美味しいお酒を飲んで、
締めは饂飩だ。
阿部さん、
ありがとうございました。
甘い物を食べたくて、
無理やり付き合わせてしまった。
すみませんでした。
一人じゃ恥ずかしくて、
なかなか食べに行けません。
久しぶりに、
フレンチトーストを食べました。
こうして一日かけて、
バッチリ炭水化物を摂ったので、
朝から何も食べなくても、
ハードな一日を過ごすことができた。
先にサーキットを走るつもりだったが、
スケジュールを考え、
Xモードから試すことにした。
本格的なSUVとしての能力に、
全く疑いは無い。
XVとは比較にならない。
Xモードの機能差も心理的に余裕となるが、
ロードクリアランスの大きさが、
圧倒的に違う。
特にアプローチアングルの余裕が、
もう全然違うので、
時間の制約がなければ、
一日中そのまま走っていたかった。
オトコの気持ち、
わかるだろう。
とにかく、
あらゆる意味で他のスバルと「余裕」が違う。
この後で動画も紹介するのでお楽しみに。
ラフロードを走った後、
そのままサーキットに向かった。
タイヤに疑いを持っていたが、
なかなか強靭で、
面白いタイヤだった。
最初は恐る恐る走ったけれど、
最後はラリー車並みにブン回した。
ダートも楽しいぞ。
そのまま山を越え、
谷を越え、
やっとの思いで高速道路に乗った。
ようやく現れた真のSGPだ。
インプレッサは前のパーツを流用し、
100ピッチのホイールを選択した。
その効果は、
価格に現れた。
物凄くお値打ちだ。
フォレスターは、
その観点からも完全に別格だ。
インプレッサと比較し、
価格を大幅に引き上げたからこそ、
ここまでの仕上がりになった。
惜しいな。
あべさんと布目さんは、
ブレミアムな味を、
群馬に住んで見失った。
ドアの開閉時に、
把手がチープすぎる。
ここが唯一の安っぽい群馬臭だ。
手抜きはダメだよ。
いくら言い訳しても尻尾が見える。
これとおなじことを、
これから先のスバルが、
二度と繰り返さないことを祈りたい。
それ以外は、
完全に格上の存在だと解った。
全くのブランニューは、
高速道路でも卓越した走行性能を見せた。
フロントフレームの剛性が、
国産車として異常なほど高い。
だから路面からの走行振動音を、
ほぼ完璧に遮断する。
格上のアウトバックを、
完全に凌駕した。
国内では何の問題も感じないが、
さすがにアウトバーンでは、
フロントフレームから侵入する、
「ゴロゴロ音」気になって仕方がなかった。
ところが、だ。
大きな声で言えないけれど、
その領域まで引っ張り上げてみた。
すると、
驚くほどノイズも、
バイブレーションも減っていた。
ハーシュネスと言う、
遮音性能も格段に上がり、
現時点でスバル最高のプレミアムカーだ。
タイヤも、
比較的静かでロードフォールディングも良く、
満足できる性能を見せた。
サーキットを2時に予約して、
時間的な余裕が少ない上に、
オフロードが楽しすぎて時間を使いすぎた。
それで、
朝も昼も食事が摂れなかった。
サーキットも愉しかった。
とにかくよく曲がるので、
走れば走るほど面白くなる。
前輪は意外に粘った。
実に過酷な一日だった。
中津川近辺は摂氏40℃を超えた。
サーキットの路面温度も、
かなり高かった。
だが、
タイヤは最後まで頑張ってくれた。
後輪は平気な顔をしている
あっと言う間の50分だった。
汗をかいたので温泉に入り、
サーキットを後にした。
税別700円で入れる、
とても親切なホテルだった。
今度は泊りがけで来るのも良いな。
フォレスターも腹ペコだった。
給油しながら、
改めてクルマ全体を良く見た。
この強烈な使い倒しに対して、
全く平然と受け答える。
こいつは凄いクルマだ。
「飼って」良かった。
オレンジの差し色も、
このように使うとスパイシーで悪くない。
美味しく見せる演出となり得た。
このクルマなら大丈夫だ。
安心して買ってほしい。
それはなぜか。
妻も運転したいから、
帰りは彼女にステアリングを託した。
肘の角度だけは欠点だが、
後は概ね合格点が取れる。
スムーズに走らせるので、
思わずうたた寝するほどだった。
助手席からオレンジの差し色を見て、
XーBREAKとは何なのかと、
ずっと自問自答していた。
まさに、
今日の使い方こそ、
それそのものなんじゃないのか。
このクルマの捉えかたが、
本当にガラリと変わった。
オレンジレッドが魅力を放ちはじめた。
さあ!
かわら版を作らなきゃ。
猛烈に創作意欲が湧いてきた。
明日も頑張るぞ。
お楽しみに。