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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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それなりの「吊し」商品と執念の「tS」完結編

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tSに乗りたい人も多いだろう。内容も期待して欲しい。まだ情報解禁にならないのでもう少し待って欲しい。
東京は蒸し暑かった。この大都市が都知事選後揺れている。
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「それなり」の仕事が暴かれ、血税が宙に浮いた。
誰が責任を取るのか見物だ。注目しようじゃ無いか。そもそも都民だって呑気なもんだった。
あそこで採れる牡蠣を平気で食べていた。知らずにもらって食べちゃった人だって居るはずだ。ひょっとすると、居酒屋で出されていたかもしれない。
このブログは、まだ立ち上げたばかり頃に、お台場で見た事を書いた。

「tegoShi」のダンパーを語る前に、強烈に忙しかった今週前半を振り返る。今月の半ばにさしかかると、自分が今どこに居るのか、瞬間的に解らなくなる時があった。
そんなわけで、せっかく来て頂いたのに掃除に夢中で失礼しました。
作業服姿で申し訳ありません。
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埼玉県の久喜市から小倉さんがいらっしゃった。
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お心遣いありがとうございました。
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かんぴょうを素材にした珍しいお菓子だった。
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リンゴとのコンビネーションがとても良かった。社員みんなで美味しくいただきました。

「岐阜本社へ出頭せい!」と指令が飛び、慌てて駆けつけた。
和田社長、20分以上遅刻して申し訳ありませんでした。
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お土産をいただいた。開けると浦島太郎になるような気がした。
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おっかなびっくり裏を見ると、何と岐阜スバル純正ではないか。
いよいよ岐阜スバルもお土産販売を始めたようだ。
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食べ物を売るなんて、なかなかやるじゃ無いか。
中津スバルの、遥か上を行く商品開発だ。
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これは凄い。ビッシリと「どら焼き」が詰まっている。
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ドラえもんが喜びそうな、立派なお土産だが、少々詰めが甘い。
どこにも切り口が無い。両手でちぎれるほど引っ張っても封が切れないので、
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ハサミを取り出した。
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しっとりと手になじむ美味しそうなどら焼きだ。何しろ純正品だから、味の方も「それなり」に美味しかった。
先日乗ったグレイスを思い出した。トルクもあって甘い走りだが、それなりの性能しか無かった。
「詰めの甘さ」と「手抜き」の違いは何だろうか。
ここは実に難しいところだ。同じような事なんだけど、前者には可愛げがある。
後者には悪意を感じる。
インプレッサのヘッドライトは遂にSRH化されて、実に素晴らしい性能になった。

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フォレスターのSRHを体験すると、それ以外に装着されるアドバンスドセイフティパッケージが邪魔に思える。
tegoShiに付けなかったのも、そんな理由からだ。
今後まだまだ改良を重ねるだろう。
最初のチャレンジだったから「詰めの甘さ」もあった。6MTが発売延期となったのがその例だろう。
ところが「手抜き」は少し違う。
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見ただけで解るだろうが、少し注釈を付けると、レヴォーグと同じなのが気に入らない。
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ライトオンにした途端、左右のランプに「惜しいなぁ」と思った。
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こうしてブレーキを踏むとなおさら良く分かる。今年の夏、
ドイツに行った時、
オペルに良く似たワゴンがあった。
だが、
夜に見ると放つ光はもう少し洒落ていた。

もっと上品に、繫がった細くて強い光を出し、
リヤゲート側までラインを光らせる必要がある。


これは開発者では無く、
もっと違うところに問題がある。


やれる事をやらせていない。


その証拠がこのブログにある。


でも価格を考えたり、
色々な用件から「割り切り」が必要になる。


だから「吊し」の商品には、
「それなり」のモノが多い。

東京の仕事も結構「それなり」だ。同じ所を掘ったり埋めたりご苦労だが、作っている人達は「計画的だ」と言うに違いない。
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俯瞰すると何をどうしているのか良く分かる。何年間に渡って蓄積した写真を、一度並べてみるのも面白い。
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「それなり」の街で、「それなり」のオリンピックになるのだろう。
おっと、それでは困る。
世界から日本は期待されている。
「それなり」の仕事で、「それなり」のオリンピックにしては絶対にいけない。
「それなり」の商売を、真似する事が大好きな連中が、大勢集まる会議に参加した。
新型インプレッサのテールランプを見た直後だったので、少し機嫌が悪かった。
とある北陸の車屋が、顧客を舐めたチラシを作った。
「手抜き」を直感したので、強く叱責した。詰めが甘いのでは無く、社長が手抜きすると仕事の良否だけで無く店の方針まで腐る。
そんな方針を作るヤツも能無しだが、その連中から金を取って指導する奴らもお粗末だ。
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せっかくの今半の弁当が、何とも切ない。
この品の選び方も「詰めが甘い」。
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揚げ物を入れないというポリシーを忘れ、安易に肉に走った弁当だ。
まずくは無いが、節操のかけらも無い。
手抜きとは言わないが、選んだ人間の「詰め」が甘いな。
東京出張の相棒は今回もS207だった。岐阜まで往復した後、会社でダイレクトメール発送の準備をして、そのまま東京へ向かった。
都内の移動も昔に比べ楽になったが、たまには忍耐を強いられる。
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丸で囲った部分は積算距離計だ。遂に5000kmを超えた。
クルマの調子がかなり変わった。1万キロまで4000㎞少しに迫った。
ここでちょっと実験だ。渋滞が始まった瞬間にトリップメーターをリセットした。
以前より車体が柔軟に感じてエンジントルクも増えた気がする。
もっとも、最近ではシェルのVパワー以外の燃料を飲ませないようにしている。
デリケートなエンジンには見事に差が出る。
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渋滞の首都高速や、東京都内あちこちを走って、26㎞少し走ったときの燃費が知りたかった。
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328馬力のコンプリートカーとして、十分納得できる数値だと思う。
この写真は地下駐車場から車を出し、
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信号が続いて前に進めなくなった時に撮影した。その直前まではリッターあたり9㎞を割っていなかった。
「S」シリーズはエンジンのバランスを取り、可能な限りワークスチュンを施した、MT専用設計のクルマを指す。
勿論サスやダンパーも特別製だ。
STIは数年前に「tS」をコンプリートカーの主軸に置こうと、少しゲスな企みをした。
その姿勢に反感を持ち、一部を除いて一切取り上げてこなかった。
ところが「tegoShi」から明らかに思想そのものが変わった。
だから応援する事にした。
なぜならそれを「反逆の狼煙」と感じたからだ。
tegoShiの続報は次に詳しく述べる。
この部で執念の「tS」と定義づけて、今後のtSを占いたい。
スバルが大成功した理由は、安全性能の具体的な数値化だと思う。
これは何度もここで展開した持論だ。中津スバルもクルマの安全性能が、最も重要な開発用件の一つだと思っている。
だがそれは「その中の一つ」に過ぎない。
当たり前の事を当たり前だと思わずに、執念でここまで登り詰めたスバルは凄い。
けれども、それ以外の「走りの性能」はスバルが究極的に求め続ければならない「掟」だ。
それを忘れたスバルは「呑み込まれる」に違いない。
呑み込まれないためにどうするのか。
簡単だ。
STIに凄いクルマを造り続けさせれば良い。だが難しかった。
世界的な需要の増加で、いくら造ってもクルマが足りない。
スバルは生産効率を高めないと目前のハードルが飛び越えられない。
だから必死なのだ。
STIのベースになるクルマがドンドン減っていく。
こういう時に発想の転換出来る所に、スバルの魅力がある。
スバルに居たままで「STI」を造ろうと企てた。すると待っている人がとても多い事が解った。
ならば期待に応えたい、と思ったのが、スバルでは無くて平川社長率いる新生STIだった所が実に面白い。
下手な料理だった「tS」を起死回生の商品企画で蘇らせた。
それを見て「敷居」を上げて、「間口」を広げる戦略と見た。
造る側の思い込みとも言える台数限定を取り払った。「限定」という言葉に弱い人をくすぐる商法では無く、横綱相撲を取ろうとしている。
tSから台数限定を取ると何が残るか。それは「実力」だ。
S207に乗りたくても乗れない。決して価格では無く、イージードライブに慣れ親しんだ人をどうするのか。
そういう人に、全く「S」と同じモノを渡す方法として「tS」を焼き直し押した。
これなら良く分かる。
たとえばSTIに対して800万円するクルマを出して欲しい、とお願いしているが、
これまでなら、もし出しても後が続かなかった。
22Bが良い例だろう。
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会社に戻ると22Bオーナーから陣中見舞いが届いた。まだお目に掛かった事は無いが、このブログを愛読して頂いてるという。
栃木県にお住まいの辰巳さんだ。

tSを上手く使えば、今後のSTIは更に面白くなるだろう。
あくまでも私見だ。
STIの平川社長にも、スバルの吉永社長にも、来年の100周年に向けてもの凄いクルマを造りましょうと伝えてある。
スバルマガジンもその考えに同意するはずだ。
限定車で22Bの様なクルマを国内専用に造ってしまうのだ。価格は800万円オーバーになるのもやむをえない。
これまでならスバルが反対して二の足を踏むところだが、今のSTIは少し違う。
その反撃の狼煙がtSなのだ。
もし究極の「S」を換えない人達でも、もしそれでtSを造ればどうなるのか。
STIそのものが、まったく同じ外観で「tS」を台数限定せず造るならば、反対する理由はもう無い。
それに800万オーバーのSが、たとえ一日で売り切れないとしても、全く心配していない。
なぜか。
この究極の「S」計画を、「Z計画」と名付けた。
欲しい人は外国に腐るほど居るだろう。
終わり



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