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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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直感と体感

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朝から雨だった。
朝礼で場内を清掃しお客様の来訪を待った。
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浜松からWRX STIの商談予約が入り、
お目に掛かるのを楽しみに待っていると、
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思わぬお土産まで戴いてしまった。
ありがとうございました。
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久し振りにうなぎパイのVSOPを食べたが、
味の質がどんどん高くなる気がした。
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たゆまぬ努力を続けていることもあるのだろうが、
やはり新鮮さが一番の理由かもしれない。


伊藤さん、
ありがとうございました。
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とっておきのGDBをしっかり仕上げます。
納車式まで楽しみにお待ちください。


鮮度が良くて質感も高いと、
売れる予感に繋がる。


モーターショーで真っ先に「売れる」と直感した。


スカッとした白いボディは、
これまでのクラウンとは明らかに違う。
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フロントマスクも垢抜けた。
これまでのスピンドルグリルは、
どう見ても褒めるレベルではなかったが、
今度はなかなか良い線を行っている。


クラウンコンセプトのチーフエンジニアは、
秋山さんとおっしゃるとても人柄の良さそうはお方だ。
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今年のトヨタは見応えがあった。
センチュリーまでフルモデルチェンジが迫っている。


様々な具体的提案が目白押しだった。


他にも直感で売れると感じたクルマがある。
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スバルとダイハツの独壇場に、
スズキが大手を掛けてきた。


ただのグランドキャブにせず、
ハイルーフと組み合わせたところが斬新だ。
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興味深く見ていたら、
開発者の人から反対側に行くよう促された。
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なんとカットモデルだった。


実に力が入っていて、
間も無く発売されることは間違いない。


これまで無かったことが不思議なくらいだ。
それほどサマになっていた。
ミッションは5速のASGだから、
スバル/ダイハツの4ATに対して、
質感で上回れるのかは疑問だが、
面白いクルマである事には間違いない。
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助手席には冷蔵庫が装着され、
スムージーを実際に作っている女性が製作に関与したそうだ。




スズキのブースで驚いた事は、
地味でも確実な各種の技術展示だ。
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特にびっくりしたクルマは、
発売を目前に控えたクロスビーだった。
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軽トラの横にあったので、
「これってハスラーの派生車ですか」と聞くと、
「とんでもないです~~、新型車です」と悲しそうな顔をされた。
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確かに良く見れば全く違う。


少しダイハツのキャストもイメージできる、
ある意味今のコンパクトカー市場で、
最も刺さるクルマだった。
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価格は明らかになっていないが、
恐ろしいほど競争力がありそうだ。


やはり軽自動車規格の消滅時に、
ショックを受けないよう、
ありとあらゆる技術と知恵を投入して開発されている。
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単純にリッターカーのターボかと思ったら、
それは大間違いだった。


ちゃんと直噴化され、
最新のトレンドを纏うエンジンになっていた。
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ステアリング周りもリッターカーのレベルを超え、
スズキらしさも忘れていない。


センターパネルのデザインも秀逸だ。
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色々なモニターが混在するデザインではなく、
機能性と演出性のバランスが良い。


オフロード四駆を作る会社だけあり、
スバルと同じように走破性の高さをしっかりアピールしている。
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いわゆる「なんてっちゃってSUV」ではなさそうだ。
モニターの下にあるスイッチが、
その走破性能を物語っている。


ヒルディセントコントロールや、
高締結力モードなど、
スバルのX-MODEに近い能力を持つのかもしれない。



エアコンコントロールの使い易さは別にして、
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BRZを思わせるようなスイッチ配置にも驚いた。
遊びごころも満載だ。
その上リヤシートがロングスライドするので、
居住性の上でも抜群に優れている。


ただし、
せっかく16インチを装着するのにもかかわらず、
足元の存在感は今一つだ。
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どこの会社も燃費を良くするために、
タイヤ選択に偏りがある。


このクルマにエコタイヤでは、
どうも間抜けで似合わない。


しかしそれを帳消しにする面白いクルマがあった。
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どう見ても初代ジムニーがデザインモチーフだ。
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カッコイイな。
単なる張りぼてのショーモデルではなく、
かなり具体的なフュージブルスタディだ。
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スズキの技術開発力が、
相当のレベルに育ったと証明している。


リヤのデファレンシャルケースには、
ギヤではなくモーターが入っている。
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サスペンションも全く新しいスプリングレスのシステムだ。
実際に走ることが出来るという。
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ドアの開閉はタッチ操作だ。
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ステップまで連動して現れる。
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スズキのアドベンチャーヘリテイジをぎゃふんというほど味わった。
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勿論オートパイロットだが、
それを切ると面白いシステムが現れる。


ステアリングの前に何もない状態だと、
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ホイールはグリーンで、
オートパイロットだと外から見ても解るようになっていて、
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手動操作に切り替えると、
ホイールがブルーに切り替わり、
メーターナセルにぴょこんと丸いものが現れる。
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遊び心が素敵だ。
パドルシフトに見えるのは、
4輪を独立してコントロールするスイッチだ。
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これを使えば、
右手は右側、
左手は左側の前後輪を自由自在に扱える。
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すなわち無限軌道車の動きが可能になる。


欲しいと素直に思った。
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ブースタージェットって何ですか。
そう聞くと説明員は慌てふためいた。


何のことか解らないらしい。


ただ単に直噴ターボではつまらないので、
登録商標を与えたのかもしれない。


憎っくきVWとガチで戦えるエンジンですね!と言ったら、
嬉しそうに笑ってくれた。



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コンパクトで面白そうなエンジンだ。
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これが実車に搭載された状態だ。




何という価格競争力だろう。
本体価格は183.4万円だ。
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もともとスイスポの速さは、
NBRで走ったから良く知っている。
流石にシフトフィールは軽自動車の延長線上だが、
価格を見たら納得できた。
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タイヤも本気だ。
195/45R17を履いている。
実に良心的な設定だしコンチネンタルを履いたところが素晴らしい。
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こうした要素がスバルにも欲しかった。


でもWRXの未来を見せてくれたから、
そこはぐっと堪えて次を待とうと思った。




アンベールを期待したが、
実に控えめな演出で拍子抜けした。
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被っている布は、
なんの演出も無く気が付いた時には剥がれていた。




たしかにこの状態で大仰な演出をしたら、
見ていた人から失笑が漏れたかもしれない。
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まだまだデザインの嗜好性しか見えないからだ。


でも方向は絶対に間違っていない。
WRXの存在が明らかになっただけでも大収穫だ。


そしてスバルで最も欲しい欲しい!
そんなクルマが遂にデビューした。
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黄色いボディは迫力があるので、
ショーモデルにはピッタリだ。


珍しく日本語の名前がついていた。
「琥珀イエロー」と言う自信作だ。


太陽の下で見ないと解らないが、
もう一つの黄色よりはよかった。


出来ればパールやメタリックを入れずに開発してほしい。


でも琥珀という以上無理かな。


もう一つの黄色はまるでプレオプラスなので、
今更少し安っぽい。
チャールサイトイエローを見た後では、
なかなかそれ以上の黄色は難しい。


あの色を上手く使う事を望んでいる。


むしろスーパーピュアホワイトの方が、
このクルマには良く似合うはずだ。
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しかしそれ以外は抜群んで、
実現可能性のあるクルマとして、
ほぼ100点満点を与えたい。


テールランプの光り方を見て欲しい。
やればできるじゃないか。


ガソリン携行缶をモチーフにした、
クラッディングもセンスが光る。
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とにかく最初に問題だと指摘した点を、
全て改良してリリースしている。


その一つがシートだ。
切返しも違うし色の使い方も最高になった。


何しろ一番良いのはXVの原点に戻った事だ。


安っぽいオレンジステッチを改め、
初代のブロンズブラウンに戻している。
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タグも落ち着いた色彩だし、
ラギット感の表現が素晴らしい。
インパネステッチもブロンズだから、
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各種の加飾と折り合いが良い。
マリオレヴィと組んだ効果がとてもよく出ている。
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ハイセンスなステッチなのでぜひ実現させて欲しい。
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シフトブーツとの折り合いも良いし、
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ステアリングのガゼットも、
ブロンズカラーで統一されている。
待ちに待った新提案だ。
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良く見たらセレクトレバーにも、
ブロンズの加飾が効いている。


この上品で力強い色調を待っていたのだ。


流石に「ドアグリップ」にはならなかったが、
ハンドルの周りも色調が整った。


トリムの色も良くステッチと整合している。
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面白いのはガラスのプリントだ。
発売時には是非具現化してほしい。
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日本版クロストレックの新たなアイコンとして使おうじゃないか。
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燃費なんてどうだってよい。
タイヤもこれくらい存在感がないと、
ラギット感が際立たない。


絶対に採用してほしいタイヤだ。


サイズはフォレスター用を選んで、
おおよそ10ミリ車高がアップしている。


それに加え北米向けの嵩上げ車高を選んでいるので、
全体で30mmも最低地上高がかさ上げされている。




とにかく、
こうあってほしいという希望が、
何から何まで実現されていた。


声が届いた。
有難う。嬉しいよ。


ほぼ満点と言った理由は、
サイドクラッディングに迫力が乏しい。
もっとタフで乗り倒せるクルマに見せないと、
今後のトレンドリーダーにはなれないだろう。
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そこが惜しい所だが、
容易にデザインできるはずだから思い切って「ゴツイ」クルマにしてほしい。


これはXVの真の姿として、
日本の固定概念から飛び出して欲しい。
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国内マーケティングの軸足は、
最近少しおかしいので、
言う事を鵜呑みにすると中途半端なクルマしか生まれない。


とにかくすべてわがままを聞いてくれた。
雲野さん、
ありがとうございました。
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これを出せば絶対に売れる。


だって欲しいもん。
直感だけでなく、
体感して解った。


アメリカからJAN LIMの制作した、
映画の情報が届いた。


機が熟せば紹介したい。


その中にこのテントがWRXに積まれ颯爽と走る様子が出てくる。


デザイン部の先見性をそこで感じた。


この流れを大切にしてほしい。


今のスバルには技術的トピックがない代わりに、
石井チームの卓越したデザイン能力が際立っている。


活躍を祈念する。
素敵なクルマを有難う。


急いだので誤字脱字があるかもしれないが、
そこはスピードアップを優先したのでご容赦願いたい。


続く

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