Photo:Keigo Yamamoto 2台とも無事完走できた。
リザルトは21号車が38位
20号車が39位だった。
全社一丸となって取り組んだ、
本当に実のあるプロジェクトだった。
改めて社員一同、
応援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
ブービー賞とブービーメーカー賞に終わったが、
目標の完走を無事果たした。
運営されたMASCの皆さんにも感謝申し上げます。
ラリーに先立ち初心者に対する講習会が開かれた。
このことでコ・ドラにどれほど余裕が生まれたか、
感謝の言いようもない。
ラリーと言う競技が、
単なるスピード狂の集まりではなく、
高い知性と教養に満ちたアスリートのスポーツだと知らしめてくれた。
これ一度で終わらせないという執念を、
この講習でヒシヒシと感じた。
着々とスタート前の準備を進めた。
初めてのコ・ドラとあって、
マリオも準備に余念がない。
参加した車両を見ると、
富士重工が製造した製品が他を圧倒していた。
参加することに大きな意義があったと改めて実感した。
スタートの時間が来た。
宮下さん、
応援ありがとうございます
2号車も余裕で発進した。
直前まで坂道発進の練習をしたとは思えない、
とてもスムーズなスタートだった。
見送る様子を撮影してくれたのは、
山形から駆け付けてくれた平方さんだ。
ありがとうございました。
リエゾンを終え最初のSSに入った。
4つのSSのリザルトを見ると、
嫁と姑の意地を掛けた争いが滲み出ていた。
SS1の故郷農道1は、
嫁が3.1秒の僅差で姑をかわした。
すると続くSS2の恵南林道1で、
5分31秒1と嫁が大きくリードを広げた。
妻は5分53秒2と、
37号車のvitzより僅か8秒3遅れの最下位だった。
その事をあえて妻には伏せていた。
僅かの差に魔物が潜むと、
萩原さんから教えて戴いたからだ。
彼はラリーのプロだ。
可能な限り少ない装備で参加し、
選手を確実にゴールへと導く。
凄腕のプロだった。
今回のレースでも見事総合4位に入賞された。
三位との差が僅差でも、
ドライバーには伝えないと言い切った。
だが妻は、
ここで自ら秘かにリザルトを調べた。
スマホをいじらせると悪だくみが上手い。
結果を知ると、
その目に「爛爛」と炎が浮かんだ。
そこでマリオには、
リタイヤさせないよう抑えめに走る作戦を与えた。
ところがここで女の恐ろしさを知る事になった。
執念と言うヤツだ。
後半戦のSS3は故郷農道の再走だ。
ここは恵南林道より3キロ短く、
道幅も広いだけに、
かなりのテクニカルコースだと言える。
妻は嫁を4.2秒引き離す記録を出した。
ラックの崎久保選手が駆る86の11秒4遅れという、
思わぬ結果に、
今度は嫁が闘志をむき出しにした。
最終SS4の恵南林道2で、
嫁は5分13秒4と同クラスの崎久保佐紀選手を0.1秒ではあるが上回った。
初体験から僅か4度目のSSで、
同クラスの最下位から抜け出すと同時に、
全体でもこのSSで31位まで挽回した。
妻も嫁より12秒3遅れではあったが、
このSS4を36位で締めた。
総合では最下位ながら、
最終ステージでの追い上げを見ると、
壊さず走ろうとする姿勢を守りながら、
かなり検討したと言える。
よくやった。
見事な腕前だ。
コ・ドライバーの活躍も見逃せない。
両車ともペナルティはゼロで、
二人のナビゲーターは極めて優秀な仕事をこなした。
娘が言うには、
嫁の走りは最終SSでかなり冴えたらしい。
「明らかに走りそのものが違った」とはっきり言った。
何よりもサービス面での安心も大きかった。
GC8を誰よりも知り尽くした男が居る。
噂を聞きいたプレイドライブの編集長から、
表彰式の会場でクルーが取材を受けた。
ベストカーの勝股さんも、クルーに思わぬプレゼントをくれた。 全員表彰台にあげて、
戦う正装姿をカメラに収められた。
ありがとうございました。
またこのラリーでの記録画像を、
山本ケイゴ師匠から頂戴した。
ありがとうございました。
全員で慰労会を開いた。
恵那鶏の上手さが染み渡った。
全参加者一切脱落せず、
8000人のスペクテイターを集めた今回のラリー、
皆さんならどう評価されるだろうか。
来年も楽しみにしてほしい。
リザルトは21号車が38位
20号車が39位だった。
全社一丸となって取り組んだ、
本当に実のあるプロジェクトだった。
応援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
ブービー賞とブービーメーカー賞に終わったが、
目標の完走を無事果たした。
ラリーに先立ち初心者に対する講習会が開かれた。
このことでコ・ドラにどれほど余裕が生まれたか、
感謝の言いようもない。
単なるスピード狂の集まりではなく、
高い知性と教養に満ちたアスリートのスポーツだと知らしめてくれた。
この講習でヒシヒシと感じた。
マリオも準備に余念がない。
富士重工が製造した製品が他を圧倒していた。
参加することに大きな意義があったと改めて実感した。
スタートの時間が来た。
応援ありがとうございます
直前まで坂道発進の練習をしたとは思えない、
とてもスムーズなスタートだった。
山形から駆け付けてくれた平方さんだ。
ありがとうございました。
リエゾンを終え最初のSSに入った。
4つのSSのリザルトを見ると、
嫁と姑の意地を掛けた争いが滲み出ていた。
SS1の故郷農道1は、
嫁が3.1秒の僅差で姑をかわした。
すると続くSS2の恵南林道1で、
5分31秒1と嫁が大きくリードを広げた。
妻は5分53秒2と、
37号車のvitzより僅か8秒3遅れの最下位だった。
その事をあえて妻には伏せていた。
僅かの差に魔物が潜むと、
萩原さんから教えて戴いたからだ。
彼はラリーのプロだ。
可能な限り少ない装備で参加し、
選手を確実にゴールへと導く。
凄腕のプロだった。
今回のレースでも見事総合4位に入賞された。
三位との差が僅差でも、
ドライバーには伝えないと言い切った。
だが妻は、
ここで自ら秘かにリザルトを調べた。
スマホをいじらせると悪だくみが上手い。
結果を知ると、
その目に「爛爛」と炎が浮かんだ。
そこでマリオには、
リタイヤさせないよう抑えめに走る作戦を与えた。
ところがここで女の恐ろしさを知る事になった。
執念と言うヤツだ。
後半戦のSS3は故郷農道の再走だ。
ここは恵南林道より3キロ短く、
道幅も広いだけに、
かなりのテクニカルコースだと言える。
妻は嫁を4.2秒引き離す記録を出した。
ラックの崎久保選手が駆る86の11秒4遅れという、
思わぬ結果に、
今度は嫁が闘志をむき出しにした。
最終SS4の恵南林道2で、
嫁は5分13秒4と同クラスの崎久保佐紀選手を0.1秒ではあるが上回った。
初体験から僅か4度目のSSで、
同クラスの最下位から抜け出すと同時に、
全体でもこのSSで31位まで挽回した。
妻も嫁より12秒3遅れではあったが、
総合では最下位ながら、
最終ステージでの追い上げを見ると、
壊さず走ろうとする姿勢を守りながら、
かなり検討したと言える。
見事な腕前だ。
両車ともペナルティはゼロで、
二人のナビゲーターは極めて優秀な仕事をこなした。
嫁の走りは最終SSでかなり冴えたらしい。
「明らかに走りそのものが違った」とはっきり言った。
何よりもサービス面での安心も大きかった。
GC8を誰よりも知り尽くした男が居る。
噂を聞きいたプレイドライブの編集長から、
表彰式の会場でクルーが取材を受けた。
戦う正装姿をカメラに収められた。
またこのラリーでの記録画像を、
山本ケイゴ師匠から頂戴した。
全員で慰労会を開いた。
全参加者一切脱落せず、
8000人のスペクテイターを集めた今回のラリー、
皆さんならどう評価されるだろうか。
来年も楽しみにしてほしい。