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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPTへの期待

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今日は駅伝が開催され、望桜荘の裏を選手たちが走った。
毎年の恒例行事だ。
必要な写真を探していたら、たまたま14年前の記録が現れた。
その中に、とてもスバルらしいSUVがあった。
それと同じような匂いを、今年の東京モーターショーで感じた。
まさにDNAと言うにふさわしい。
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ハイセンスなロゴだ。

ラギッド感抜群で、
欲しいと思わず唸った。


ただし気を付けないと、
欲しいクルマと生産されるクルマには、
いつも大きな乖離が生じる。
それがSUBARUの伝統だ。


アメリカ人向けなら、
少々掟破りでも良いから目立つ事をやる。


絶対にできない事を、
ショー目的で出来るように見せかける。


例えば、
えー!こんなこと絶対に無理ですよと誰かが言おうとも、
アメリカ人にはこれくらいやらないとわかんないんだよ!
とばかりにイケイケのクルマを見せる。


でも実際に作れないから、
現実には「肩透かし」させる。


ところが勝てば官軍だ。


結局売れちゃうので、
かなりイケイケでも咎められなくなって、
最近はそれが良く目立つようになった。


それだけなら良いのだが、
肝心の技術開発が他社に全くついていけなくなった。


証拠はモーターショーで配布したパンフレットだ。


過去最低の内容だった。


「笑顔を売る会社」と聞いて、
随分心配してこの場でも忠告したが、
心配した通りになっている。


相当根が深いのだろう。
一向に方向修正が出来ない。


普通のカタログより夢がない。
クルマのキーや妊婦の写真を巻頭に集めて何をしてるのだろう。


よく読めば読むほど、
「コト」ばかり書いてあって、
肝心の技術が全く見えていないつまらないパンフレットだ。


中にあるのは、
全て既存の色褪せた技術ばかりで、
完全にダッチロール状態だ。


東京モーターショーで配布すべき、
ワクワクする資料では無かった。


これから地方を巡業するので、
それを受け取る人も居るはずだ。
ぜひ、
このことを頭に刻んで読んで欲しい。


その上で顧客の声が彼等に届けば、
方向修正のパワーも少しは高まるだろう。


とはいっても、

時は既に遅いかもしれないが。


群馬県太田市、
そこには独特なラギッド感がある。
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とはいっても、
元々真っ平らで空っ風の強い場所だ。

上州と聞く限り、
国定忠治や「かかあ天下」のイメージしか浮かばない。


かかあ天下の文化は、
養蚕業が栄えた事で生まれたとも言われる。



その結果、
男は博打に走ったらしい。



お蚕様は女性の仕事で、
男が家にいると邪魔なだけだから、
ねだられれば金を渡したらしい。


聞いた話だから信憑性は薄いので、
ここには突っ込まないで欲しい(笑)


賭博があれば遊女も居る。
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そんな連想をさせる展示物だ。


国際秘宝館と触発しそうな施設を見て、
どうもそれ以来トラウマになった。
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これは国定忠治なのか・・・、
何とも渋い演出だ。
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お金はかなりかかっている。
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しかし「人形に」と書いてしまうセンスが惜しい。


こういう背景から生まれたクルマがあった。

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お洒落じゃないが良く走る。
SOHCの2.5リットルエンジンで、
元々頑丈な三代目レガシィをベースにしたので、
ハーシュネスも抜群だった。


国内のアウトバックよりラギット感が強いようにも見えるが、
あえて言えば「家畜小屋の臭い」が強かった。


写真の坊やも既に子持ちかもしれない。


何しろこの年に生まれた子供が、
中学の二年生になっている。


今朝急に葬儀の連絡があった。
会社の裏にお住いの、
岩井さんのお宅でおばあさんが亡くなった。


93歳で大往生だった。
死に顔を拝見したが、
実に安らかだった。


BAJAに乗っている水谷さんのお子さんを見て、
自分の子供の頃が重なった。


亡くなったおばあさんは、
7歳の時から知っている人なので、
悲しみが胸に込み上げた。


昔も今と同じように、
この近くにコンビニエンスストアが在った。


今のように洒落た呼び名ではなく、
当時は屋号で読んだ。


ここには2件のコンビニがあり、
一軒は林静江さんが経営するので「しずえさ」と呼ばれていた。


僅か50mくらいでもう一軒のコンビニが店を構えていた。
岩井清子さんが経営するので「いわいさ」と呼ばれていた。


経営形態がまるで異なり、
双方が補完し合う独特の文化があった。


街のあちこちで家畜小屋の匂いがしていた時代だ。


思い出すだけで懐かしい。
昭和40年代の文化だが、
嬉しい事にこの辺りにはまだその余韻が各所に残っている。


そんな事もあり、
BAJAの画像がホルダーから零れ落ちたのだろう。
不思議だ。
全くの偶然だった。


もう14年も経ったのか。
かなり太っているのが良く解るな。
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腹が出ていたので、
やむを得ず太いズボンになったのか(笑)


絵に描いた未病だな。
この年の春に、
突然首が回らなくなった。

懐かしい。
隣にいらっしゃるのは、
岐阜SUBARUの土岐泉店で店長を務めた佐藤さんだ。


良く見て欲しい。


BAJAを背に写した画像を見たら、
佐藤さんの背後に、
駅伝が開催される事が示されている。


この駅伝のように、
L1ラリーを永続的なイベントにしたい。


偶然とは本当に恐ろしい。
点と点が線に繋がる。


L1ラリーの開催日がいよいよ今週になった。
本日、サービスパークの配置が公開されたので、
ここに紹介し皆さんの応援を期待する。
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もしかしたら一番目立つ所かな。

サービスパークには売店もある。
これは結構楽しめるイベントになる。
楽しみだ。


継続は力なりと言う。
単発で終わらせてはダメだ。


クルマも脈々と続くから、
その信念が顧客に伝わり独自の信念が、




BAJAの話を続けよう。
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群馬臭が漂うけれど、
誰もが皆珍しがった。


佐藤さんにも「面白そうだから乗せて欲しい」と言われ、
一緒に周辺をドライブした。
このような角度で見ても
お世辞にもスタイリッシュだと言えない。
愛嬌があって悪くはないが、
やっぱり空っ風の匂いが強い。


デザイン以外は残念な出店だったが、
良いニュースもいくつかあった。


今回のショーでベストと言える、
XVの発展型にもう一度スポットライトを当てたい。


このクルマからは「空っ風」の匂いが消えた。
見どころが少なかったスバルのブースで、
最も良く出来たコンセプトカーを紹介したい。


それも十分実現可能なコンセプトだ。
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ラギッド感のイメージを大切にしたステッチだ。
オレンジから卒業しブロンズに換えたのも渋くて良い。
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このシート表皮なら納得できる。
現在のXVは、
シートのカラーコーディネートが余りにもお粗末だ。


ブツんと切れた、
孤立したデザインに見える。
後はこのシートバックと、
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座面のクッションを、
キッチリ張りのある素材に変更することが求められる。


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インパネに伸びるステッチも綺麗だし、
各所に散りばめられたブロンズ色の加飾も良かった。
あとは米国で販売中のクロストレックで得た知見を具現化してほしい。


いわゆる使い倒し感を徹底的に出す事だ。


軟な素材ではなく、
汚す事を前提にテキスタイルを選ぶ。


単なる撥水ではなく、
汚れが恐れおののく様な仕組みが欲しい。


触れるところは全て機能性を重視し、
良いものを長く使うコンセプトでインテリアをまとめる。


要約しよう。
1.まもなくデビューする時期型フォレスターと遜色無い悪路走破性を持つ事。
2.そのために最低地上高を可能な限り高め230mmを目指す事。
3.燃費より脱出能力を重視し悪路を走るためのタイヤを標準装備する。
4.排気量は2.5リットルを基本とし日本向けのコンフォート系のタイヤを付けた2リットル搭載車を用意する。
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足元の軟弱なクルマでは、
土の匂いを強く感じるスバルにならない。


漂うのは家畜臭だ。
クルマは家畜の末裔だが、
匂いは洗練されていないと、
飼う者の心が躍らない。
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あえて18インチじゃない所が良い。
タイヤの見栄えも良いしサイズ選択も絶妙だ。
これならタイヤだけで20mm稼げる。
あとは嵩上げ車高で、
うまく高さをアップして230mm以上確保したい。
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おーもしろいクルマになるぞ~~~。


何気なくカバンが脇に置かれた様子を見て、
このクルマの持つ基本的なセンスの良さを感じた。
「MONO」感が強い。
取って付けたオーバーフェンダーを、
もっとラギットに感じさせるようデザインする。
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前後のバンパーは一から型を起こし、
アプローチとデパーチャー用に頑丈なガードを埋め込む。
専用のデザインを折りこめば、
抜群のクルマになるはずだ。
本来なら得意の場所が手つかずだから、
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やり切れて無い感が漂う。
ドアまでガードしないと意味がない。
徹底的に土と岩のイメージを染み込ませ、
時に錆まで味方に付けるようなクルマにしてほしい。
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このタグは決まりだな。
頑丈で背の高いXVが欲しい。


日本中のすべての人が小さいクルマを望んでいるわけでは無い。


と言うより、
SUBARUはそのサイズを求める顧客を切り捨てた。
ならば、
もっと覚悟を決めて腰の据わった商品開発をすべきだ。


姑息にルーフレールを外し、
あえて嵩上げ車高まで中途半端にしたクルマを、
国内専用だなどとまやかしの声で押し付けてはならぬ。


堂々と国際水準で勝負できるクルマを、
国内にも胸を張って投入してほしい。


そして最後に、
絶対に忘れてほしくない事を書く。


TY75をFB25と組み合わせて欲しい。
ランカスター以来のマニュアルシフト車をラインアップする必要がある。


とてもスポーティで速いクルマになるだろう。


将来の希望はモータージャーナリストだと彼は言った。
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久し振りに神戸から、
中塚さんがいらっしゃった。


まだ学生さんなのに、
いつもご配慮を戴きありがとうございます。
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みんなで美味しくいただきました。
レヴォーグなら、
帰路もきっと楽しかった事だろう。


伊那谷へのドライブはいかがでしたか。


また是非お目に掛かりましょう。


次に片付けることが山盛りで、
気が抜けない。


勿論ブログも大切にして、
情報の発信を続けるつもりだ。


さあ、
とにかく全開で取り組むぞ!


期待してほしい。

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