こうして一ヶ月を振り返ると、とてもやり甲斐のある3月だった。
気候は不安定で寒さを3回数えると、
1回暖かさが訪れる印象だった。
特に寒い雨の日が目立ったが、
冬が名残惜しいのだと考えれば悪くなかった。
酒も鍋もまだまだ楽しめそうだ。
今月は大野さんのSVXも車検を迎え、
少し長めにお預かりした。
綺麗に仕上がり最終検査を受けるばかりになっている。
天気は良かったけれど、
この日も寒い朝だった。
桜祭りでSVXにスポットライトを当てる以上、
アルシオーネベースを掃除しないと、
楽しみに来場されるお客様に失礼だ。
久しぶりにエンジンを掛けたが、
実に軽快な音で、
クーペと言うよりスポーツカーの印象が強い。
4ATではあるが、
排気系を換え車体を90㎏軽量化したから、
相応の能力に向上している。
北海道の佐々木さんに買って戴いたブリッツェン6が、
SABの裏に整った大展示場でナンバーの到着を待っていた。
ナンバー装着後は、
いよいよ最終テストに取り掛かる。
レンタカーの展示場を兼ねたこの場所は、
昨年末に透水舗装したので、
SABと隔たりが無くとても使い易くなった。
足元も良くなったことだし、
今年の感謝ディで、
また観望会をやりたいな。
その時は大沼さん、
よろしくお願いします。
内部のクルマを外に出した理由は、
SABの壁面に飾った沢山のマフラーを、一旦床に下ろすためだった。
ラベルと金額を見直し、もう一度並べ直した。 商品も増え本館に溜まってきたので、
少し整理して綺麗に洗い全てSABに移した。
春になり日増しに遠方からのお客様が増えている。
だから本館のギャラリーを整理整頓し、
見学しやすいように整えた。
SABも乱雑にしたくないので、
本当に役立つ逸品を吟味した。
廃棄するのは簡単だが、
処分したら二度と手には入らぬ部品もある。
このオレンジのSVXを、
もし廃棄処分していたら、
隠れた性能を導き出せなかった。
まるでオモチャ箱のように飾る。こういう仕事には才能が現れる。 社長には絶対に無い才能を、
他の社員が溢れるほど持つ。
そのおかげで、
「飾る」という楽しい行為が、
そのまま「清掃」と「保管」に変る。
一石二鳥だ。
「モノ」は容器を与えられてこそ輝きを生む。
入れ物って大事なんだ。 格好ばかり気にしていたら前に進まない。創意と工夫で乗り越える。
レヴォーグのホイールだけ残し、床に置いていた5穴の100PCDを全てSABに移動した。
こちらのスペースにどう飾るか、今後の創意工夫を楽しみにして欲しい。 こうしてS.A..B(スバル・アルシオーネ・ベース)は一旦区切りが付いた。
次の掃除は望桜荘だ。掃除は日頃から続けているので、雑巾掛け程度で大丈夫だ。
但し桜を愛でる流儀も整えねばならない。 桜を喜ばせるために提灯を飾る。お客様へのアピールもあるが、山桜の開花にヒトとして花を添えたい。 だからこの時期「営業中」の看板も出す。ご招待客の皆さんに桜餅を出すためだ。
効率よくもてなすなら、ショールームで振る舞えば良いが、この時期だけは望桜荘でもてなしたい。
子どもの悪戯で荒らされたベンチも、このあと修復する予定だ。
子どもだけで無く、今年はモグラも入り込み、冬の間に飢えを凌いだようだ。 掘り返された穴から砕石が沢山出てきた。
これも自然の浄化作用だ。ありがたく受け止めよう。
妻が玄関を箒で掃いていた。 見違えるように空気が落ち着いてきた。苔の効果は計り知れない。
排水路を手堀で作ったら、環境が一気に変り、辺りが清々しくなった。
この辺りには無縁仏も埋まっていた。それを掘り出して、水の流れを作り右側の排水溝に導いた。 「澱み」が消えた瞬間だった。今も昨日のことのように思い出す。 無縁仏は望桜荘の守り神となった。
拝む対象があると気持ちが落ち着く。神も仏も区分けしない日本人の文化性が大好きだ。
「拝む」という統一感が清々しい。命は巡ると感じた瞬間だった。 福島県の福島市より浪岡さんが来訪された。
命を尊ぶ仕事を目指し、猛勉強されている。
現在医学部の5年生になる所で、あと2年間勉強しなければならないが、彼ならば素晴らしい医師なるだろう。会った瞬間、「将来は非常に明るい」と感じた。
最近鯖缶に凝っていることを察知して、ステキなお土産を届けて下さった。
鯖では無くサヴァと表す所が嬉しい。
桜祭りの間は昼飯を食べる時間が取りにくい。大切にとっておいて、味わわせて戴きます。
浪岡さんは見学と同時にDEを予約されていた。スバル車をもっと良く知りたいという事と、MTの扱いを更に向上させたいとの願いだった。
お役に立てたようなので、とても嬉しい。
丁寧なアンケートをありがとうございました。
午後になると、見学を予約されていた栃木県足利市の平沢さんがいらっしゃった。
昨年ファンミーティングでお目に掛かった。息子さんもスバルが大好きだから、将来は間違いなくスバリストになるだろう。 受験合格のお祝いを兼ねて二人旅にでた。おめでとうございます。
楽しんで戴けて良かった。美味しいお土産をありがとうございました。
社員みんなで戴きました。
甘いチョコレートと、サクッとしたクランチ。
BRZに良く似た味だ。
久しぶりにD型のRに乗った。 キーを捻る悦びと、軽さを両立している。
目覚めさせ、一呼吸おいてからセルモーターを回した。
BRZらしい、少しインジェクションのノイズも感じる軽快な音だ。
早速ハイウエイに滑り込んだ。 夕日に向かって滑るように走った。新型とどのように違うのか、数値的に検証する。 途中で妻にプレゼントを買った。今月は忙しい日が続き、1日も休めなかったのでプレゼントを買う時間が作れなかった。
テストで時速100km出せる場所に行くついでに、妻の好きなブランドを訪れた。 「財布が欲しいらしい」と、娘から最新情報を引き出し、どちらの財布にしようか迷ったが下を選んだ。
アウトレットの価格って良く分からない。
定価そのものが法外に高い気もするが、結局7割引だから「まあいいか」という気がする。
長持ちすることは間違いない。
これがブランドの魅力だ。
Rのコックピットに収り、丁寧にアクセルを踏んだ。 6速時速80㎞で2000回転丁度だ。RAに乗っていた頃は更に低かった気がする。
時速100㎞で2500回転より微妙に下まわる位置を指す。テストを終え、ずっと体に馴染んでいた味を思い出した。
足回りの動きは最新型より雑ではあるが、
滑るように走る魅力は相変わらずだ。
完成度が高いので、スイートスポットを強化するパーツを手に入れると、クルマが見違えるほど面白くなるだろう。
1ヶ月の間、沢山の皆さんから応援を頂きました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
気候は不安定で寒さを3回数えると、
1回暖かさが訪れる印象だった。
冬が名残惜しいのだと考えれば悪くなかった。
酒も鍋もまだまだ楽しめそうだ。
今月は大野さんのSVXも車検を迎え、
少し長めにお預かりした。
綺麗に仕上がり最終検査を受けるばかりになっている。
この日も寒い朝だった。
桜祭りでSVXにスポットライトを当てる以上、
アルシオーネベースを掃除しないと、
楽しみに来場されるお客様に失礼だ。
実に軽快な音で、
クーペと言うよりスポーツカーの印象が強い。
4ATではあるが、
排気系を換え車体を90㎏軽量化したから、
相応の能力に向上している。
SABの裏に整った大展示場でナンバーの到着を待っていた。
ナンバー装着後は、
いよいよ最終テストに取り掛かる。
レンタカーの展示場を兼ねたこの場所は、
昨年末に透水舗装したので、
SABと隔たりが無くとても使い易くなった。
足元も良くなったことだし、
今年の感謝ディで、
また観望会をやりたいな。
その時は大沼さん、
よろしくお願いします。
内部のクルマを外に出した理由は、
ラベルと金額を見直し、もう一度並べ直した。
少し整理して綺麗に洗い全てSABに移した。
春になり日増しに遠方からのお客様が増えている。
だから本館のギャラリーを整理整頓し、
見学しやすいように整えた。
SABも乱雑にしたくないので、
本当に役立つ逸品を吟味した。
廃棄するのは簡単だが、
処分したら二度と手には入らぬ部品もある。
もし廃棄処分していたら、
隠れた性能を導き出せなかった。
まるでオモチャ箱のように飾る。こういう仕事には才能が現れる。
他の社員が溢れるほど持つ。
そのおかげで、
「飾る」という楽しい行為が、
そのまま「清掃」と「保管」に変る。
「モノ」は容器を与えられてこそ輝きを生む。
入れ物って大事なんだ。
但し桜を愛でる流儀も整えねばならない。
効率よくもてなすなら、ショールームで振る舞えば良いが、この時期だけは望桜荘でもてなしたい。
子どもだけで無く、今年はモグラも入り込み、冬の間に飢えを凌いだようだ。
これも自然の浄化作用だ。ありがたく受け止めよう。
妻が玄関を箒で掃いていた。
「拝む」という統一感が清々しい。命は巡ると感じた瞬間だった。
命を尊ぶ仕事を目指し、猛勉強されている。
お役に立てたようなので、とても嬉しい。
丁寧なアンケートをありがとうございました。
午後になると、見学を予約されていた栃木県足利市の平沢さんがいらっしゃった。
昨年ファンミーティングでお目に掛かった。息子さんもスバルが大好きだから、将来は間違いなくスバリストになるだろう。
楽しんで戴けて良かった。美味しいお土産をありがとうございました。
BRZに良く似た味だ。
久しぶりにD型のRに乗った。
早速ハイウエイに滑り込んだ。
テストで時速100km出せる場所に行くついでに、妻の好きなブランドを訪れた。
アウトレットの価格って良く分からない。
定価そのものが法外に高い気もするが、結局7割引だから「まあいいか」という気がする。
長持ちすることは間違いない。
これがブランドの魅力だ。
Rのコックピットに収り、丁寧にアクセルを踏んだ。
足回りの動きは最新型より雑ではあるが、
滑るように走る魅力は相変わらずだ。
完成度が高いので、スイートスポットを強化するパーツを手に入れると、クルマが見違えるほど面白くなるだろう。
1ヶ月の間、沢山の皆さんから応援を頂きました。改めて心より御礼申し上げます。ありがとうございました。