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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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メニューの世界

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締めに出たのはお茶漬けだった。
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ところが目が悪いのか、
お茶漬けには見えず、
炊き込みご飯の様にも見えた。


「まだ早いだろ、

呑んでるのに」


そう思って話に熱中していた。


お茶漬けだから、
それでは当然冷めて伸びたようになってしまう。


気付いた時には遅かった。


簡単なメニューがあれば失敗は無い。
かえってサプライズになるのに惜しい。


一口味見したが、
イクラの生臭さが強調され、
不味くて食べる気にならなかった。


イクラも高騰しているのでもったいなかった。


けど仲居さんが若くて可愛いから何でも許せる。
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「一緒に写真撮ろうよ」


「良いですよ」


何て良い娘なんだろう。


組合の定例会があり、
久し振りにほぼ全員で飲食を共にし、
最近の状況を語り合った。


どこも頑張っているお店ばかりなので、
会にも勢いがある。
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今日は「掃除の日Ⅱ」だ。
全員7時半に集合して掃除を始める。


なのでまだ暗い時間に起き、
ホテル自慢の塩辛い温泉に入った。


水を浴びて出勤しようとしたら、
7時前でも朝食を食べさせてくれると言う。


お茶漬けを食べそこない、
流石に腹が減ったので、
普段は食べない朝食を戴いた。


メニューは以下の通りだ。


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焼海苔
明太子
小魚
レンコン
笹かまぼこ
卵焼き
ジャコと小梅の刻み
西京焼き
野菜の煮物
レタスとミニトマトのサラダ
湯豆腐
お味噌汁
ご飯
漬物と梅干



流石に食べておかないと、
掃除で力が出無い気がしたので、
素早く食べて出社した。


すみません。
レンコンと小魚と、
その下にあった笹かまぼこを残しました。

あまり好きじゃありません。
御免なさい。


会社に到着すると、
すでに全員揃っていた。


皆やる気満々で嬉しかった。

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今朝のメニューは次の通りだ。


1月掃除の日Ⅱ役割分担 2018.1.20


1.展示車を移動し床置きの部品を並べ直す
2レヴォーグとインプレッサスポーツを移動し洗う
3.全員で中古パーツの展示状況を点検し価格を調査


「備品」  
プラスチックケーブル準備と点検 不良品を無くし管理強化
クリーナー使用後清掃
ゴミ袋 廃品不燃物破棄用空き缶
洗車タオル バケツ
充電器
雑巾 雑巾バケツ


「作業分担」

ノスタルジックカーを移動
ホイールラックを確認し商品を点検
汚れたホイール表面を綺麗に拭く
商品化前の部品を確認し展示


大型の移動ラックから部品を降ろしサイズ別に並べ直す
全員で全てのホイールを綺麗に展示する
ノスタルジックカーを拭いてエアーを入れる。
STIギャラリー全体に隅々まで掃除機をかける
レヴォーグとGP3を外に出して洗う準備
2台をタオルを使って丁寧に洗車して拭く
備品を戻しガラス窓を拭く

洗った2台をショールームに入れる。
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以上がメニューの内容だ。



そして以下が追記してある。
壊れている物を発見したらすぐ修繕すること。
指示書の内容をよく確認し、
問題やリクエストを書き込み必ず返却すること。



これが次への改善につながる。
何故改善が必要か。


これらのスバルたちは、
全て中津スバルのお得意様のために残してある。


「あのクルマに会いたいな」と思った時に、
いつでも会えるように。
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いつの間にか皆が名人芸を身に着けた。
少しでもスペースを活用したいので、
ギリギリの間隔に詰めておく。

それでも入りきらずに屋外で保管されるクルマも多い。
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これらのクルマは若くても二十歳を過ぎている。
このスバル1000も遂に50歳を過ぎた。
雨に当てると一気に劣化が進んでしまうので、
なるべくなら館内に置きたい。
最近この「鼠色」が新鮮な印象を持つようになった。


少し前までは時代遅れに感じたが、
トレンドはスパイラルを描きながら右肩上がりするので、
結構ネオクラッシックな印象に変わった。


レガシィRSも555ルックなので、
本来なら館内に置きたかったが限界だった。
レガシィRSは雨晒しで、

見るに堪えない姿なので隠した。
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レストア中のスバル1000も良い色をしている。
当時のちょっと濁ったホワイト系のソリッド色は、

当時の少し無骨な鈑金と実に相性が良い。


拘りの調色でペイントし、
内装も完成したが、
目先の作業で手詰まり状態だ。


だから、
一向に前へ進まない。


これを完成させたら、
きっと美しく走るだろう。
そう考えただけでムフフフフと口元が緩む。

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GC8も出たり入ったりしていたが、
正面装備の役目が出来たので、
堂々と殿堂入りを果たした。


HPにノスタルジックカーコーナーと言う項目があり、
そこで館内のクルマを紹介しているが、
全てのクルマを載せて無い。


だからこの機会に一度メニューを作り直そうかと思ったが、
面倒なので止めた。
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そんな時間があったら、
他にやるべき事が山積している。


二台のR-2もスバル1000のように白と鼠色のつがいだ。


以前鼠色から水色に塗り直そうとしたが、
止めて良かった。


このようなクルマには「くたびれた~」と言う感覚もマッチする。


色褪せや錆も、
綺麗に管理された上で生じたものなら「味」だ。
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オートサロンで見たこのクルマは、
作者のセンスが最高だった。
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「だらしがない」と「やれてきた」は違う。
だらしがない奴はモテないが、
やれてきた渋いオヤジが何故かモテる。


だから整備士にも強く言っている。
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オイルを使う環境だから、
油まみれになるのは仕方がない。


だが、
だらしなくしてはいけない。


エンジンを整備する様な精密作業は、
周りに気を使わない、
離れた場所で進めるのが良い。


だが「俺流」で仕事を進めると、
いつの間にかだらしなくなる。


だから徹底的に整えてもらって、
もし気に入らない事があったら、
見過ごさずすぐに伝える。


しかも書いて渡す。
そうしないと「都合よく忘れる」からだ。
これも育った環境によって差が出る。


口うるさいと嫌われる。
それを恐れては絶対にダメだ。


なぜか。
習慣というものは9歳くらいまでに、
その人が育った環境で染みつくので、
それを社会に出てから完全に取り除くのは無理だ。


一定の要件で、
繰り返し繰り返し続けないと、
だらしのない奴は、
結局いくつになってもだらしがない。


そんな大人がとんでもない不始末をしでかす。


女にモテないぐらいなら、
ああそんなものかで済むだろう。


ところが正す事を受け入れず、
だらしなさに流されていくと、
自ら滅びるか、
時にはとんでもない犯罪を引き起こす。


だからこそ、
嫌われても良いので、
口うるさく綺麗にしようとお願いする。


そうすると結局後から解る。


不幸は近づいて来ないが、
幸せは歩み寄ってくる。
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ショールームのフォレスターが、
新しい主の下へ嫁ぐことに決まった。


それでギャラリー清掃と並行して、
ショールームの展示車も入れ替えた。


ショールームから出す前に、
ギャラリーでスタンバイしていた、
レヴォーグSTI SPORTと、
虎の子のインプレッサSPORT AWD5速マニュアル車を丁寧に洗った。


奥にチラリと見えているのは、
バレンティの灯火器を付けたデモカーのBRZだ。
シアターの下でデモンストレーションしていたが、
これもギャラリーへ移動した。


もっとアクティブに灯火器の良さを見せる必要がある。


オートサロンでもバレンティの主役はBRZだった。
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こうしてハザードランプを付けると、
内側から外側にシーケンシャルで広がるから、
滅茶苦茶カッコ良い。

率直に言って、
最新型のBRZより、
バレンティの灯火器に換装した旧型の方がスタイリッシュだ。
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知ってる人に会えなかったので素通りしたが、
オートサロンでひと際目立っていたね。


チャールサイトイエローのBRZも良かったけれど、
軽さは性能なのでまた軽いクルマに乗るのも悪くない。
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後はマフラーを効率の良いものに換えて、
吸気系の抵抗を少し緩める。


タイヤは16インチでも良いくらいだ。
新型のコンチネンタルがまもなくデビューするので、
それのテストベッドにするのも面白い。
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最近ラッピングで簡単に色が変わるので、
それにチャレンジしても面白いかな。


やっぱりメニューがあると分かり易いね。
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このBRZにはバレンティのラインアップが全て装着されていた。


後は最も軽い排気管に交換して、
スバルサウンドを楽しむのも悪くない。


HKSや柿本から、
面白いマフラーが沢山出ている。


シムスもあったな。
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昨年の夏に開発中だったレヴォーグ用も、
実物が展示されていた。


苦労に苦労を重ねた跡が見て取れた。


これも実際に装着して、
一度体験してみる必要があるな。


こうしたファッション性の高い商品は、
自動車メーカーの開発だとトレンドに追いつけない。


耐候性や耐久力など、
自動車メーカーの定めるハードルは高い。


商品化した頃には、
流行は去っていることも珍しくない。


だから今からスバルがシーケンシャルターンランプなど、
デザイン要素に織り込むと大失敗するだろう。


既に当たり前になって飽きられ始めている。


むしろ点灯する瞬間、
消える瞬間の残像コントロールで高品質に見せる時代が来ている。


大型トラックがシーケンシャル流行りで、
最近同じようなランプを付けたトラックをやたら目にするようになった。


それよりも、
ネオクラッシックなアイディアを盛り込む方が、
自動車メーカーにはふさわしい。


ボディカラーも同じようにネオクラッシック路線に展開すると、
面白いことが出来るだろう。
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このレンジローバーは、
今まさに考えている事を具現化していた。


50年も経ったクルマを違う色にオールペンすることは、
実はとても愚かな行為で、
これくらいの年式を面白くリデザインすると楽しく遊べる。


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昔の事だが、
初代R-2の中古車を大量に仕入れ、
赤いクルマを沢山作ったら飛ぶように売れた。


生産終了から10年位経っていた頃だった。


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このレンジローバーは平成3年に作られている。


今黄色く塗って遊びたいクルマがある。


GC8の4ドアセダンだ。
ボディカラーは勿論チャールサイトイエロー。


マットブラックのホイールに、
赤キャリを組み合わせたら滅茶苦茶かっこいいだろう。


そのコアを持っているので、
時間が出来たら実現させたい。


ディクセルのコーナーであっと驚いた。
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まさにネオクラッシックなM4だった。


スバル1300G sportの2ドアセダンを持ってるんだぜ!


どうだ羨ましいだろ。
思わず声が出そうになった。
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隣のセリカも渋い。
まさに好みの濁ったソリッドホワイトだ。

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ホイールはマットカラーで、
当時のトレンドのデザインホイールだ。
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ブレーキパーツのサプライヤーだから、
トヨタでは無く「トメル」なのね。
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おあとがよろしいようで。


ちゃんちゃん





















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