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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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S208の予感

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平方さん、
納車おめでとうございました。
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他にも今日は3件のお客様に、
最新のスバルをお渡しした。


今年で中津スバルのショールーム創設から50年になる。

スバル1000の誕生と共に、
中津スバルも大きくステップアップした。


そこで大きなイベントを企画した。
徐々に内容を明らかにするが、
まず50円で秘蔵のクルマを販売する。
初代インプレッサWRXのスポーツワゴンだ。


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ルテニウムプラグに変えて、
レプレイヤードも飲ませ、
抜群の状態を維持している。


ふと気がついた。
STIは間もなく創立30周年を迎える。


先日ブログのコメントに、
是非S208をという声が上がった。


連発はまずいかと思ったが、
「周年事業」と考えると大いに期待できる。


というのも、
抽選に漏れた人だけでも100人くらい居るので、
STIとしてもかなり気遣いしているだろう。


またS207は555万円と、
価格もそれほど高くなかった。
レクサスのコンプリートと比べ割安だ。
それも早く売り切れた理由だ。


だから高値を期待して購入に割り込み、
オークションにも出品されたが、
思惑通りに価格は伸びなかった。


2016年に優勝した以上、
どうしてもメモリアルカーが必要だ。


そう考えて気がついた。


今のS207は、
328馬力と僅かなパワーアップに過ぎない。


それを大幅に更新する可能性が2つある。


一つはトランスミッションだ。


開発に目処を付けた可能性が大だ。


これはあくまでも予測だ。


次に、
古いクルマを焼き直して、
ギリギリの所で間に合ったNBRチャレンジで、
勝利の女神はSTIに微笑んだ。


決して簡単に勝てない場所で、
運だけの勝利とは思えない。


なぜなら、
マン島でもう一つ世紀のチャレンジが始まる。


プロドライブが出てきた。
公道を時速200kmで走る姿を見て、
奴らの作ったWRXは気が遠くなるほど速いと感じた。


あれを見たら、
STIが更に本気になって次を作るだろう。


以上の2つが、
大きくパワーアップしたS208を予想する理由だ。


最新のWRXは、
スバル史上最強のボディを持つと伝えたが、
様々な戦歴がそれを実証している。


それに8000回転も回るエンジンを、
まだまだ活かす方法はある。


しかも記念価格で出すはずだ。
中津スバルのように

「50円」とは行かなくても、
周年事業であることを鑑みると、
さほど金額を上積みすることは無いはずだ。


今、中古車のSシリーズは全般的に高値だ。
欲しいと思っている人も多いだろうがが、
絶対に焦って買ってはいけない。



楽しみに待とうじゃ無いか。
Sシリーズのファンにとって、
また楽しみが積み重なった。



美味しい料理と「ベストカー」

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更にS207の馴らしを進め、東京を寄り道しながら往復した。

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出張から戻ると、時を同じくして小包が届いた。ベストカー編集部の飯干部長からだ。
中には最新のベストカーが入っていた。
飯干さん、ありがとうございました。
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最新号にはスバルの特集が組まれている。是非一冊購入して欲しい。19ページに記事が載っている。

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火曜日の夕方、岐阜へかわら版を受け取りに行った。往路でトリップメーターをリセットし、愛機の馴らしを更に進めた。

インクの匂いも香しいかわら版を受け取り、岐阜から折り返した。
その途中でオドメーターは2000kmを指した。
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そこで少し手綱を緩めた。
それまでの4000rpmから、
500rpm程余分に回し始めた。



5000rpmを超えないように注意して、
快適なドライブを続けた。

ただ小牧で車線規制に遇い、思わぬ渋滞にはまった。
また調布から先が工事中で通れなかった。圏央道を経由して六本木に着くと、時計の針は22時を少し回っていた。
不夜城は便利だ。
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街にはしゃれた店が多い。でも、
やはり居酒屋が好きだ。
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この店は野菜が豊富で、
いつも吟味した逸品ぞろいだ。枝豆を注文すると、その場で茹でてくれる。
今日は獅子唐を頼んだ。辛い獅子唐が好きだが、大将は甘くて大きな獅子唐を並べている。
食べ応えがあって美味しい。
他にも刺身の盛り合わせを注文した。
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左から烏賊にキンメと蛸が並んでいる。


癖の無い柔らかな蛸が特に美味かった。


正面の冷蔵庫に「大七」が見えた。
しかも「生酛」と書いてある。
着いたらビールを注文するのが当たり前なのに、芋焼酎を頼んだ。
実は左足が痛くなっていた。
そのことを大将に告げていた。通風の気配があると。

ビールは我慢できたが、「生酛」を見たら涎がでてきた。
「ちょっとその瓶を見せてくれ」と頼むと、「いっぱいだけだぞ」と気遣うように封を切ってくれた。
こういうお店、本当に少ないんだよね。
日付が変わる前に店を出た。軽い酔いが心地よかった。
ホテルに戻り、手に入れたばかりの冊子を開いた。
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中日本高速がサービスエリアで無料配布する「クルマグ」だ。この本の存在に気がついたのは今年に入ってからだ。
その最新版を見て驚いた。
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なーんと!とかちゃんが出て居るでは無いか。
若くして、アンドレアス ザパティナスにその才能を見いだされた戸叶大介。
彼はWRXをデザインしたスバルの逸材だ。
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スバルの将来は明るい。そう考えながら眠りに着いた。まだ無料配布されているので、是非目を通して欲しい。
翌朝は夏を予感させる天気だった。丸の内までクルマで移動し会議に臨んだ。
午前中の全体会議が終わり、お弁当が出た。
最近一日2食しか摂らないので、昼飯がものすごく楽しみだ。
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いつも飢えているのでギラギラしている。包みをほどくと2段重ねの弁当が現れた。
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東京23区内なら、3つまとめれば配達もしてくれる。
今日は100個以上の注文だ。大いに気合いが入った事だろう。
半之助というのはおじいさんの名前で、この弁当は6月から8月限定の特選弁当らしい。
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煮物、焼き物、揚げ物とそつなく、驚きは無いがどれも味がしっかりしている。
驚いたのは「がり」が入っていたことだ。ただし寿司屋で出てくる「がり」より味が優しい。弁当の中では「酢の物」の扱いだが、これは気が利いている。
酢の物でありながら漬け物の役割を果たす。大根がアレンジされているからだ。
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ご飯も美味しい。良い米を吟味して炊いているのだろう。「甘味」もなかなか良い。塩豆大福がデーンと座っているが、これが実に相性良い選択だ。
会議を終え東京で他の用件を済ませ、東京を後にした。
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コロコロ天気の変わる走り難い日だった。
その環境下を何の気遣いも無く走ることが出来た。


タイヤの開発には相当の時間が注がれている。
ワンサイズ大きなタイヤを履かせたところに、
平川社長の意気込みと執念を感じた。
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今年の第二週に製造されたばかりの、S207専用タイヤだ。急に激しく雨が降ってもナーバスになることも無く、高速安定性も良い。
ただし遠慮しながら走っている状態なので、まだ本当の能力を試すまでに至ってない。
半之助弁当によく似た味のタイヤだ。どれ一つとっても欠点が無いし、納得がいく美味しさだ
モノブロックの6POTキャリパーは、既におなじみのアイテムだが、調律が非常に良い。どのスピード領域でもジェントルな印象を崩さない。今のところヒステリックな異音も無い。そこも気持ちよく乗れる要素の一つだ。
このクルマにとって最も大切な部分が、極めて良く磨かれている。
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ラフロードも走ったが、注意して走ればまずスポイラーが路面に触れる事は無い。
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戻ってバンパーの下から確認したが、
熊の尻を蹴飛ばした後遺症もないし、
床下を打った形跡も一切無かった。

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リアスポイラーは予想以上に効果を発揮した。大げさな形なので気恥ずかしいところもあるけれど、このリアスポイラーはS207の重要なアイテムだ。
雨の中を激走しながらルームミラーを見ると、まるでジェット気流のように水煙が飛んでいく。
実に痛快だ。確実なダウンフォースを感じるし、車体から空気が綺麗に離れるのを見て取れた。
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残念なのはドアトリムだ。
素材が良くてもコインケースのような握りでは、
このクルマの価格に全く整合しない。


取っ手では無く、
しっかりした素材のドアグリップが必要だ。

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それに対してステアリングは非常に良い。汗をかくと少し濡れた感じもするけれど、握れば握るほど良い味が滲み出る。
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やっとこさ実現したバックスキンのステアリングホイールだ。
S203のプロトタイプでチャレンジしてから、
なんと4世代目でようやく実現した。


正確には、
専用ウルトラスエード巻ステアリングホイール(シルバーセンターマーク付)と長ったらしい。


本革では無く合成皮革だが、
手触りはバックスキンと遜色ない。


それより驚いたのは「匂い」だ。
ステアリングホイールに抗菌処理が施されているのかもしれない。


芳香系の匂いが漂う。
リステリンのような匂いだ。


最初は気のせいかと思った。


普段、リステリンを遣うので、
鼻に匂いが残っているのかと思ったが違う。


カタログには書かれていない。


販売に踏みきった影には、
新しい技術が潜んでいるのかもしれない。


セミアニリンレザーと共に、
触れる部分の高い質感は大きな満足を与えてくれる。


スパルタンなクルマには無い個性に魅了された。


だからこそ、
ドアの基本的な部分の改善を急ぐと良いだろう。

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2日間気持ち良く走った。気づけばトリップメーターは1000kmを超え、
計画以上の1053kmを指した。


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もう間もなくオドメーターは3000kmになる。
そろそろ馴らしも最終段階だ。

次は長野市に出張だ。


来月中頃からDEの特別Bプランを開始する。
お楽しみに。

SUBARUメローペ80Aとドライブエクスペリエ

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一昨日の朝、携帯電話のスイッチを押すと、おかしな表示が出た。
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今もその状態が続いている。
再起動させてもだめだ。
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この画面から先に進まない。
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何をやってもだめだ。先日デスクトップもウインドウズ10に乗っ取られた。勝手に更新され、驚きのあまりOSをクラッシュさせた。
便利な反面、恐怖を感じる。
そのうち誰も知らない間に、命までコントロールされるかもしれない。
しばらく携帯電話の無い世界に行くか・・・無理だろうなぁ。
電子化も行き過ぎてしまった。パスワードやIDが横行し、それさえ守れば安全だと信じてる。
嫌な気分だ。出来ればネットバンキングも止めたいが、そんなことをしたら業務に大きなロスが生まれる。
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誇らしげにBP/BLを展示した。



適度な電子化。
衝撃の軽量化。
動的魅力昇華。


熟語で表現すると分かり易くて面白い。
ベストカーの特集で、
歴代のスバル車で一番だと推された。
朝の空気が清々しかった。
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川べりには竜舌蘭がたくさんある。その花芽が一気に伸びた。
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もう咲くばかりになった株もある。毎朝周辺の雑草を綺麗に取り除き、手入れを続けている。
ここで草取りしていると、遙か古代に思いが巡る。
雑草という呼び方はあまりにも失礼だと感じるからだ。
野蒜やカラスノエンドウならよく分かっている。大きな野蒜など六本木の居酒屋は喉から手が出るほど欲しいはずだ。
だがここでは雑草として堆肥になる。誰も持ち帰って食べようとはしない。
中には抜いた途端に香ばしい根がある。大概の草が何らかの薬効成分を持つのだろう。
小さな芋が付いた草もある。芋を砕くと明らかに食べられる匂いがする。
縄文時代は採取を中心として人類が栄えた。採取するだけで食える豊かな環境だったのだろう。
ツキノワグマも大事な食料だった。野生との境界線がはっきり無い時代だから、弱肉強食は当たり前だ。
ヒトはチームを組んで狩りをし、獲物には敬意を払って残さず食べた。
血の一滴まで採取した木の実などをすり潰して混ぜた。
怪我をせずに捕まえられたら良いが、怪我人や死人は必ず出たはずだ。
クマはヒトを喰う。野生動物から身を守りながら、ヒトは文化を燻蒸させていった。
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何千年も続いた縄文時代には謎も多い。当時は今よりかなり温暖だった。その当時からクマやイノシシが闊歩し、ヒトはイヌを飼っていた。
今も同じようにクマやヒトが残ったのは、自然の摂理というヤツだ。
縄文時代はたくさんの謎を抱えている。時代の中でぷっつりと途切れている部分だ。
草を食べたいなと思った時、激しい飢餓状態の中からイネを見つけたのだと思った。
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なぜ縄文時代とその後の気温に大きな変化があったのだろうか。恵那山を見て、あることに気がついた。あの方角に、トンデモナイ形跡がある。
ちょうど反対側の西へ向かうと、同じ距離に可児市がある。
それと同じ近い場所が、飯田市にある御池山という場所だ。
そこにあるのは隕石クレーターだ。40メートルくらいの隕石が、数万年前に落ちたと推定されている。
隕石クレーターだと証明されるまでに、長い時間掛かったが、他の県にも必ずあるはずだ。
月や火星を観察すると、たくさんのクレーターがある。ある時期の宇宙空間には、危険な小惑星がたくさん漂っていたのかもしれない。
大きな隕石が衝突したら、地上は大変なことになる。
衝突の瞬間、恵那山の背後に強烈な閃光がが走っただろう。
その後強烈な振動波が襲ったはずだ。この辺りの被害を想像することが難しい。
それは地震どころの騒ぎでは無かったはずだ。
しかも舞い上がった粉塵は、長い間太陽の光を遮るはずだ。
強烈な爆弾が炸裂したに等しい、深刻な事象だろう。
天文学は奥が深い。そしてとても重要だと気がついた。
空を監視するのも大切な仕事だ。
一週間後には感謝ディが控えている。今日は草取りの場所を国道沿いの花壇に決めた。
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改善前と改善後を比べると、シャリンバイの根元から草が無くなり、スッキリと整った。
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改善を繰り返し、

少しでも効果が出ると、
遣り甲斐を感じる。


自動車も常に改善が施され、
目に見える所に効果が出る時もあれば、
全く見えない部分に工夫を凝らす時もある。


自動車は既存技術の蓄積で成り立つ。
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ベストカーに過去最良と認定されたレガシィ。
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このドアハンドルを初めて握った時、
質感の高さが心地良かった。
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昔は金属だった部品が、
エンジニアリングプラスチックに変わった。
昔のように異音が出ないし、
開閉もスムーズで心地良い。
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ドアを開けた時の目線の位置で、
このような光景が見える。
次にレヴォーグだ。
ショールームに飾られたクルマのドアを開く。


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まず一段目まで開き、
手応えを確かめた。


展示場のレガシィと全く変わらない。
次にいっぱいまで大きく開けた。
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2段のノッチが見えるだろう。


さて、
いっぱいに開いたところでクルマの前を見る。


目線の位置で眺める光景はレガシィと同じ。
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自車の窓枠など全く見えない。
次にフォレスターのドアを開ける。
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材質は同じでも手応えは別だ。
一段目から更に大きく開く。


ノッチの大きさも違えば、
数も違う。


計算して造られている。
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目線の位置には、
でかいドアのサッシが陣取る。
他のスバルと同じように扱うと危ない。
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もう一度ドアチェッカーを比較する。
フォレスターと、
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レヴォーグの差だ。
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今まで特に不便を感じた事は無い。
それぞれの会社にポリシーがある。


でも他に良い事があれば取り入れるべきだ。
これからも改善は続くだろう。
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この2台にはスバルのロバスト性が脈々と受け継がれている。
実に逞しく、
またエレガントなクルマだ。


腹が減ったのでピエニュへパンを買いに行った。


いつものタンドリーチキンサンドでは無く、
こちらを購入した。
滅多にバーガーなど食べないので驚いたかもしれない。
商品説明を見ると、
和風なので気に入った。

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食パン風の生地に醤油ベースの甘いたれが魅力だ。
蒸した鶏肉と相性が良く、
食べ応えもある。


奥の方からフレンチドレッシングも滲み出てる。
ステキなハーモニーだ。


飲み物が欲しくなった。


うっかり忘れていた。
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平方さん、
失礼しました。


お土産のジュースとても美味しいです。
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洋なしのジュースを初めて飲んだ。
梨と言うよりリンゴに近い。
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瓶の底に澱が溜まっているので、しっかりシェイクしてグラスに注いだ。
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7:3の割合で炭酸水を注ぐ。
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ラフランスショワレの出来上がりだ。
一手間掛けるだけで更に旨味が引き出せる。


永島さんが1000km点検にいらっしゃった。
美味しいお土産をありがとうございました。
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中にはびっしりと大好物が詰まっていた。
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見た途端に我慢できず、
真っ先に味見した。
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普通の水まんじゅうを食べて、
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次に抹茶を味わった。
慌てて食べて「しまった!」と思った。


何にでも正しいやり方がある。
水まんじゅうは容器に水を入れ浮かべて食べる。


七福の水まんじゅうで試してみた。
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この食べ方で、
永島さんから頂いた水まんじゅうを食べるべきだった。
でも、
水に浮かべて食べる前提で造っていないかもしれない。
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それはそれで良い。
文化とはそういうものだ。


関の小森さんにも美味しいお土産を頂いた。
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東京シュガーハニーは、
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サクサクして歯ごたえが良く、
口の中で溶けて舌触りも良い。


岐阜スバルの杉山さんにも美味しいお土産を頂いた。
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これは冷蔵庫で冷やすと美味い。
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七福のお菓子「深山の雫」もそうだ。
これは夏でも栗きんとんを楽しめるように考え出された。


中津川の代表的な和菓子だ。


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思わず包みを開きそのまま食べたが、
やはり冷やした皿に載せ、
楊枝などで小さく切って食べる方が美味い。
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僅かな扱い方の差が、
味に大きな差を出す。


ドライブスキルも同じなんだ。


最近の傾向は、
愛車を使ったドライブエクスペリエだ。


愛車で参加したいという希望が増えた。

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横浜から室井さんがいらっしゃった。
「他のメーカーのクルマでも良いですか」と、
事前に問い合わせの電話があった。、


愛車は買ったばかりのカングーだ。
1200ccのダウンサイジングターボを搭載し、
マニュアルシフトで小気味よく走る。


スバルを味わってもらう趣旨からは外れるが、
自分の運転を客観的に見直す勇気が素晴らしい。


少しでも役立てればと思い、
参加を快諾した。


重心点の高さを理解して、
クルマを正確に操縦すると、
その後には快感だけが残る。


今、
スバルは動的質感の向上に努めている。


だからこそ、
自分のクルマの「動的な魅力」をもっと引き出すために、
研鑽を続けて欲しい。


ドライブが好きなヒトは、
もっと気持ちよくクルマに乗りたいと思っているはずだ。
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名古屋から大井さんが愛車のBH5で来店された。
比較的「我流」が少ないヒトほど、
真摯な気持ちで自分のスキルを振り返る。


実に柔軟性が高く、
次々と固着した癖が消えていった。


正しい扱い方を知ることは、
必ず豊かなカーライフに繫がる。


スバルのショールームで、
クルマと天体望遠鏡が共存するとは夢にも思わなかった。

それが自転車と共に実現した。


スバルのオプションを全てまかなう、
スバル用品という会社が存在する。


スバル開発本部で辣腕をふるった石堂さんが、
スバル用品の社長を務めていた時、
メローペは発売された。


当時のスバル用品は凄かった。


自転車もそうだが、
天体望遠鏡も「ホンモノ」に拘り、
富士重工として正式なプレスリリースを出した。

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その中身に惚れ込んで、
早速一台購入した。


ショールームの中からでも、
簡単に土星が観察できた。


それはそれはびっくりした。


しかしよく考えると、
これまで天体望遠鏡など触れたことは無く、
正しい使い方を学んだことも無い。


そんな時、
マリオから制作者の大沼さん紹介された。
まだ直接お目に掛かったことは無いけれど、
ショールームを開設して50周年の記念に、
メローペを解説してもらえないか声を掛けた。


快く引き受けて頂けることになった。
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この講演にはどなたが参加されてもかまわないので、
事前にメールか電話をいただければ席を用意させて頂く。


ドライブエクスペリエと同じで、
難しい理論や使い方では無く、
気軽な雰囲気でメローペを解説して頂く。


開発過程や製造の話も興味深いが、
その日の夜に見える星空の解説や、
特殊な望遠鏡で太陽を観察するなど、
時間と天候に遇わせ全部で5回の講演が実現した。


夜の部でもし天気が良ければ、
月や土星のリング、
それに木星や火星や重星を観察する。




6月18日(土)
1回目10:30~11:30
2回目14:00~15:00
場所B-faction      


夜の特別講演

6月18日(土)

18:30~20:00

場所 望 桜 荘



6月19日(日)

1回目10:30~11:30

2回目14:00~15:00

場所B-faction



持ち物は特に必要ない。
太陽望遠鏡とメローぺを2台用意する。


参加者が自由に触れる望遠鏡もあるので、
参加するに当たり、
何も心配はいらない。


さて大沼崇さんのプロフィールだ。
1968年生まれ48歳。
幼い頃から、空を流れる雲や、星空に思いを馳せ、
ついには自分が理想とする天体望遠鏡を作る会社を10年前に立ち上げるまでに至った。
市場を席巻する外国製の天体望遠鏡の品質を目の当りにし、
初心者に、もっとクリアな星空を見せたいと思うようになった。
そこで日本人の職人による国内生産にこだわり、
見え味と使いやすさを追求した。


会社設立当初から確かなモノづくりを目指している。
全国各地で町おこしのためにたくさんの星空観望会が開かれているが、
そのアドバイザーとして企画にも携わっている。
氏の主宰する株式会社スコープテックは、
スバルが販売する天体望遠鏡「SUBARU Merope 80A」の製造元でもある。


参加者へのプレゼントも大沼さんが準備される。
その中には組み立て式の小型望遠鏡もあるそうだ。


スバリストは当然星に興味があるはずだ。


車名に星の名前があるのだから。
ぜひ一人でも多くの皆さんに、
メローペの良さを知って頂きたい。


既にこのブログを見た方から申し込みを戴いた。
可能な限り受け入れさせて頂くので、
お気軽に連絡して欲しい。


当社の社員も考え方はそれぞれだが、
興味津々であることに間違いは無い。


たとえば北原は、
「天体望遠鏡には全く興味が無い」と相変わらずシニカルだ。
でも「既に購入してくれたお客様には必ず連絡してご参加頂こう」と言った。


吉村は「太陽を見る望遠鏡は凄い」と今から楽しみで仕方が無いようだ。


妻は「ダーツゲームと講演会の両方重なる時の兼ね合いを考えないと」と、
既に運営面の工夫で頭が一杯のようだ。


山本部長は「大沼さんと是非お目に掛かり色々なお話を聞きたい」と、
大沼さんの人間像に感服している。


梅田は「初めて夜の部を企画したので、是非成功させたい」と意欲満々だ。


大宮は「お客様に家族も一緒に参加されるよう連絡します」と前向きだ。
そして「天体望遠鏡の基礎知識を持ちたい」と息子が二人出来た父親の貫禄を見せ始めた。


杉本は「子供の頃は凄く興味があったけれど、最近子供の頃の気持ちが失せた」と自己分析し、
「子供をたくさんお呼びしたい」と締めくくった。


と言うことで、
全社を挙げてのイベントになる。
是非是非奮って御参加ください。

WRブルーパールとクリスタルホワイトパールのS207

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着実に整備が進んだGC8を、いつものコースで性能チェック。
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気持ち良さは群を抜いている。安全性や排ガス規制など、今の水準を満たせない部分も多いが、これは文化財だからしょうが無い。
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最高の仕上がりだ。今日のテストで確認した。
GC8が生まれる少し前、スバルは底力を見せつけた。
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SVXの誕生は、スバルの歴史に残る出来事だ。
松本から丸山さんが来店された。
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素晴らしいお土産をありがとうございました。
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「最近飲んだ中で一番美味しかった」と言われたので、ラベルをよく見たら、その瞬間に喉がゴクリと動いた。
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諏訪の酒蔵が精魂込めた逸品だろう。栓を抜くのが楽しみで堪らない。
社員にもお土産を頂いた。
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冷やして食べる和菓子だった。
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随分とバリエーションが増えて、最近は甘みを抑えた商品もあるらしい。
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イチゴの風味がステキだった。
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小さいけれど凝縮した味だ。美味しいお土産をありがとうございました。
丸山さんの愛車も、ギュッと中身が詰まっている。
SVXは今年で25年目を迎え、9月の連休に安曇野で大規模なオーナーズミーティングが開かれる。
その記念誌にSVXへの思いを綴って欲しいと依頼された。
20周年でもお手伝いさせていただいた。あの時の記念誌は非売品なので、参加された方しか手に入らなかった。
中身はもの凄い。次はどんな作品になるのか今から楽しみだ。
浜松から飯尾さんがいらっしゃった。「社長、負けないまんじゅう持ってきたよ」
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中津川に「恵那饅頭」という美味いまんじゅうがある。味にこだわりのある飯尾さんらしい。凄い饅頭を食べさせて頂いた。
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包みを開けたら色黒でモチモチの饅頭が現れた。当然日持ちしない売り切り商品だ。
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この艶と、プリッとした食感は体験したことの無い味わいだ。
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癖も無く実に美味しい。美味しいお土産をありがとうございました。
いつも花をたくさん頂くので、妻が朴葉を使ったお寿司と餅を用意した。風土食の楽しさを味わってください。
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飯尾さんが、「社長のクルマと並べられてるんだもん」と思わぬことを言われた。
「え、何のことですか」と聞き返すと、「ほらー」と指を指す。
工房のリフトにS207が載っていた。
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何を隠そう、飯尾さんはS207を注文されていた。
「同じ色なら乗りかえてもばれないよ、ヒヒヒヒ」と、悪魔の囁きでその気にさせた。だが、結果は落選だった。
S207は4色選べる商品構成だった。その中でWRブルーパールが一番欲しかった。飯尾さんはホワイトを欲しがった。
勝手な想像だが、クリスタルホワイトパールの人気が最も高かったのかもしれない。だから一番競争率が激しかった。
白は相変わらず「鉄板」カラーだ。
当社ではイエローも当選した。本気で欲しい人には堪らない色だが、好きな人とそうで無い人の差が大きい。
だからリセールバリューを考えると、ホワイトに比べリスクが高い。
そう考えると、次のS208から全てカーボンルーフで、全てNBRチャレンジパッケージにして、ホワイト一色に限定して欲しい。
相変わらず白の人気は高い。ただクリスタルホワイトパールでは無く、オートサロン2016に並べられた素晴らしい白が良い。
飯尾さんは実物のS207を見て、「やっぱり青も良いな」と言われた。STIのシンボルカラーだ。似合うのは当たり前だろう。

でもあえて、S208専用色に絞るのも悪くない。カーボンルーフには、白が一番似合う。

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杉本が丁寧にデフオイルを交換してくれた。
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デフオイルには添加剤も入っているのか、濁った色をしていた。
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ドレンプラグのマグネットには、べっとりと鉄粉が付着していた。
次はトランスミッションオイルだ。
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ドレンプラグを緩め、中のオイルを下に落とす。
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一見するとまだ綺麗だが、沢山のギヤで噛み砕かれたオイルは、意外なほど汚れていた。
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サンプルを瓶に受けて保存する。
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次にフロントデフのドレンプラグを緩め、デフオイルを全て落とした。プラグには鉄粉がギッシリ密着していた。
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マグネットを綺麗に露出させ、完全にオイルが落ちきったことを確認してから元に戻した。
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鉄粉とオイルが交わり、グリスのような状態になっていた。
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右のサンプルがリヤデフオイルで、左側がトランスミッションオイルだ。
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丁寧に丁寧に3000km弱の馴らしを終えた。高速道路を上手く使って、新車の馴らしが順調に進む。
水戸から大森さんがお守りを求めて来店された。岐阜でスバルの軽自動車を主体としたオフ会があったという。
その帰りに来訪された。
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この後、今度は千葉まで移動されるという。
最近の高速道路は設備が行き届いている。
特にSAとPAの役割が明確化してきた。
それぞれの施設が、独自の努力で際立つ商品を並べている。
出張時にPAを使うことが多い。大型バスが入らないから、比較的トイレも荒れないし、あまり混雑しない。
ただし、SAにはファミリーマートが併設されているので、買い物がしたい時には狙って飛び込む。
最近はファミマのコーヒーが好きなので、それが手に入るのも嬉しい。
だが圧倒的に差が出るのは「ざる蕎麦」だ。
前回の出張時には駒ヶ根SAでざる蕎麦を食べた。
可も無く不可も無く、どこでも食べられる蕎麦だった。
中津川にある上り線の神坂PAはひと味違った。
以前から「霧しな」の蕎麦を使う事をウリにして、他のメニューも他には無い工夫されたものだ。
しかも上下線のPAが隣接していて、橋で往来できる。
だから競争も激しい。トラックドライバーのリピーターも多いようだ。
定食を食べているお客さんが、なにげに空の茶碗をカウンターに出した。
「はい、おかわりね」と、中のおばちゃんが笑顔で茶碗を渡した。
そんな食堂のざる蕎麦を初めて食べた。
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手打ち風だが、手打ちでは無い。
ただし生麺を使用している。水が良いので確かに美味しい。
開田高原のブランド力を活かす、霧しなの製品は普通の量産品より美味しい。
ただし「汁」が未熟だ。
本当に開田に行くと、「がつん」と来る蕎麦が味わえる。
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待たなければならないので、蕎麦前は常識だ。蕗の煮物が驚くほど美味かった。抜群のかえしを使っているので、「汁」の味も奥深く、甘くて香しい。
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そして肝心の蕎麦だ。少なく見えるが、食べると驚く。
「重い」のだ。
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店の中に「がつーん がつーん」と蕎麦を打つ音が響く。蕎麦打ちは体力がものを言う。
きれい事を言うそば屋では無いので、待てない客にはご飯を食べさせる。
団体様はお断りだ。
その団体の単位が凄い。「6名」は団体扱いだ。
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もっちりとして、舌触りが良い蕎麦だ。山葵だけで食べると、あまりの香ばしさに心が躍る。
香りは最高。蕎麦らしさが胸に迫ってくる。
この店は絶対に2枚同時に出さない。食べ終える頃を見計らって2枚目が出てくる。
食べ終えてからのそば湯も美味い。
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普段はそば湯に汁を入れないが、この店では入れたくなる。
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最後に残ったそば湯は、まるで蕎麦の重湯だ。
汁を垂らし最後の一滴まで飲み干した。

神坂PAの蕎麦は、他のPAに比べたら図抜けて素晴らしい。


ただし開田のラベルを貼るにはほど遠い。


開田の蕎麦を思い出すようなクルマがやって来る。


悔しいがトヨタには作れて、
今のSTIには作れないクルマ。


今日は忙しくなりそうだ。
ただし、
さすがのトヨタも「S207」だけは作れない。


お礼に味わってもらおう。


凄いクルマが何か分かるかな。
終わり

贅沢な比較

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これまでとは異なる愛読者が増えたようだ。


出張から戻ると、
いつもお世話になる大谷さんから、嬉しいメッセージが届いていた。
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ベストカー、拝読しました。

ステーキとお蕎麦のおはなしのたとえはわかりやすくて好きです。
代田社長らしい素敵な記事だと感じました。


嬉しかったので写真を撮りました。お送りします。(笑)


船井総研 大谷



大谷さん、ありがとう。



3日間があっという間に過ぎ去った。
出張の前夜、
丸山さんから頂いた真澄をじっくりと味わった。


それは、
ちょっとやそっとで言葉に言い表せるような味ではない。


深い。
旨い。
香しい。
美麗。


どの言葉を選んでも、
ぴったりとくる物が無い。
だが、
S207のエンジンを5000rpm以上回したら、
同一性があることが良く分かった。


今年で70年を迎える、
「奇跡の酵母」で醸成された味は、
奇跡のインプレッサとも呼ばれたWRXと似た純粋さを持つ。
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長野に発つ前夜、
晩酌で封を切り、
そのフルーティな味に痺れた。
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薄く濁った無濾過の証。
この佇まいが、
何とも素晴らしい。


この日の料理で、
意外なほど相性が良かった一品が、
「季節の野菜のホイル包み焼き」だ。
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妻のセンスが光るこの料理は、
僅かな塩胡椒と、
白ワインとバターを隠し味に使っている。


タマネギを中心とした野菜の甘みが、
「ぎゅうっ」と引き出されている。


これが真澄と良く合った。




S207も極めてその佇まいが良い。


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このような角度から近づくと、
だんだんドキドキしてくるんだ。


グラスに真澄を注ぎ込む時のように。
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かたや、
GRMN86は、
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甘さがまるで異なる。
野菜の包み焼きのように、
その素材が持つ真の味を、
上手く料理で引き出している。


両者の佇まいはよく似ている。


勝利を勝ち取った証だろう。


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このクルマはスバルでは無い。
メーターにもGAZOOの精神が強烈に現れている。


文字盤は純白で、
シフトインディケーターも無い。


このクルマを造った男はたいしたヤツだ。
まだ若いと聞いている。


次の世代のスポーツカーに、
必ず参画するだろう。


スバルは過去に、
ホワイトボディを供給したことは無い。


それを引っ張り出して元町に送った。
ベースエンジンはトヨタテクノクラフトに送り届けた。


エンジンも、
ボディも、
まるでプロドライブのような立場で作り上げている。


流石モリゾウ。
懐が深い。


シリアルプレートにその証がある。
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しかもナンバリングも憎い(笑)。


購入した物だけが分かる楽しみだ。
スバルの開発したスポーツカーを、
トヨタはNBRを通じてレースで鍛えた。


その結果、
同じオーラを持ち、
良く合う味のするスポーツカーを、
全く違う形で世の中に出した。


最も興味があることは何だろうか。
自由に質問をコメントして欲しい。
可能な限り次のブログで答えたい。


終わり

贅沢な86とメローペ

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夜遅くまでコツコツ作っていた。
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冷蔵庫を見たら、ラベリングされた手製の洋菓子があった。
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美味しかった。売るつもりでは無いから、材料の原価を考えてない。
必要以上に手を掛けて作っていた。
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イベントに備え草刈りをした後、野生の野蒜をたき火に放り込んだ。
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売っていない味だ。皮を剥いて食べるだけ。
想像するような刺激臭は全くない。
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梅田が一人でがんばって会場を設営中だ。
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イベントカーも登場した。
このところ優先順位の高い仕事ばかりで、はがきを書く時間がとれなかった。
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今日中に書かないと又チャンスを逸する。何しろ30枚以上の返事が溜まっていた。
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こういうことに時間を掛けないと、気持ちが伝わらないと思っている。
手書きに拘るのは、アンケートが欲しいからだ。
今日の新聞に大きく取り上げて頂いた。
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どうしても目立つイベントが用意されてないと、取り上げる側も扱いに困る。
一見派手な50円カーだが、たとえ遠方からでも本当に来て欲しいのは、メローペの講演会だ。
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記事にも取り上げて頂けたので嬉しかった。ぜひブログをごらんの皆さんも、このチャンスにメローぺを注目して欲しい。
有我さん、ありがとうございました。
テレビの取材もあった。
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今日は色々重なった日になった。
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贅沢なハチロクを振り返る。
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カーボンを贅沢に使ったボディだ。
続く・・・・
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50周年記念イベント開催中

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中津川近辺のお客様以外にも、京都や神戸、埼玉や横浜、川崎に浜松、愛知や三重など様々な所からお集まり頂いた。
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夜の部に先駆け、
朝から天体望遠鏡で興味深い体験が続いた。
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特殊な望遠鏡には、赤外線寄りの光線だけをフィルタリングするレンズが装着されている。
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それを使って太陽を肉眼で観察する。
子供の頃には考えられない事だった。
「目が潰れるから絶対に太陽を見てはいけない」これは鉄則だった。
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ファインダーの中には驚くほど赤い球体が見える。「やってはいけない」と言われ続けたことを、堂々とやるほど楽しいことは無い。
考えただけで興奮してきた。
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扱い方は至って簡単だ。照準器で太陽を狙う。
丸い穴を通った光の位置を、照準に合わすだけだ。
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大人が一番はまる。子供も興味津々だ。
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何しろ真っ赤な球体が目の前で渦巻いている。
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ちょっと角度が悪いと綺麗に見えない。ただし僅かにピントの位置がずれて、黒点を撮影できた。
左下の黒い粒が黒点で、これがおおよそ地球と同じ大きさだ。
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今度は美味く写った。スマホで撮ったとは思えないだろう。
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よく見ると左下からプロミネンスが出ている。
昼の部では午前と午後の2回に分け「星空講座」が開催された。
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熱心に聞き入る参加者に、星を撮影した生写真が配布された。
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午後6時を過ぎると、参加者は望桜荘へ移動した。
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日が完全に沈むまで、kメローペの誕生にまつわる楽しい秘話が語られた。
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なんと言っても実際に天体望遠鏡を使いながら、星を見るわけだから、参加者の盛り上がりも時間を追うごとに高まる。
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そんな時に大きな流星が天を横切った。発見した人の感性が夜空に響いた。
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最初に木星を観察した。途中から月が雲間から現れた。
月を観察し終わると、土星が塩梅良く登ってきた。
土星の輪に仰角が付いて美しい姿を見せている。
続いてその右上に赤い惑星が現れた。
いよいよ火星を観察し、ダイナミックに進んでいった。
午後9時近くなり、一旦お開きとなった。
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しかしここで大沼さんからサプライズが披露された。
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まず双眼鏡をプレゼントすると発表された。じゃんけんで見事に井奈波さんが勝ち取った。そして真打ち登場。
なんと大沼さんが主宰する、株式会社スコープテックの天体望遠鏡が景品として提供された。
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いともあっさり牛島さんが栄光を掴んだ。
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こうして夜が更けた。
1日目は無事大盛況に終わった。
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沢山の皆様からお祝いとお土産を頂戴した。
次のブログでじっくり降り帰る。

美味しくて逞しいS207

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お客様感謝ディと、ショールーム開設50周年記念イベントを併催した。
それに先立ち、長野市へ出張したが、その事が実に大切な意味を持った。
それはいくつかの重要なキーワードに隠されていた。
これは41年前の1975年に伐採された橡の木だ。
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この辺りではなじみが深く、
「橡の実せんべい」として食されている。


その実には豊かな澱粉質が含まれるが、
あくが強いため簡単に食用化できない。


けれども、
いざという時のために保存するには都合が良かった。
縄文時代の住居跡からも加工した形跡が見つかっている。

この橡の木は650年もの間、風雪に耐え抜いた。
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ということは、
今から約700年前に年輪の中央が形成された。
その時代にさかのぼると、14世紀の初頭1316年頃にあたる。
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日本は鎌倉時代の末期だ。
まさに乱世を象徴する時代で、
天皇家が二つに割れるという大騒動が起こった。


後嵯峨天皇が優柔不断なまま崩御したのが原因で、
結果的に鎌倉幕府を滅亡に導くに至った。


というのは、
極めてアグレッシブな天皇が誕生し、
武家に渡っていた政権を再び朝廷に引き戻したからだ。


戦う天皇こと後醍醐天皇は、
次に足利尊氏と袂を分かち、
南北朝時代へと雪崩れ込んだ。


こうして250年以上に渡り乱世は続き、
戦国時代へと化していった。


足利尊氏と対立した時に、
側近として活躍したのが楠木正成だ。


優れた分析力と、
先を見通す力が合ったが、
後醍醐天皇にはそれを活かす力が無かった。


戦略を後醍醐天皇に進言するも、
聞き入れられず、
負け戦と分かりながら戦いに挑んだ。


中学時代、
修学旅行で皇居へ行った時、
初めて楠木正成の銅像を見た。


それが今でも目に焼き付いて離れない。


馬に跨った姿をクルマと重ねるのは、
その頃からの癖かもしれない。


馬上の楠木正成から勇猛清廉なオーラを感じた。


今の時代に生まれたら、
S207を手足のように扱ったはずだ。


視野を世界に広げると、
同じ頃ヨーロッパではペストが大流行した。


いわゆる「黒死病」だ。
14世紀の世界的な流行では、
世界人口の4億5000万人が、
3億5000万人まで減るほどの死者を出した。


ペスト菌が全身に回り敗血症を起こすため、
皮膚が真っ黒になって死亡する。
これが黒死病と言われる所以だ。


人間界ではほぼ制圧されたが、
油断すると息を吹き返すだろう。


似たような事象が植物界で起きていた。


長野へ向かう途中で松枯れの被害を目の当たりにした。
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道路の脇に突然茶色い林が現れ胸が痛む。
ヒトのペストのように、
松に病原線虫が取りつき道管を塞いでしまう。


激烈な松枯れは、
ヒトにとって強烈な伝染病と同じだ。



空を仰ぐと鳶が気持ちよさそうに飛んでいた。
ペストが流行した理由はいろいろあるが、
ネズミの繁殖もその一つだろう。



猛禽類などの天敵は重要だ。




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自然界には様々なバランスがあり、

それは儚く脆いのだと深く考察した。


松枯れした山から下界を眺めた。


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そこで長野盆地が一望できた。
正面に善光寺が微かに見える。
肥沃で安定した土地だ。


交易の要衝でもある。


ここは天下を取るために、
どうしても必要な土地だった。


冒頭の橡の木が生まれた200年後に、
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ここで川中島の合戦が繰り広げられた。
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この時、勇猛果敢な二人の武将が直接対決した。


名馬「放生」に跨った謙信の振りかざした刀を、
信玄は軍配で受け止めた。
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上杉謙信も清廉な男だ。
領地拡大より義のために戦うことを優先した。


優秀な武将ほど名馬を必要とする。


この地で5度も戦いながら、
明確な勝敗は結局つかなかった。


武田信玄は敵味方の区別なく、
戦死した者たちを丁寧に葬った。


それに上杉謙信は感激し、
武田信玄が経済封鎖で困窮した際、
塩を送って助けた逸話が残った。
これが「敵に塩を送る」の語源だ。


上杉謙信もS207が似合う。
ステアリングを握らせたら、
いつまでも走り続けるだろう。


「自動車家畜論」が大好きな人たちは、

きっと日本中のあちこちに居るだろう。


そして中津スバルに集まった。
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多くの人から「50周年おめでとうございます」と、
ご挨拶を頂いた。
また様々なお土産を頂いた。
改めて深く御礼申し上げます。
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埼玉から松井さんが車検で来場された。


商談中で目を離した隙に帰られてしまった。


申し訳ありませんでした。
お土産をたくさん頂戴した。
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塩味が程よい洋風「千寿せんべい」だ。

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残りの二つも楽しみだ。
それぞれ味が異なる。
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大沼さんからもお土産を頂いた。
一緒に写っているのは、
史上最年少の新星発見者だ。


まだ11歳だという。
末恐ろしい少女だ。
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大沼さん、
ツボを押さえた逸品です。
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社員にも地元で丁寧に作られた逸品をお持ちくださった。
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セリーヌ洋菓子店のゼリーだ。
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ごった返す中、
ゆっくりお話もできず申し訳ありませんでした。
川崎の栗原さんと可児の松山さんがいらっしゃった。
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栗原さんから、
「50周年おめでとうございます」と、
どっしりとした袋を手渡された。
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中にはマリアツェルの洋菓子が入っていた。
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こちらのゼリーも凄い。
神奈川ではゼリー戦争が勃発中と見た。
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そして極めつけは、
オレンジピールだ。
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作れる量が限られているだけのことはある。
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ちょっとレベルの違う美味しさだ。

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量産されるオレンジピールを普通のWRXだとすると、
こちらは「S」の風格を持つ。
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京都の福島さんからも、
びっくりするほどおいしいお土産を頂戴した。
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麦代餅には、
半夏生という言葉が潜んでいた。
ハンゲショウはカタシログサの咲く頃も意味する。


七月二日を指し、
昔はこのお菓子を物々交換に使ったそうだ。
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桜餅も只者ではない。
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この味はS207そのものだ。
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埼玉から小暮さんがいらっしゃった。
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陣中見舞いをありがとうございました。
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豊田から木村さんが見学にいらっしゃった。
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松平まんじゅうをありがとうございました。
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浜松の佐々木さんもいらっしゃった。
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このミニカーを買いそびれた。
22Bの文字を見ただけで嬉しかった。
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伊勢から中口さんがいらっしゃった。


これも京都の麦代餅と甲乙つけがたい。
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しかもへんば餅の、
何とも言えない甘くて弾力のある食感と、
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二軒茶屋餅のふんわりした食感が、

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例えようのないハーモニーを奏でる。
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社員の誰もが酔いしれた。
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しかも珍しい干物まで頂いた。
かつら干しと書いてある。


これで一杯飲むのが楽しみだ。
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後藤さんもお祝いに駆けつけてくださった。
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社員へ心配りを頂き、
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妻と娘にも好物を賜った。

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朝見たら綺麗に半分に齧られていた。
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そして晩酌の友も頂いた。
最近、脚を引きずって歩くのでカルシウムが欠かせない。


フォレスターに興味を持たれたそうだ。
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ベストカーの記事も熟読されたそうで、
大変うれしかった。


えーえる7D さんも約束通りいらっしゃった。


実においしい最中を頂戴した。
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一宮の永島さんも出張先から駆けつけてくださった。
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東北のお土産をありがとうございました。
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とても香ばしく美味でした。
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名古屋の牛尾さんも息子さんといらっしゃった。
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栄養剤を陣中見舞いに頂いた。

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大垣市から柴田さんが車検の予約を兼ねて来店された。
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本場の水まんじゅうをありがとうございました。


十分な説明が足りないが、
機会を見て取り上げたい。


S207も順調に慣らしが終わったが、
長野へ出張した際に、
一つだけ大失敗した。
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ごめんねと呟きながら脚を洗ってあげた。
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流石に純正装備するだけあり、
このホイールの強度は抜群だ。
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この建物にある駐車場から出るときは、
十分な注意が必要だ。


なぜなら「罠」仕掛けられている。


というのも開口部の中央に、
歩道と車道を区切る縁石があり、
左右の車に気を取られると存在に気が付かない。


右から教習車が来たので凝視しながら前に出た瞬間、
ガツンと強烈なショックを受けた。


やっちまった!と覚悟した。


速度は大したことなかったが、
大きなダメージを予感した。


ところが、
右のホイールにもタイヤにも何の損傷もなかった。

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低い位置にスポイラーがあるけれど、
まるで無傷だ。
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サイドシルに衝撃の痕跡があった。


この時はサイドスポイラーが変形して盛り上がったと思った。

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左側と比べたらそう思うのも当然だ。
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後ろ側から右側を見て、
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同じように左側を見た。
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右の後端が少し浮き上がっている。
板金が必要だと思って、
恥を忍んで北原課長に修理を依頼した。


修理する気配がないので、
いつ治るか確認したら、
「一発で直りました」という。


なんと変形することは全く無くて、
ポンと押しこむだけだったという。


先日、英国にあるマン島で、
WRX STIが自らの持つ記録を塗り替えた。


島内の一般路を全速力で駆け抜ける姿に驚いた。


このボディの強靭さが、
記録更新に一役買ったことは間違いない。


こうした経験を通じて、
555万円という価格はSTIのサービスプライスだと改めて思った。


ダンロップもこのクルマのために精魂込めてタイヤを開発した。




様々な道で試して、
これが並みのタイヤでは無いと良く解った。


確かにダンロップも素晴らしいが、
次にコンチネンタルタイヤとのコンビネーションを試したい。


S207でスポーツコンタクト6を試す日が待ち遠しい。



感謝ディに飯尾さんがいらっしゃった。
そして予約されていたコンチネンタルタイヤを装着された。
コンチスポーツコンタクト5を選んで頂いた。
実は他のタイヤが候補に挙がっていたようだが、
あえてこれをお勧めした。
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もうこのタイヤの良さは、
このブログでも幾度となく報告した。


実際に使った彼の笑顔が何を示すのか、
ぜひ想像してほしい。
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さあ美味しいお菓子と、
美味しいWRXを、
いつまでも追い続けようじゃないか。

竜舌蘭とGP7

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久しぶりにインプレッサスポーツを相棒に選んだ。

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会議室の窓から愛機を眺めた。よく見たら竜舌蘭が満開になっていた。年を追うごとに見事になっていく。
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こうして考えると、四代目インプレッサにも同じ庫とが言える。
年を追うごとに魅力が高まり、一向に衰えようとしない。
今日はつくづく感じた。同じクルマを何台も追い越したが、実に後ろ姿が魅了的だ。
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甘さとコクの正体を最新S4で探求

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隠し味はアーモンドだった。
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富山県の高岡市から、
木原さんがBPEのリフレッシュにいらっしゃった。
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期待通りに甘いクルマに蘇った。
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お土産をありがとうございました。
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三種類からどれを選ぼうか迷ったが、パイ生地に包まれたお菓子に決めた。あっという間にみんなのおなかに消えていった。ありがとうございました。
吉村さんがDEに参加された。
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丸目のインプレッサはデビュー直後、
ブーイングの嵐に苦しんだ。


決して悪くなかったが、
次世代に向けた各部の強化で重量がかさんだ。


丸いヘッドライトが批判されたが、
スバリストは時に性急な判断をしがちだ。


吉村さんご自身のWRXでレクチャーしたので、
久しぶりに丸目のSTIを運転した。


もう15万キロ以上走って、
あちこちに疲労が現れているが、
なかなかエネルギッシュだった。

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出張先で数あるメニューの中から
揚げたての手打ちとんかつが載ったカレーライスを選んだ。
15万キロ走った初代GDBは、このカレーライスの味だった。


デビュー当初は重くてボディの締結感も強く、
全体的に装甲車のようなイメージもあった。


競技仕様を前提に、
300馬力を軽くオーバー出来る実力を備えたので、
当然のことだったが、
エンジン開発が後手に回った。


GC8のように走らないと評判が悪かったが、
顧客はロバスト性など知る由も無かったから仕方が無い。


迂闊な評価を下したものだ。
今になって、
パワーこそ低下しているが、
ボディは初代インプレッサより遙かに強靱だ。
丸目のロバスト性は相当の高さだ。

不振を払拭させるために、S202を誕生させた。

パワー競争が巻き起こった。
しかし今振り返ると、あの方向性は間違っていた。
エアバッグもサブフレームも取り外して、走行性能を高めるやり方を良しとしないSUBARUは、次から方向性を改めた。
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一番奥に見える涙目インプレッサから、ハイドロフォーミングのサブフレームを復活させた。
その大切さを如実に示す事故が起きた。
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吉村さんが来店された直前に、
お得意様が立木に激突する自損事故を起こした。


現場に駆けつけると、

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サンバーがぐさりと立木に食い込んでいた。
これを見てSUBARUの安全に対する姿勢を改めて見直した。


アクセル全開で衝突し、
あすなろを巻き込んで離れないほどのショックを受けたのに、
ドライバーは無傷だった。



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運転席のエアバッグが開き、
ブレーキペタル周辺がショックで捻れ、
引っ張ろうにも動かなかった。


こんな事故を見ると、
安全性能の重要さが良く分かる。
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商品化に向けて整備中だった、
ディアス「クラシック」のスーパーチャージャーが戻ってきた。
これでようやく次のステップに移行できる。
フロントを見ると、
衝撃に対して強い理由が良く分かる。
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フロアの前に先端をY字型に広げた強いフレームがある。
フロントバンパーを外さないとお目にかかれない部分だ。


このTW/TV/TT型にモデルチェンジした時、
SUBARUはサテライト型のセンサーを持つ、
軽自動車には珍しいエアバッグを、
サンバー全車に標準装備した。


こうした地道な努力の積み重ねがSUBARUの真骨頂だ。


そんなSUBARUがS4をマイナーチェンジした。
昨年の年度改良で「ハイパフォーマンスタイヤ仕様」を追加した。


そのクルマは、
STIと同じサイズのタイヤを持つ、
「タイプユーロ」とも言い換えが可能な内容を持っていた。


届いたS4は型式記号がVAGC4S8 DJC
となっていた。
早速試すことにする。
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C型となる今回のマイナーチェンジでは、
モデル全てに適切な改良を加えた。

届いた時には780km位だった。
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それがあっという間に1000km近くになった。


正直なところ、
やはり硬さがまだ残り決して本来の姿では無い。


ところが、
ダンパーの動きがスムーズで、
走りがとても気持ちよい。


それがちょっと乗っただけですぐ分かった。


要約すると、
見かけは全く変わらないが、


1.明らかに静かになった。


2.ダンパーの追従性が改良された。


防音防振アイテムがふんだんに注ぎ込まれ、
質感の高さを増した。


最近のSUBARUは、

メルシートの張り方を変えたり、
ガラスの板厚まで変更して静かさを追求している。
新旧で乗り比べると確実に分かるだろう。



そして甘いだけで無く、
コクが深くなった。
それが常用域での乗り心地の改善から感じられる。



もともとカヤバのダンパーを装着した2.0GTは、
ビルシュタイン製ダンパー標準装備の2.0GT-Sより、
ギャップを超える時の乗り心地が良かった。


今回テストした車両は、
2.0GT-Sだ。


まだ新車の硬さが取れない状態だが、
カヤバ製を装備した以前の2.0GTを凌いでいる。


具体的な改善内容を明らかにしていないので、
詳しい内容まで知らないが、
相当な改良を加えた様子が分かる。


それを次のブログで語りたい。

WRXの流れを探る

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この写真だけで車名が解る人は、相当のスバリストだ。
このクルマもNBRで鍛えられたはずだ。
SUBARUが現在求める「動的質感」のベンチマークは、意外にもこのクルマだったりするかもしれない。
いよいよ一週間前になり、ドイツから召集令状が届いた。
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既に飛行機は手配済みだ。
でも到着直後の予定が少し変わったので、Sバーンでフランクフルト中央駅まで向かう。
フランクフルトに一泊するため、ホテルを予約した。
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便利な時代になった。机の上で世界中のホテルを簡単に予約できる。ここ最近、通過するだけで滞在したことが無い。3年ぶりのフランクフルトが楽しみだ。
ドイツで教習に使用されるクルマは、BMWのM4だ。
今年でM4に乗るのは3度目だが、そのたびごとにNBRをWRXで走りたいと思う。
特に新しいVABのボディなら、NBRで十分楽しめるはずだ。一番試したいのはなんと言ってもS207だが、最新のS4も悪くない。
ここに紹介するのは、先月から本格的に販売が始まったばかりの、最も新しいWRX S4だ。
姿形に変化は無いけれど、内に秘めた性能は年を追うごとに熟成を重ねている。
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このS4は操縦性と乗り心地の両面で、大きな進歩を遂げた。


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福岡人さんから八女茶を頂いた。
いつも以上に新茶の玉露が美味しくて、とても奥が深い。この奥の深さをS207と重ね合わせることが出来る。
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インプレッサ SPORTや、スポーツカーのBRZは、とても甘い味を感じさせる。
WRXの場合は、それらの甘さの上にコクと旨味が頭を出す。
ステキなお茶のおかげで、毎朝飲むコーヒーを止める事ができた。
というのも、一日に何杯も飲み過ぎて、少し健康を考え自制する必要を感じていた。
丁寧な説明が添えられている。お茶の正しい入れ方だ。
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中津スバルの水は、地下から汲み上げているのでカルキ抜きの必要も無い。
沸かしたお湯に直接水を入れ温度を調節するだけだ。
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袋からお茶を出すと、あまりにも美味そうだったので、一掴み取り出し、そのままで食べてみた。
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凄く美味しかった。これぞ正に旨味とコクだ。
擂り潰してご飯にまぶし、お茶漬けにすると美味しいだろう。
このような味わいを、クルマに装着されたダンパーからも感じることが出来る。良く熟成された足回りは、とてもしなやかな旨味と、地面に吸い付くようなコクを出す。
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急須に適量を入れ、
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じっくり蒸らす。
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美しい緑だ。アフリカのマダガスカルを旅行した時を思い出した。現地ではキャッサバが主食だった。サカイの様に激烈に辛い香辛料や、肉や魚の料理と、パサパサしたご飯を混ぜる。
慣れてくると美味しく感じるようになる。
柔らかくなったお茶の葉は、あのときのキャッサバより美味い。
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じっくりとしみ出る成分が香しい。これはステアリングに追従する、スムーズなボディの動きに通じる。
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星野製茶のお茶は、袋を開けただけで違いが分かる。
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この奥行きの深さが、
なんと言っても一番S207と共通するところだ。


VAB型WRX STIは、
まだデビューして3年目に入ったばかりだ。
その新しいボディを使って、

STIがコンプリートカー「S207」を作れた理由は、
NBR24時間レースで優勝したからに他ならない。




S206の誕生から4年ほど間が開いた。
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この時は5.150.000円で販売され、
程なく完売した。


今回のS207は限界利益を高めるために、
5.550.000円の価格が付いた。


まだ完全に償却が終わっていない新型のボディで、
エンジン出力を向上させ、
タイヤサイズもアップさせた。


タイヤを大きくする開発にはお金が掛かる。
そこに妥協を許さない姿勢は、
平川社長ならではのリーダーシップの賜だ。


だからS207が206より、
僅か40万円の価格上昇に抑えられたことは、
とてもお値打ちだと言える。



総合性能は価格以上に高まった。


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【車名】
S207
【型式】
CBA-VAB
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4635×1795×1470
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1535/1550
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1510
最小回転半径(m):5.6
【エンジン】
EJ20型水平対向4気筒DOHC 16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
内径×行程(mm):92.0×75.0
圧縮比:8.0
最高出力:241kw(328ps)/7200rpm
最大トルク:431N・m(44.0kgf・m)/3200~4800rpm
【燃料供給装置】
EGI
【変速機】
6速マニュアル
【サスペンション・ステアリング】
前/ストラット式 後/ダブルウイッシュボーン
ステアリングギヤ比 11:1
【税抜き車両本体価格】
ベース価格5.550.000円
チャレンジパッケージは5.850.000円
上のクルマはアドバンスドセイフティパッケージが付くので、
5.920.000円となる。


S207に乗ると、
インプレッサとWRXがそれぞれ別の道を歩む事が良く分かる。


さてS207は昨年のクルマ、
即ちアプライドモデル「B」がベースだ。
それに様々なシャシーパーツを満載し、
凄く気持ちよく曲がるクルマに仕立て上げられた。


それに対して、
最新のS4はどうなのか。
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【車名】
スバル WRX S4 2.0GT-S Eyesight アドバンスドセイフティパッケージ
【型式】
VAGC4S8 DJC
【主要諸元】
全長×全幅×全高(mm):4595×1795×1475
ホイールベース(mm):2650
トレッド前/後(mm):1530/1540
最低地上高(㎜):135
車両重量(kg):1540
最小回転半径(m):5.5
乗車定員 5名
【エンジン】
FA20/水平対向4気筒2.0L DOHC16バルブデュアルAVCS DIT
内径×行程(mm):86.0×86.0
圧縮比:10.6
最高出力:221kw(300ps)/5600rpm
最大トルク:400N・m(40.8kg・m)/2000-4800rpm
【燃料供給装置】
筒内直接燃料噴射装置
【変速機】
スポーツリニアトロニック(マニュアルモード付)
【燃費】
13.2km/l (JC08モード)
【標準装備】
マルチインフォメーションディスプレイ付レッドルミネセントメーター
キーレスアクセス&プッシュスタート
アルカンターラ/本革(レッドステッチ)シート表皮
電動パーキングブレーキ
225/45R18タイヤ&アルミホイール
運転席&助手席8Wayパワーシート
オールウエザーパック
ウエルカムライティング&サテンメッキドアミラー

【税抜き車両本体価格】
3.370.000円 外装色クリスタルホワイト・パールは3万円高
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意外なことにS207から乗り換えても、
予想していたほどの差を感じない。


「それなら同じか」と問われると、
そうでも無いんだ。


そのニュアンスを説明するのが実に難しい。


セミアニリンレザーを使ったレカロシートは凄いけど、
このシートも決して悪くない。



SUBARUを見慣れていると、
かえってこのシートの形状から深い安心感を得ることができる。
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フロントシートのホールド性は抜群で、
表皮の材質にアルカンターラと本革が使われている。
SUBARUらしい性能を重視したシートで、
滑らず長時間座っても汗で蒸れない。


リヤシートの広さも5人で乗るのに十分だ。
カップホルダー付のセンターアームレストを出して、
4人ゆったり座るのも悪くない。
シートのバックレストを倒せるので、
トランクを拡張できる便利な設計だ。


コックピットに収まり、
インストルメントパネルを見ても、
どちらもそれほど特別感は無い。


だが使い込むほどに味が出るだろう。
WRXはある意味使い倒すクルマだ。
ちょっとやそっと痛めつけられても、
びくともしないような雰囲気が良いのだ。
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最近のレクサスなどのインパネには、
欧州車の最高レベルと渡り合える実力を感じる。


日本車にも内装で胸を張れるクルマが次々と出てきている。


SUBARUも次のインプレッサからその扉を開けるようだ。



でもWRXのオーナーは、
あれやこれやとカスタマイズするのが好きなので、
ロバスト性を意識したインパネがふさわしい。
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WRX系の伝統として、
レッドルミネセントメーターが標準装備だ。
細部までクオリティが高められ、
マルチインフォメーションディスプレイでアイサイトの作動状況も把握できる。
ウエルカム演出も見事で、
WRXのアイコンが流れるように映し出され、
次に指針がスイープを始める。
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左右対称にそれぞれ2本出しのエキゾーストパイプがセットされ、
上質な排気音を奏でる。
これが昇華したボクサーサウンドだ。
ステンレスフィニッシャーをオプション装着しドレスアップした。
リアフォグランプを備えたバンパーの下部には、
空力特性を高めるためにディフューザーが備わる。



A型とC型の走りを比較するために、
黒いSTIを走らせた。


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1万km程走行し硬さの取れたSTIは、
タイヤをコンチネンタル製に換装したので、
乗り味が更に良くなっていた。
カヤバ製のダンパーとも相性が良い。


S4はまだカチカチの新車だから、
どう違うのか比較した。


いつも試す道路の段差で、
まず新型S4の走りを確認した。
ギャップを時速60キロで通過すると、
軽くいなすように通過出来た。


ビルシュタインダンパーは、
ある一定の段差でボディに強い衝撃を与えてしまう。


その理由は、
ボディに伝わる力の影響で、
取り付け部分が変形し、
ダンパーがスムーズにストロークしないためだ。


VABのボディは剛性が大幅に高まり、
安全性と動力性能に対する許容量を格段に引き上げた。


その引き替えとして、
全体的にボディから伝わる印象が硬く、
締結力の強い印象を感じてしまう。


だから大きな力がサスペンションに掛かった時、
取り付け部周辺がしなると、
ダンパーの動きに抵抗が生じる。
それが少し硬くてギクシャクした印象に変わる。


今回のマイナーチェンジで、
確実にボディワークまで手が入った。
BRZのように大がかりな変更では無いが、
サスペンションのバネレートを変えたり、
ダンパーのロッドガイドやオイルをファインチューニングした。


そのために、
フロントのクロスメンバーの剛性を高め、
リヤのトレーリングリンクにも手を入れたはずだ。


昨年秋に大きく変わった乗り味に驚いた、
フォレスターやXVと同じ改善が伺われる。


「たかがダンパーとばねじゃないか」と侮ってはならない。


SUBARUは試験装置まで自主開発するから、
他社には手の届かない改善が可能だ。


サスペンションの応答性を光学的に解析する装置を作り上げた。
それは、
スチールベルトを用いた2輪の台上試験器に、
左右の車輪をサスペンションごと装着し、
変位をステレオカメラを用いて三次元測定するのだ。


SUBARUはステレオカメラの基礎技術を、
これまでも多彩に応用してきた。
アイサイトだけに拘っているわけでは無い。
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必要なところの剛性を補うだけで、
適切にボディへ路面からの力が伝わり、
取り付け部の変形を抑えたので、
クルマの動きに旨味とコクが出た。


225/45R18のタイヤを装備し、
ハイラスター塗装された7.5Jのホイールを採用。


この他にメーカーオプションで245/40R18のハイパフォーマンスタイヤと、
ハイラスター塗装された8.5Jのホイールを選ぶことも出来る。
そちらはSTIにより近い味付けにされている。



同じ場所で少しずつ速度を上げて、
ボディへの衝撃の増加を調べると、
かなり速度が高くても感じなくなっていた。


次にSTIで同じ様に走った。
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これは面白い比較になった。


コンチネンタルCSC5を履き、
1万キロ走って硬さの取れたカヤバ仕様のSTIと、
真っ新の新車で、
まだカチカチのS4 2.0GTーSは、
ほぼ互角の走り味だ。


と言うことは、
このS4はまだまだこれから良くなって、
これまでのハイパフォーマンス仕様の「動的質感」を、
上回る可能性を持つ。





丸目から涙目に変わった時も同じような印象を持った。
ぎくしゃく感が減ると同時に、
エンジンがパワーアップしたので、
旨味とコクが増したのだ。


そういうことを振り返りたくて、
面白いクルマを連れ帰った。
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15万キロ走っても、
室内にくたびれた様子が全く無い。
徹底的に細部まで分解し、
状態を確認した上で適切な整備を施す。


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ブレーキはキャリパー以外全て交換だ。
最近の道路環境を鑑みると、
錆が出るのは仕方が無い。


防錆処理で済むならそのまま。
駄目ならアッセンブリーで交換だ。


この錆びた鉄のフレームが、
ハイドロフォーミングで作られたサブフレームだ。
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この部品は車体強度に大きく影響する。
衝突安全性に欠かせない部品だ。
強度と剛性は根本から異なる。


クラッシュした時の衝撃を、
壊れながら吸収させる部分には柔らかい鉄を使い、
形状をしっかり残す部分に固い鉄を使う。


さらに様々な工夫を凝らし、
SUBARUは遂に世界最高の安全性能を実現した。
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ところが強度アップを続けると、
クルマは締結感を高め、
だんだん装甲車のようになっていく。


するとサスペンションは落ち着きを失い、
ダンパーが正確に機能せず、
速度を上げるとピョンピョン落ち着かない。


すると動的質感は下がる。


丸目のGDAが4ヶ月以上掛けて熟成させた。
グラスコートの準備が整い、
ぴかぴかに輝いていた。
このクルマは5速の250馬力仕様の方が面白い。
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走行を重ねクルマがほどよくヤレて居るのも、
面白い理由だろう。



このクルマから涙目に変化して、
様々な部分が大幅に進歩を遂げた。


そういう変化を振り返ると、
最新のWRXもどう変化したのか良く分かる。


冒頭のヘッドライトをもう一度見て欲しい。
あれはSVXのヘッドライトだ。
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インプレッサWRXは、
このクルマの1年後に発表された。
このSVXは凄い距離を走っていた。
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メーターがなぜかマイル表示になっている。だから走行距離を1.66倍に換算する必要がある。今年の2月、車検証にはっきり374.402kmと記された。
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このクルマを通じて、SVX25周年の記念誌へ寄稿する。
そのために80kmほど走らせた。
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とても明るいヘッドライトに驚いた。確かに彼方此方くたびれてるが、不安に感じる部分が無い。
時速100kmでどこまでも走って行けそうだ。
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48マイル走って会社に戻った。
500マイル走るために作られているから、
その10分の1など屁でも無い。
このクルマに乗ると、
SUBARUがこんな素晴らしいクルマを作れることに、
昔から畏敬の念を抱いていた。


それが「SUBARUなら」という期待に繫がる。


もしかしたらSUBARUの技術者は、
動的質感のベンチマークに、
SVXも置いたかもしれない。


だから楽しみなんだ。
現在最強のボディを持つ、
S207の走行距離が1万キロを超える事が。


その時に、

どんな素顔を見せるのか、
それが思うとワクワクする。


その時のためにNBRでレクチャーを受ける。


正しい乗り方を知らないと、
WRXの本当の面白さを引き出すことが出来ない。


日本の道路やサーキットで、その練習は不可能だ。
新しい知識をたっぷり吸収してくる。



Bプラン特別コースの開幕を楽しみに待って欲しい。


終わり




ルフトハンザでフランクフルトへ

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名古屋から簡単にドイツへ行ける。
予約もインターネットでお値打ちだ。
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昔のように
格安航空券を探し回る必要もない。


搭乗手続きも、
仕事しながら机上で済ませることができる。


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だから思わぬ幸運も転がり込む。


以前は好きなシートを早い者勝ちで取れたが、
最近は料金が掛かる。
運任せにしていたが、
オンラインチェックインの最終画面で、
シートを確認することができた。


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何と一番人気のある場所が、
ごっそりと空席になっていたからだ。


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こいつは幸先が良いと思ったが、
なかなかそうもいかない。
通路を挟んだ右隣のおっさんが、
ブランケットを
バタバタ叩いたり落ち着かないからだ。
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こういう時には、
早速マスクして自己防衛だ。


それにしても、
最近のエアクラフトは空調が効いて快適になった。


このエアバスA320も空気の引き出し能力が適切で、
狭い空間の居住性に最大限の工夫が織り込まれている。
この席は、
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右のアームレストからテーブルと、
液晶モニターが現れる。


最初はとまどったが、
実に便利なシートだった。




バツトマン二本とスターウォーズを見ているうちに、
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ドイツに着いた、


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空港からSバーンでフランクフルト中央駅に向かう。
自動販売機で5ユーロ弱払えば、
10分くらいで着いてしまう。


 ドイツ人は親切な人が多いので、
戸惑ったら聞くだけだ。

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エスカレーターで地上に登ると、
懐かしい見慣れた光景が眼前に広がる。
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ホテル ナショナルが今夜の宿だ。


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ここに来たのは三年ぶりだ。
あっけないほど簡単に着いた。


旅の始まりは順調だ。
久しぶりにフランクフルトの街を歩いてみようと思う。


蒸し暑かった日本と、
気温の差が大き過ぎる。
風邪をひかないよう注意して夕食に出かけた。
ホテルでスバルヨーロッパ研究実験センターの、
山田大輔所長と待ち合わせた。
ドイツの韓国料理は旨いという。
そこで物は試しと出掛けたところ、
想像以上の味だった。


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美味そうなチジミだろう。
日本で韓国料理店にあまり行かないので、
最近の味を知らなかった。
ピザを食べるより、
疲れた体に心地が良かった。
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そしてもう一品を、
スパイシーなプルコギに決めた。
これが
バイツェンビアーと、
白いご飯にばっちりで、
大満足の夕ご飯になった。


山田さん、
ありがとうございました。
また是非美味しい物を食べに行きましょう。


久しぶりに訪れたフランクフルトで、
暗くならない夜空を
見ながら床に着いた。


いよいよアクティブなスバルで、
豪快なドライブが始まる。


楽しみにして欲しい。

初夏のアウトバーンをアウトバックで駆ける

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初日は偶然だが、
馴染みのある数字になった。


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疲れ果てホテルに着いた。初日から600キロオーバーになったと思い込んでいたが、
正確には555キロ走っていた。


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ホテル ナショナルを出て、
駐車場へ行き相棒と初対面だ。


ラピスブルーのステキなアウトバックだ。


ここで頭を右から左へ切り替えた。


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ドイツで最初に意識する、
重要な儀式。




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走り癖の着いた良い個体だ。


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ガソリンを満タンにして、
ドイツ紀行が始まった。
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名も知らぬ街で、
かわら版の画像を撮った。


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住人に、
良い街並ですね〜、
と挨拶して周りを見渡すと、
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麦畑の向こうに、
雄大な風景が広がっていた。
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気持ちが良いので、
行きたい所へ気ままに向かった。


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風景に溶け込んでいるとは思えないが、
ドイツやアメリカには、
これが林立している。


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ダウンに宿泊するので、
そちらに向かっていたが、
日本からトレーニングに参加するメンバーと、
夕食をフランクフルトで取る事になり、
もどらねばならなくなった。




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アウトバーンをぶっ飛ばし、
南へ向かう。


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タウナスにあるステーキのお店で、
メンバーと合流し、
楽しく語らった。
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東京の北村利也さんと初めてお目に掛かった。
このブログの愛読者とお聞きして、
親近感が一気に高まった。


今後ともよろしくお願いいたします。


旅の第2ステージが始まった。


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明るいウエイターに、
ランプステーキを注文し、
サラダを食べ、


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肉の出番を待った。
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ポテトにも自信がある店で、


拘りを感じた。




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食べ終わったら、
再びダウンへ。


到着したのは午前一時。
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シャワーの後でビールを飲み、
長い1日が終わった。



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明日までシュロスホテルが、
活動のベースになる。


アウトバックの走行性能は、
国内たほぼ同じだが、
速度制限の無いアウトバーンでは違う表情を見せた。


まず、
2.5リットルの水平対向エンジンは、
アウトバーンでその最大性能を要求される。


普段からここで走り込まれたクルマは、
エンジンのレスポンスが敏感で、
完全にスポーツユニットに化していた。


追い越し車線に入るときに、
常にフルスロットルを使うと、
クオーンと言う豪快なエキゾーストノートを放ちながら、
車体は蹴飛ばされるように前に出る。


日本では絶対に楽しめない、
最高のシチュエーションだ。


サスペンションは、
アメリカ向けの設定だから、
アウトバーンではナーバスな側面もあるか、
低速域の乗り心地や、
ラフロードを攻めた時の楽しさは、
最高だと自信を持って伝えられる。


アイサイトの調律も違う。
車線逸脱の警報設定は、
こちらの方が良いと思う。
今回はお祭り男も参加している。
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さあ、
このあとか楽しみだ。


続く。

シュロスホテルのディナー

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クスクスを使った料理を食べた。
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ホワイトアスパラガス、
最高だった。

ノルドシェライフェ サーキットトレーニング初日終了

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無事に1日目が終わった。インストラクターのクリスチャンから、
直々に説明を受け、
助手席で彼のステアリングワークを学んだ。


ひと皮剥けた気がする。
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昨晩は、
全員で楽しく語らう時間が持った。
今夜もこれから反省会だ。


つづく

ドイツにてBRZを想う

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ニュルブルクリンクにも、
応援席が出来ていた。
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国中がサッカーに熱心だ。


ドイツに来て、ドアミラーに国家が被せられ、
リヤドアガラスに国旗が掲揚してあるのを見て、
国民性の違いを感じた。
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フランスに惨敗したので、
今日は皆機嫌が悪いだろう。


スポーツが大好きな国情だから、
スポーツカーの文化も根付き、
世界一のスポーツカーが、
この国で続々と登場している。

こちらに来て、
黄色のスポーツカーを数多く見た。


どのスポーツカーも素敵だ。




スバルにとって、
澄んだ明るいイエローは、
sportをイメージさせる重要なカラーだ。


トレーニングの最終日を前に、
ビッグニュースが舞い込んだ。
遂にBRZのビッグマイナーチェンジが発表されたのだ。




一言に「デザイン」と言えども、
それには様々な要素がある。


新型BRZには、
新しいスバルのデザインコンセプトが初めて注ぎ込まれた。


恐らく、
2年間以上に渡り、
ダイナミック&ソリッドのデザインコンセプトの元で、
内外装デザインやカラーが燻蒸されたはずだ。


しかも、
それだけでなく、
今度のBRZはその走りにまでデザインの領域が及んだであろう。


なかなか良く仕上がったビッグマイナーチェンジだ。


ドイツにいると、
様々な視野から、
この国の自動車文化の高さを感じるが、
スバルには、
自動車文化を語れる資質がある。


その一つがイエローを草創期から、
スポーツを代表する色として守り続けた事だろう。


黄色の耐候性を高め、
染まり良くするためには高度なノウハウが必要だ。


ここ最近、
赤味の掛かった黄色しか無かったので、
レモンイエローの誕生する日を心待ちにしていた。


イメージはレモンイエローだ。
でもこれは、
ダイナミック&ソリッドのデザインコンセプトで開発された。


だからこの新色は、
チャールサイトイエローと命名された。


素晴らしい黄色だ。
1日も早く実物を見たい。
そして、
是非乗ってみたい。




新しいBRZは、
革新的な変化を遂げたはずだ。

無事ニュルブルクリンクのトレーニングを終える

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二日間のトレーニングで、
M4を徹底的に乗りこなし、
スバルに期待したい事も沢山解った。


ニュルブルクリンクにある、
リンドナーホテルを7時前に出発した。
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ドイツの道路にすっかり慣れたが、
これから油断禁物だ。


予想通り渋滞に遭遇した。
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舗装工事で延々とノロノロ運転が続き、
アイサイトの能力が炸裂した。


このシチュエーションで、
これ程役立つものは無い。


約1,000キロ走った。


率直に言うが、
このガソリンエンジンを見直した。
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フライトは、
こちらの時間で午後1時過ぎ。
今度は空港で大渋滞。


日本人だらけで、
びっくりした。
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あと1時間を有効に活かし、
無事帰ろうと思う。


ドイツからのレポートをお楽しみに。

ニュルブルクリンク北コースをアウトバックで駆ける

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良く見たら同じ画像を載せていた。
改めてブルグエルツ周辺の美しい景色を見て欲しい。
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本格的にトレーニングが始まる前に、ニュルブルクリンクの周辺を探索した。
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以前このあたりで蜂蜜を購入し、
とても良かったので、
お土産に持ち帰るつもりだった。


やはり季節ものなのか、
今年は跡形もなかった。


じつに残念だった。


それにしても、
アウトバックにはラフロードが似合う。


ドイツで改めて実感した。


麦畑の続くワインディングロードを走り、
久しぶりにエルツ城を訪れた。


駐車場の入口でお金を払い、
歩いて坂を下ると忽然と美しい風景が現れる。


中世期に作られた美しい古城だ。
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日本に作ったとしても、
恐らく地震で壊れてしまい、
絶対に残らないだろう。



周辺の地層は極めて特徴的で、
複雑な堆積岩が幾層にも重なり合い、
不思議な雰囲気を漂わせる。


地震が来たらひとたまりも無い。
ヨーロッパには日本ほど地震がない。


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自然石に目が無いので、
少しサンプリングして持ち帰った。


城の中にあるビュッフェで、
カレーブルストをたべた。
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見かけ以上に味が良い。
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ソースの上にカレー粉をまぶし、
フレンチフライを盛ってある。


腹を満たし、
エルツ城を後にした。


一般に開放されるのは午後5時以降だ。
ツーリステンファルテンに備え、
ニュルブルクリンクへ足を向けた。
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この日の北コースには、
バイクの姿だけがあった。
チケットを買うためにゲートへ行くと、
走り終わったライダー達が帰り支度を始めていた。


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良く見たら女性のライダーだった。
気軽に撮影に付き合ってくれたが、
 
日本から来たと言うと、
走行中の写真も見て欲しいと言う。


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装備も本格的だ。

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あの中に彼女も居たと解った瞬間に、
日本とは決定的に深さの違う自動車文化を感じた。


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いや、
凄いもんだ。
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そうこうするうちに、
ツーリステンファルテンの時間になった。


ラフロードに強いのはあたりまえだが、
アウトバックの高速安定性も素晴らしい。


真の実力を引き出すために、
ニュルブルクリンク北コースを一気に4周走った。


トレーニングの前にコースを予習する狙いもあり、
猪原さんと大輔が同乗してくれた。
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ご存知のように有料の高速道路でもある北コースは、
お金さえ払えばヘルメットも要らないし、
定員まで乗車が可能だ。


じっくり動画を見て欲しい。
走行動画

シュエーデンクロイツから、
アーレンベルグに向かうシーンだ。


丘を越え下りこむと、
左側にエスケープゾーンが見えるだろう。


今年の24時間レースで路面が雹で真っ白になった。


アーレンベルグで、
雹の上をサマータイヤで走る事自体恐ろしい。


カルロ バンダムもコースを曲がり切れなかったが、
エスケープゾーンに出てからが凄かった。
全輪駆動の威力を炸裂させ、
世界中のスバリストを狂喜にまみれさせた場所だ。


そこをアウトバックで走り、
優れた性能を見える化した。


2.5リットルの自然吸気エンジンが、
なぜグローバルエンジンとして成り立つのか良く分かる。


気持ちよいサウンドと、
豊かなトルク。


良いエンジンとはこういう物を指すのだろう。


日本では真の実力を引き出せない。


運転の下手な人ばかりで、
少し飛ばしただけでも、
「危ない」とヒステリックに感じるようでは、
この領域の性能を知る事は不可能だ。


決して攻めの走りを繰り広げた訳では無い。

ニュルを楽しく走る



大事な命を自分以外に二つ背負って、
しかも借りたクルマで失敗は許されない。


デューラーを履いたSUVなのに、
驚くほどの高速安定性を示した。


さらに、
ガソリン仕様はディーゼルより面白かった。


アウトバックが、
タイヤに頼り過ぎる愚かなクルマでも無い事も確認できた。


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これがオトナを3人載せて、
ノルドシェライフェを連続で60km走った直後のタイヤだ。
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タイヤの表情を見て、
何を思うのか人それぞれだが、
普段と変わらぬ穏やかさを持つ事だけは明らかだ。


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最新のアウトバックは、
ドイツの光景に溶け込む。


名実ともに、
スバルを代表するクルマとして独立した。
今後の熟成が益々楽しみになった。

チャールサイトイエローのBRZ

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10日分に近い日報が机の上に重なっていた。納品書もたくさんある。
一度に処理しきれないので、カウンターを臨時に使い時系列に沿って並べた。
まず全てに目を通したら、留守中の出来事が頭の中に染み渡る。
一週間分たまった分厚い売上伝票も確認印を押さねばならない。
順番に片づけるしか方法はない。
世の中に不景気風が吹いているので、忙しいだけ幸せだ。お客い様のアンケートにご返事も送りたい。
アンケートの封筒も10枚以上溜まってしまった。
出かける前も忙しかったが、戻ってからもやるべき事が山積みだ。

ドイツでも同じだった。決めていたプログラムを予定通り進めた。でも旅はやはり良いもんだ。空港からSバーンに乗ると、その途端に一人旅の楽しさがこみ上げてきた。
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いつもの日常とは違う眺めが、緊張感と共にわくわく感も誘い出す。
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ホテルにチェックインして、まずスーツケースを開けた。妻はパッキングがとても上手で、一日ごとに着替えをアレンジしてくれている。パンツとシャツのコーディネートなど、客観的に組み立てられ苦労せずに着ることができる。
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半袖か長袖ははもちろん、襟の有無もメモしてくれているので朝の着こなしがとても楽だ。
感謝しながらスーツケースの隅を見たら、何やら黒い箱が入っていた。
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取り出すと馴染のあるロゴが目に入った。
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そうなんだ。誕生日なんだ。
昨年はXVの新色に合わせて、ハイパーブルーのGショックをプレゼントしてくれた。
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今年はBRZのイエローエディションに合わせて、黄色い素敵な時計をプレゼントしてくれた。
ありがとう。
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この時計には好きな黄色と、嫌いな黄色がカモフラージュのように織り込まれ、とても興味深いデザインになっていた。
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帰国したら机の上にカタログが置いてあった。7日の受注開始とともに、真っ先に注文したら既に50台が予約に入っていた。
ほとんどが6速マニュアルだった。当然のことだろう。
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わずか一週間という予想以上の速さで完売してしまった。岐阜県では当社の1台で受注が締め切られたようだ。
東海三県で11台。流石に名古屋は力があり、9台の注文を受けたようだ。
デリバリーは秋以降になるが、どんな仕上がりかとても楽しみだ。

気になるのは本当に100台で終わるのかということだ。


カタログには不吉な文字がある。


トヨタにはトヨタの色を用意してほしい。
WRブルーやハイパーブルーのように、
苦労して開発した色は、
スバルだけの大切な色として育てていくべきだろう。


もともとイエローもコメットマークの一部だ。
門外不出を徹底してほしい。


スバリストのために。

スバルマガジンとフォレスターBrown Leather Selection

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ドイツに行く前は白い花が満開だった。


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戻るとオレンジの花に代わっていた。
そのオレンジの花も終わりつつある。


花の命は短い。
でもそこから新たな生命が生まれる。


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ブルーベリーって本当に面白い。ビジネスになるはずだ。
早生種から山ほどとれた実を使って、美味しいジャムができていた。


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ヨーグルトにたっぷり混ぜて食べている。
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元気のある木と無いものに分かれてはいるが、
今年は間違いなく当たり年だ。


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去年に比べ10倍くらい収穫できそうだ。
まだまだ美味しい実が味わえる。
来店されたらぜひ食べてほしい。


無農薬で無消毒だから、
つまんでそのまま食べて大丈夫だ。


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会社周辺に良い空気が漂っている。
ドイツの麦畑を思い出した。


帰国早々ショールームを模様替えし、
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楽しみにしていたブラウンレザーエディションを展示した。


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これについて、
思いっきり解説するので楽しみにしてほしい。
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スバルマガジンの取材を受けた。エディターの真鍋さんとはすっかり顔なじみだ。
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お土産をありがとうございました。
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黒船ショコラを久しぶりに食べた。横浜の味が漂った。
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どうして並んでるんですか。まだ出たばかりですよね。
真鍋さんが驚くのも無理はない。
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このクルマの存在を聞き、
即座に発注したからだ。


ゴールデンウイークの直後だった。


二か月待ったが、
それだけの価値はあった。
展示するために買い取るからすぐに見せることができる。
それほど惚れぬいた。


3.217.000円のプライスには、
300馬力のターボエンジンや、
最高性能のヘッドライトも含まれる。


これを安いと思わない人は居ないはずだと確信している。


レヴォーグのSTIもデビューしたが、
ヘッドライトを除いても50万円以上の価格差がある。
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精力的に取材され、
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スバルマガジンの特集企画を構成されていた。
新刊が楽しみだ。
発売されたらぜひ書店に急ごう。


まだまだ続くぞ!
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