赤鰤は随分疲れていた。器量は良いが、
心身共にやつれた感じだった。
そこでまず点滴を施し、
エンジン基本性能の復活を目指した。
点滴を終え、
次にガソリンを満タンにした。
約5キロ走行し、
それまで散見されたエンジンの息付を調べた。
ほとんど感じなくなったので、
次に有効な添加剤を用意した。
P:ポリ
E:エーテル
A:アミン
聞き慣れない名前だが、
シリンダー内部の堆積したカーボンをゆっくり取り除く燃料油清浄剤だ。
給油口を開けて一気に注ぎ込んだ。
これらによって、
エンジンの調子は見事に蘇った。
元々整備の状態は悪くなかった。
タイミングベルトも10万キロ以下で交換されていた。
しかし、
エンジンの中や吸入経路に堆積したカーボンが、
エンジンの調子を悪化させていた。
高出力車の走りを支えるブレーキも、
十分なメンテナンスを受けていなかった。
少し前にペヤングを食べた。
濃い味の新製品を買って懲りた(笑)
それ以来、
四角いパックを見ると胸焼けするようになった。
流石に3月になると、
昼ご飯をゆっくり食べる時間が無い。
ファミマに行ったら丸いパッケージが目に留まった。
もう10年くらい食べていなかった。お湯を掛ければ3分で食べられる。
早速買ってお湯を入れ3分待った。
柔らかくなったら湯切りてソースをまぶした。
懐かしい匂いだ。本当はフライパンで炒める方が好きだが、そんな道具もなければレンジもない。 一口食べて驚いた。
美味いじゃないか。
麺がモチモチしている。
10年一昔と言うが、
改めて進歩の凄さを感じた。
確かにカップ麺はどんどん進歩している。
しかしカップ麺はカップ麺でそれ以上の何物でも無い。
あくまでも「カップ麺」の味が美味いと感じるのだ。
そんな事を考えていたら、
後藤さんがいらっしゃった。
車検で奥様のR1をお預かりした。
R1と赤鰤には共通性がある。
どちらもスバルがプレミアムな商品を造ろうと努力した結果だ。
ただしカップ麺を例に上げると、
面白いことが解る。
インスタント食品は美味しくてもプレミアムな商品にはなり得ない。
店頭で並べ、
高い方の商品に「プレミアム」と付けることは勝手だ。
だが、
そもそもインスタント食品と「プレミアム」では矛盾が生じる。
自動車にもそれが当てはまる。
軽自動車はどちらかというとインスタント食品に近い。
それをプレミアムにしたから矛盾が生じた。
R1は良いクルマだが、
販売政策上は失敗だった。
あれほど性能が良いクルマでも、
買う人の分母が少ないと売れない。
だから優れたマーケティングが必要になる。
顧客の分母を調べ、
刺さるように市場へ投入する。
或いは売れる方向に誘導する。
甘く見ると売れる商品にはなれない。
3分待って美味しい焼きそばが食べられる。
背の高いクルマにスライドドアを付け、
強烈な燃費重視の性能を優先すると似た味になる。
後藤さんから、
旬のお土産を沢山戴いた。
何しろ新しい高速道路は、テーマパーク並みの名所だ。 あちこちのサービスエリアで、
面白そうなお土産を買ってきて下さった。
恐らく忌憚のない意見が聞かれたいと思う。
少々遠慮なく所感を述べたい。
認定や限定が付くとお土産としての価値が高まる。
そこに行かないと買えないからだ。
静岡らしくお茶を活かしたお菓子だ。
冷やして食べるのも良いようだ。
小豆とクリームが程良い。
次のお菓子も良く似ている。
「こっこ」の「ぽっぽ」ときた。
こちらもオフィシャルマーク付きで、
NEXCO中日本御用達だ。
流石に純正の土産物だけ有り、
食べ方が丁寧に記されている。
しかし上納金をどれくらい取るのだろうか。
風味も良し、
甘さも良し。
少し厳しく言えば「可も無く不可も無く」
ある意味で正統派の「お土産」だ。
どうしても買わないといけない時に、
この手の土産は助かる。
新幹線の中で売っている「安倍川餅」が思い浮かんだ。
非常にお土産らしいお土産にも、
御用達マークが付いている。
うなぎパイにこんなドラマがあるとは知らなかった。
プレミアム感を出している。
夜から真夜中に格上げだ。
馴染みのあるうなぎパイにも変化が訪れた。
つづく
後藤さん、
有り難うございました。
心身共にやつれた感じだった。
そこでまず点滴を施し、
エンジン基本性能の復活を目指した。
点滴を終え、
次にガソリンを満タンにした。
約5キロ走行し、
それまで散見されたエンジンの息付を調べた。
次に有効な添加剤を用意した。
E:エーテル
A:アミン
聞き慣れない名前だが、
シリンダー内部の堆積したカーボンをゆっくり取り除く燃料油清浄剤だ。
これらによって、
エンジンの調子は見事に蘇った。
元々整備の状態は悪くなかった。
タイミングベルトも10万キロ以下で交換されていた。
しかし、
エンジンの中や吸入経路に堆積したカーボンが、
エンジンの調子を悪化させていた。
高出力車の走りを支えるブレーキも、
十分なメンテナンスを受けていなかった。
少し前にペヤングを食べた。
濃い味の新製品を買って懲りた(笑)
それ以来、
四角いパックを見ると胸焼けするようになった。
流石に3月になると、
昼ご飯をゆっくり食べる時間が無い。
ファミマに行ったら丸いパッケージが目に留まった。
柔らかくなったら湯切りてソースをまぶした。
美味いじゃないか。
麺がモチモチしている。
10年一昔と言うが、
改めて進歩の凄さを感じた。
確かにカップ麺はどんどん進歩している。
しかしカップ麺はカップ麺でそれ以上の何物でも無い。
あくまでも「カップ麺」の味が美味いと感じるのだ。
そんな事を考えていたら、
後藤さんがいらっしゃった。
R1と赤鰤には共通性がある。
どちらもスバルがプレミアムな商品を造ろうと努力した結果だ。
ただしカップ麺を例に上げると、
面白いことが解る。
インスタント食品は美味しくてもプレミアムな商品にはなり得ない。
店頭で並べ、
高い方の商品に「プレミアム」と付けることは勝手だ。
だが、
そもそもインスタント食品と「プレミアム」では矛盾が生じる。
自動車にもそれが当てはまる。
軽自動車はどちらかというとインスタント食品に近い。
それをプレミアムにしたから矛盾が生じた。
R1は良いクルマだが、
販売政策上は失敗だった。
あれほど性能が良いクルマでも、
買う人の分母が少ないと売れない。
だから優れたマーケティングが必要になる。
顧客の分母を調べ、
刺さるように市場へ投入する。
或いは売れる方向に誘導する。
甘く見ると売れる商品にはなれない。
3分待って美味しい焼きそばが食べられる。
背の高いクルマにスライドドアを付け、
強烈な燃費重視の性能を優先すると似た味になる。
後藤さんから、
旬のお土産を沢山戴いた。
何しろ新しい高速道路は、テーマパーク並みの名所だ。
面白そうなお土産を買ってきて下さった。
少々遠慮なく所感を述べたい。
そこに行かないと買えないからだ。
静岡らしくお茶を活かしたお菓子だ。
NEXCO中日本御用達だ。
食べ方が丁寧に記されている。
甘さも良し。
ある意味で正統派の「お土産」だ。
どうしても買わないといけない時に、
この手の土産は助かる。
新幹線の中で売っている「安倍川餅」が思い浮かんだ。
非常にお土産らしいお土産にも、
プレミアム感を出している。
有り難うございました。