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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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SUBARUらしさを極めた水平対向6気筒のアウトバック

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20Rの話はまだ続く。
しかし、その前に伝えたい事がある。
先週東京へ出張した時、
ホテルで目覚めてテレビを点けた。


実は初めてNHKの朝ドラを見た。
この地域にとって、
凄い効果らしい。
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岩村の街並みは、
「ふくろう商店街」と名を変えた。


ゴールデンウイーク中も人が溢れ返り、
その時訪れた栗原さんを驚かせたそうだ。


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ちょっとだけ、
街並みに寄ろうとされたらしいが、
恐れ慄いてすぐ帰られたそうだ。


今回の目的は点検で見つかった不具合の修理だ。


それと同時に、
開田高原や岩村の街並みを自由気儘に楽しむためだ。


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お土産をありがとうございました。


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海老煎餅と、
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近頃評判のラスクをいただいた。


ところで、
評判の良い食べ物は、
テレビの力で骨抜きになる事が多い。


テレビで放映されている、
五平餅について触れたい。


もともと五平餅は、
新米が取れた時のお祝いで、
家族揃って焼いて食べた。


味噌、たまり、クルミ、落花生、
それらは全て地産地消だ。


隠し味で蜂の子をすり込んだり、
その家独自の作り方があった。


プロの店も当然たくさんあって、
年がら年中食べていた。


五平餅は丸くて串に刺した、
みたらし団子風の形が本来の姿だ。


これには異論があるかもしれないが、
中山道に沿った、
恵那から中津の五平餅は、
ほとんど全てがこの姿だった。


そこから離れた「僻地」と言われる場所に、
それとは違う五平餅が存在した。


「わらじ五平」と呼ばれるご馳走だ。


初めて食べたのは、
小学生の時で、
「珍しい五平餅があるよ」と連れて行かれた。


上矢作と呼ばれる山間地で、
そのご馳走が出た。


地蜂の産地なので、
ふんだんに擦り込まれていた。


ただ、
その名前を聞くと、
食べずに嫌う人もいるので秘密の場合も多い。



美味しかった。


何しろ、
その暴力性に度肝をぬかれた。


まず、
材料も迷いが無いし、
美味しく食べる工夫も枚挙にいとまが無かった。
串ではなく、
板へぎにご飯をなすりつけたビッグサイズだ。



だから串に刺した五平餅より、
一本当たりの量が多い。


今ではそれが主流になった。
その理由は高速道路の発達だろう。


高速道路の売店では、
加工しやすい「わらじ」の方が効率良く捌ける。


テレビでは、
どちらを流してるのかな。


この辺りが微妙だ。


岩村は山間部だが鉄道が存在し、
一風変わった文化が根付いている。


テレビ効果で歪められない事を期待したい。


急にクローズアップされると、
どうしても浮き足立つ。


残すべき文化を、
しっかり吟味して大切にしよう。


そんな事を考えながら、
栗原さんと出かけようとしたら、
思わぬ珍客に驚いた。


急激に発達した低気圧を、
本能でしっかり感じたのだろう。
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工房の窓ガラスを見て、
ほのぼのとした気持ちになれた。


必死で擬態してるけと、
丸わかりなんだ。


軽く指で突っつき擬態を解く。


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変わった頭の形だ。
だけど、
これが捕食から逃れる切り札なんだ。


進化の素晴らしさを感じる瞬間だね。


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人懐こいので、
優しくするとすぐ手に乗る。
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ここで擬態しても意味ないが、
サービス精神が旺盛なのだ。


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何て言う名前かな。
工房の中に入ってると出られなくなる。


避難したつもりかもしれないが、
危ないので外に出した。


このような、
滅多に見ない生き物を残す努力が大切だ。


でもそれは難しい。


言う事は簡単だが、
「言う」と「やる」とでは天地の差がある。


教育から変えないとね。


スバルも教育から変えないと、
何も残らなくなる。
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問題の根っこは共通なんだ。


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奇跡的なレガシィアウトバックを連れてきた。


本当に人懐っこいクルマだ。
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シルキースムーズで柔軟。
乗る人にとって優しいクルマだ。


大きさもジャストフィットで、
豊かな動力性能がヒトを幸せにする。


このクルマ、
走行距離はそこそこ延びてるのに、
ヤレタ感じが全くしない。
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ステアリングを見ただけで、
このクルマに与えられた愛情が、
普通とは少し違うことがわかる。


ステアリングが清潔なんだ。
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室内も綺麗だし、
クルマが本当に伸び伸びと走る。


とりあえず受け入れ点検を終えたので、
思いっきり走らせた。


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虫の死骸が、
激しい走りを物語るが、
調教とはそう言うものだ。
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良いクルマに巡り合うと、
晩酌がとても美味い。
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SUBARUと横浜ゴムはジオランダーを育ててきた。
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アウトバックとも相性が良い。
それが一体どうした訳だろう。


エコエコエコで、
国産品につまらないタイヤが多くなった。


ヨコハマは本気で作ったジオランダーを、
もっとSUBARUにアピールすべきだ。


6気筒も消滅するし、
ジオランダーの採用も遂に消滅した。


SUBARUの姿勢、
最近少し悲しいね。


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