ようやく名古屋にある、かどふく 新守山店にお伺いする事が出来た。 降ろしたばかりのフォレスターで颯爽と出かけた。出発した時間が少し押したので、
もしかしたら営業時間に間に合わないかもしれない。
そう思ってひやひやしながら走った。
ところがお店はお客様で一杯だった。
雰囲気も良くとても繁盛していた。
扉を開けると、
まず目の前にガラス張りの一角がある。
蕎麦打ち専用スペースだ。
蕎麦に精魂込めた証だろう。
京都で3年和食の修行を積み、
その後も更に3年戸隠で修行されたという。
元々かどふくはうどん店だったそうだが、
今ではすっかり蕎麦屋として定着した。
玄関の左側にびっしりとスバルマガジンが並んでいた。
主のスバリストぶりが良く分かる。
自分の関係する記事が見られると嬉しいね。
せっかく運転手も居る事なので、
ハンドルを託して蕎麦前を楽しむ事にした。
良い酒が揃っていた。
お店の配慮で皿に盛られた蕎麦前が現れた。
ありがとうございました。
どれも美味しかった。
そして「そばがき」が出た。
店の実力が良く現れる品の一つだろう。
素材の甘さが引き立つ、
美味しいそばがきだった。
他にも「きしめん」がこの店のウリだ。
蕎麦とうどんの両方を出す店に、
あまり美味しいところは無い。
ところが「かどふく」は違った。
きしめんとは思えない腰の強い幅広の麺は、
素のままで食べても美味しかった。
理由は簡単で、
仕込みになるとお父さんが店の机の上に別の板を置き、
大きく広げた種を打ちながら切っていくのだという。
即ち、
「蕎麦」と「きしめん」を親子で競演しているのだ。
だからどちらも美味い。
戸隠蕎麦と聞くと少し堅めの腰の強い印象を持つが、
なかなかもっちりとした、甘くて美味しい蕎麦だった。
やはり山葵だけで戴くのが美味しい。
きしめんもつまみ食いしながら、
美味しいてんぷらもたらふく食べた。
良い気分になった。
お勘定をお願いしたら、
「これを見て下さい」と主が額縁を持ってきた。
見覚えがあるので良く見たら、かわら版200号記念特大号だった。 嬉しいね。こんな風に飾ってくれるなんて最高の扱いだ。
ありがとうございました。また近々お伺いします。
腹ごなしに古墳を見に行った。
すぐ近くにあり、
なかなか本格的な施設だった。
古墳を見に来たと言うより、
ポケモンGOをやるために来たと、
明らかに解る人も多かった。
まあ賑わう事は何よりだ。
この場所が人気の証拠だろう。
ここには大小3つの古墳があった。
一番小さい円柱級の古墳には何か深いオーラを感じた。
またゆっくり来てみたい。
そう思わせる場所だった。
もう10年なのか、
と昨年思った。
でも、
それからの1年がそれ以上に速かった。
「また来たい」そう思って戴ける事が何よりも嬉しい。
今回の集まりは22Bオーナーズミーティング史上、
最大級の祭りとなった。
集合した22Bは、
全部で17台という最大規模だ。
でも、
まだ受け入れ体制に余裕がある。
天候が心配だったが、
集まり始めると雨がやんだ。
望桜荘に強制収納し、
目の前にある大量の22Bに興奮する気持ちをクールダウンさせた。
そりゃあそうだ。
待っている方だって1週間ほど前からアドレナリンが出続けているくらいだから、
遠くからここを目指す人達は、
恐らくその何倍ものアドレナリンを放出させている。
まず代表を務める児玉さんにご挨拶頂いた。
今回のサプライズゲストは3人だ。
まずスバルテクニカインターナショナルから、
商品企画部長の高津益夫氏にお越しいただいた。
そしてこの会の常連と言って良い、
モータージャーナリストのマリオ高野氏だ。
更に今回のミーティングは、
初めて海外のメディアから取材を受けた。
ロサンジェルスで映像制作事業を手がける、
JAN LIM氏だ。
彼はモータージャーナリストでは無く、
ドキュメントの制作に携わっている。
ただ彼自身も強烈なスビーだ。
何しろでVABを購入し、
しばらく乗った後で違うWRXに乗りかえた。
程度の良いホークアイを見つけて、
GDBのオーナーとなった。
正に筋金入りのスビーだ。
付いた早々から彼の頭の中には、
「この場所はいったい何だ?」しか無かったように思われる。
他にもお祝いを戴いた。
春日井の奥村さん、
ありがとうございました。
ヒルクライムのトレーニングがあり、
イベントにどうしても参加できないため、
その道すがらお菓子を届けて下さった。
ほかの参加者の皆さんからも、
溢れかえるほどのお祝いやお土産をいただいた。
一度に紹介しきれないので、この後じっくりご覧に入れるつもりだ。
全員の自己紹介のあと、高津部長の講演が始まった。
高津さんの話から、
「なるほど!だからあのクルマが出来たのだ!!」と謎解きが出来た。
講演も活況の元無事が終わった。
お昼ご飯の時間になり、それぞれ思い思いに散っていった。 ところがこの後がクライマックスだ。誰もが午後からのイベントに眼をギラギラと輝かせていた。
そう、それをツーリングと言うが、別名編隊飛行、更に変態走行と言われるときもある。
ショールームの前に集まった瞬間から、どの野郎も疼き汁を垂れ流し興奮状態だった。
ドラミでクールダウンさせないと、せっかくの10周年に傷が付いてしまう。
まず国道に出る際の注意事項を述べた。
何しろ17台の22Bが先導するGC8と共に、一斉に店頭からスタートするわけだ。 順番を丁寧に決めて、各自の22Bを運転しているつもりで「前にならえ」をしてもらった。
ヒトでやってもこうなるわけだから、きちんと事前に申し合わせしないと、美しい走行が出来ない。
ツーリングは速く走るのでは無く、美しく走るのが目的だ。
この様子を見ていたマリオは実に楽しそうだった。
愛機G4で随伴するつもりで居たが、22Bオーナーの横に同乗し取材する事になった。
それにしてもこのオトコの妖力には驚かされる。
朝集まったときも、急に雨がやんだ。
ドラミの時には土砂降りだったのに、スタートする瞬間に雨がやんだ。
中津シェライフェを走行中、また突然土砂降りになった。
この雨は22Bに取って、帰って嬉しくなるような環境だが、観光するには困る。
それが馬籠宿について、車を並べる時になると「ピタリ」と止んだ。
JANの撮影もここで大きく前進した。
何しろ「ドキュメンタリー」なのだ。
ドキュメンタリーにふさわしい素材が溢れかえっていた。そしていよいよ会は佳境に入った。 山本さんの音頭で乾杯が終わり、宴会が始まった。
何しろドキュメントだ。飲んで飲んで飲みまくるが、ここにも素材が山盛りなのだろう。 JANはフィリピンと中国の両親を持ち、アメリカで生まれ育った。
だから日本人に似ていて、接していても違和感が無い。
アシスタントでもある恋人のカテリーナは、両親ともフィリピン人で日本に住んでいた事があるそうだ。
彼女はアメリカンスクールに居たので日本語は話せないが、日本人の友人も居るし、日本文化にも理解がある。
カテリーナに教わったのか、
JANも箸の使い方が上手い。
こうして美味しい宴会が終わり、いよいよ次の宴に移る。
今年も「瓶の雫」が提供された。寺田さん、毎年ありがとうございます。
山本さんは毎年運営幹事の大役をつとめられている。お疲れ様でした。
全員カラオケが大好きなので、ジャンジャン歌を入れてフルスロットルだ。 みんなでガンガン歌う。
美味い焼酎に眼が無いので、皆ガブガブ飲み干していく。 この会に決して欠かせないウエポンは、あっという間に底をついた。 今年は初参加の人も増えた。最年少の濱口さんは今年で2回目の参加だ。やはり前回より余裕が出てきた。
飲み物も売るほどある。各地から逸品がジャブジャブ持ち込まれた。 前田さんも絶好調だ。
奥さんに運営をサポートして戴き、本当に助かりました。 カラオケに歯止めがきかず、歌えるだけ歌ってやるぜ!と皆が燃えた。
鈴木さんにも火が入った。
しかしこの日は人造人間1号の様子がおかしかった。 何か人間界を冷静に分析している。流石人造人間だけあり、穴ラーザーとしての能力に長けている。
寺田さんの歌う「みかんのうた」が、国際社会でどのように受け入れられるのか心配なのだろう。
それを横目に見て、今回はこのオトコが上前を撥ねた。 何かがビンビンなのだろう。
その理由を多くのメンバーが知っていた。
もはや完全に人造人間2号化し、1号もタジタジだ。 押さえようのない何かがこみ上げているのだろう。歌に没頭する気持ちが良く分かった。
大丈夫だ、心配するなとなだめても歌い続ける。 妻を与えたらようやくおとなしくなった。
やはりみんな怖いのだろう。
これもドキュメンタリーだ。
22Bとはかくも至福をもたらす最高の逸材なのだ。
JANと代表のデュエットが更にドキュメンタリーだった。
様々な人物に触れ、
ドキュメンタリーのためのあらゆる素地を調達し、
風のように去っていった。
少し心配だが、
まあ良いだろう。
裏表が無い素敵な集まり。
それが22Bオーナーズミーティングであり、
それが10年続いた秘訣なのさ。
終わり
もしかしたら営業時間に間に合わないかもしれない。
そう思ってひやひやしながら走った。
ところがお店はお客様で一杯だった。
雰囲気も良くとても繁盛していた。
まず目の前にガラス張りの一角がある。
蕎麦打ち専用スペースだ。
蕎麦に精魂込めた証だろう。
京都で3年和食の修行を積み、
その後も更に3年戸隠で修行されたという。
今ではすっかり蕎麦屋として定着した。
主のスバリストぶりが良く分かる。
せっかく運転手も居る事なので、
ハンドルを託して蕎麦前を楽しむ事にした。
ありがとうございました。
どれも美味しかった。
そして「そばがき」が出た。
店の実力が良く現れる品の一つだろう。
美味しいそばがきだった。
蕎麦とうどんの両方を出す店に、
あまり美味しいところは無い。
ところが「かどふく」は違った。
素のままで食べても美味しかった。
理由は簡単で、
仕込みになるとお父さんが店の机の上に別の板を置き、
大きく広げた種を打ちながら切っていくのだという。
即ち、
「蕎麦」と「きしめん」を親子で競演しているのだ。
戸隠蕎麦と聞くと少し堅めの腰の強い印象を持つが、
なかなかもっちりとした、甘くて美味しい蕎麦だった。
きしめんもつまみ食いしながら、
美味しいてんぷらもたらふく食べた。
良い気分になった。
お勘定をお願いしたら、
「これを見て下さい」と主が額縁を持ってきた。
見覚えがあるので良く見たら、かわら版200号記念特大号だった。
ありがとうございました。また近々お伺いします。
腹ごなしに古墳を見に行った。
なかなか本格的な施設だった。
古墳を見に来たと言うより、
ポケモンGOをやるために来たと、
明らかに解る人も多かった。
まあ賑わう事は何よりだ。
この場所が人気の証拠だろう。
一番小さい円柱級の古墳には何か深いオーラを感じた。
またゆっくり来てみたい。
そう思わせる場所だった。
もう10年なのか、
と昨年思った。
でも、
それからの1年がそれ以上に速かった。
「また来たい」そう思って戴ける事が何よりも嬉しい。
今回の集まりは22Bオーナーズミーティング史上、
最大級の祭りとなった。
全部で17台という最大規模だ。
でも、
まだ受け入れ体制に余裕がある。
集まり始めると雨がやんだ。
望桜荘に強制収納し、
目の前にある大量の22Bに興奮する気持ちをクールダウンさせた。
待っている方だって1週間ほど前からアドレナリンが出続けているくらいだから、
遠くからここを目指す人達は、
恐らくその何倍ものアドレナリンを放出させている。
今回のサプライズゲストは3人だ。
まずスバルテクニカインターナショナルから、
商品企画部長の高津益夫氏にお越しいただいた。
モータージャーナリストのマリオ高野氏だ。
初めて海外のメディアから取材を受けた。
JAN LIM氏だ。
彼はモータージャーナリストでは無く、
ドキュメントの制作に携わっている。
ただ彼自身も強烈なスビーだ。
何しろでVABを購入し、
しばらく乗った後で違うWRXに乗りかえた。
程度の良いホークアイを見つけて、
GDBのオーナーとなった。
正に筋金入りのスビーだ。
付いた早々から彼の頭の中には、
「この場所はいったい何だ?」しか無かったように思われる。
他にもお祝いを戴いた。
ありがとうございました。
ヒルクライムのトレーニングがあり、
イベントにどうしても参加できないため、
その道すがらお菓子を届けて下さった。
ほかの参加者の皆さんからも、
溢れかえるほどのお祝いやお土産をいただいた。
一度に紹介しきれないので、この後じっくりご覧に入れるつもりだ。
全員の自己紹介のあと、高津部長の講演が始まった。
「なるほど!だからあのクルマが出来たのだ!!」と謎解きが出来た。
お昼ご飯の時間になり、それぞれ思い思いに散っていった。
そう、それをツーリングと言うが、別名編隊飛行、更に変態走行と言われるときもある。
ショールームの前に集まった瞬間から、どの野郎も疼き汁を垂れ流し興奮状態だった。
まず国道に出る際の注意事項を述べた。
何しろ17台の22Bが先導するGC8と共に、一斉に店頭からスタートするわけだ。
ヒトでやってもこうなるわけだから、きちんと事前に申し合わせしないと、美しい走行が出来ない。
ツーリングは速く走るのでは無く、美しく走るのが目的だ。
愛機G4で随伴するつもりで居たが、22Bオーナーの横に同乗し取材する事になった。
朝集まったときも、急に雨がやんだ。
ドラミの時には土砂降りだったのに、スタートする瞬間に雨がやんだ。
それが馬籠宿について、車を並べる時になると「ピタリ」と止んだ。
何しろドキュメントだ。飲んで飲んで飲みまくるが、ここにも素材が山盛りなのだろう。
だから日本人に似ていて、接していても違和感が無い。
アシスタントでもある恋人のカテリーナは、両親ともフィリピン人で日本に住んでいた事があるそうだ。
カテリーナに教わったのか、
JANも箸の使い方が上手い。
全員カラオケが大好きなので、ジャンジャン歌を入れてフルスロットルだ。
美味い焼酎に眼が無いので、皆ガブガブ飲み干していく。
飲み物も売るほどある。各地から逸品がジャブジャブ持ち込まれた。
奥さんに運営をサポートして戴き、本当に助かりました。
しかしこの日は人造人間1号の様子がおかしかった。
それを横目に見て、今回はこのオトコが上前を撥ねた。
その理由を多くのメンバーが知っていた。
大丈夫だ、心配するなとなだめても歌い続ける。
これもドキュメンタリーだ。
22Bとはかくも至福をもたらす最高の逸材なのだ。
JANと代表のデュエットが更にドキュメンタリーだった。
様々な人物に触れ、
ドキュメンタリーのためのあらゆる素地を調達し、
風のように去っていった。
まあ良いだろう。
裏表が無い素敵な集まり。
それが22Bオーナーズミーティングであり、
それが10年続いた秘訣なのさ。
終わり