数多くのインプレッサに乗り続けてきた。
初代はクーペが素晴らしかった。
後年になって偶然が生み出した「奇跡の性能」を知り、
何台もリフレッシュし現在も数台温存している。
またセダンの化け物が偶然現れた事も記憶に新しい。
二代目の丸目も良かった。
特にS202の凄さには、
背水の陣を感じ狂気の性能を楽しんだ。
「もうポルシェにあこがれる必要がない」
そう思ったのも初代STI-RAからS202へ繋がった時だ。
S203の登場は更に驚異的だった。
単なる「高性能」からプレミアムスポーツに成長したからだ。
三代目はとにかくスタイリッシュだった。
イタリヤの風を感じる素敵なスタイルは、
欲しいと思わせる一番の要素だった。
ただしプレミアムスポーツから、
単なるGTに姿を変え俊敏さは姿を消していた。
そこで思い切って大改造し、
足回りを変えるなど思う存分いじり倒した。
徐々に好みのクルマになって、
最終型のセダンになるとカーボンルーフまで登場し、
やっと元のプレミアムスポーツに戻った。
四代目が誕生し三代目の最終仕様の中古車と比較試乗したら、
こなれた状態だと新型よりサーキットで面白く走れた。
四代目は決して悪くないが、
ビルサス仕様はあまり柔軟な身体能力と思えなかった。
type-Sではなくカヤバを選んだ理由がそれだった。
だからS207が出た時に思わず飛びついた。
STIの象徴的なコンプリートカーだけあって、
舞うように走る性能を取り戻していた。
面白いメーカーだ。
自動車のロバスト性を重視し、
世界最高水準の安全性能を極め続けてきた。
結果的にそれが柔らかさから硬さに繋がり、
知見を得ると要所を緩め他を締める。
クルマを家電メーカーが簡単に作るようになると、
知ったかぶりで話す連中がいるけれど、
こういう事実を見ていると無理だ。
乳母車に毛の生えたようなクルマしか作れないだろう。
それは過去が証明し、
だから未来が予測できる。
新型WRX「STI」は明らかに別のクルマになった。
スバルグローバルプラットフォームの構成要素が余す所なく、
可能な限り注ぎ込まれ最終形態へ上り詰めた。
このクルマをスバルの五島PGMと、
STIの高津部長がどのように極めるか期待しようじゃないか。
なぜ期待できるか。
それは緩めてきたからだ。
全世界中のハイパフォーマンスカーのもつ、
最近の特徴はがんじがらめだッた部分を如何に緩めるかと言う事だ。
BMWはガチガチで面白くもナントも無いM4を、
たった一年で驚くほど緩めた。
その激変ぶりに舌を巻いたが、
恐らくそれ以上の感動を新型WRX 「STI」で感じるだろう。
緩めた足回り。
最大の特徴はコーナリングフォースばかり意識した設定を、
大きく改めた事だろう。
これに必要な要素を、
SGPの開発で確実に掴んだ。
ダンパーやスタビライザーとコイルスプリングは、
クルマの操縦安定性や乗り心地に一番影響を与える。
どうしても消しきれない問題点は、
それらの設定を変えるだけでは解決しない。
ボディワークを変えないと、
絶対に成立しない。
BRZでさえ激変した性能が、
WRXというフラッグシップで炸裂しないはずがない。
19インチを装着する開発にはとてもお金がかかる。
S207で先行試験し、
太すぎるほどのタイヤを付けた自信が、
カタログモデルに生きている。
245/35R19はベストチョイスだろう。
一言で性能向上と言っているが、
絶対に工場で生産設備から変更しないとできない変化だ。
しかもドライバーズコントロールセンターデフまで緩めた。
これまで問題だったのは、
機械式LSDを組み込んだのが原因で、
操縦性能もがんじがらめになっていることだッた。
中身を入れ替えサンギヤを大型化してフル電子制御に変更した。
ただしこの方式は見た所コスト最優先の方法なので、
2020年頃にフルモデルチェンジされる時には、
全く別の「20年先」ぐらいまで見通した機構に変わるだろう。
なぜか。
世界のレベルに至っていないと思うからだ。
スバルは研究熱心なので、
今の段階ではこれを使い大幅な値上がりを防いだのだろう。
もはやこのクルマは世界市場でポルシェなどと対等に戦う必要がある。
国内の売れ行きなど無視して、
次のモデルではベーシックグレードが平気で500万円を超えるだろう。
その実力が育ったから、
牙を研いでいると推察した。
中古車がバカみたいな値段で取引されているから、
安いWRX「STI」を買うチャンスかもしれない。
新しいDCCDに刷新した理由は、
上級車に新機構を与え、
このタイプは他に活かす。
いつも提案するG4のSTI SPORTのような、
新しい車にDCCDをキャリーオーバーできるだろう。
緩めた新タイプはきっとすごく面白い。
アイサイトが売りのS4は、
はっきり言ってどうでも良い。
その辺にいくらでも詳しく書けるライターが良いる。
オートマが好きな人たちは、
そちらの記事を読めばよい。
STIこそ真のWRXだ。
緩めた秘密をいずれ本格的に解き明かす。
そのために新型戦闘機を入手した。
早速いじり倒して東京に来た。
どんなクルマになったか、
楽しみにしてほしい。
ダンパーを中古品に替え変化を楽しむ。
実はオーリンズを初めて使う。先日、東亜工業の飯塚社長が絶賛していた。
中古品なので万全では無いけれど、
雰囲気ぐらいは解るだろう。
さあ、
どんなことが待っているかな。
車高調整式が良いとは思わない。
ただし減衰力が変更できるので実験できる。
タイヤはもちろんコンチネンタルだ。
しかも日本向けに作られた、
緩い仕様を選んだ。
このタイヤ、
実は侮れない。
初代はクーペが素晴らしかった。
後年になって偶然が生み出した「奇跡の性能」を知り、
何台もリフレッシュし現在も数台温存している。
またセダンの化け物が偶然現れた事も記憶に新しい。
二代目の丸目も良かった。
特にS202の凄さには、
背水の陣を感じ狂気の性能を楽しんだ。
「もうポルシェにあこがれる必要がない」
そう思ったのも初代STI-RAからS202へ繋がった時だ。
S203の登場は更に驚異的だった。
単なる「高性能」からプレミアムスポーツに成長したからだ。
三代目はとにかくスタイリッシュだった。
イタリヤの風を感じる素敵なスタイルは、
欲しいと思わせる一番の要素だった。
ただしプレミアムスポーツから、
単なるGTに姿を変え俊敏さは姿を消していた。
そこで思い切って大改造し、
足回りを変えるなど思う存分いじり倒した。
徐々に好みのクルマになって、
最終型のセダンになるとカーボンルーフまで登場し、
やっと元のプレミアムスポーツに戻った。
四代目が誕生し三代目の最終仕様の中古車と比較試乗したら、
こなれた状態だと新型よりサーキットで面白く走れた。
四代目は決して悪くないが、
ビルサス仕様はあまり柔軟な身体能力と思えなかった。
type-Sではなくカヤバを選んだ理由がそれだった。
だからS207が出た時に思わず飛びついた。
STIの象徴的なコンプリートカーだけあって、
舞うように走る性能を取り戻していた。
面白いメーカーだ。
自動車のロバスト性を重視し、
世界最高水準の安全性能を極め続けてきた。
結果的にそれが柔らかさから硬さに繋がり、
知見を得ると要所を緩め他を締める。
クルマを家電メーカーが簡単に作るようになると、
知ったかぶりで話す連中がいるけれど、
こういう事実を見ていると無理だ。
乳母車に毛の生えたようなクルマしか作れないだろう。
それは過去が証明し、
だから未来が予測できる。
新型WRX「STI」は明らかに別のクルマになった。
スバルグローバルプラットフォームの構成要素が余す所なく、
可能な限り注ぎ込まれ最終形態へ上り詰めた。
このクルマをスバルの五島PGMと、
STIの高津部長がどのように極めるか期待しようじゃないか。
なぜ期待できるか。
それは緩めてきたからだ。
全世界中のハイパフォーマンスカーのもつ、
最近の特徴はがんじがらめだッた部分を如何に緩めるかと言う事だ。
BMWはガチガチで面白くもナントも無いM4を、
たった一年で驚くほど緩めた。
その激変ぶりに舌を巻いたが、
恐らくそれ以上の感動を新型WRX 「STI」で感じるだろう。
緩めた足回り。
最大の特徴はコーナリングフォースばかり意識した設定を、
大きく改めた事だろう。
これに必要な要素を、
SGPの開発で確実に掴んだ。
ダンパーやスタビライザーとコイルスプリングは、
クルマの操縦安定性や乗り心地に一番影響を与える。
どうしても消しきれない問題点は、
それらの設定を変えるだけでは解決しない。
ボディワークを変えないと、
絶対に成立しない。
BRZでさえ激変した性能が、
WRXというフラッグシップで炸裂しないはずがない。
19インチを装着する開発にはとてもお金がかかる。
S207で先行試験し、
太すぎるほどのタイヤを付けた自信が、
カタログモデルに生きている。
245/35R19はベストチョイスだろう。
一言で性能向上と言っているが、
絶対に工場で生産設備から変更しないとできない変化だ。
しかもドライバーズコントロールセンターデフまで緩めた。
これまで問題だったのは、
機械式LSDを組み込んだのが原因で、
操縦性能もがんじがらめになっていることだッた。
中身を入れ替えサンギヤを大型化してフル電子制御に変更した。
ただしこの方式は見た所コスト最優先の方法なので、
2020年頃にフルモデルチェンジされる時には、
全く別の「20年先」ぐらいまで見通した機構に変わるだろう。
なぜか。
世界のレベルに至っていないと思うからだ。
スバルは研究熱心なので、
今の段階ではこれを使い大幅な値上がりを防いだのだろう。
もはやこのクルマは世界市場でポルシェなどと対等に戦う必要がある。
国内の売れ行きなど無視して、
次のモデルではベーシックグレードが平気で500万円を超えるだろう。
その実力が育ったから、
牙を研いでいると推察した。
中古車がバカみたいな値段で取引されているから、
安いWRX「STI」を買うチャンスかもしれない。
新しいDCCDに刷新した理由は、
上級車に新機構を与え、
このタイプは他に活かす。
いつも提案するG4のSTI SPORTのような、
新しい車にDCCDをキャリーオーバーできるだろう。
緩めた新タイプはきっとすごく面白い。
アイサイトが売りのS4は、
はっきり言ってどうでも良い。
その辺にいくらでも詳しく書けるライターが良いる。
オートマが好きな人たちは、
そちらの記事を読めばよい。
STIこそ真のWRXだ。
緩めた秘密をいずれ本格的に解き明かす。
そのために新型戦闘機を入手した。
早速いじり倒して東京に来た。
どんなクルマになったか、
楽しみにしてほしい。
雰囲気ぐらいは解るだろう。
さあ、
どんなことが待っているかな。
車高調整式が良いとは思わない。
ただし減衰力が変更できるので実験できる。
タイヤはもちろんコンチネンタルだ。
しかも日本向けに作られた、
緩い仕様を選んだ。
このタイヤ、
実は侮れない。