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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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熟成されたスモークベーコンとブリッツェンを味わう

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一月の中頃から、
メチャクチャ寒い冬になった。


インプレッサハウスも、
その洗礼をもろに受け、
屋上にある露天風呂はキンキンに冷え切った。


その結果、
まるで女神湖のように、
厚い氷で蓋が出来ていた。


木曜日頃からすっかり厳しい寒さが和らぎ、

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露天風呂のぶ厚く張った氷が消えた。


妻が早速水を抜き綺麗に掃除して、
新しく水を入れ綺麗に整えた。


賢い装置が付いている。


使わない時もきれいな水を入れておくと、
ゆっくりパイプの中を循環させて、
凍結を防ぐように作られている。


だが、
和らいだと言っても、
厳しい季節に変わりはない。
目と鼻の先が山岳地域だから、
少し足を延ばすだけで極寒の地が現れる。


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青鰤の整備が順調に進み、
高速走行テストの準備が整った。


そこで日曜日の空いた時間を狙って、
過酷な条件下で最終チェック。
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まず高速道路に乗り、
いつものコースを辿ると、
あっという間に気温は氷点下5度になった。


路面には雪がまだたくさん残っていた。
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80km弱を無事走り終えた。
最新のスタッドレスタイヤが付いているので、
何の問題も無くスピーディに走ることが出来た。


この季節になると、
特にタイヤの優劣が良く解る。


日中の温かさで溶けた水が、
あちこちで急激な寒気に襲われる。


そして冷えると、
あの恐ろしい「ブラックアイス」が誕生する。


濡れているようにしか見えないのに、
実はスケートリンクより良く滑る。


そんな状況を克服して、
会社に戻り残務を済ませた。


そして青鰤で家に帰り、
車庫の中へ収めた。


こうして走行した後、
朝の一発始動時に問題が無いかを確かめる。


お客様の使用条件を想定し、
出来るだけ問題の根を取る。


その後、

夜の街に繰り出して「ケイちゃん」を食べた。
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お馴染みの恵那鶏だ。
雛鳥の生産から食肉加工まで、
一気にやれる会社なので、
直営店で安くて良い素材を提供できる。


すっかり中津川の名物として定着した。


何しろ地産地消なので、
遠方から来たお客様にも安心して紹介できる。


青鰤を家に乗り帰り、
翌朝の寒い環境で始動して最後の確認を終えた。


お客様の立場で、
ありがちな不具合の芽を断つ。

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高速テストでクラッチの合わせ位置が気になり、
他にも一点修正の必要な所が見つかった。


昨日の夜までに調整は全て終わった。


月曜の夜は泳ぐと決めているので、
最終テストを翌朝に回しコパンへ行った。


真面目なバイトが居る時は、
プールの周りに活気がある。


昨日のように良いバイトが居ると、
万が一にも安心だ。


キチンとルーティンを守り、
バケツを使って熱心に周囲を洗っていた。


少し余裕をもってプールに入り、
1000mをリズミカルに泳いだ。
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金曜日より体の動きに切れがあった。
ターンもキュッと小気味よく決まる。


結果を見たら嬉しくなった。
体調は万全だ。



ブレスも調子良く出来る。
毎日ホットシャワーで吸入して、
気管をいたわる効果かも知れない。
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花粉も舞い始めたので、
この後も活躍するだろう。
思い切って買って良かった。


今月も風邪をひかずに乗り切れそうだ。


家に帰ると、
前日のテストの途中で買い求めた、
長田屋の豆腐が待っていた。
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塩と山葵で食べると気絶するほど美味い。


でもこの日はもっと美味しいものが待っていた。


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可児市の吉田さんから、
手作りのスモークベーコンを頂戴した。
吉田さんの言いつけを守り、
事務所の冷蔵庫で8日間寝かせた。
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取り出してみると、
かなり美味しそうに馴染んでいる。
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家に持ち帰ると、
すぐさま妻が調理に取り掛かった。


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袋から取り出すと、
実に美味しそうな色をしたベーコンが現れた。
スモークの効果が良く解る。


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ぶ厚く切り分けして下準備を終えた。
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焼けたところを想像するだけで、
喉がゴクリと鳴った。

プールから戻るとビールも恋しい。


温度を見計らって、

オーブンに入れた。

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ジュワーッと焼けていく様子が堪らない。
肉質が良いのだろう。
すごく美味そうな脂が滴り出る。



中に全ての旨味が凝縮されているようだった。
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綺麗に焼き上がった。
出来上がった状態を写真に納め、
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さっそく齧り付いた。
植物性たんぱく質「豆腐」を食べた後で、
思いっきり動物性たんぱく質を味わう喜びは、
何にも代えがたい喜びだ。
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いや、
お世辞じゃなく本当に美味しいです。


ちゃんと喧嘩せず分け合って食べました。
吉田さん、
美味しいお肉をありがとうございました。


そして元気よく出勤し、
今日も洗車でスタートした。
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朝礼の後仕上がった青鰤を北原課長から受け取り、
中津川リンクへ最終確認に向かった。
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工房でキーをひねると、
エンジンは快調に始動した。


クラッチを踏むと、
高さがしっくりとフィットした。
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気持ちの良い発進が可能になり、
約9kmのコースを伸び伸びと走った。
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今朝の気温は氷点下ではなかった。
道路の標識で確かゼロ℃と出ていた気がするが、
体感温度はもう少し高かった。


中津川の付近には雪が一切なく、
全てドライターマックだ。
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やっぱりコンチは流石だ。
ライントレース性能が素晴らしい。
ステアリングに対して応答性が良いので、
狙った位置を逃さず通過できる。


タイヤに遊びが無い、
そんなイメージだ。


この冬は油断できない。


立春を過ぎたと言えども、
まだまだ摂氏3℃を下回る事が多いだろう。


さらに身近に高速道路のある地域では、
スタッドレスタイヤの装着が必須だ。


そのような場所で、
スバルとコンチの組み合わせは「鬼に金棒」と言える。
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青鰤を丁寧に走らせ、
100キロ弱で丁寧にひと皮剥いたつもりだが、
全く新品そのものだ。


とてもタイヤの表情が良い。


上の画像が左後輪で、
下の画像が左前輪だ。


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マクロブロックテクノロジーで、
コーナリング時に外側二つのブロックが結合する。


それで高い安定性を発揮する。
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右前輪を接写して、
サイプの状態を観察した。


ロングライフなはずだ。
タイヤの表面にある製造時の切かすが、
まだ全然取れていない(笑)


柔らかすぎるコンパウンドだと表面が荒れる。


かと言って硬ければ路面を掴めない。


この辺りの塩梅が各メーカーのフィロソフィーで異なる。


SUBARUにとって、
コンチは間違いなく良い相棒になる。


吉田さんの作ったスモークベーコンと、
北原課長の仕上げた青鰤は、
共に熟成した美味しさを迸らせた。

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