藤原さん、ありがとうございました。 愛機をしっかり蘇らせることが出来ました。
楽しく操っていただけましたか。
あいにくの雨模様だったが、
BLEは手足のように動いたはずだ。
人間もそうだが「出自」と言うものは、
そのクルマの生涯に大きく関与する。
8月に折れてしまった歯に、
ようやく完治の目途が立った。
元はと言えば馴染みの歯医者が、
治療時にマイクロクラックを生じさせたのが原因で、
歯の神経が苦しみながら死んだ。
丁度年末年始で歯医者が休みだった。
特に大晦日が酷かったけれど、
外見上は何の問題も無い。
少し安定したが、
その後の治療がお粗末で、
歯根の治療が不完全なまま蓋をかぶせた。
数年前、
もう一本の治療中の歯がグラグラになり、
娘の助言もあって歯医者を替わった。
その時グラグラの歯は抜歯し、
中途半端になっていた前歯も同時に治療した。
その時に問題が起こった。
歯の構造が他の人と少し違っていたようで、
本来なら届くはずの歯根部に治療具が入らない。
強く押すと激痛がする。
まるで歯茎から針が飛び出てきそうな痛さだった。
奥に入らないので、
歯根部に治療のための器具が折れ込んだと判断した。
そこで強い消毒薬を入れ、
それ以上悪化させないように予防措置を施した。
今回折れたのはその歯だった。
父親から視界を任された、
若い息子さんが今はその歯科医を継承している。
丁寧に仕事をするので安心だし、
何しろ幼馴染の息子だから無理も言い易い。
この歯に起きた出来事は全て熟知しているので、
折れた機会にもう一度原因を良く調べることにした。
するとお父さんが歯根部だと思った部分は、
前歯の前方に伸びる穴であることが解り、
本来の歯根部に残る治療の残骸を取りで世相だという結論に至った。
新しい治療器具が導入したことで、
これまでより安全に掘削も可能なようだ。
聞いたことのないゆっくりしたドリル音で、
古い歯根充填剤を排除した。
ドイツ出張中に取れては困るので、
念入りに仮歯を装着し、
ほぼ一か月が経過した。
そこで歯根に最終的な薬剤を注入し、
その上に柱を立て最終工程に移ることになった。
歯根部の消毒をしようとしたら、
やはりまた違う穴に器具の先端が入った。
非常に分かりにくいらしい。
歯根に達すると「ツーン」とした独特の感覚がある。
そこだと確信した。
歯根に薬を入れ柱を立て、
念のためにレントゲンを撮ることになった。
問題が何度も起きたので、
念には念を入れたいと言う事だった。
そして次の治療日を予約し、
2日ほど様子を見た。
浮いたような痛みも消えて、
特に問題は無いように思えたが、
次の治療に行くと思いがけない答えが返ってきた。
左側のレントゲンを見ると、
中間で歯根への挿入が途絶えている。
そこで再度やり直して、
もう一度入れ直しレントゲンを撮った。
少し痛い思いをしたが、
これで安心して柱を立てて戴ける。
診察台で待つ間に、
アイフォンで写真を撮った。
土台作りも大変だ。
神経が死んでから何年経つだろうか。
歯根の治療はこれでようやく落ち着いた。
クルマも同じで、
厄介な持病を持つクルマが多い。
GC8のラリーカーからマフラーを外し、
ドナーについているマフラーと交換した。
同じ車検対応マフラーでも、
インナーサイレンサーを持つタイプは排気抵抗が大きく、
高速道路を走るには不向きだ。
ドナーは以前杉本整備士が載って居た愛機なので、
その出自がはっきりしている。
公道を安全快速に走る様、
日々少しづつ改善を続けている。
謎に包まれた出自が、
徐々に明らかになり、
恐るべし性能の持ち主だということが体感できるようになった。
下から覗き杉本整備士の愛機だったWRXと比較してみよう。
実践で必要なすべてが揃っている。
但し内科的な持病も多い。
本番で醜態を晒す事は許されない。
マフラーより深刻だったのが、
パワステのアシストが不安定に変化する事だ。
速度が乗ってしまえば問題ないが、
低速域でアシストが切れかかる。
街の中で急にステアリングが重くなるので、
女性が乗るためには修理しないと危ない。
パワステのオイルタンクを外し、
ブラケットが残った状態だ。
グリスが変色し、
クルマの年式を色濃く表す。
装置そのものはしっかりしているが、
内部に劣化が生じて適切な油圧を生じさせられない。
ポンプ本体をオイルをこぼさないよう気を付けながら、
エンジンから取り除いた。
歴戦を物語る。
お疲れさまでした。
これを捨てずにコアとして再生する。
古いポンプと新しいポンプを比べると、
定期的な部品交換の重要性が良く解る。
外したポンプも同じように蘇るはずだ。
このようにGC8には定期的にやる作業が沢山ある。
しっかりとしたスキルを持つ主治医を決め、
常に手入れを怠らないようにしよう。
正しいメンテナンスで安心安全を極めてほしい。
そうすれば必ず手足のように動く。
様々な部品の集合体だ。
調子が悪いと感じたら、
躊躇わず直ぐに修理して末永く乗ろうじゃないか。
新しい部品を装着し、
配管をセットした。
新旧で微妙に異なるの部分がある。
カプラーだ。
電気配線も年式により違いがあり、
本数も異なる。
まさに歯科医のような作業だ。
樹脂劣化を確認し、
カプラーから電気配線を抜く。
問題なく交換が終わった。
この後もエアー抜き作業が続いた。
こうして一旦問題は解決したが、
持病が全て完治したわけでは無い。
だがクルマには自然治癒力がない代わりに、
絶対に直さない事はない。
壊さない限り病気で死ぬことはない。
トリップメーターをリセットした。
WRXの嬉しさを象徴するような天気になった。
何て気持ちが良いんだろう。
このクルマを手に入れることが出来て、
本当に幸せだ。
これを使うステージが生まれた事も、
このクルマが持つ出自が、
ただものでは無い事を表している。
マリオと妻のコンビが、
このクルマの才能をどこまで引き出すのか、
今からとても楽しみだ。
中津スバルに来て1年半を過ぎた。
初めての高速ドライブを楽しんだ。
結果は次のブログを楽しみにしてほしい。
楽しく操っていただけましたか。
あいにくの雨模様だったが、
BLEは手足のように動いたはずだ。
人間もそうだが「出自」と言うものは、
そのクルマの生涯に大きく関与する。
8月に折れてしまった歯に、
ようやく完治の目途が立った。
元はと言えば馴染みの歯医者が、
治療時にマイクロクラックを生じさせたのが原因で、
歯の神経が苦しみながら死んだ。
丁度年末年始で歯医者が休みだった。
特に大晦日が酷かったけれど、
外見上は何の問題も無い。
少し安定したが、
その後の治療がお粗末で、
歯根の治療が不完全なまま蓋をかぶせた。
数年前、
もう一本の治療中の歯がグラグラになり、
娘の助言もあって歯医者を替わった。
その時グラグラの歯は抜歯し、
中途半端になっていた前歯も同時に治療した。
その時に問題が起こった。
歯の構造が他の人と少し違っていたようで、
本来なら届くはずの歯根部に治療具が入らない。
強く押すと激痛がする。
まるで歯茎から針が飛び出てきそうな痛さだった。
奥に入らないので、
歯根部に治療のための器具が折れ込んだと判断した。
そこで強い消毒薬を入れ、
それ以上悪化させないように予防措置を施した。
今回折れたのはその歯だった。
父親から視界を任された、
若い息子さんが今はその歯科医を継承している。
丁寧に仕事をするので安心だし、
何しろ幼馴染の息子だから無理も言い易い。
この歯に起きた出来事は全て熟知しているので、
折れた機会にもう一度原因を良く調べることにした。
するとお父さんが歯根部だと思った部分は、
前歯の前方に伸びる穴であることが解り、
本来の歯根部に残る治療の残骸を取りで世相だという結論に至った。
新しい治療器具が導入したことで、
これまでより安全に掘削も可能なようだ。
聞いたことのないゆっくりしたドリル音で、
古い歯根充填剤を排除した。
ドイツ出張中に取れては困るので、
念入りに仮歯を装着し、
ほぼ一か月が経過した。
そこで歯根に最終的な薬剤を注入し、
その上に柱を立て最終工程に移ることになった。
歯根部の消毒をしようとしたら、
やはりまた違う穴に器具の先端が入った。
非常に分かりにくいらしい。
歯根に達すると「ツーン」とした独特の感覚がある。
そこだと確信した。
歯根に薬を入れ柱を立て、
念のためにレントゲンを撮ることになった。
問題が何度も起きたので、
念には念を入れたいと言う事だった。
そして次の治療日を予約し、
2日ほど様子を見た。
浮いたような痛みも消えて、
特に問題は無いように思えたが、
次の治療に行くと思いがけない答えが返ってきた。
中間で歯根への挿入が途絶えている。
そこで再度やり直して、
もう一度入れ直しレントゲンを撮った。
少し痛い思いをしたが、
これで安心して柱を立てて戴ける。
アイフォンで写真を撮った。
土台作りも大変だ。
神経が死んでから何年経つだろうか。
歯根の治療はこれでようやく落ち着いた。
厄介な持病を持つクルマが多い。
GC8のラリーカーからマフラーを外し、
ドナーについているマフラーと交換した。
インナーサイレンサーを持つタイプは排気抵抗が大きく、
高速道路を走るには不向きだ。
その出自がはっきりしている。
公道を安全快速に走る様、
日々少しづつ改善を続けている。
徐々に明らかになり、
恐るべし性能の持ち主だということが体感できるようになった。
下から覗き杉本整備士の愛機だったWRXと比較してみよう。
但し内科的な持病も多い。
本番で醜態を晒す事は許されない。
パワステのアシストが不安定に変化する事だ。
速度が乗ってしまえば問題ないが、
低速域でアシストが切れかかる。
街の中で急にステアリングが重くなるので、
女性が乗るためには修理しないと危ない。
ブラケットが残った状態だ。
クルマの年式を色濃く表す。
内部に劣化が生じて適切な油圧を生じさせられない。
ポンプ本体をオイルをこぼさないよう気を付けながら、
エンジンから取り除いた。
お疲れさまでした。
これを捨てずにコアとして再生する。
定期的な部品交換の重要性が良く解る。
このようにGC8には定期的にやる作業が沢山ある。
しっかりとしたスキルを持つ主治医を決め、
常に手入れを怠らないようにしよう。
調子が悪いと感じたら、
躊躇わず直ぐに修理して末永く乗ろうじゃないか。
配管をセットした。
新旧で微妙に異なるの部分がある。
カプラーだ。
電気配線も年式により違いがあり、
本数も異なる。
樹脂劣化を確認し、
カプラーから電気配線を抜く。
この後もエアー抜き作業が続いた。
持病が全て完治したわけでは無い。
だがクルマには自然治癒力がない代わりに、
絶対に直さない事はない。
壊さない限り病気で死ぬことはない。
WRXの嬉しさを象徴するような天気になった。
何て気持ちが良いんだろう。
本当に幸せだ。
これを使うステージが生まれた事も、
このクルマが持つ出自が、
ただものでは無い事を表している。
マリオと妻のコンビが、
このクルマの才能をどこまで引き出すのか、
今からとても楽しみだ。
中津スバルに来て1年半を過ぎた。
初めての高速ドライブを楽しんだ。
結果は次のブログを楽しみにしてほしい。