モノマガジンとスバル１０００

愛用しているモンベルの特集号だ。最新のモノ・マガジンを拝受した。次号はｍｏｎｔ・ｂｅｌｌの文字がｓｕｂａｒｕに置き換わる。左からライターの海野大介さん、カメラマンの福永仲秋さん、そしてモノ・マガジン編集部副編集長の上岡篤さんだ。
モノ・マガジンの取材を受けるにあたり、社員全員で執念に受け入れ態勢を整えた。


中津スバルにあるモノを因数分解すると、
モノに含まれる要素はざっくり分けて「ヒト（者）」「物」「金」に分けられる。


その上で中津スバルを因数分解すると「モノ」と「コト」に分けられる。


取材日の朝礼で、
皆に伝えたことは「モノも大事だけどコトも大事にし続けよう」と言う事だった。


それでは「こと」とは何か。


さすがにそれを言っては面白くない。


どんな取材になったのか、
じっくり発売を待とうじゃ無いか。
一通り本館を案内した後、
北原工房に案内した。
そこに置いてる物体を見て、
上岡副編集長は思わず言った。


「代田さん、一体何のためにこれをするんですか」
何とも言えない表情に、
その全てが現れている。


一言で答えた。
「好きだからです」


モノにはフィールドも含まれる。
しかし理念や執念はモノでは無い。


それが何かを説明するため、
望桜荘に案内した。




ここなら大勢来訪されても受け入れられるし、
お金を戴く必要も無い。


時には囲炉裏に火を入れると、
夏でもヒトが飽きること無くじっと灯りを見つめている。
３人来訪されると聞いていたので、
きっちり座布団を用意して体感して戴いた。


ナショナルブランドは、
統一感があり清潔で美しさを求めねばならない。
それを目指す道が正しいのだが、
逆に向かう愉しさもある。


全く統一感が無く、
駐車場は解りにくく、
おもてなしはえこひいきで、
お迎えも無意味なお見送りもしない。
お飲み物も用意するが、
夏は麦茶でそれ以外は緑茶。


土日だけコーヒーを出すこともある。
ただし機械は絶対に使わない。
ボタンを押して出るモノを、
「おもてなし」とは思わないからだ。
Ｓ・Ａ・Ｂとは何か。
どんな捉え方でざっくり切り分けるのか。


取材の結果が今から楽しみで仕方が無い。
彼等が最も求めた対象も、
ご機嫌良く取材に協力した。
大雨の予想だったのに、
彼等が滞在する間、
全く空から何もこぼれてこなかった。
帰った途端に豪雨です。


上岡さん、
あなたたちなかなか魂を持ってますねぇ。


良いご縁を戴き、
心から感謝申し上げます。


また是非お目に掛かりましょう。