XVにはソリッドカラーが本当に良く似合う。
楽しみに待っていて欲しい。
インプレッサハウスにミニカーを移動したので、
若干淋しくなったが、
デスクサイドには相変わらず7台のミニカーが居る。
ミニカーを出し入れするとき、
立体駐車場のように仕切り版をスライドさせて使っている。
カーキのラヴ、
そしてモスグリーンのサンダーバード2号、
その上にチャールサイトイエローのGC8を納めた。
見えないけれどその上に赤いプラスチックのサブロクが居る。
ふと思った。
グリーンが久しぶりにトレンドラインに乗る予感がする。
久しくグリーンは脚光を浴びていない。
グリーンが一番冴え渡ったのは、
BF5型レガシィツーリングワゴンが、
初のビッグマイナーチェンジを迎えた時だった。
不人気だったルビーレッドを下げて、
その代わりに深く澄んだメタリックグリーンと、
深いクリムソンレッドをブライトンという聞きなれないグレード共に設定した。
そこからグリーンの進撃が始まり、
ビストロのビンテージグリーンがヒットすると、
何と軽自動車専用色を、
レガシィ特装車のブライトンゴールドにまで与えてしまった。
メチャクチャなんてもんじゃないカラー戦略だったが、
とっても勢いがあったので誰もそんなことを気にしなかった。
そしてホワイトが沈降し、
BG5にピュアホワイトが出るまで浮かび上がる事は無かった。
その時代を知らない人には信じられないだろう。
だから最近ホワイトに魅力を全く感じない。
ソリッドのパリッとしたホワイトなら新鮮だが、
乳白色のパールでは気持ちが盛り上がらない。
そんな時に、
アウトバック専用色のワイルドネスグリーンを見て、
これがとても気に入った。
アメリカ専用の色だったが、
ビッグマイナーチェンジで国内に投入され、
モーターショーで見てびっくりした。
なかなか渋くて良い色だ。
それに対してフォレスターはどうかというと、
これも面白い変遷を遂げた。
最初に用意されたボディカラーで、
バーニッシュドブロンズと呼ばれる色があった。
メチャクチャ気持ちの悪い色だったので、
それがトラウマになって、
良い色なのにアウトバックのタングステンが怖かった。
そのショックが癒えたのは、
次にセピアブロンズが登場したからだ。
この色は良かったので、
何度も購入してお客様にもお勧めしている。
バーニッシュブロンズが出た時に、
同じグローバル向けの調色で、
ジャスミングリーンが誕生した。
良い色だけど、
「欲しい」と思わせるもう一押しが無かった。
なぜか。
この色にもトラウマがある。
インプレッサSTIヴァージョン22Bのベースとなった、
「リトナ」というクルマがあった。
これは米国向けの派生車で、
日本ではそれほど本気で売る気の無いクルマだった。
後で付けたしたクルマなので、
基本設計もそれほど工夫したわけでは無かった。
そのクルマに設定されたスプラッシュグリーンは、
まさしくグローバル系の中間色で、
良いとはお世辞にも言えない「寒い」色だった。
それを軽自動車にまで塗ったが、
ヴィヴィオがその色を纏うと、
あまりにも安っぽくて悲しくなった。
それがトラウマになり、
薄いグリーンにはめったに手を出さなくなった。
ただその系統のボディカラーは、
脈々と続いているので、
中には面白い色もあった。
SG5のエバーグリーンもその一つだ。
ちなみにL.L.Beanには、
アウトバック用の濃いグリーンもあり、
流石にアース系カラーを上手く使い分けていると、
今になって感心させられる。
そんな事が走馬灯のように頭の中を駆け抜けた。
そこで面白い事が起きた。
新型フォレスターでは、
売れ筋色は全てキャリーオーバーされている。
そしてグローバル系のカラーが刷新された。
90%近くが輸出のフォレスターらしい特徴だ。
その中でアースカラー系のセピアブロンズは、
非常に評判が良いのでキャリーオーバーされている。
そして良いけど欲しいと思わなかったジャスミングリーンが、
ジャスパーグリーンに刷新された。
この色が実にエバーグリーンに近くて、
とても優しい感じの良い色なんだ。
次のフォレスターは、
試乗車をじっくり選ぼうと思っている。
恐らくベースグレードになることは間違いない。
そしてトレンドラインに戻るかもしれない、
ジャスパーグリーンにスポットを当てるのも、
良いのではないかと思っている。
今日も忙しく一日が終わるとしている。
愛機のスイフトでドライブエクスペリエのAプランを体験された。
なかなかお目に掛かれない美味しいお菓子だ。
あんばたとは何かと思ったが、
多分餡とバターの略なのだろう。
生菓子にしかない味の良さを、
存分に楽しませていただいた。
脱酸素剤が入っていたら、
この風味を絶対に出せないだろう。
お互いに通じ合える嬉しい事がいっぱいある。
ありがとうございました。
深澤さんは、
とにかくニュルで一度走ってみたいと言われた。
お力になりますので、
是非しっかり復習して腕を磨いてほしい。
深澤さんとニュルの話をした時、
初めてニュルをレクチャーカー以外のクルマで走った時の事を思い出した。
一つ古い型だけど、
このクルマがとても面白かったので、
スズキの作る小型車を見直すきっかけになった。
オトコは夢を追ってはいけない。
追うのは「野望」だ。
「ニュルを走る」と言う野望を、
ぜひ実現させて欲しい。
力になろう。
次はBプランで待っている。