吹田市の井上さんに戴いた、 美味しいカステラを食べながら、
傍らにあるもう一つの、
「トライ焼」まで手が伸びそうになった。
食い過ぎだ。
川崎さんに戴いた、
八女茶の玉露を飲んで気を鎮めた。
味を壊さないように、
温くしたお湯で丁寧に入れた。
そうこうするうちに、
約束の時間になった。
東京のあきる野市から高橋さんが来訪された。
この日の目的はDE(ドライブエクスペリエ)のAプラン参加と、
新しいタイヤの装着だ。
社員が脱水しないようにと、
アクエリアスを1ケースも戴いた。
お心遣いありがとうございました。
あきる野市の名産品も戴いた。
新鮮なトウモロコシの味が損ねないよう、
皆で分けてお土産にしました。
重ねてお礼申し上げます。
高橋さんに用意したタイヤは、
最新のコンチネンタル、
ウルトラコンタクト6forSUVだ。
早速交換後の感想が届いた。
「帰路は19号~権部衛トンネル~杖突峠~諏訪インター~日ノ出インターの経路を走りました。
路面から受ける振動は走り出しから明らかに向上していました。
ロードノイズについても明らかに低減したと感じました。
特に高速道路でそれは顕著に現れてました。
帰りの高速で久々に風切り音が気になってしまうほどロードノイズが低減しました。
タイヤと教えていただいたステアリングワークの効果が両方生じて、
杖突峠の下りをいつもより安定して走れました」
詳しいレポートをありがとうございました。
最近レクチャーで感じたことがある。
どの人も状況適応力が高いのだ。
据え切りの時はチグハグで、
なかなか癖が取れないのに、
実際に走り始めると、
見る見るうちに良くなってゆく。
停止時と走行時で、
スキルアップに時間差がある。
これには驚かされたし、
今後の良い参考になった。
ほとんどの人のステアリングワークがでたらめなのは、
日本の道路行政が固着しているせいだ。
教える方の軸が狂っているから、
教えられる方も軸が狂うのは当たり前だ。
だから誰も責められない。
でもそれを察知し、
自分に当てはめる人も居る事がはっきりした。
そして危機意識を持つ人が、
真摯な姿勢で来訪される。
そういう人が少しずつ増え嬉しく思う。
そして、
その期待に応えたい。
今年もこの月末にNBRへ向かうつもりだ。
このクルマは、
まるでそれを知っているかのようだ。
初代インプレッサはNBRで鍛え抜かれた。
高橋さんのレクチャーが始まる頃に、
工房ではtypeーRの治療が始まった。
ミセス大鶴による「クルマのエステ」と同時に、
隣では北原課長による燃料系統の手術が進められた。
新品のポンプに交換すると同時に、
燃料タンクの中を点検した。
インパネの掃除が終わると、
次に床の清掃除菌が始まった。
何かをこぼしたり、
水に浸かったような様子は皆無なので、
下手に外さない方が良いと判断した。
洗ってしまうと天候によっては乾ききらず、
カビが生える要因になる。
台風が近づくから余計に湿気が多い。
まずスチームクリーナーで徹底的な除菌洗浄を進めた。
既にシートは仕上がっていた。
真夏の暑さで乾燥も早かったので、
夕方には綺麗に内装が組み上がった。
その後北原課長による整備が進んで、
固着したリヤブレーキキャリパーを改善し、
エンジンの圧縮漏れを招いた原因も全て取り除いた。
彼はテストを兼ねて自宅に乗り帰った。
そしてスバル好きな子供たちに披露したに違いない。
なぜかって。
翌朝戻ったインプレッサは、
全く別のクルマの様に艶々していた。
皆から可愛がられたに違いない。
「社長、今なら乗れますよ」と声を掛けられた。
そこで、
早速その晴れ姿を撮影するために、
いつものコースに連れ出す事にした。
コックピットに滑り込む。
これは驚いた。
初めて見た時に比べ、
全く別のクルマになってるじゃないか。
室内にはとても清々しい空気が漂う。
ステアリングのハゲはご愛敬だ。
シートなど交換する気になれば、
外してあるシートがいくらでもある。
でも、
仕上がった姿を見て、
交換する気が失せてしまった。
そのままの方が、
何となく味があって良い。
オドメーターは25万キロを超えている。
その時代を生き抜いた証が、
このカラダのあちこちから散見される。
シートの綻びは直せば良い。
シートベルトを締めて、
ギュッと腰の部分を引っ張った。
ブレーキペダルをギュッと踏んで、
ドラポジを調整し、
3つのミラーの位置を合わせた。
キーを捻ると、
斜め出しのスポーツマフラーから快音が響いた。
エアコンもばっちりだ。
アクセラレーションOK!
クラッチペダルの位置を確認し、
ミートポイントを探った。
全てOKだ。
スーッと滑るように工房を出て、
最初の交差点を右に曲がった。
ダンパーの動きも悪くない。
倒立式の良いダンパーが付いている。
フル加速すると、
往年の雄姿が舞い戻った。
一旦車を止めて後ろを振り返った。
ミセス大鶴が、
「どうしても取れない黒い染みが一つある」と嘆いていた。
なんだ、
心配して損した。
新品の様じゃないか。
少しくらい汚れが残っても、
そんなものは勲章だと思えばよい。
彼女の拘りは高いレベルにある。
なので、
安心して仕事を任せられる。
クルマを降りて全体を見直した。
ソニックブルーは素晴らしい色調だ。
次にトランクの中を見た。
トランクカーペットも綺麗に整っていた。
スピーカーの配線が垂れ下がっているが、
こんなものは大した問題じゃない。
エントランスを客観的に見た。
この辺りは二度と手に入らない部品で組み立てられており、
慎重な扱いが必要だ。
明るい所で見れば見るほど、
下手な粗隠しをするより、
あるがままを磨き上げる方が良い。
サイドサポートがすれて破れたドライバーズシートだが、
本来の性能はほとんど維持されている。
本来クーペはオトナの乗り物だ。
ちゃんと5人乗れるのに、
あえて不便な2ドアにしてカッコ良さを優先する。
このシートベルトサポートは、
クーペの象徴でもある。
SVXとこのtypeーRしか持たない、
クーペ専用の拘りだ。
見慣れたエンジンルームは比較的穏やかで、
この後の整備を心待ちにしているかの如くだ。
ブルーの姿態が夏空に映えた。
このクルマが軽々と走るもう一つの秘訣を明かす。
GC8にコンチネンタルが欠かせない。
こちらのタイヤもウルトラコンタクト6だ。
但しSUV用とは全く違うトレッド、
コンストラクチャー、
それにコンパウンドを持つ。
何の個性も感じないようで、
実はそれが凄い個性だったりする。
L1ラリーで実証した。
誰が乗っても羽根が生えたように走る。
北原課長の整備の技、
ミセス大鶴の仕上げの技、
どれも仙人レベルになった。
そしてコンチネンタルを加えたのが、
インプレッサ復活「三種の神器」だ。
このクルマの成長を楽しみにして欲しい。
同じように書き手と読者の成長も必要だと感じている。
世の中に様々な媒体が存在するが、
SNSでは暗黙の了解で出来上がったルールが勝手に闊歩する。
それでもかまわない人は、
そのルールの中で続ければよい。
新聞にはペンネーム、
ラジオにはラジオネームもある。
SNSにはハンドルネームが昔から存在するから、
それのどこがいけないのか。
そう言う人も居るはずだ。
このブログには様々な人が訪れ、
時には意見を言い、
時には様々な質問を受ける。
インタラクティブに付き合うのなら、
より確かなマナーというものも必要になる。
その基本的ルールの中に、
日本人らしく名を名乗ろうという一行を加えた。
それも一つの軸だろう。
過去の流れでハンドルネームを使いたい読者も居るだろうが、
今後はその点についてご理解を是非お願いしたい。
XX改め〇〇として、
是非沢山のコメントをお願いしたいものだ。
その方が日本も良い方向に行くだろう。
それでは皆さん、
おやすみなさい。
傍らにあるもう一つの、
食い過ぎだ。
川崎さんに戴いた、
八女茶の玉露を飲んで気を鎮めた。
温くしたお湯で丁寧に入れた。
そうこうするうちに、
約束の時間になった。
東京のあきる野市から高橋さんが来訪された。
新しいタイヤの装着だ。
社員が脱水しないようにと、
アクエリアスを1ケースも戴いた。
皆で分けてお土産にしました。
重ねてお礼申し上げます。
高橋さんに用意したタイヤは、
ウルトラコンタクト6forSUVだ。
早速交換後の感想が届いた。
「帰路は19号~権部衛トンネル~杖突峠~諏訪インター~日ノ出インターの経路を走りました。
路面から受ける振動は走り出しから明らかに向上していました。
ロードノイズについても明らかに低減したと感じました。
特に高速道路でそれは顕著に現れてました。
帰りの高速で久々に風切り音が気になってしまうほどロードノイズが低減しました。
タイヤと教えていただいたステアリングワークの効果が両方生じて、
杖突峠の下りをいつもより安定して走れました」
最近レクチャーで感じたことがある。
どの人も状況適応力が高いのだ。
据え切りの時はチグハグで、
なかなか癖が取れないのに、
実際に走り始めると、
見る見るうちに良くなってゆく。
停止時と走行時で、
スキルアップに時間差がある。
これには驚かされたし、
今後の良い参考になった。
ほとんどの人のステアリングワークがでたらめなのは、
日本の道路行政が固着しているせいだ。
教える方の軸が狂っているから、
教えられる方も軸が狂うのは当たり前だ。
だから誰も責められない。
でもそれを察知し、
自分に当てはめる人も居る事がはっきりした。
そして危機意識を持つ人が、
真摯な姿勢で来訪される。
そういう人が少しずつ増え嬉しく思う。
そして、
その期待に応えたい。
今年もこの月末にNBRへ向かうつもりだ。
このクルマは、
まるでそれを知っているかのようだ。
初代インプレッサはNBRで鍛え抜かれた。
高橋さんのレクチャーが始まる頃に、
工房ではtypeーRの治療が始まった。
隣では北原課長による燃料系統の手術が進められた。
燃料タンクの中を点検した。
次に床の清掃除菌が始まった。
何かをこぼしたり、
水に浸かったような様子は皆無なので、
下手に外さない方が良いと判断した。
洗ってしまうと天候によっては乾ききらず、
カビが生える要因になる。
台風が近づくから余計に湿気が多い。
まずスチームクリーナーで徹底的な除菌洗浄を進めた。
真夏の暑さで乾燥も早かったので、
夕方には綺麗に内装が組み上がった。
その後北原課長による整備が進んで、
固着したリヤブレーキキャリパーを改善し、
エンジンの圧縮漏れを招いた原因も全て取り除いた。
彼はテストを兼ねて自宅に乗り帰った。
そしてスバル好きな子供たちに披露したに違いない。
翌朝戻ったインプレッサは、
全く別のクルマの様に艶々していた。
皆から可愛がられたに違いない。
「社長、今なら乗れますよ」と声を掛けられた。
そこで、
早速その晴れ姿を撮影するために、
いつものコースに連れ出す事にした。
これは驚いた。
初めて見た時に比べ、
全く別のクルマになってるじゃないか。
室内にはとても清々しい空気が漂う。
ステアリングのハゲはご愛敬だ。
シートなど交換する気になれば、
外してあるシートがいくらでもある。
でも、
仕上がった姿を見て、
交換する気が失せてしまった。
そのままの方が、
何となく味があって良い。
その時代を生き抜いた証が、
このカラダのあちこちから散見される。
シートの綻びは直せば良い。
シートベルトを締めて、
ギュッと腰の部分を引っ張った。
ブレーキペダルをギュッと踏んで、
ドラポジを調整し、
3つのミラーの位置を合わせた。
キーを捻ると、
斜め出しのスポーツマフラーから快音が響いた。
エアコンもばっちりだ。
アクセラレーションOK!
クラッチペダルの位置を確認し、
ミートポイントを探った。
全てOKだ。
スーッと滑るように工房を出て、
最初の交差点を右に曲がった。
ダンパーの動きも悪くない。
倒立式の良いダンパーが付いている。
フル加速すると、
往年の雄姿が舞い戻った。
一旦車を止めて後ろを振り返った。
「どうしても取れない黒い染みが一つある」と嘆いていた。
なんだ、
心配して損した。
新品の様じゃないか。
少しくらい汚れが残っても、
そんなものは勲章だと思えばよい。
彼女の拘りは高いレベルにある。
なので、
安心して仕事を任せられる。
ソニックブルーは素晴らしい色調だ。
次にトランクの中を見た。
スピーカーの配線が垂れ下がっているが、
こんなものは大した問題じゃない。
エントランスを客観的に見た。
慎重な扱いが必要だ。
下手な粗隠しをするより、
あるがままを磨き上げる方が良い。
本来の性能はほとんど維持されている。
本来クーペはオトナの乗り物だ。
ちゃんと5人乗れるのに、
あえて不便な2ドアにしてカッコ良さを優先する。
クーペの象徴でもある。
SVXとこのtypeーRしか持たない、
クーペ専用の拘りだ。
見慣れたエンジンルームは比較的穏やかで、
この後の整備を心待ちにしているかの如くだ。
このクルマが軽々と走るもう一つの秘訣を明かす。
こちらのタイヤもウルトラコンタクト6だ。
但しSUV用とは全く違うトレッド、
コンストラクチャー、
それにコンパウンドを持つ。
何の個性も感じないようで、
実はそれが凄い個性だったりする。
L1ラリーで実証した。
誰が乗っても羽根が生えたように走る。
北原課長の整備の技、
ミセス大鶴の仕上げの技、
どれも仙人レベルになった。
そしてコンチネンタルを加えたのが、
インプレッサ復活「三種の神器」だ。
このクルマの成長を楽しみにして欲しい。
同じように書き手と読者の成長も必要だと感じている。
世の中に様々な媒体が存在するが、
SNSでは暗黙の了解で出来上がったルールが勝手に闊歩する。
それでもかまわない人は、
そのルールの中で続ければよい。
新聞にはペンネーム、
ラジオにはラジオネームもある。
SNSにはハンドルネームが昔から存在するから、
それのどこがいけないのか。
そう言う人も居るはずだ。
このブログには様々な人が訪れ、
時には意見を言い、
時には様々な質問を受ける。
インタラクティブに付き合うのなら、
より確かなマナーというものも必要になる。
その基本的ルールの中に、
日本人らしく名を名乗ろうという一行を加えた。
それも一つの軸だろう。
過去の流れでハンドルネームを使いたい読者も居るだろうが、
今後はその点についてご理解を是非お願いしたい。
XX改め〇〇として、
是非沢山のコメントをお願いしたいものだ。
その方が日本も良い方向に行くだろう。
おやすみなさい。