あまりの好天に、
急いで仕事を済ませて高原に向かった。
いつもの冬とと変わらぬ好景に変わっていた。
でも開田高原は、
時に思わず息を飲むような好景を与えてくれる。
例えようのない美しさを、
どこまで画面上に再現できるか。
見る人によって、
受け取り方は様々だろう。
今年初のかわら版を、このボディカラーで飾りたかった。
トップ画像には間に合わなかったが、新雪の美しい高原でも優れたブルーの調色が際立ち、この色に乗って良かったと心底感じた。
なんとか締め切りに間に合った。深夜近くまで掛かったが、平和印刷の渡辺さんから、ゲラ刷りが送信されてきた。
美しい色彩が映え、満足する仕上がりだった。
渡辺さん、ありがとうございました。
色彩って大切だ。最近面白いモノを見つけた。
店頭で鏡に顔を写すと、覆面レスラーになれる。 「こりゃ面白い」と、思わず二枚購入した。 妻の顔に貼って楽しもうと、密かに企んでいた。 裏の説明書きを読むと、貼ったら「ラオウになりきりましょう」と書いてあった。普段からラオウ並みの破壊力を持つ妻だから、これはぴったりだ。ヒヒヒヒヒ・・・。 そんな事をすっかり忘れるほど、
かわら版校了の前後は忙しかった。
前の夜は中古車組合の会合があり、
本当に久しぶりに焼き肉を食べた。
前回食べた後は通風になったので、
しばらく遠ざかっていた。
肉をあまり受け付けなくなり、食べれば美味しいと思うが、「焼き肉屋に行こう」と言われると憂鬱になる。
次の日は、校正の関係もあり、ほとんど一日何も食べなかったが、夜は山ほど食べた。その翌日は朝飯を抜いて、昼過ぎてから蕎麦を山盛り食べた。
蕎麦湯も美味かった。
作り方が最高で、
思わず全部飲み干した。
かなりのカロリーだ。
そのあとは名古屋で従妹と会う約束だった。少し遅めのティータイムで、
シフォンケーキを食べてしまった。
コーヒーだけ飲む人など居なくて、かなり高齢の女性でも、テーブルの上に「ドン」とこれを置いていた。
何を食べても価格はそれほど変わらない。それにあのような女性が平気で選ぶなら大丈夫だろうと、タカをくくってしまった。
ケーキはそれほど甘くなかったが、その考えが甘かった。半分でギブアップ。食べられない事は無いが、頭の中に赤ランプが点いた。
代田家の晩酌は遅い。いつも深夜に夕食になる。
この日も家では美味しいご馳走が用意されていた。
食べる前に風呂に入って驚いた。腹が出ている。
以前から何となくぽっこりしていたが、ショックだった。それで少し自虐的になったのだろう。何となく思い出した。それは先日購入したパックだ。 裏には、「貼ったらドラえもんになりきる」と書いてあった。
なってやろうじゃ無いか!
自分では貼れないので、
娘に頼むと、
普段なら厭な顔をするくせに面白がって手伝ってくれた。
そのかわり余計な事も言う。
お父さん、マスクより顔がでかいよ、あ、違うか・・禿げてオデコが出たのか。
メチャクチャ憎たらしい。
妻も面白がってバシャバシャ写真を撮っていた。
禿げるという言葉に異常に反応する悪魔のようなヤツラだ。
あまりに笑うので、愛想笑いをしてみたが、少しもドラえもんの気分になれない。
「鈴まである!ギャハハハ」と大笑いする妻に、
少し殺意を覚えた・・・・・。
せっかくの料理も、口が上手く開かないので食べられない。
業を煮やして、両指で口の部分だけ広げていたら、「あ!不自由してる、ガハハッハ」とまた笑いやがる。
確かに肌に潤いは出たが、
少しも楽しくない。
ラオウを寝ている妻に貼り付けて楽しむ事にするか。
この様に、面白い商品が沢山生まれているが、真っ白なパックを笑いの道具に換えた色彩の発想が凄い。
沢山の色がある事で、商品に深みが生まれる。ハイパーブルーの開発にも、相当深い想いが込められている。
XVをビッグマイナーチェンジする開発がスタートした時から、次に目指す色は「これだ!」とイメージされていたようだ。それは当然だろう。
理由は簡単で世界の色彩を引っ張るのは、欧州のプレミアムスポーツカーのトレンドだ。昨年の秋にニュルブルクリンクを訪れ、これと同じ色相のM4を見た。そのとき、スバルは最新のトレンドをきちんと掴んでいた。それに尊敬の念を覚えた。
色は絶対に侮れない。その事を熟知したスバルのデザインは冴えている。しかし、実際に塗るまでには様々な苦労があったようだ。
新しい青で目指したものは「スポーツ」「アクティブ」「力強さ」の三要素だ。だから絶対に避けたいのは、見える角度で少しでも緑味に見えたりするブルーや、黄色く見えるブルーになることだった。
意外に思うかも知れないが、これでも少し赤味寄りのブルーになっている。
色を鉄板に塗装して確認し、そのあと実車にも塗装し、何度も何度も色の完成度を上げていったのだ。
開発の途中で北米の印象を確認した事もあったという。デザイナーが実際に北米まで、新ブルーの色を塗装したフロントフェンダーを持ち込んだ。すると現地の光の下でハイパーブルーがさえに冴えた。実際にそれを見た人達は誰もが「これはXVに似合う!」と言うだけでなく、「BRZやWRXにもこの色を展開してほしい」と絶賛されたという。
特にスバルにはブルーの存在は重要だ。今回の新色にこうした拘りが込められた理由は、スバルのコーポレートカラーでもあるからだろう。現在スバルは、WRブルー・パールを筆頭に、ダークブルーパール、ラピスブルーパール、クォーツブルーパール、スチールブルーグレーM、そして今回のハイパーブルーと、それぞれのコンセプトに合うブルーのバリエーションを揃えた。これがタンジェリンオレンジから始まるスバルのカラー戦略だ。
そのコーポレートカラーの中でも、
特に旬を迎えているのが、
ラピスブルーだ。
長野にお住まいの松岡さんに、
ようやくOUTBACKをお渡しする日が来た。
雪の合間を縫うように来店され、
納車式も無事終わった。
ありがとうございました。
中津スバルも、
面白いカラー戦略を考えている。
妻のデザインで、
新たなお土産センターの「グッズ」を企画した。
毎年NBRにトレーニングに行く。
セクショントレーニングで苦労した場所で、
なるべく石を拾ってくる。
ドライブエクスペリエや、
見学に来場された方の、
面白い記念になればが嬉しい。
そんな発想で、
Aプランのコースである、
中津川リンクをもじり、
Bプランのコースである中津シェライフェを、
「中津主来平」とあててみた。
「中津シェライフェ」はモータージャーナリストの、
菰田潔さんの命名だ。
「操縦伎倆」という言葉は、
二式水上戦闘機の名パイロットだった、
柳原滋さんが、
クルマの運転技術の上でも良く口にされた言葉だ。
何かの記念になるモノを、
社員で吟味した結果この姿になったが、
何か良いご意見があればお伺いしたい。
届いた2月号のカートピアを見て、
アッ!と驚いた。
同じ色が使われている。
これも何かの縁だろう。
是非ディーラーに急いで欲しい。
12頁に開発のストーリーがある。
今回のブログでは、
色について考察してみた。
これから東京出張だ。
今回は久しぶりにレヴォーグを選ぶ。
次は出張先からアップするつもりだ。
おわり
急いで仕事を済ませて高原に向かった。
でも開田高原は、
時に思わず息を飲むような好景を与えてくれる。
どこまで画面上に再現できるか。
受け取り方は様々だろう。
今年初のかわら版を、このボディカラーで飾りたかった。
トップ画像には間に合わなかったが、新雪の美しい高原でも優れたブルーの調色が際立ち、この色に乗って良かったと心底感じた。
美しい色彩が映え、満足する仕上がりだった。
渡辺さん、ありがとうございました。
色彩って大切だ。最近面白いモノを見つけた。
店頭で鏡に顔を写すと、覆面レスラーになれる。
かわら版校了の前後は忙しかった。
前の夜は中古車組合の会合があり、
本当に久しぶりに焼き肉を食べた。
前回食べた後は通風になったので、
しばらく遠ざかっていた。
次の日は、校正の関係もあり、ほとんど一日何も食べなかったが、夜は山ほど食べた。その翌日は朝飯を抜いて、昼過ぎてから蕎麦を山盛り食べた。
作り方が最高で、
思わず全部飲み干した。
かなりのカロリーだ。
シフォンケーキを食べてしまった。
コーヒーだけ飲む人など居なくて、かなり高齢の女性でも、テーブルの上に「ドン」とこれを置いていた。
ケーキはそれほど甘くなかったが、その考えが甘かった。半分でギブアップ。食べられない事は無いが、頭の中に赤ランプが点いた。
代田家の晩酌は遅い。いつも深夜に夕食になる。
この日も家では美味しいご馳走が用意されていた。
以前から何となくぽっこりしていたが、ショックだった。それで少し自虐的になったのだろう。何となく思い出した。それは先日購入したパックだ。
なってやろうじゃ無いか!
自分では貼れないので、
娘に頼むと、
普段なら厭な顔をするくせに面白がって手伝ってくれた。
メチャクチャ憎たらしい。
妻も面白がってバシャバシャ写真を撮っていた。
禿げるという言葉に異常に反応する悪魔のようなヤツラだ。
「鈴まである!ギャハハハ」と大笑いする妻に、
少し殺意を覚えた・・・・・。
せっかくの料理も、口が上手く開かないので食べられない。
業を煮やして、両指で口の部分だけ広げていたら、「あ!不自由してる、ガハハッハ」とまた笑いやがる。
少しも楽しくない。
ラオウを寝ている妻に貼り付けて楽しむ事にするか。
この様に、面白い商品が沢山生まれているが、真っ白なパックを笑いの道具に換えた色彩の発想が凄い。
沢山の色がある事で、商品に深みが生まれる。ハイパーブルーの開発にも、相当深い想いが込められている。
XVをビッグマイナーチェンジする開発がスタートした時から、次に目指す色は「これだ!」とイメージされていたようだ。それは当然だろう。
理由は簡単で世界の色彩を引っ張るのは、欧州のプレミアムスポーツカーのトレンドだ。昨年の秋にニュルブルクリンクを訪れ、これと同じ色相のM4を見た。そのとき、スバルは最新のトレンドをきちんと掴んでいた。それに尊敬の念を覚えた。
色は絶対に侮れない。その事を熟知したスバルのデザインは冴えている。しかし、実際に塗るまでには様々な苦労があったようだ。
新しい青で目指したものは「スポーツ」「アクティブ」「力強さ」の三要素だ。だから絶対に避けたいのは、見える角度で少しでも緑味に見えたりするブルーや、黄色く見えるブルーになることだった。
意外に思うかも知れないが、これでも少し赤味寄りのブルーになっている。
色を鉄板に塗装して確認し、そのあと実車にも塗装し、何度も何度も色の完成度を上げていったのだ。
開発の途中で北米の印象を確認した事もあったという。デザイナーが実際に北米まで、新ブルーの色を塗装したフロントフェンダーを持ち込んだ。すると現地の光の下でハイパーブルーがさえに冴えた。実際にそれを見た人達は誰もが「これはXVに似合う!」と言うだけでなく、「BRZやWRXにもこの色を展開してほしい」と絶賛されたという。
特にスバルにはブルーの存在は重要だ。今回の新色にこうした拘りが込められた理由は、スバルのコーポレートカラーでもあるからだろう。現在スバルは、WRブルー・パールを筆頭に、ダークブルーパール、ラピスブルーパール、クォーツブルーパール、スチールブルーグレーM、そして今回のハイパーブルーと、それぞれのコンセプトに合うブルーのバリエーションを揃えた。これがタンジェリンオレンジから始まるスバルのカラー戦略だ。
そのコーポレートカラーの中でも、
特に旬を迎えているのが、
ラピスブルーだ。
ようやくOUTBACKをお渡しする日が来た。
雪の合間を縫うように来店され、
納車式も無事終わった。
ありがとうございました。
中津スバルも、
面白いカラー戦略を考えている。
妻のデザインで、
新たなお土産センターの「グッズ」を企画した。
セクショントレーニングで苦労した場所で、
なるべく石を拾ってくる。
ドライブエクスペリエや、
見学に来場された方の、
面白い記念になればが嬉しい。
そんな発想で、
Aプランのコースである、
中津川リンクをもじり、
Bプランのコースである中津シェライフェを、
「中津主来平」とあててみた。
「中津シェライフェ」はモータージャーナリストの、
菰田潔さんの命名だ。
「操縦伎倆」という言葉は、
二式水上戦闘機の名パイロットだった、
柳原滋さんが、
クルマの運転技術の上でも良く口にされた言葉だ。
何かの記念になるモノを、
社員で吟味した結果この姿になったが、
何か良いご意見があればお伺いしたい。
届いた2月号のカートピアを見て、
アッ!と驚いた。
これも何かの縁だろう。
12頁に開発のストーリーがある。
今回のブログでは、
色について考察してみた。
これから東京出張だ。
今回は久しぶりにレヴォーグを選ぶ。
次は出張先からアップするつもりだ。
おわり