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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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インプレッサWRXラリー参戦1号車のシェイクダウンテスト

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濃厚濃密なお土産を戴いた。
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京都北山の逸品とある。
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蓋を開けると、
三種類のお菓子が入っていた。


どれも美味しいが、
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「生茶の菓」と書かれた、
冷やしてから食べるお菓子が興味深い。
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飢えていたのでそのまま食べたが、
初めての触感で味も良かった。


もし冷やしていたら、
どれほどの味がするのか興味津々だ。


京都から近藤さんが愛機の12か月点検を兼ね、
レガシィ30Rの走りを楽しみに来訪された。


一泊二日でお預かりし丁寧に整備をする間、
飛騨方面へ旅行に向かわれ6気筒の良さを堪能された。
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応援メッセージも頂戴した。
いつもありがとうございます。


いよいよ本格的なシェイクダウン目前で、
1号車に思わぬ問題が降って湧いた。


届いた競技用のフロントディスクパッドが、
現車のキャリパーに整合しない。
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北原課長にとって、
プロらしくないと反省すべき失敗だが、
無理のない所もある。


何しろ発売から25年経過したクルマだから、
その間に様々な部品がアップグレードされている。


倉庫の中を見渡すと、
過去にスバル用品がラインアップしたディスクパッドが見つかった。
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合わせると1号車のキャリパーにジャストフィットした。
謎が解けた。
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これは三代目レガシィから始まり、
二代目インプレッサWRXにも採用されたフロントブレーキだ。


非常にバランスが良く、
GH系のインプレッサにも採用されている。


と言う事は、
当然この改良型が現在のBRZにも使われている。


それに対して黄色いパッドが適合するキャリパーは、
もう一つ上の出力に対して余裕w持たせたものだ。


エンドレス製のパットは、
GDBだけでなくBHEにも合うと書かれている。


6気筒にも使えるのか。
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爪が小さく軽量化され、
ロングセラーのキャリパーとなった。


それでも競技に使うなら余裕が欲しい。


黄色いパッドが使えないか方法を模索した。


夜中にもかかわらず、
キャロッセの池田さんが詳しくキャリパーの適合を調べた。
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すると、
面白い事実が分かった。


このキャリパーを使えば装着できると、
彼からメールで写真が送られてきた。


流石レースのプロたちが、
しのぎを削る会社だけある。


朝になりその情報を北原課長に伝えると、
彼は車両置き場から一台の名車を引き出した。
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何とGT30にそのキャリパーが付いているという。


同じBHEでもランカスターとGT30では、
デビューの時期が異なる。
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三世代目の水平対向6気筒は最初SUVに搭載された。


それがGTを名乗るクルマに使われることになると、
しっかりとダンパーやブレーキを専用にアップグレードしたのだ。


このクルマもいずれ復活させ、
また面白く走れるようにしてあげよう。
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GT30のキャリパーからブラケットを外した。
そしてWRXのホイールを外し、
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もう一度キャリパーを調べた。
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良く見るとトキコと刻まれている。
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そのブラケットを外し、
GT30と入れ替えると、
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ぴったりと競技用パッドが収まった。


しかしブレーキはデリケートな部品なので、
よく部品を調べて装着する必要がある。
ローターとしっかり組み合わせないと危険だ。


またホイールが干渉し、
パンクした時スペアタイヤが取り付けられなくなる恐れがある。


色々分かったので、
ここから先の改善はラリーが終わってからに進めることにした。


他にも課題がある。
ナルディの革巻きハンドルはホーンを鳴らすのにコツがいる。


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覚えてしまえばよいのだが、
強く押さないとならない。


その上、
なった時の音がしょぼいので貧相だ。


そこでSUBARUホーンを取り付けることにした。


朝の時間が一気に過ぎて、
寒さと慌ただしさで疲れた。


机の上を見て良いものを思い出した。


阿部さんに頂いた蜂蜜だ。
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熱く沸かした牛乳に、
蜂蜜をたっぷりと注ぎ込んだ。
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良くかき回して飲むと、
甘い香りが体中に染み渡った。


ホッと一息つくと、
郵便局員が配達に来た。
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東亜工業からオフィシャルステッカーが届いた。


東亜工業にはレーシングチームがある。
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その代表を務める菊さんから、
嬉しいメッセージも頂戴した。


是非今度お目に掛かりましょう。


ヴィヴィオは軽自動車のレースでなかなか実績を残している。
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続いて名古屋のラックからもステッカーが届いた。
シェイクダウンが終わり、
問題を全て絞り出したら飾り付けの番がくる。
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シートベルトの装着も終わり、
タイヤもしっかり一皮むいてある。
紛失しないようセンターキャップも外した。
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それにしても、
まるで「生茶の菓」のように、
柔軟で濃い味のタイヤだ。


テスト出ると急に雪が降り始めた。
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路面温度が低く濡れているのに、
グリップの変化が少ない。


これなら二人のドライバーは、
共にタイヤを信じて走ることが出来るはずだ。


問題も見つけた。
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インタークーラーウオータースプレイが作動するのに、
水が一向に噴射されない。
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どこかで詰まっているようだ。
SSのスタート直前、
コ・ドラのマリオがこのボタンを押す。


それはスバリストとして「礼」のように重要な型だ。


水が出るよう回復させなくては。


何しろ最新のS208が、
これに頼らざるをエアなかったほど歴史的な装置だから。
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それにしても急に冷え込んだ。


2号車のシェイクダウンに危機が迫る。


さてお知らせをしておこう。


明日はほぼ丸一日ヘッドクオーターの周辺にいる。


応援に来ていただければお目に掛かれるが、
実際の競技は日曜日に開かれる、


車検やレッキもあるので楽しめるし、
近くの街並みの探索も良い。


ただしレースは日曜日に開催されるので、
そこだけは誤解の無いようにお願いしたい。


詳しくはこちらで。



耳寄り情報だ。
ヘッドクオーターではパブリックビューも予定されている。


SSの状況を映像で流し、
タイムアタックの臨場感が味わえるのだ。


それでは明日からの二日間、
応援よろしくお願いします。



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