相変わらずスバルは元気だ。
吉永さんにオートサロンの会場でお目にかかった。 まるでスバルのブースにで歓談しているようだが、ここはスズキのブースだ(笑)
各社の動向を見るのは礼儀だろう。スバルブースも「必ず吉永長社長が来る」と活気づいていた。 今回は華のある展示車ばかりで、
文句の無い内容だった。
特にS4は耳目を集めた。
「STI SPORTが追加される」という触れ込みだが、
実は当日までこのクルマはベールに包まれていた。
理由は簡単で、
アメリカで先にSTIをお披露目したからだ。
デトロイトで次期STIをデビューさせ、
日本ではS4をタイムラグを考え、
オートサロンの場で見せる。
日米両方を上手く秤に掛けた紹介だった。
これは何を意味するのか。
明らかに米国における需要が日本を上回るからだろう。
新顔だと聞いたので、密かな期待を抱いていたが、どこかで見たことのある顔だった。
昨年の秋にデビューしたグローバルラリークロス(GRC)参戦車の顔と、今回のフェイスリフトに関連がありそうだ。 デザイン部の河内さんにお話を伺った。今回のポイントはグリルをギュッと上下に詰めた。
そうするこによって、 これまでのバンパーにあったエアインテークの上端を、 上に引き上げることが出来た。
これで迫力のあるフロントフェイスを造形し、 フロントターンランプをヘッドライトの中に移動した。
それでフォグを外すとドエライ迫力を見せる。
ターンランプをヘッドライトの中に移設できた理由は、ライトの中にあった二つのLEDライトを、一つにまとめることが出来たからだ。 最新のフォレスターに続いて、
このクルマもスイブルとシェードを備える素晴らしいヘッドライトになった。
これがV系の完成形だろう。
STIの位置づけも少し変化した。
それがどう変わるのか。
まず駆動系が大きく変わる。
締結性が強すぎて、
鎧を着たような印象を持つDCCDが遂に変わる。
機械式LSDを持つようになってから、
あまり好きでは無かった前後駆動力配分装置は、
今回のマイナーチェンジで大きく変わるらしい。
まだ現物を見たわけでは無いが、
米国でのアナウンスはそれを裏付ける。
その辺りを独善的に予想しよう。
本来なら全く新型の駆動力配分装置を開発すべきだが、
動力性能に変化が無いので、
その必要性に迫られていない。
独善的な予測なので、
夢を思い巡らせながら読んで欲しい。
もし将来水平対向エンジンを大幅にパワーアップさせる時は、
平成7年にSTIがDCCDをデビューさせたように、
全く新しいセンターデフを作るはずだ。
その時に重視されるのは高圧なハイドロプレッシャーだろう。
最近のスバルに乗ると、
DCCDよりVDCの進歩に驚く。
それを含めた最新の駆動力配分に期待したい。
スバル本体でSTI SPORTを息長く続ければ、
STIも本業に専念できる。
天気が良かったのでスッキリさせた。
太陽の光で良く温まったボディから、
変なグレードを取り去った。
ヘヘヘヘ!
嫌いなtSとおさらばだ。
しつこく糊が残ったが、
穴など無いので簡単に消せる。
不燃物入れにポイ!
バイバイ!
あースッキリした。
三つあるオーナメントを取除いた。
これだけスポーティなクルマに、tSやハイブリッドなど既存の名前は不向きだった。
ハイブリッドの文字も全て捨てた。
このクルマはハイブリッドでなんぼのもんじゃ無い。
平川さんや高津さんが居なければもっと酷かったかもしれない。
というのは、
明らかにこのクルマのマフラーは、
急遽作られた物に違いないと思うからだ。
他のマフラーに比べデザインが少し甘い。
その代わり排気効率が良く、
ハイブリッドの特性に合わせた素晴らしいマフラーだ。
足回りも凄い。
平川さんが「ショーワの新型を引っ張り出した」と言うだけのことはあり、
フラットライドな乗り心地は、
高速道路で真価を発揮する。
乗ってみれば分かる。
早速北原課長に無理を言い、
ホイールを交換してもらった。
岐阜を往復して性能を確認し、
清々しい朝を迎えた。
以前の姿が嘘のようだ。
あとはSTIが富士重工に押しつけられたとしか思えない、
このへんてこりんなオレンジ色のラインを消す。
絶対に消す。
執念で消す。
エクステリアにオレンジ色は不似合いだ。
こういう古くさいことを、
2度とSTIに押しつけるのを止めよう。
実験するなら自分たちだけでやるが良い。
これからSTIはこういう素晴らしい車を再び作ろう。
そんな事を考えながら、
マリオの取材を受けていた。
無性に走らせたくなった。
ちょっと山まで行ってきます。
鞭を入れるので、
皆さん、
無事を祈っていて下さい。
おわり
吉永さんにオートサロンの会場でお目にかかった。
各社の動向を見るのは礼儀だろう。スバルブースも「必ず吉永長社長が来る」と活気づいていた。
文句の無い内容だった。
特にS4は耳目を集めた。
「STI SPORTが追加される」という触れ込みだが、
実は当日までこのクルマはベールに包まれていた。
理由は簡単で、
アメリカで先にSTIをお披露目したからだ。
デトロイトで次期STIをデビューさせ、
日本ではS4をタイムラグを考え、
オートサロンの場で見せる。
日米両方を上手く秤に掛けた紹介だった。
これは何を意味するのか。
明らかに米国における需要が日本を上回るからだろう。
昨年の秋にデビューしたグローバルラリークロス(GRC)参戦車の顔と、今回のフェイスリフトに関連がありそうだ。
そうするこによって、
これで迫力のあるフロントフェイスを造形し、
それでフォグを外すとドエライ迫力を見せる。
このクルマもスイブルとシェードを備える素晴らしいヘッドライトになった。
これがV系の完成形だろう。
STIの位置づけも少し変化した。
それがどう変わるのか。
まず駆動系が大きく変わる。
締結性が強すぎて、
鎧を着たような印象を持つDCCDが遂に変わる。
機械式LSDを持つようになってから、
あまり好きでは無かった前後駆動力配分装置は、
今回のマイナーチェンジで大きく変わるらしい。
まだ現物を見たわけでは無いが、
米国でのアナウンスはそれを裏付ける。
その辺りを独善的に予想しよう。
本来なら全く新型の駆動力配分装置を開発すべきだが、
動力性能に変化が無いので、
その必要性に迫られていない。
独善的な予測なので、
夢を思い巡らせながら読んで欲しい。
もし将来水平対向エンジンを大幅にパワーアップさせる時は、
平成7年にSTIがDCCDをデビューさせたように、
全く新しいセンターデフを作るはずだ。
その時に重視されるのは高圧なハイドロプレッシャーだろう。
最近のスバルに乗ると、
DCCDよりVDCの進歩に驚く。
それを含めた最新の駆動力配分に期待したい。
スバル本体でSTI SPORTを息長く続ければ、
STIも本業に専念できる。
天気が良かったのでスッキリさせた。
変なグレードを取り去った。
ヘヘヘヘ!
嫌いなtSとおさらばだ。
穴など無いので簡単に消せる。
あースッキリした。
これだけスポーティなクルマに、tSやハイブリッドなど既存の名前は不向きだった。
ハイブリッドの文字も全て捨てた。
このクルマはハイブリッドでなんぼのもんじゃ無い。
平川さんや高津さんが居なければもっと酷かったかもしれない。
というのは、
明らかにこのクルマのマフラーは、
急遽作られた物に違いないと思うからだ。
他のマフラーに比べデザインが少し甘い。
その代わり排気効率が良く、
ハイブリッドの特性に合わせた素晴らしいマフラーだ。
平川さんが「ショーワの新型を引っ張り出した」と言うだけのことはあり、
フラットライドな乗り心地は、
高速道路で真価を発揮する。
乗ってみれば分かる。
早速北原課長に無理を言い、
ホイールを交換してもらった。
清々しい朝を迎えた。
このへんてこりんなオレンジ色のラインを消す。
絶対に消す。
執念で消す。
エクステリアにオレンジ色は不似合いだ。
こういう古くさいことを、
2度とSTIに押しつけるのを止めよう。
実験するなら自分たちだけでやるが良い。
これからSTIはこういう素晴らしい車を再び作ろう。
そんな事を考えながら、
マリオの取材を受けていた。
無性に走らせたくなった。
ちょっと山まで行ってきます。
鞭を入れるので、
皆さん、
無事を祈っていて下さい。
おわり