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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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万物に感謝

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開田高原で野菜を仕入れた。
もちろんすべて自家消費するものだ。


トウモロコシが1本150円。
白菜が150円。
大根が一本100円だった。


「大根の葉っぱはもったいないから捨てちゃいかんよ」


塩もみが美味いそうだが、
妻はサッと煮つけて更に炒めて美味しい口取りを作った。


このシーズンだけテントで道行く人に売る。
もうお馴染みの光景だ。
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枝豆は一把100円で売ってくれた。

妻は「虫食いがあるのよ」と言った。
トウモロコシにも虫食いの部分がある。
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虫が食うぐらいだから安全なんだよ。


そう言うと「確かにね」と妻は言った。


間違えて虫食いの部分まで食べると、
確かに美味しくないけれど、
それを除ければ良い話だ。


いつからこんなに虫を嫌がるようになったのか、
恐らく昭和40年代になって、
急速に生野菜を食べる習慣が広がったからだろう。


子供の頃にその境目があった。


恐らく大阪万博の前後で、
日本人の食生活は大きく変化したのかもしれない。


生野菜に青虫が入っていて、
キャッと驚く人を見た。


レストランの支配人まで出てくる騒動になった事を覚えている。


虫まで食べれば味が悪いけれど、
そうではない部分は大丈夫だ。
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一口齧っただけで惚れ惚れした。
上品な食べ方ではなく、
グルグル齧り回すのが一番うまい。


味は正直だ。


白菜はひと玉150円だった。


それを見た瞬間にすき焼きが食べたくなった。
妻にその場でメールしてその夜の献立にしてもらった。
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家では苗木の伊藤さんが育てたあじめ胡椒が吊るされていた。
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乾燥させて美味しくいただく。


この味が実に楽しみだ。
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妻はなかなか凝った縛り方をする。
敵に回すと怖い。


マリオからも嬉しい贈り物が届いた。
いつも本当に有難うございます。
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彼の眼で選んだ飛び切りの梨が届いた。


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これは美味い。
贈答用として気合いを入れた秀作だから虫の付くことなど許されない。


そのレベルを常に高めるのは、
商品作物として当たり前の事だ。


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その上でトレーサビリティーを考えて、
贈り手は調達先を選ぶ。


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瑞々しい美味しさだ。


甘さも深い。


味は正直だ。




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スコープテックの大沼さんからも、
秋の味覚が届いた。


凄い量の葡萄だ。
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その上滅茶苦茶美味しい。
グリーンの葡萄は皮ごと食べられる種なしだ。


皮の裏側にうまい部分があるので、
渋みが無いのが嬉しい。


味は正直だ。


この葡萄も日夜品種改良のが続いたに違いない。
努力の積み重ねで生まれた葡萄を、
この生産者が丹念に育成した。


虫が付くなど許されない世界だ。


野生の山ブドウも美味いらしい。
酒税法に反するのでやってはいけないが、
それを使って自家用の葡萄酒を秘かに作る楽しみがあると聞いた。


きっと濃い味がするんだろうな。


濃い味を求める人間の本能を妨げることはできない。
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今年も濃い味のする人たちが集まった。


この日のために仕事したと言っても過言ではない。
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それほど大きな意味を持つイベントになった。


時には説教がましい事を言うので、
合わない人には我慢を押し付けているかもしれない。
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しかし常に体当たりで活動しているので、
これが自然に生まれたスタイルだ。


毎年この瞬間に誰もが凄く良い表情になる。
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100歳になるまで続けると宣言したので、
お付き合いのほどよろしくお願いします。
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お土産を沢山いただき、本当に有難うございました。
またゆっくり内容を紹介したいと思う。
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ことしのペースカーラップの時間が来た。

ペースカーに選んだのは、
BRZのGTだ。


一番GC8に近い味のする、
今のラインナップの中で、
最もスバルらしいクルマだ。
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今年の記念ステッカーをおでこに貼って、早速スタートした。
台風の影響で雨が心配されたが、秋雨前線が去った後の8時間は好天が予想された。
とはいうものの、晴れ男の勢いで雨を寄せ付けなかったと、誰もが思っている。
まるで弾かれる様に雨が止むからだ。


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道路も空いていたし、
駐車場もガラガラだ。


観光地はどこもシルバーウイークを台無しにされて、
散々な目にあってしまっただろう。




どの業種も売り上げに影響が出ている。


しかし、
オーナーズミーティングにとって、
マイナスは何もなかった。


宴会場に入る時も雨が止み、
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二次会で大騒ぎしている時に天候が悪化した。
外が暴風になっているのに誰も気が付かない。
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散々歌って、
散々踊って、


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一時間更に延長した。
その時に外は暴風雨のピークだったと後で知った。
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一人また一人と落ちていく者も居る。




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妻も疲れていただろう。
お疲れさまでした。
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けれども酔えば酔うほど元気になる者も居る。


今年のこの二人は最高潮に盛り上げてくれた。


もし時間を延長しなければ、
嵐の中をホテルまで帰ることになった。


しかも山本さんの奢りで、
支払いが済んでいた。


山本さんありがとうございました。
金子さんもお疲れさまでした。


あっという間の楽しいひと時だった。


また会おう!



濃い味を用意して待っている。

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