「笑う」という行動は、
人類だけが持つ最高の進化形だと思う。
どんなにロボット技術が進化した現在でも、
笑う表情を人工的に作るのは至難の業だ。
どこか不自然な笑顔は、
人を不愉快にさせる事はあっても喜ばせる事は無い。
マリオが言った。
「乗る前と乗った後で表情が全然違いましたよ。
クルマから降りて突然笑い出した様子は、
薬でもやってイカレタような感じでした。
写真撮っておけば良かったぁぁぁ!」
マリオにそう言わしめたほど、
気分が高揚した。
STIのスタッフも、
「遂にギャフンと言わせてやった」と、
さぞ喜んでいる事だろう。
ツイスティなワインディングロードを攻めた時、
まるでピエロ リアッティが降臨したかの如く、
素晴らしいドライブスキルを瞬時に身に纏ったようだった。
マリオがその時の様子をこう語った。
「コルシカ島を駆け抜けていくWRカーだ」
引き離される黒いSTIの操縦席から、
S207は鮮烈な印象で目に焼き付いたそうだ。
発表即日完売。
これには大きな訳がある。
「NBR優勝記念」というサブタイトルが付くからだ。
たとえ世界限定400台でも、
「優勝記念」の四文字があるか無いかで、
その価値は間違いなく違う。
特に今回の「S」は数多くの期待を持たせた。
最も大きな理由は、
24時間レースに於けるオンボードカメラの映像だ。
とてつもなくしなやかで、
WRカーで連戦連勝する頃の、
懐かしいスバルがそこに居た。
改めて届いたクルマを紹介しよう。
【車名】
スバル S207 NBR CHALLENGE PACKAGE
【型式】
VABB4EH 84C
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1795×1470
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1535/1550
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1510
最小回転半径(m):5.6
乗車定員 5名
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:8.0
最高出力:241kw(328ps)/7200rpm
最大トルク:431N・m(44kg・m)/3200~4800rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアル
モーターショーに出品されたデモカーで、
既に詳細を解説 しているが、
改めて実車を使って振り返ろう。
【標準装備】
バランスドエンジン
ドライカーボン製リヤスポイラー
あまりにも軽いので、
トランクリッドのヒンジやスプリングを加工する必要が無かったらしい。
勿論可変式だ。
ネジを差し替えるだけで角度を変えられる。
日本のような速度域なら、
上の方が良いのだという。
「リヤシートに座ると風を切り裂く音が聞こえます」
とマリオが悶絶するほど効果があるようだ。
ウルトラスエード巻ステアリングと、
レカロバケットタイプフロントシート(セミアニリン本革仕様)は、
動的質感が抜群に高い。
特に標準車と乗り比べると、
そのシットリした優しさが溜まらなく素晴らしい。
標準モデルのシートも、
パシッとして決して悪くない。
けれども流石に最新の「S」だけあり、
S203のカーボンシェルとは一味違う上質感を楽しませてくれた。
【税抜き車両本体価格】
5.850.000円
既にS207は完売した。
当社では3台受注し2台当選した。
Iさんが落選して涙を呑んだが、
STIから気の効いたプレゼントが届いた。
辰己監督と山内選手のサイン入りカレンダーだ。欲しい気持ちがあっても買えない人も居れば、
買う気満々で落選した人も居る。
限定品にありがちな悲喜こもごもの世界だ。
STIはいち早く真実を知らせるために、
マリオと共に数少ないデモンストレーションカーを派遣してくれた。
5000km弱と慣らしも終わり絶好調だ。
そこで標準車とセットで比較試乗し、
マリオと中津スバルのコラボレーションで正確な評価をしたいと思う。
S207の満足度は高い。
それは「百聞は一見に如かず」と言うように、
動画を見てもらうのが一番だ。
まずマリオの勇士 をご覧戴こう。
交代してジックリ走らせると、
更にこのクルマの安定性が良く解った。
S207のサスペンションに自信を持って100点を与える。
一夜明けると雨が降っていた。
その時に撮影した動画は、
スリッパリーな路面で、
もう少し冷静にクルマの動きを評価している。
タイヤなどの評価も踏まえ、
この先も楽しみにして欲しい。
続きをお楽しみに。
人類だけが持つ最高の進化形だと思う。
どんなにロボット技術が進化した現在でも、
笑う表情を人工的に作るのは至難の業だ。
どこか不自然な笑顔は、
人を不愉快にさせる事はあっても喜ばせる事は無い。
マリオが言った。
「乗る前と乗った後で表情が全然違いましたよ。
クルマから降りて突然笑い出した様子は、
薬でもやってイカレタような感じでした。
写真撮っておけば良かったぁぁぁ!」
マリオにそう言わしめたほど、
気分が高揚した。
STIのスタッフも、
「遂にギャフンと言わせてやった」と、
さぞ喜んでいる事だろう。
ツイスティなワインディングロードを攻めた時、
まるでピエロ リアッティが降臨したかの如く、
素晴らしいドライブスキルを瞬時に身に纏ったようだった。
マリオがその時の様子をこう語った。
「コルシカ島を駆け抜けていくWRカーだ」
引き離される黒いSTIの操縦席から、
S207は鮮烈な印象で目に焼き付いたそうだ。
発表即日完売。
これには大きな訳がある。
「NBR優勝記念」というサブタイトルが付くからだ。
たとえ世界限定400台でも、
「優勝記念」の四文字があるか無いかで、
その価値は間違いなく違う。
特に今回の「S」は数多くの期待を持たせた。
最も大きな理由は、
24時間レースに於けるオンボードカメラの映像だ。
とてつもなくしなやかで、
WRカーで連戦連勝する頃の、
懐かしいスバルがそこに居た。
改めて届いたクルマを紹介しよう。
【車名】
スバル S207 NBR CHALLENGE PACKAGE
【型式】
VABB4EH 84C
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1795×1470
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1535/1550
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1510
最小回転半径(m):5.6
乗車定員 5名
【エンジン】
EJ20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:8.0
最高出力:241kw(328ps)/7200rpm
最大トルク:431N・m(44kg・m)/3200~4800rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアル
モーターショーに出品されたデモカーで、
既に詳細を解説 しているが、
改めて実車を使って振り返ろう。
【標準装備】
バランスドエンジン
ドライカーボン製リヤスポイラー
あまりにも軽いので、
トランクリッドのヒンジやスプリングを加工する必要が無かったらしい。
上の方が良いのだという。
「リヤシートに座ると風を切り裂く音が聞こえます」
とマリオが悶絶するほど効果があるようだ。
ウルトラスエード巻ステアリングと、
レカロバケットタイプフロントシート(セミアニリン本革仕様)は、
動的質感が抜群に高い。
特に標準車と乗り比べると、
そのシットリした優しさが溜まらなく素晴らしい。
標準モデルのシートも、
パシッとして決して悪くない。
けれども流石に最新の「S」だけあり、
S203のカーボンシェルとは一味違う上質感を楽しませてくれた。
【税抜き車両本体価格】
5.850.000円
既にS207は完売した。
当社では3台受注し2台当選した。
Iさんが落選して涙を呑んだが、
STIから気の効いたプレゼントが届いた。
買う気満々で落選した人も居る。
限定品にありがちな悲喜こもごもの世界だ。
マリオと共に数少ないデモンストレーションカーを派遣してくれた。
5000km弱と慣らしも終わり絶好調だ。
そこで標準車とセットで比較試乗し、
マリオと中津スバルのコラボレーションで正確な評価をしたいと思う。
S207の満足度は高い。
それは「百聞は一見に如かず」と言うように、
動画を見てもらうのが一番だ。
まずマリオの勇士 をご覧戴こう。
交代してジックリ走らせると、
更にこのクルマの安定性が良く解った。
S207のサスペンションに自信を持って100点を与える。
一夜明けると雨が降っていた。
その時に撮影した動画は、
スリッパリーな路面で、
もう少し冷静にクルマの動きを評価している。
タイヤなどの評価も踏まえ、
この先も楽しみにして欲しい。
続きをお楽しみに。