Quantcast
Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3281

航空自衛隊美保基地で輸送機の重要性を知る

$
0
0
f0076731_22470986.jpg

吉永さんと約束していた。
「博多で久しぶりにスバルを語り合おう」と。
実に楽しみだった。


博多で開かれたのは、
毎年楽しみにしている重要な会議だ。
f0076731_22472930.jpg
宣伝部長に就任された、
小島さんにも再会出来た。


3月18日のイベント以来だ。
f0076731_22475013.jpg
カスタマーサービス本部の
お客様相談部と
サービス支援部の部長に就任された、
今野さんにもお目に掛かれた。


皆さんお元気そうで何よりです。
f0076731_22490212.jpg
三重スバルの三井社長にもお目に掛かれた。
またぜひSUBARUについて深い話をしましょう。




吉永さんに伝えたかったことは一つだ。
「本当にBRZが真のGTなのか」と言うシンプルな話題だ。


シンプルだが証明することは簡単では無い。
だから「名ばかりのGTグレードでは無い事を体を張って証明する」と約束した。


f0076731_22500959.jpg

「ところでどうだったんですか。
黄色いBRZが真のGTだと証明できたんですか」と、
吉永さんが興味深げに水を向けた。

「クルマの事を話すのはこれだけですからね」と、
悪戯っぽく笑ったのも印象的だった。


「はい。真のGTでした」と胸を張ると、
吉永さんも満足そうに頷いた。


彼から二人のキーパーソンを紹介して戴いた。
f0076731_22502198.jpg

社長秘書を務める、
井野岡 大さん、
河村 玲子さんだ。


井野岡さんとは既に面識もあり、
親しく話せる間柄だ。


今回紹介して戴いたもう一人の女性は、
秘書課の中でも秘書中の秘書と言われる、
伝説の才女だ。


何しろ彼女は、
歴代の社長をアシストしたエキスパートだ。
吉永社長を水戸黄門に例えれば、
彼等ははまさしく助さんと角さんに相当する。


これからもよろしくお願いします。


SUBARUと言えばクルマ。


これが世界における常識だが、
日本では飛行機も重要な要素の一つだ。
f0076731_22503657.jpg
吉永さんと会談した翌日に、
美保基地を偶然通りがかり、
さらに見学まで出来たことは、
「見えない何か」に導かれたとしか思えない。
f0076731_23021998.jpg



航空自衛隊 三保基地


航空自衛隊の活動を支える第三輸送航空隊を中心とする組織。






















航空自衛隊の小牧基地にもC-130輸送機がある。
f0076731_23022956.jpg

ちょうど小牧から飛来したCー130が、
物資の投下訓練を繰り返していた。


広大なエリアに旧滑走路跡地を利用した、
訓練設備がある。


赤い丸で指した所が現在位置だ。
f0076731_11071378.jpg
黄色い丸で囲った所に、
パラシュートを付けた支援物資を如何に正確に落とすか、
その技量を磨いている。


彼らは大震災などで孤立した場所に、
支援物資を届ける際に活躍している。


良く見ると、
僅かに滑走路の形跡が残っている。
昔は周囲も含め、
今の三倍以上の面積を誇る基地だったらしい。


現在三保基地には、
戦後わが国で初めて開発されたC-1輸送機が配備されている。
f0076731_23093279.jpg
戦後の環境で設計されているから、
海外を視野に置いていない。


だから航続距離が短いため、
海外に向けて飛ぶことが出来ない。


したがって主力輸送機の役目を、
「ほぼ完璧」と評価される、
米国製C-130戦術輸送機ハーキュリーに、
奪われた格好になっている。


だが美保基地に、
いよいよC-1の後継機である、
国産輸送機C-2の配備が始まった。
f0076731_23092303.jpg
生産は川崎重工だが、
SUBARUも主翼を始めかなり重要な部分の開発生産を担っている。


これはあまり知られていないが、
実に優秀で高性能な輸送機だ。


現在の人道的支援や国連平和維持活動など、
海外に物資を運ぶ役割が、
これまでよりも容易にこなせるようになった。


その飛行距離はオーストラリアまでカバー出来るほどで、
速度もマッハ0.8まで出せるから航路を選択しやすい。


出来立ての格納庫と、
f0076731_11275511.jpg
隣接された燃料系統の整備施設棟が誇らしげに建っていた。


しかしこの基地の魂は、

もっと他の場所にあった。
f0076731_23094565.jpg
それはこの輸送機に他ならない。


空のデゴイチとも呼ばれた、
Cー46(通称:天馬)だ。


この場所で展示されている機体が、
最後だと聞いた。
f0076731_23100035.jpg
彼らにとって忘れることの出来ない名機だ。
f0076731_23120773.jpg
エンジンも保管されている。
f0076731_23200234.jpg
プロペラや、
ホンモノの操縦桿まで残っていた。


f0076731_23200886.jpg



f0076731_23185147.jpg



f0076731_23202325.jpg

その美保基地で、
5月28日に2017航空際が開催される。


近くに居たら絶対に参加したい貴重な催し物だ。
f0076731_23204471.jpg



最後の国産旅客機YS-11の最終展示飛行も企画されている。
ラストフライトの後、
この機体は名古屋に建設予定の航空博物館で展示される。
f0076731_23205493.jpg
絶対に見逃せない。


そこに展示されるもう一つの重要な機体も、
SUBARUと深い関わりがあるからだ。


とにかく凄い歴史的文化財がザクザクと出てくる。
f0076731_23254715.jpg
親切に対応していただきありがとうございました。


山陰地方の人達は皆暖かい。
f0076731_23244465.jpg
この続きもお楽しみに。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 3281

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>