ぶりに泳ぎに行った。


記録はいまいちで30秒を切れなかった。
体重も1kg増加していた。


まあ仕方ないだろう。


もし泳がなかったら大変なことになっていた。


その直前に頼んでおいたクルマが届いた。


エクシーガ クロスオーバー7だ。


「何でもいいから貸して欲しい」と頼んだら、
思わぬクルマがやって来た。
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今日も10時になってしまった。
泳ぎに行かないと。


これだけは書いておこう。


思ったよりいい色だった。
X-BREAKのセンスもフォレスターより遥かに良い。
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さあ、
どこへ行こうか。
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エクシーガの最終形態を楽しむ

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二日連続で泳いだ。こんなことってあるんだろうか。
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泳ぎ終わってビックリした。
2分以上タイムが縮み過去最高の記録だ。
じりじりと体力が落ちて来たが、
何か体に変化が起きたのだろうか。


その前夜泳いだ後の晩酌で、
メインディッシュはステーキだった。


締めにトマトソースのスパゲッティを食べて寝た。


絶対に数え間違えていないので、
何がどうなったのか良く解らない。


今朝ふくらはぎが妙に痛いので、
パワーが出たことは間違いない。


怖いね!


無理したつもりはないが・・・・


家に帰り、
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吉村主任から戴いたお酒の封を切った。
いつもありがとうございます。
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良いお酒を造る西尾酒造の自信作のセットだ。
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嬉しいね。
両方とも封を切り、
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まずどぶろく風の杣酒をコップ一杯戴いた。
アルコール添加でドライに仕立てた面白い酒だ。


美麗水は生原酒で純米仕立てだから、
こちらの方が風味は良い。


妻と美麗水で乾杯した。


昨日は贈り物が他からも届いた。
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とびっきりの大好物が宮島から届いた。
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カキの本場だから滅茶苦茶上手い。
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殻が付いていれば良いわけでは無く、
かさばるし手間もかかる。



信頼できる流通形態だと、
安心して山ほど食える。
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安芸の宮島にある大聖院の吉田さんに頂いた。
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それに添えるのは斎藤さんから戴いたポン酢だ。


抜群の相性で、
美味しくいただきました。
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久し振りにゆっくり寝た。
いつも通り目が覚めたが、
テーブルの上に飲み残した酒があり、
それを飲み干して朝寝も楽しんだ。
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さて試す前におさらいしておこうか。


【車名】
スバル EXIGA CROSSOVER7 2.5i EyeSight 特別仕様車 X-BREAK
【型式】
DBA-YAM

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【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4780×1800×1670
ホイールベース(mm):2750
トレッド前/後(mm):1535/1540
最低地上高(㎜):170
車両重量(kg):1620
最小回転半径(m):5.5
乗車定員 7名


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【エンジン】
FB25/水平対向4気筒2.5L DOHC16バルブデュアルAVCS
内径×行程(mm):94.0×90.0
圧縮比:10.0
最高出力 127kW(173ps)/5600rpm
最大トルク235N・m(24.0kg・m)/4100rpm
タイヤサイズ:215/50R17
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【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
リニアトロニック(6速マニュアルモード付)
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)

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【標準装備】
HIDヘッドランプ LEDアクセサリーライナー 大型リヤスポイラー シルバールーフレール
キーレスアクセス&プッシュスタート 運転席&助手席8WAYパワーシート フロントシートヒーター
本革巻ステアリングホイール&セレクトレバー


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【税抜車両本体価格】
2,560,000円

クオーツブルーは思ったよりいい色だ。
X-BREAKはフォレスター譲りのアレンジだが、
なかなかセンスも良い。
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7人乗りなので室内空間はかなり大きい。他のクルマよりどうしても「がらんどう」感がある。
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そこをブルーグリーンステッチが良い味で活かされ、
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とても良い印象の室内だ。
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上下に分けたカラーコーディネートも、
「これは他と違うぞ」と主張している。
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USBポートを購入してくっつければ良い。
シガーライターソケットがあれば十分だ。
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アイサイトはバージョン2だが、
プリクラはしっかり機能するので十分だろう。
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特に説明の必要は無いだろう。
ピアノブラックの加飾が良い感じだ。


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エンジンに火を入れた。


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目覚めてメーターがスイープし、


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水平対向4気筒エンジンが軽快なサウンドを奏でる。


シフトブーツにもブルーグリーンのステッチがある。
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センターパネルも登場したころと比べると、まるで別のクルマのように美しい。
再び目覚めたら家には誰も居なかった。
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出勤して簡単に仕事をした後、行く当てもなく高速道路に乗った。明日の木曜日まで借りているが、まだぜんぜん本格的に走らせていない。
最新版のアイサイトに比べると、車線逸脱警報がうっとおしいと感じる。切れば良いのだがワーニングランプが点灯するので気になる。
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横着な運転になっているのかもしれない。
効果があるのは間違いないので、おとなしく鳴らさないように走った。

撮影ポイントを探していて、美味しそうな蕎麦屋を見つけた。
何故ここに気が付かなかったのだろう。
聞くと「もう20年くらい営業してます」と言うではないか。
近くにも知らない店は多いものだな。投じ蕎麦がメニューにある。
あえてゴロが良いので冬至蕎麦と書く時があるが、勘違いしないで欲しい。
投じるようにそばを鍋に入れるので「とうじそば」なのだ。
鍋の中身を見て驚いた。具だくさんだ。
1人前1670円と言う料金を見て、期待して注文しただけのことはある。油揚げは勿論、麩に高野豆腐もあるじゃないか。
隠し味の牛蒡も美味いし、大根と人参も良い味だ。
鴨肉も入っている。
鴨は苦手なのだが、この店の鴨肉は美味しかった。
蕎麦も美味い。手打ちの技も良いし香りも一級品だ。
そのまま箸で口に運び、新蕎麦の風味も味わった。
店を出て山間を眺めると、猛烈な吹雪になっていた。
そこを避け比較的穏やかな場所に移動した。
そこでクロスオーバー7の最終形を伸び伸びと走らせた。
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運転しやすい位置に座席があり、ミニバンではなくレガシィ感覚で操舵できる。
そこがスバル好きに取って、最も嬉しい部分だろう。
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サイズ的にも良い。乗り難さが全くなく素直な点ばかりが目立つ。
ただし、7人乗りの必要が無い時は、出来るだけシートを畳んだ方が良い。
余計な音が気になる時があった。
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本日の走行距離129キロ。動画もこの後お楽しみに。
現在アップロード中です。明日もお楽しみに・・・


L1ラリーの余韻と恵那市長の来訪

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先日ドライブエクスペリエから戻ると、机の上に紙袋があった。
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お土産を届けて下さったのに、お目に掛かれず申し訳ありませんでした。
岩村町で繰り広げられたウイメンズラリーの観戦時に、
インプレッサを応援してくれた石川さんと名乗られる男性だった。
又聞きのお名前なので、もし間違いがあったらお許しいただきたい。
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乾パンは2号車のドライバーに渡して欲しいと言われたそうだ。

なんでも「疲れたー」を連発していたらしい。
娘が言うには「SS毎に言ってたから口癖よ」と言う事らしいが、
それを気遣って届けて戴いたようだ。


嫁に今日会ったので渡しました。
クルマの中に非常食として完備させます。
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炭水化物が大好きなので、
間違いなく喜ぶだろう。
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ありがとうございました。

ところで、鶴の恩返しなら知っているが、ウサギも恩を返すんだ。
そう言えば今年山陰地方を訪れて、「因幡の白兎」を久しぶりに思い出した。
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なかなか奥深い神話だが、本当のところ何が言いたい神話なのかよく知らない。
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兎にも色々居る。
この眼を見ると、かなり「したたか」な奴だな。ちゃんと恩を返したのだろうか。
お土産の封を切った。
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可愛らしいお饅頭だ。
この兎の眼は純朴だ。


石でできた兎の顔より礼儀正しそうに見える。
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味も礼儀正しい。
美味しくいただきました。


そんな訳で、
開催からほぼ半月経った今もウイメンズラリーの余韻は続いている。


恵那市役所の秘書課から連絡があり、
市長が来訪されると聞いたので、
首を長くしてお待ちしていた。


是非一度ゆっくりお目に掛かりたいと願っていた。
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恵那市にはケーブルテレビが敷設され、
岩村の景観条例や明智の大正村など、
地方ならではの面白い戦略が次々と進む。


なかなかお見事だと思っていた。
生粋の恵那人である小坂市長の郷土愛も素晴らしいものがある。

ラリー会場でお話しする機会があったが、
ゆっくり話す時間など採れる訳も無い。
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市長の小坂さんと、
街づくり企画部長の服部さんが中津スバルを初めて見学された。


恵那市民は幸せだね。
クルマ好きの市長を担げるとは羨ましい。


自動車文化は大きな価値が十分あり、
日本把支えている基幹産業なのに、
なぜか日本人は真正面から文化を意識しない。


そこが解る人は懐が深いので、
恵那市民は幸せだと思うわけだ。
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訪問して戴けて実に嬉しかった。
来年もまたやりましょうと誘ったが、
それだけは確約が出来ないそうだ。


そりゃあ当たり前だ。


まず地域住民、
そして警察など統括する行政、
またバローの様な大きなスポンサーがまた支えてくれるか、
今の時点では全く分からない。


しかし女性を切り口にしたラリーを育て続け、
次に世界的な文化として認められているWRCを中部地方に招致したい。
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このサンバーはまさにアンバサダーだった。
岩村町の古い街並みを形成する一軒のお宅から託されたクルマだ。


カビだらけで腐りかけていたが、
おじいさんの捨てきれなかった遺物を丁寧に蘇らせ、
望桜荘の主として余生を送っている。
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中津スバルにはそのようなご神体が沢山ある。
小坂市長と服部部長の眼には、
どのご神体も新鮮に映ったようだ。


クルマには魂がある。

それを知る数少ない首長だろう。


ご来訪有難うございました。

味のハーモニーとBLE型レガシィが奏でるハーモニー

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今年は年の瀬ムードが強く一日が早い。CMを一切中止しているので店頭来場は少ないが、工房は毎日慌ただしく忙しい毎日を送っている。


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新年に向け準備を着々と進めている。
その一つがディープシーブルーのコンビネーションだ。


時間をかけ意図的に同じ色のスバルを探した。
そして順番に手を掛けて、
とても上質な中古車に熟成させ、
一気に仕上げた。


手前から25年式XVハイブリッド2.0i-L EyeSight
衝突軽減プリクラッシュブレーキ搭載 ルーフレール ルーフスポイラー シャークフィンアンテナ
ナビ&リヤカメラ アルミぺタル 前席パワーシート プッシュスタートシステム 左右独立空調システム パドルシフト付リニアトロニック


なかなか面白そうな車だろう。


続いて24年式アウトバック2.5iEyeSight
新世代のFB25型水平対向4気筒DOHCエンジンを搭載
このエンジンは6気筒並みに低燃費で振動が少なく静かな走りが魅力
パドルシフト付リニアトロニックと最も相性が良いと思う。
衝突安全性能抜群のボディとぶつからないアイサイトは強力な武器だ。


道を選ばぬX-MODE付きのAWDで最高の走りを実現している。 


続いてSUBARUらしい走りを極めたターボ車も揃えた。


3台目は24年式レガシィツーリングワゴン2.0GT DIT
2リットル直噴DIT水平対向4気筒4カム16バルブ高性能エンジン搭載
8速パドルシフト付スポーツリニアトロニック 4輪独立のビルシュタインサスペンション
プッシュスタートシステム 前席8Wayパワーシート 18インチアルミホイールなど豪華だ。


そしてトリは25年式レガシィB42.0GT DIT EyeSight
こちらも300馬力の直噴DIT水平対向4気筒4カム16バルブ高性能エンジンを搭載
8速パドルシフト付スポーツリニアトロニック ビルシュタインダンパー付4輪独立スポーツサス
プッシュスタートシステム 前席8Wayパワーシート
そしてSTIリップスポイラーがスポーティーさを際立てる。



同じ色で違うクルマをずらり並べると、
ステキなハーモニーを奏でる。


元々凄く良い色だが、
トレンドはホワイトパール系なので陰に隠れている。


そこにスポットライトを当てた。
はっきり言って今一番好きな色だ。
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このように次の仕込みが始まると一日が早い。


そんな時に疲れが飛ぶ贈り物が届いた。
妻が嬉しそうに、
「持つだけで解る。私の一番好きなヤツだ」と息を弾ませた。
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何で解るの?
と聞いたら「かいてあるやん」。
鋭い嗅覚を持つので、
匂いで解ったのかと思ったが違うらしい。
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おお!
大阪の香りがしてきたぞ。
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素晴らしいコンビネーションだ。
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味のハーモニーを楽しめる。


カチンカチンに凍っているが、
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ふわっとラップを掛けて電子レンジに入れるだけ。
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3分半で本場の味が楽しめる。


明石焼きのだし汁とふわっとこぼれるような歯ごたえ、
そこをキュッと締めるタコの食感。
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想像しただけで涎が出る。
三つずつに分けて戴いた。


「落合さん流石」と妻が喜んだ。
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そんなに美味しいのか。
タコがでかいな。
一口戴いて、
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ボーノ!


小林さんのレガシィも遂に完成の時を迎えた。
最終チェックでブレーキを最終調整し、
高速テストを残すだけになった。
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ボーノ!

おや?下から覗くと始めて見る部品が取り付けられていた。
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あまり見た目は良くない。
これが何で、
どう効果的なのか良く解らない。


多分買った時からついていたのだろう。


最新のダンパーはとても味が良いので、
出来るなら全てSTIのパーツで揃え、
味の良さを極めたいところだ。


味と見栄えが一致しない事もある。
印象が悪くても強烈に美味いものは多い。


妻の友人が尾張旭市で紅茶専門店を開業している。


リンアンと言うお店で、
そこの作るケーキ美味しいと評判だ。
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これは実に美味い。
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ちょっと怪獣の口のように見えて、
最初に見た時には少しビビった。


今ではこの部分を狙って齧るほど好きだ。
プチプチした感覚が堪らない。食べ過ぎないように我慢する自制心が消える。だからその味は怖いほどだ。
イチジクとナッツのハーモニーもたまらない。
ステキなコンビネーションを紹介したい。中日新聞社のお二人だ。
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向かって左側が恵那通信局長の吉岡さん、
右が中津川通信局長の福本さんだ。


L1ラリーの会場で取材を受けたのが知り合うきっかけだ。
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Photo:Toshihide Masui

何度かお話しする内に意気投合し、
釜めしを食べに誘った。
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これを召し上がって戴いた。




おこげが抜群の引き立て役で、
「へぼ」の味を引き立てる。


まだ白い幼虫と、
少し形になった蛹、
そして羽化したばかりの成虫のコンビネーションが、
優れたハーモニーを奏でる。


吉岡さんは、
先日串原で開かれた蜂取り選手権を取材し、
すっかり「へぼ」には慣れっこだと言った。


だから余裕の表情だ。
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前任地は四日市だったと聞き、
ちょっと嬉しくなった。
なぜかというと祖母の出身地は四日市なので、
体の中に三重の血も流れているからだ。


お得意様のアウトバックユーザー河原さんの住まいもある。


福本さんは木曽福島に今年まで赴任され、
その前は下呂に居た事もあるそうだ。


だから「別に平気です」とおっしゃったので、
安心して器によそった。
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ところが本音は違ったようだ。
その時に撮った写真を見て、
今朝になって事実を知った(笑)


上の時は構えて間違ってシャッターを押したので、
本心が表情に出ている。


「じゃあ取りますよ」
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大将にお願いしてシャッターを押してもらうと、
顔は平静を装っている。
が茶碗は正直だ。


しっかりご飯が残ってるぞ。
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というわけで、
福本さんが凄く正直な人だと良く解った。


この後は鰻の釜めしで締めた。


へぼと鰻のコンビネーションも面白い。


へぼと言うのはクロスズメバチで、
この地方の郷土料理として人気が高い。


子供の頃は成虫の形が苦手だったが、
ウジのように見える幼虫は美味しくて好きだった。


非常に穏やかな蜂で、
タンパク質の獲物を見つけると、
かなり大きなものでも吊り下げて巣に運ぶ。


それを追いかけ巣を地中から掘り出し、
甘辛く煮締まると抜群の滋養強壮作用もでる。


精力を付け店を出ると、
道の真ん中まで歌声が聞こえてくる。


スナックの中が気になり扉をそっと開けた。


ママと目が合った。
引き寄せられるように中に入り、
溜まったエネルギーを炸裂させた。

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二人のコンビネーションの良さと、
奏でるハーモニーは素晴らしい。


久し振りにしっかり歌って、
腹式呼吸が良い運動になった。


ぜひまた歌いましょう。


へぼのパワーが漲った。


本当に美味しいんだよ。
初めての人は怖がるけどね。


このクルマもそうなんだ。


このサイズで3リットル?
水平対向6気筒??
なんじゃそりゃ???
と思ってる人ばかりだからね。


一夜明け事務仕事を一気に片づけた。
そしてテストを続けた。
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愛情を注ぎ様々な改善を続けたBLEが遂に完成した。


ダンパー交換後、
フレキシブルタワーバーとスポーツマフラーを装着した。


どちらもSTIの代表作だ。
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間も無くテストを始めてから1000kmになろうとしている。
燃料の警告灯が付いたので、
ハイオクを補給した。
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別にレギュラーでも走れるが、
これほど濃密なクルマには濃いものを喰わせたい。


真剣に走らせる前に、
改めてタイヤを確認した。
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とても軽いホイールなので、
ピレリタイヤと相性が良い。


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フロントタイヤのトレッドには疲れが見え始めている。


危ない領域ではないが路面温度を考えると、
セイフティーマージンを十分とって走らねばならない。


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リヤタイヤはフロントに比べ疲れが少ない。


まだまだ十分行けそうだ。
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チンチュラートもBRZなどには相性が良く、
とても気に入っているタイヤだが、
コンチネンタルに比べると製品誤差が大きい。


このタイヤは少しその傾向が強い個体だ。


今度DWS06に交換してみよう。
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その上でフレキシブルタワーバーとの相性を改めてチェックしたい。


マフラーが堪え切れない欲望を唆した。
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太鼓の形状は純正とさほど変わりが無いのに、
とにかく凄く良い音を出す。


音と言ってはいけないな。
サウンドだ。
それも飛びっきりのハーモニーを奏でる。


本気で6気筒の「Sシリーズ」を開発していた名残だろう。

後藤さん、
あのクルマの魂を戴きました。
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役立たせていただきます。
ありがとうございました。


BLEに憧れ手に入れたオーナーには、
この「STI」マフラーを付けるに限る、
と言っておきたい。


やっぱりホンモノは美味しいね。


無常と転生

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面白いお土産を戴いた。長野県でしか購入できないお菓子だ。
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確かに美味しい。
増井さん、
ありがとうございました。


北海道にも面白い流通会社があり、
「セコマ」ブランドを形成していた。


その独自性に驚いたばかりだが、
隣の長野県にも他とは違う個性を見せる流通会社があるのだ。


人のハートを掴むには、
価格戦略と、
もう一つ絶対に真似のできない何かを極める必要がある。


増井さんから画像を沢山戴いた。
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Photo:Toshihide Masui

L1ラリーの会場にいた女の子だ。


「将来参加したい」と思ってくれると良いな。
2017年を締めるにあたり、
現在オリジナルカレンダーを製作中だ。
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振り返るとトップニュースは、
やはりラリーに初出場してノーペナルティで完走した事だろう。
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4人の素人が、
一気に多彩な経験を積んだ。
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物凄く大きな財産になったと思う。


岩村には独特な思い入れがあり、
とても身近でありながら少し特殊な存在だ。


昔から何かと縁があり、
サンバー記念館「望桜荘」を発想するきっかけになった。
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もし岩村に景観条例が施行されなければ、
このクルマが中津スバルに来ることは無かった。


ここに来たことで、
主役の座を得て鎮座し、
集まる人に喜びを与えている。


生きると言う事は、
このような事を言う。


人に喜びを与える事だ。


2台のWRXと二代目サンバーは、
岩村を通じてガッチリと一本の糸で繋がった。


昨日、
桑名の西川まき子さんから、
大きな封筒が送られてきた。
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中には始めて見る工芸色紙が入っていた。


虎関宗補という名を聞くのは初めてだが、
臨済宗の白隠禅師には少し関わりがあった。


恵那市の中山道美術館に浮世絵を寄進した田中春雄さんは、
白隠のコレクターでもあり、
かなりの書画を収蔵されていた。
ホンモノをいくつか見せて戴いたが、

独特の画風には底知れぬ力がある。


明治時代に臨済宗妙心寺派の八代管長を務めたのが、
この書画の作者「虎関宗補」と言われている。
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描かれているのは狗子だ。
狗を「く」と読み子を「す」と読む。
犬を意味する言葉だというが、
今日この日まで知らなかった。


犬に仏心があるのか、
すなわち慈悲を持つのかという問いに、
虎関宗補は「無」と答えた。



その意味するところは何か。



彼等は内観を目指した。
内観を極め、
悟る境地など、
若輩者の我身にとって知る由もない。


だが時折きっかけを感じる。


それはなぜ泳ぎ続けるかを考える時だ。


1000m30分弱の世界に、
何かを感じるきっかけが多々ある。


まき子さんから届いた色紙には、
干支を意味する以上に、
「輪廻」という相当深い意味を感じた。


「無」には様々な側面があるが、
「存在が無い」という概念より「無限」や「無常」を強く感じる。


今日はそれが具現化した一日になった。


無常とは常ならず。


常に形を変え永遠に続く。


宇宙にある物質が、
宇宙空間でエネルギーを得て、
悠久の時の中で形を変える。


その中で様々なご縁が生まれる。


味わいのある良き土曜日となった。
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静岡から後藤さんが来訪された。


スタッドレスタイヤに付け替えられて、
この冬も安心して遠出が可能になった。
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葵衣ちゃんも絶好調だった。
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ちょっと見ない間にギュンギュン育つ。
相変わらず笑顔が美しい子だ。


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お土産をありがとうございました。
春華堂にも様々な味がある。
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初めて見る饅頭の味が楽しみだ。


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次はお正月のフェアでお目に掛かりましょう。


ヨコハマから川崎さんが初めて中津スバルを来訪された。


病を患われて、
今日が一年ぶりの長距離運転だとのこと。
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ようこそお越しいただきました。
せっかくのドライブが、
東名高速の事故でスポイルされてしまったが、
心身ともに健康なご様子で何よりだった。
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お土産をありがとうございました。
これは初めて見た。
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ブルーベリーに続き苺ミルクとは。
商品開発に余念がない。


川崎さん、
是非またゆっくりお出かけください。
お待ちしています。


筑波から管野さんもいらっしゃった。
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12か月点検を兼ねて、
下呂温泉まで旅行に来られた。


中津川の蕎麦も楽しんで戴き、
七福のお菓子もお気に召したようだ。


今頃は最高の湯を楽しんでおられるだろう。

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久し振りに名機BLEの姿を見て、
とても嬉しかった。
大切に乗られている様子が手に取るように分かる。

良いオーナーの手に渡り幸せだろう。

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珍しいお菓子をありがとうございました。
楽しみに戴きます。
またお目に掛かりましょう。
海外出張、
お気をつけて。


お昼過ぎに大阪から西岡さんが来訪され、
見学も兼ねて楽しく過ごしていただけたようだ。


当社の秘蔵車に興味を持たれ、
まっしぐらに来られた。
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ご帰還される頃には真っ暗になっていたが、
無事お帰りになられただろう。
去り行くGDBのサウンドが心地よく響いた。

秘蔵車が収まるべきところに収まった。


世は移り変わるが、
真理は変らない。


無常とは「預かる」事も意味する。


預かった命あるものを次へ託す。


遣り甲斐のある仕事をさせて戴き有難うございます。


社員一同、
心より御礼申し上げます。

道路の使い方

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待ちに待った軽自動車軍団が到着した。
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中央のグランドキャブなど、
他に3台が退役する。


そして新たに軽トラック4WD三台の他、
最新型のサンバーバンとステラカスタムが任務に就いた。


左から2台目は、
ステラの社用車として初のツートンカラーを採用した。


なかなか格好が良い。


まだ乗っていないが、
見るからに甘い味がしそうだ。


軽自動車も贅沢になった。
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それと同時に重くなりステラは830kgある。
これは、
旧規格のサンバーバンにあったクラッシックの重量に近い。
サービスカーの「ガルパン」として使っているタイプだ。
2駆のオートマチック車が870kgだった。


それなら新型サンバーバンはどれくらいあるのか。
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車検証を見てびっくりした。
ちょうど1000kg、
すなわち1トンある。


3気筒エンジンを積んだドミンゴの最終モデルGV-Rが、
4駆のオートマで1040kgだった。


安全性能や装備を格段に引き上げ、
スマートアシストまで付く時代だ。


多少重くても動力性能の向上で補うだろう。


ナンバーが付いたらおっもいっきり走らせてみよう。


味はライトな感覚の洋菓子だろう。
日本人好みにアレンジされた大量生産のお菓子だ。


丁度シャトレーゼの売るお菓子に良く似ているはずだ。
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福岡の翼パパからお菓子が届いた。


ちょっと食べた事の無いマカロンだ。
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濃い甘さが旨い。
サクッとした表面に対して、
中のチョコレートはグニュっとしている。


これは凄い。
まさに洋菓子の味だ。
それが気持ち良く甘さが口中に広がる理由かな。


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それぞれ別の味で、
大いに楽しませていただいた。


一緒に入っていたレモンケーキも美味い。
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何とも瑞々しく、
妥協しない甘さが良い。


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柑橘系のピールが載っていて、
その浸り具合も良く、
止められない美味しさだ。
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アンプレスイオンのケーキもなかなかいいね。


美味しい洋菓子を食べてドイツを思い出した。
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コンチネンタルタイヤのゾンケさんに、
ハノーファーで食事に誘われた。
その時に行った南独逸料理のお店で、
食べたデザートの上に、
凄く美味しいドーナッツが載っていた。


アイスクリームは甘すぎず冷たすぎず、
何から何まで絶妙だった。


ドイツ人の作るものは、
とても緻密に計算されている。


ハノーファーでは美味しい食事と共に、
様々な経験が出来た。


食べ物が美しかった事の他に、
路上生活者の多さにも驚いた。


その辺りは十分注意しないといけない。
日本人はあまり慣れていない急所だ。
下手に関わるとまずいので絶対に目を見てはいけない。


他の国に比べたら治安は凄く良い。
だから安心して旅行できるし、
高速道路上における運転マナーは日本人の100倍くらい良い。


日本に戻ると、
どうしてこんなにも子供じみているのかと悲しくなる。
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一見すると「煽る」ドライバーが悪いと、
さも正義ずらした見出しに思える。


クルマを凶器にして煽るのはもっての他だが、
マナーを考えない走り方も同様に悪い。


追い越す動力性能が無いのに、
むきになって追い越し車線を走って良いのか。


また軽自動車に散見されるが、
追い越す対象が居ないのに、

なぜ追い越し車線を走るのか。


これはサンデードライバーにも多いので、
休日の高速道路でミニバンを見たら要注意だ。


最近は大型車のマナーが著しく悪い。
絶対に上り坂で失速するのに登坂車線に入らない。


それどころか前方に大型車が居ると、
むきになって急ハンドルを切り追い越し車線に出てくる。


わずかに相対速度が遅いだけで、
右側に出るから直ぐ失速する。


そのまま延々と並走し道路を塞いでしまう。


先日もそんなストレスの溜まる状況下で、
典型的な実例を見た。


フッと後ろを見ると、
真っ白なベントレーがピタリとついている。


いつの間にか現れ肉薄してるが、
パッシングするようなそぶりは見せない。


ただあの顔でギュッと着かれると、
誰でもギョッとするはずだ。


しかも真っ白なベントレーなど、
それほどいつもお目に掛かれるわけでは無い。


まるで強い「お菓子」そのものだ。
これは「ありがたい」と思った。


直ぐに道を譲り前に出てもらうと、
「何を考えて運転してるのか解らない」ような連中が、
まさにジタバタと道を譲り始める。

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こんな光景を見た事があるはずだ。


ベントレーの加速力は凄いので、
障害物が道から消えると一気に加速する。


後ろで「ご相伴」に預かれる。
これはすこぶる有難い。


しばらくすると、
真っ白なベントレーはジャンクションに入っった。


なので、
並走してどんな人が運転しているのかちらりと見た。


左ハンドルを巧みに操る、
少し年上の女性だった。


飛び抜けて速いし、
道具として上手く使っている。


これを見ていると、
「毒を以て毒を制す」とか、
「目には目、歯には歯を」などと、
どうしても感じてしまう。


一概に「あおり」というのには問題があるね。
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ゾンケさんと美味しいアイスクリームを食べた翌朝、
ホテル近くのパブリックパーキングに行った。


アウディが静かに待っていた。
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乗り込んでキーをオンにした。
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646kmを走り燃費はリッターあたり20キロ近い。
右下の燃料系は二目盛りになり、
航続可能距離が170kmと表示された。


駅前のホテルなので公営駐車場を使い、
チケットはフロントでチェックアウトの時に清算する。


多分少しは割引になってるはずだ。
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駐車場にも精算機はあるが、
もし間違えて差し込んでも二重に課金されることは無い。
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出入り口にあるガードにカードを差し込み、
国道に出たら雨模様になった。


A3からクワトロまで、
アウディのメーターは基本的に同じだ。
f0076731_21264649.jpg
左側には回転計があり、
右側にスピードメーター。
どのモードで何速なのか回転計を見ればすぐわかる。


速度計の中心にはスピードがデジタル表示される。
こういう所に「ブランド」を重視する、
ドイツの几帳面な姿勢が見える。


SUBARUが今最も見習うべき部分だ。


これは使い回しではなく、
しっかりしたブランドコントロールだ。


SUBARUは燃費計を燃料計に使いまわしたり、
水温系の位置があいまいなど朝令暮改が甚だしい。


特に改めるべきは煩雑なモニターだろう。
MFDだのMIDだの煩雑で、
その切り替えスイッチも取って付けたようにコロコロ変わる。


それにナビ画面があるので、
何とも煩雑で面倒だ。


日本人の「走り方」をそのまま移し替えたような、
一本筋の通らない場当たり的な作り方だろう。
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前方にスタンドがある事は、
ナビモードで直ぐわかる。


とにかく目線の移動が少なくて済むので、
慣れない道を走る時のストレスが減る。
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面白い。
ガソリンスタンドで薪もを売っている。
確かに燃料だから合理的だ。
「燃やす」感覚は共通だからな。
f0076731_21402151.jpg
ニュートラルにして計器類をチェック。
気温は15℃だから結構肌寒い。


スタンドを出たすぐ先がインターチェンジだ。
アウディのディスプレイはとても気が利いていて、
使うものの目線で痒い所に手が届く。


しかもブラインドタッチがハンドルから手を放さずに出来る。


SUBARUもこれくらいのものを作らないと、
軽自動車から足を洗った意味は無いね。
f0076731_21410191.jpg
ドイツでは燃料に沢山の種類がある。
ノズルの色で見分けがつくので、
軽油を入れるなら黒いノズルを選ぶ。
f0076731_21414030.jpg
間違えようがない。
もう一つ上のウルティメート ディーゼルもあるが、
一度も給油したことはない。
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燃料キャップも無くノズルを差し込めば給油できるので、
ストレスが全くない。


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給油が終わったら自分の番号を確認する。
11番のスタンドで入れたので、
店の中で番号を行って代金を払う。


40リットル弱を給油して50€だから、
燃料代は決して安くない。


日本の価格に当てはめると、
地方のハイオクガソリン並みだと思えばよい。
f0076731_21432670.jpg
燃料計は一番右まで振り切った。
まだ先は長い。
さっさとアウトバーンに乗って先を急がねば。
f0076731_21435671.jpg
アウトバーンでは実にマナーの良い運転が繰り広げられる。
特にトラックの運転は知的そのもので、
無理な割り込みなど絶対にしないし、
余程の事が無い限り第二車線には出てこない。


このようなシチュエーションは、
どうしても前方に抜かねばならないクルマが居からだ。


そもそも効率良いドライブをしなければ、
燃料費になって自らに跳ね返る。


日本のトラックドライバーが、
運転スキルをもし全て見直したら、
とてつもない金額の燃料代が浮くだろう。
f0076731_21442772.jpg
時速100kmのクルージングで1600回転ぐらい。
エコノミーモードで6速巡行しながら、
必要なデータを分かり易く表示するメーターに感心した。


ニュルブルクリンクに戻るまでの距離は370km。
到着時間は14:05その中には工事渋滞の2分も含まれる。


日本のナビではちょっと疑いたくなるが、
ドイツでは極めて正確なデータが出る。


これも彼らが几帳面な証拠だろう。
f0076731_21465622.jpg
走行可能距離は860kmに跳ね上がった。


このクルマは頻繁に「オイルが足りない」とワーニングを出す。


「レンタカーでそんな馬鹿な」と思い、
エンジンフードを開けるランプが消える。


勿論オイルの量も問題ない。


一定の期間でウンもスンも無く点検させるためだろう。


ちょっとの怠慢が命取りになるからだ。


自衛隊の皆さんも運転マナーは模範的だ。
ドイツでもそれは変らないが、
一般市民も同じようにマナーが良い。


スピードを出さない事が、
マナーを守る上で大切だとは限らない。


そこが決定的に違うところだ。
f0076731_21524480.jpg
この場所は見通しが良いけれど、
何かの理由で時速130km制限となった。


3車線全てのクルマが一斉に速度を落とす。
走行車線を追い抜かせるような不届き者も居ないし、
走行車線から追い越すバカも居ない。


前方がクリアになれば自己責任の世界だ。
f0076731_21521210.jpg
時速200km弱のクルージングで、
エンジン回転数は3000回転少し。
f0076731_21540682.jpg
しかも燃費はジワリジワリと良くなる。
抜群の熱効率だ。


パワーユニットは使い分けが良く、
一気に電動化など無意味だ。


しかもマツダのように圧縮着火を実現させたメーカーもある。


ドイツはほとぼりが冷めた頃、
また内燃機に本腰を入れるだろう。


頭の良い彼らがフランスの思いのままになるはずがない。


ニュルに着いて、
思わぬ誤算が生じた。
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B-factionで販売するお土産を仕入れるため、
駐車場に入ろうとしたら、
全て予約だと断られてしまった。
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DTMの最終戦が始まる関係で、
ヒトとクルマが昨日とは打って変わったように増えていた。

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仕方がないので玄関先の車寄せに少しの間だけ置かせてもらい、
一気に商品を買いあさった。



慌てたのが失敗だった。


清算時に「やけに高いな」と思ったが、
レシートを良く見ないでサインした。


袋を抱えてクルマに飛び乗り、
ホテルに帰った。


帰国して商品と伝票を付け合わせ、
思わず青くなった。


ある商品を3個買ったが、
レシートには23個と打たれていた。


金額にして3万円近い損になる。


ここからが凄かった。


すぐにカード会社に連絡し、
どの部分がおかしいかレシートに記して送った。


流石だね。
世界に名だたるサーキットのオフィシャルショップから、
無事に払い過ぎた代金が返金された。


キチンと記録が付けられ、
整合しないことが解ってたんだ。


ドイツの道路を走ると、
ドライバーが几帳面で運転も美味い。


特にプロドライバーの利己的な面が少なく、
環境に対しても優しい。


トラックは絶対にパーキングエリアでアイドリングのまま休憩しない。


スピードを出さない事が安全に最も必要な事なら、
アウトバーンでは日本よりはるかにい多くの事故が起きる。


日本人もいつの日か、
これくらい大人になれるといいね。

時の刻み

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お待たせしました。
漸くカレンダーが出来上がった。


発売と同時に注文が入り今日は3部発送させていただいた。
ありがとうございました。
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さすがに師走だ。
今日も忙しかった。月に二度ある「掃除の日」で始まった。


真っ最中に突然来客があった。


親しくしている同業者が、
何やら深刻な顔をしている。


「悪口を言われている」と物憂げな顔をしていた。
面と向かって言われている訳では無く、
付き合いのあるコンサルタントから人づてに聞いた話だという。


「代田君、何言われてるか知らないか」
と聞かれたので、
「そんなもの放っておけばよい」と答えた。



先日その人の息子さんに、
チラシの作り方をアドバイスした。


やらない方が良い事を、
同業者がやってるからと真似したからだ。


「軽自動車の未使用車など、
真似すればだれでもできる糞みたいなチラシだ」と言って指導助言した。


言った方が良い事を、
言わなくてはならぬ相手にキチンと言う事が大切だ。


大事だと思う事を素直に発信してる。
耳障り、
あるいは目障りに思うなら触れなければよい。


同じように相手が言ったか言わないか、
人づてに聞こえる雑音は無視すれば良い。


このスタンスが、
良い方に向くなら役立ててもらえばよい。


勘違いも多いので、
無遠慮、
しかもちゃんと名前を書かない相手は無視している。
それと同じように、
気にしなければよいのだ。


それほど親しくなくても相談も多くなる。


まあ誹謗中傷されるよりましなので、
キチンとお相手するけれど、
最近は情報の只取りを求める人も多いね。


インターネットの功罪だろう。


時間がいくらあっても足りないが、
毎日発信すると決めた事に対する「跳ね返り」だろう。


なので気にしない事にしている。
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ベントレーに乗ったのは、
振り返ると11年も前だった。


ある先輩が気を利かせて貸してくれた。
良い経験になった。
f0076731_21330786.jpg
11年前の11月に600馬力オーバーを知り、
この世界はこういうものなのかと思った。


魂を持つんだね。


カレンダーが出来た事もあり
10年前の今月も振り返りたくなった。


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その頃から面白いクルマだった。
相変わらず同じ性能を維持しているけれど、
この時に排気系を効率よく改めてびっくりした。
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大みそかには同じ場所にお参りに行った。
f0076731_22002359.jpg

良い雰囲気の神社なので、
今年10年ぶりに行ってみるかな。


泳ぐ時間が来ちゃった。
続きはまた明日。








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時の刻み

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発売と同時に注文が入り今日は3部発送させていただいた。
ありがとうございました。
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さすがに師走だ。
今日も忙しかった。月に二度ある「掃除の日」で始まった。


真っ最中に突然来客があった。


親しくしている同業者が、
何やら深刻な顔をしている。


「悪口を言われている」と物憂げな顔をしていた。
面と向かって言われている訳では無く、
付き合いのあるコンサルタントから人づてに聞いた話だという。


「代田君、何言われてるか知らないか」
と聞かれたので、
「そんなもの放っておけばよい」と答えた。



先日その人の息子さんに、
チラシの作り方をアドバイスした。


やらない方が良い事を、
同業者がやってるからと真似したからだ。


「軽自動車の未使用車など、
真似すればだれでもできる糞みたいなチラシだ」と言って指導助言した。


言った方が良い事を、
言わなくてはならぬ相手にキチンと言う事が大切だ。


大事だと思う事を素直に発信してる。
耳障り、
あるいは目障りに思うなら触れなければよい。


同じように相手が言ったか言わないか、
人づてに聞こえる雑音は無視すれば良い。


このスタンスが、
良い方に向くなら役立ててもらえばよい。


勘違いも多いので、
無遠慮、
しかもちゃんと名前を書かない相手は無視している。
それと同じように、
気にしなければよいのだ。


それほど親しくなくても相談も多くなる。


まあ誹謗中傷されるよりましなので、
キチンとお相手するけれど、
最近は情報の只取りを求める人も多いね。


インターネットの功罪だろう。


時間がいくらあっても足りないが、
毎日発信すると決めた事に対する「跳ね返り」だろう。


なので気にしない事にしている。
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ベントレーに乗ったのは、
振り返ると11年も前だった。


ある先輩が気を利かせて貸してくれた。
良い経験になった。
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11年前の11月に600馬力オーバーを知り、
この世界はこういうものなのかと思った。


魂を持つんだね。


カレンダーが出来た事もあり
10年前の今月も振り返りたくなった。


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その頃から面白いクルマだった。
相変わらず同じ性能を維持しているけれど、
この時に排気系を効率よく改めてびっくりした。
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大みそかには同じ場所にお参りに行った。
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良い雰囲気の神社なので、
今年10年ぶりに行ってみるかな。


泳ぐ時間が来ちゃった。
続きはまた明日。








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GH8型インプレッサの「不可思議さ」を楽しむ

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山口県の下関市に住む友人から、不可思議なお菓子が送られてきた。
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丁寧に箱詰めされたお菓子は、
見た事も無い物でとても興味をそそられた。


そもそもなぜ送られてきたのか皆目見当がつかない。
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お歳暮にしては早すぎるし、
何かあまり芸を感じない。
f0076731_16144891.jpg
お品書きに書かれている割には、
中身は別段普通のお菓子で、
特に不味くも無いが感動するほどの味でもない。


宗像でユリが生まれた事と、
この菓子がどう結び付くのか楽しみだった。
f0076731_16260691.jpg
食べてみたら、
何の変哲もない小さな最中だ。


うーん不可思議だ。
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同じ箱に脱酸素剤を入れたパッケージもある。
武丸正助さんは立派な人のようだが、
「おはらしょうすけ」の方が耳に残る。


しんしょうつぶした・・・と自然に口に出る。


知名度では上だ。
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早速食べてみた。
実に不可思議な味だ。
f0076731_16270669.jpg
そもそも正助さんの生涯と、
この菓子に何の関連があるのか・・・。


面白いほど不可思議だ。

短い間隔で食べたら間違いなのか。
f0076731_16273673.jpg
不可思議な事を楽しむ不可思議さ、
ちょっと不思議な世界に迷い込んだようだ。


結局、
「鎮国」を食べずに終わった。
皆に配ったら無くなったからだ。


避けたわけでは無い。
娘が食べる姿を見るだけで十分だった。


何とも不可思議だ。
なぜ平仮名で書くか。



下手にその名の下に動物の名を書くと、
ピーとコーションが出るはずだ。


娘にこのお菓子の名前を読んでみろよ・・・


と言ったら、
目論みを一発で見抜き「いやだ」と言った。


良いじゃないか、
読んでみろよ・・・と言うと、
笑い転げるので、
こちらもつられて笑ってしまった。


悪気はないのだろうが不可思議だ。


スバルも随分と不可思議なクルマを造った。


WRXを出すまでの繋ぎだったのか、
あの頃からブランドコントロールが狂ってきていた。
f0076731_20545425.jpg
当時のブログを読んでもらえば、
何を考えていたか分かるはずだ。


イエローのBRZを融雪剤にまみれさせたくないと考えていたら、
面白い相棒を大宮主任が連れてきた。



f0076731_20550841.jpg
不可思議だけど大好きなクルマで、
三代目インプレッサがデビューした時、
二番目に購入した。


それはオートマチックだったが、
FFの5速の次に面白かった。


GRBを購入せず、
GH系ばかり選んだのはプレーンなスタイルが大好きだったからだろう。

明日から東京へ出張するんで、
スタッドレスタイヤも必要だと思っていたら、
本当に雪が降り始めた。


スタッドレスを付けて、
f0076731_20552237.jpg
しょぼいシフトノブをSTIに交換した。
f0076731_20553903.jpg
ちょっと冷たいけど、
これでかなりレーシーになる。
f0076731_20555258.jpg
ステアリングも地味なので、


f0076731_20560891.jpg
Dシェイプに換えてみた。
楽しみだ。


実はこのボディ、
STIより速い要素を持っている。


それは全面投影面積の差だ。


このところ冬場にはXVを選ぶのが恒例だったが、
今のタイミングでは芸が無い。


社用車もお正月のイベントで特売する予定だし、
どうもクールグレーカーキは趣味に合わない。


濁る感じが好きになれないのと、
冬になって空気が変わったら景色に埋もれる色だと解った。


カリフォルニアの空の下じゃないと、
本当の魅力を発揮しないだろう。


少し寒い味の色だった。
だからやっぱり黒いクルマが恋しくなった。
このクルマに惚れてしまうかもしれない。



ひとまず明日から1000kmほど走ってみるか。


どんな味がするかな。

一冊の本

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これは美味しそうだ。見た瞬間にゴクリと喉が鳴った。
f0076731_14532161.jpg
いつも見る美麗水と何か違う。
吉村主任に頂いた同じ酒も美味かった。
丁度昨夜飲み切ったので、
このタイミングはまさに絶妙。
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限定品のラベルが貼られている。
飲めばすぐ違いが分かるだろう。


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蔵元に直接行かないと買えない酒で、
丁度タイミングよく手に入ったとおっしゃった。


西尾酒造の作る酒も定評がある。


外垣さん、
いつもありがとうございます。
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今夜早速楽しませていただきます。
小さな酒蔵で手作りする日本酒は旨い。


女将の作る手書き風のチラシが良く送られてくる。
なかなか味がある。


会社は売り上げ規模が大きければ、
大きいほど良いとは限らない。
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好きな言葉ばかり書いてあるキャンディをもらった。


船井総研の創業者、
船井幸雄が残した言葉だ。


全て当てはまると初めて見た時に感じた。
もう20年以上前だった。


その会社に島田君という優秀なコンサルタントが居る。


以前当社を見学に来た時、
面白いから読んでくださいと本をもらった。


その時初めてスノーピークという会社を知った。


昨年の終わりにリトルランプや携帯コンロを買って、
それ以来スノーピークの会員になった。


が、
それ以降は欲しいモノは無く、
しばらく縁が遠のいていた。


ところが驚いたことに、
実に立派なカタログが届いた。
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中身を見てびっくりした。
モンベルもこのような活動を続けているが、
スノーピークはまた匂いが違う。
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カタログの様でカタログではない。


島田君には申し訳ないが、
戴いた冊子はざっと目を通してから処分した。
手元に残すほどの内容では無かった。


自伝とまではいかないが、
いわゆる本屋が書き起こした作品に見えて、
斜めに読んでも、
さほど興味がわかなかった。
f0076731_17112565.jpg
何故この本を無料で配る事になったのか解らないが、
本屋でお金を払う本より魅力的だ。


作者が良いのだろう。


随分昔の事だが、
自社の紹介をするために本を作ろうと思った時がある。


中津スバルはメーカーではないので、
自社製品が沢山あるわけでは無いが、
売るものはたくさんあるしコンセプトも紹介したい。


とは言うものの、
本を作るのは結構大きな予算が必要だ。


ある意味で中古車の商品化は、
まるで水の流れのようだ。


常に一物一価で、
その情報が目まぐるしく入れ替わる。


この部分が大量生産される商品と異なるので、
当社の活動を本にするのは無謀だと結論付けた。
f0076731_17121961.jpg
あれこれ思案した結果、
最もふさわしいのが「かわら版」だと行きついた。

だから「かわら版」を年々進歩させ、
最近はパウチするとまるでメニューのように見える。
この方が鮮度は短いくても、
内容がタイムリーになる。
きれいな写真もたくさん撮るようになり、
最近はカレンダーまで作れるようになった。



その流れが自然に出来上がり、
とても面白い仕事になったのでここまで続けられた。


SUBARUとしての本年の目玉は何か。


それは迷うことなくXVだったが、
カーオブザイヤーの辞退は残念だった。


何度も撮影したが撮り甲斐のあるクルマだ。


3つの異なる色をかわら版で取り上げた。


これにM/Tがあればと、
本当につくづく思う。


でも無いものは仕方がない。
スバルにはまだいくらでもマニュアルがある。
f0076731_17114252.jpg
と言う事で、
新車に拘らず面白くて速いM/Tの中古車に乗り換えた。
それもちょっとレアなクルマだ。


軽いので、
クルマ好きには面白い。


チャールサイトイエローのBRZは、
大切に工房奥のギャラリーへ納めた。


月初からGH8を冬の脚に決め、
東京を往復したら、
以前黒鰤に乗っていた頃を思い出した。


素直な排気系だが、
全く面白味に欠ける。
f0076731_17133376.jpg
ちょっと出足で「ぐずつく」所も、
入って来た時の黒鰤に良く似ている。


そう言えば黒鰤にはSTIゲノムのスポーツマフラーが付いていた。
そこでムラムラと心が騒ぎ、
排気系を取り換えることにした。


こういう仕事を紹介するのに、
ブログの存在は非常に役立つ。


本ともかわら版とも違って、
速報性があり動画も見せられる。


だから仕事が面白くて仕方がない。
ブログを見て紙媒体の良さも実感していただけるようで、
かわら版の有料購読者が日増しに増えている。


だからワクワクドキドキさせたくて、
日夜創意工夫にいそしめるのだろう。


さてスポーツマフラーの候補を著名な会社から集めた。


その結果、
初めてHKSの製品をチョイスした。


これ以外の会社だと中間パイプ付を頼んだ場合、
かなり納期がかかるからだ。
直ぐ入手できる商品は、
HKSのリーガマックス プレミアムマフラーだけだった。


まず標準の状態で東京を往復し、
総合性能を評価した。


以前のブログで紹介したように、
なかなか面白いクルマで、
随分気に入った。


そして遂に忙しい合間を縫って、
f0076731_17134661.jpg
届いたスポーツマフラーに交換した。
f0076731_17135940.jpg
前から見て、
ここから後ろをステンレス製に変更する。
f0076731_17141778.jpg
Bfore







f0076731_17181536.jpg
After


消音器がコンパクトになり、
排気管の曲がりも緩くなった。


効果抜群だった。


まだ本格的に走っていないが、
通勤の往復で明らかに変化が生じた。


この後、
次の課題に取り組む予定だ。


どのように変わっていくか。
続きを楽しみにしてほしい。

軽くてコンパクトなターボ車を熱望

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こんな書き出しをすると、このブログの読者は、
勘違いするかもしれない。


SUBARUに求めているのだと。
f0076731_17235028.jpg
佐用町の池田さんから大好物が届いた。
自然薯だ。


土の中で熟成され芳醇な旨味が、
とびっきりの粘りと共に浮き上がる。


昔は一日がかりで野山を彷徨い、
人の背丈ぐらいの穴を掘った。


採れた芋を皆で分けて、
アクの多い芋を美味しく食べた。


それが今ではこんなにきれいな色で食べられる。


その代わり野性味は無かったが、
何しろ美味いし、
たらふく食べられるので嬉しい。
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外垣さんに頂いたお酒も凄い。
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美麗水には変わりはないが、
まさに「芳醇」とはこの様なモノを指す形容詞だろう。


酒は辛口と信じ込んでいる人には解らない、
フルーティでしなやかなお味でございます。


グイグイ行けるので、
あっという間に一升胃袋に収まるだろう。


重ねて御礼申し上げます。


昨夜は晩酌を始めたのが12時半を回っていた。
理由は校正作業が佳境に入り、
社員全員で練りに練った。


今年は皆の顔つきが違う。


杉本君も大宮君もグイグイと前に出て、
活発な意見を出してくれる。
f0076731_17362824.jpg

絶対に失敗は許されない、
101年目のスタートだ。


冒頭でSUBARUに求めていないと言った訳は、
そんな状態ではないからだ。


世界の情勢に揉まれ、
国内では地雷を踏み、
今はじっと体制を立て直すしかない。


攻勢に出るまでに、
最低でも一か月はかかるだろう。


その上、
自動車開発も踊り場にあり、
しばらく面白いクルマは出そうにない。


SGPを開発し、
自動車の剛性当たり重量は過去最軽量になったが、
その他の増加をイーブンに出来ない。


だから楽しいクルマを自分で熟成するのが一番なのだ。


先週エクシーガに乗って、
やはり自分の求めるクルマは、
多人数乗りの世界には存在しないことが解った。


道具としては最適で、
とても良いクルマだと思うが、
少しもワクワクする部分が無かった。


それが最終日に発注を見送った理由だ。
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マフラーを交換して、
「やっぱりそうか」と思った。


このクルマにはツインスクロールターボが付いている。


こうなってくると、
ワクワクドキドキは坩堝の中に入っていく。


杉本君の担当したクルマなので、
「プラグを交換した?」と確かめると、
「7万キロ台なので交換してないです」と応えた。


「じゃあルテニウムに換えよう」


解りましたと言う事で作業が始まった。
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2次空気導入装置やエアクリーナーケースも取り外す、
結構大掛かりな作業だ。


水平対向エンジンを搭載する以上仕方がない。
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ついでにシムスのインダクションボックスを取り付ける。
GRB用に取り寄せてから、
次々と色々なクルマに収まる、
全く便利な製品だ。
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重要な正面装備としていつも大事に保管している


いよいよ出番が来た。
ワクワクが頂点に達し、
股間が蠢く様なドキドキが沸き起こる。


こりゃ男にしか絶対に解らない。


クルマを操るのはセックスと同じくらい気持ちが良い事を、
オートマチックで飼い慣らされた男たちは知らないのだ。




ふふふふふふ


この秘密の味を知っている人、
中津スバルに集合だな。


プラグの準備が出来たので、
写真を取って下さいと連絡があった。
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やっぱり思ったと通りだった。
真黒だし電極も最新のルテニウムプラグに比べるとしょぼい。
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黒鰤で出足が悪いと感じた時に、
このプラグで一気に不調が霧散した。


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中心電極だけでなく、
マイナス側も特別な仕掛けが施され、
火焔伝搬が凄く良くなる。
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エアクリーナーケースもごっそり取り換え、
フィルターも専用品交換する。


実は歴代のインプレッサで、
最も頻繁に乗り換えた大好きなタイプだけれど、
FWDを楽しむ事が多かった。


STIの陰に隠れていたが、
今引っ張り出すと、
現在のスバルで一番欠落した楽しいクルマがこのタイプだとよく解る。


贅沢にツインスクロールターボを搭載し、
レガシィ譲りの排気系を持つが、
その割に価格が安いのも魅力的だ。


今思えば安い。
先週乗ったCO7は256万円で、
7人乗りの自動車としては安い。
けれどこのクルマが当時242万円で買えたことを思うと、
今のスバルにスバリスト達が落胆している理由も解る。


売れないから作ろうとしないのではなく、
楽に売れるクルマばかり作るメーカーになっちゃったな。
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要するに現代の自然薯づくりが上手い生産農家で、
小さくても良い酒を造る酒蔵ではなくなった。


地雷を踏んだのも、
そう言う道のりを歩いたからだろう。
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【車名】
スバル インプレッサ S-GT スポーツパッケージ
【型式】
CBA-GH8
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4415×1740×1475
ホイールベース(mm):2620
トレッド前/後(mm):1495/1500
最低地上高(㎜):155
車両重量(kg):1360
最小回転半径(m):5.3
乗車定員 5名
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCSツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比9.4
最高出力 184kW(250ps)/6000rpm
最大トルク333N・m(34.0kg・m)/2400rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
5速マニュアルシフト
【燃費】
13.0km/l (JC08モード)
【標準装備】
HIDプロジェクターヘッドランプ 17インチアルミホイール コールドウエザーパッケージ テレスコピックステアリング
クルーズコントロール レッドルミネセントメーター バケットタイプシート 専用バンパー&サイドシルスポイラー
【税抜車両本体価格】
2,420,000円



クロスオーバー7の1620キロあるボディを、
2.5のNAは173馬力で引っ張った。
トルクは4100回転で24kg・mあり、
下から太くて良いエンジンだった。


タイヤサイズはこのクルマとどっこいどっこいだ。
インプレッサの車重は260kg軽く、
77馬力高い。


注目のトルクは、
10km・mも大きいうえに、
2400回転でピークに達する珠玉のエンジンだ。


排気系を交換したことで、
フラットなトルク特性にかわった。


これが今度はどうなるのか。


さあ走ろう。


今日はリフトの入れ替え工事があり、
思うように仕事が出来なかった。


夜の高速道路を走って
学習機能を活性化させ、
一気に本来の力を発揮させる。
結果をお楽しみに。


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残る課題はタイヤかな。

3番リフトの更新とGH8の本格テスト

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淺桐さん、ありがとうございました。
シュトーレンが食べごろになりました。


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美味しいですね。
お気遣いいただき感謝申し上げます。


クリスマスが近づくと熟成して味が良くなる。


そしてクリスマスが近づくと、
一気に慌ただしくなる。


そんな時に都合の悪い事は起こるものだ。


後方に見える油圧リフトが壊れてしまった。
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持ち上げると中のギヤが欠けたようで、
どうも具合が悪い。


危険な状態になる前に、
思い切って交換することにした。


このプレオを整備したのを最後に撤去した。


長く活躍してくれてありがとう。


部品さえ出れば直せそうだが、
今はこの手のリフトは無いそうだ。


外部のリフトも同じ構造なので、
大きな問題が起こる前に、
両方まとめて更新することにした。


人が下に入る以上、
万全を期さねばなるまい。
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昨日の休日を使って、
一日で交換を試みた。
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アームを外しいよいよ最後の時が来た。


前日の夜に作業がはかどるように、
整備課全員で防塵作業も終えた。
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ユニックが来て大きな荷物を降ろした。
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他へ行く予定のリフトを、
急遽融通していただいた。


ありがとうございます。
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降ろすと同時にシリンダーを撤去。
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油圧で動く柱も抜き取った。
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これほど大きいものが地中にセットされていた。
本当は直して使いたいのだが、
出来ないものは仕方がない。
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中のオイルも全て抜き取り、
砂で埋める。


問題はこの部分で起きていた。


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中で歯が欠けて動きが悪い。
寿命だそうだ。


油圧装置も取り外した。
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何かで役立てば本望だ。


重いベースを降ろして設置作業に取り掛かった。
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流石にプロは手際よい。
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ベースの位置を正確に決めてあったので、
そこに合わせてセットしてもらった。






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正確に計測し柱を立てる。
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夕方までにすっかり形になった。
これでリフレッシュメンテナンスの効率も上がるし、
今まで以上に安全な仕事ができる。
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穴をモルタルを塗って仕上げれば完了だ。


ところが思いがけぬほど時間がかかった。
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思うように乾かない。
寒い中お疲れ様でした。


その合間に出来上がったGH8を徹底的にテストした。
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ガソリンを満タンにして、
トリップカウンターをリセット。


例の物を入れようとして焦った。


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売り切れじゃないか。
人気があるので出足が良く、
売り切れてしまったのか。


そんはずはないと、
バックヤードに行くとストックがあった。


ポリエーテルアミンは、
燃焼しながらカーボンを破壊する。


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こいつは三菱がGDIで苦労した時に生まれた副産物だ。
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満タンに一本で一気に使い切るのが良い。


薄めずガス欠寸前まで乗ると効果がより出る。


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勿論純正なので安心だし、
通過する燃料の流路まで綺麗にするので、
一粒で二度おいしい優れモノだ。
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しっかり注入して高速道路に乗った。


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寒い。
気温は氷点下になった。
ターボ車にとって抜群だ。
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その頃工房ではまだ仕事が続いていた。


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本当にお疲れさまでした。


旧排気系を改善し、
PEAを添加したインプレッサは、
もうまるで別のクルマだ。
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走るとフルーティな味がする。
走行中の音がなぜかこれまでより静かに感じる。


不思議な感覚だ。
言葉にできない面白い味なんだ。
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7万キロを超えたこのクルマは、
恐らくスバルが生産試作車としてリリースした個体だろう。


だから不思議なオプションコードなんだ。


家に帰ると晩酌の準備が出来ていた。


朝早く出勤し、
工房の中を確認した。


全員揃うのを待って一気に清掃を始めた。
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埃も出ているし、
ディゼルトラックの出した黒煙も取り除きたい。


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コンクリートを塗った部分だけ防水して、
洗えるものは全て洗った。
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丁寧に仕事してくれたので、
決して不都合なほど汚れているわけでは無い。
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しかし設備や機材にも魂があるから、
きれいに整えてあげることが次の良い仕事に繋がる。
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オイルピットの中まで徹底的に掃除した。
油圧装置があった場所なので、
これから使い勝手が良くなるだろう。
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1時間少しで全て終わった。
皆で力を合わせると、
やっぱり清々しい気持ちになれる。


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今日のところは休ませて、
あすから本格的に使おう。
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きれいになった工房で、
リフトが晴れ晴れと起立している。
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結果オーライだ。
有効面積が大きく広がり、
SUBARU車に対応する幅が広がった。
30年前には想定できなかった。


これからもスバル整備工房を宜しくお願いします。



洗う

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昨日からかわら版を作っている。
連続で二つ出すので結構大変な仕事だ。
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手書きでなるべく書くようにしているが、
文明の利器も絶対に手放せない。


その大切なプリンターが壊れた。
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消耗品のドラムを交換しろと言われ、
素直に従った。
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余剰インクを回収したり、
焼きつけたりとテクノロジー満載だ。


10万枚刷ったと言われた。
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トナーをこぼしたのも移りが悪い原因だと指摘された。
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拭かないといけないらしいが、
扱い方を知らなかった。
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これが寿命になった転写機らしい。
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確かに汚れて線が付いていた。
物には寿命がある。


しかしこの後がお粗末だった。
異音が激しく出ているが、
修理することが出来ず、
一旦作業を中断したまま12日も過ぎた。


部長に気合いを入れるよう指示すると、
直ぐに飛んできたが情報展開が出来ていない。


見た事の無い人が来た。


また繰り返して同じことをやり始めたので、
「無駄にしているトナーを返す気があるのですか?」


思わず意地悪な質問をした。


忘れていたことは明確で、
修理の準備もできていない。


転ばぬ先の杖で連絡して良かった。


首を洗って待っていろ!
などと怒るつもりはないが、
忘れていることをごまかすと良くない。


寒いとどうしても壊れやすくなる。

だから少し文句は言ったけど、
怒らずに収めた。




過激な継時劣化で壊れる物は、
もう当たり前でどうしようもない事だ。
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上手く付き合うしかない。
工房の床に染みが出来ていた。


掃除のしやすさは、
モノが移動しやすいことに比例する。
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モノの劣化も良く解るので大切だ。


原因はスバル1000のブレーキだった。
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屋内で保管していてもゴム類の酸化による劣化は避けられない。
だが次に動かす日迄整備はお預けだ。
とてもそんな余裕がない。


掃除するために全ての保管車両を外に出した。
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珍しいクルマばかりなので、
客観的に見るとドキドキする。


普段見慣れてるのに不思議だ。
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奥から全部の展示車を押し出して、
空気圧をチェックしオイル漏れしたクルマには防護策を施す。


下手に修理すると、
元に戻せないクルマも多い。
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そして綺麗に床を洗う。


水に流すという言葉が好きだね。


スッキリするから。
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環境にやさしい洗剤を使って、
全員で床を洗いお正月のイベントに備える。


やはり日本人として考えると、
クリスマスのイベントなどどうでもよい。


だからツリーを飾るような真似は一切しないし、
中途半端な電飾もやめた。


その代わりお正月だけは本気でもてなす。


たのしいから。
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それを考えると心が弾み、
掃除もどんどん進む。

みんな同じ気持ちだと思う。
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お正月は特別なんだ。
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洗って洗って洗いぬいた。


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モノを直接床に置くのが嫌いだ。
寝かせておくより立てたほうが良い。
そのステージを皆で作るのが「The SOUJI」なのだ。
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二手に分かれて洗った。
外では先回の失敗を分析し、
ブログ読者からのアドバイスも聞いて再挑戦だ。
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やっぱりガソリンを燃やすと良いね!
単気筒の音が良い。


人類初の自動車もこの音だった。
メルセデスの博物館で聞いた音だ。


タンクも有効に使えて、
水が切れることも無く、
これまで不可能だった並行作業が可能になった。


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床汚れは藻類によると思われる。
水で蹴飛ばすと良く落ちるし、
環境にも優しい。
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だんだん滑るようになるので、
定期的に洗うと気持ちが良いことが解って来た。
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良い道具を使うと効率が良いね。
100Vの電動ポンプじゃこうはいかない。
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きれいになった。
お預かりしているクルマも準備万端。
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青木さん、
ご来場をお待ちしています。




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素敵な自然吸気DOHCの2.0Rは、
大好きなレガシィの一つだ。




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しっかり整備できたので、
テスト走行も気持ち良かった。
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やっぱり5速マニュアルは良いね。


徹底的に洗った後の駐車場で、
主を待つ姿が誇らしげだった。

今年最後の編集作業

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久し振りに屋台の味を楽しんだ。

インプレッサハウスまで現場確認に行ったついでに、
近くのスーパーマーケットに寄った。


お昼ご飯に弁当でも買おうかと思ったら、
上手そうな匂いが立ち込めていた。
屋台の出張販売でたこ焼きと焼きそばを見た途端、
腹の虫が暴れ出した。


妻と分けて食べたが、
久し振りに腹いっぱい炭水化物を食べた。


体が要求したのだろう。


3日連続で、
チケット、かわら版240号、241号と構成を続けた。


昨夜ジムで泳いで家に帰ると、
平和印刷から「明日もやるぞ」と励ましのメールが届いていた。


尻を叩かれると加速が付く。


早起きして出社し本格的に241号のドラフトを描いた。
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やれやれと一休みしていたら、
芸文社から見本が届いた。
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先日取材を受けた記事が、
物凄く綺麗な写真と共に掲載されている。


是非購入して読んで欲しい。


中津川の良さも紹介されている。


妻が言うには、
鼻の下を伸ばしきって恥ずかしい顔らしい。


美女との対談が載ってるが、
確かに伸びていた(笑)
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お昼を食べ終わると青木さんが来訪された。


きれいに整えた愛機をお渡しした。
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お土産を戴き恐縮した。
大好物だった。
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デーンと中に入っているのは、
青木さんの郷里の名物だった。
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早速戴きます。
ありがとうございました。


精を付けて年末を乗り切ります。


今日からインプレッサハウスの工事が始まった。
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螺旋階段を取り付けるために、
天井を一部取り外した。


かわら版の構成で現場監督に任せっきりになってしまったが、
順調に作業は進んだはずだ。


年末ぎりぎりだが、
何とか杮落としが出来るように準備を進めたい。
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今年のカレンダーもあと一週間だ。


来年のカレンダーも出来上がり、
おかげさまで好評に売れている。


通販も承るのでお気軽にメールください。


さあ最終校正だ。


終わったらかえって晩酌だ。
それでは皆様、
お疲れさまでした。



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