今年もオートサロンが始まった。
ホンダのプレスブリーフィングが熱い。
シビックタイプRのセダンを、
日本の生産拠点で作るそうだ。
それは素晴らしい。
NSXも手の届く場所に並んでいる。
ただし電気仕掛けでは.....。
ハイパフォーマンスカーは内燃機関がキモだろう。
やすっぽい。
生で見たのははじめてだが、
あまりオーラはでていない。
鮮度の落ちかたが凄い。
誰も群がらないところが難しさを表していた。
次の会場へ向かう。ここは全く雰囲気が違う。
スバルブースが活気を帯びている。
スタッフも力が入る。
平川さんの出番だ!
開発投資を大きくかけた三つのプロジェクトが発表された。
ひとつ目の目玉は、
ニュルチャレンジ。
新型WRXXによる参戦だ。
二つ目はスーパーGTで、
駆動システムに新たな方式を導入し、
優勝を狙う。
三つ目の目玉は、
度肝を抜く、
六百馬力の新型エンジンを導入する事だ。
デビューは米国におけるレースだが、
かなり期待できそうだ。
新顔も中々良い。
今年のレースに熱い思いを語った。
新型WRXのフェイスにも、
耳目が集まる。
細かい部分の改良が、
今後のV系の発展を予感させる。
オートマチックの売れ行きが良いので、
登場が楽しみだ。
トークショーが始まった。
河口まなぶさんの進行でBRZの話題から口火を切った。
緊張感が漂い、
思わず車名を言い間違ええた。(笑)
井口選手の突っ込みで幕が開いた。
鈴鹿では優勝も獲得した。
その時現場に居た妻が、
最前列に陣取って聞いている。
今年も大きく盛り上がるだろう。
駆動システムの構造も、
辰己監督から明かされた。
今年のクルマからトランスアクスルを採用する。
サプライヤーはヒューランドとおもわれるが、
安定性を重視すると、
当然の選択と言える。
トランスアクスルとは、
リヤデフとトランスミッションを一体化した駆動システムだ。
重量配分の改善に効果的で、
古くはポルシェ928で名を成した。
後輪のグリップを上げるために有効だ。
改善比は最大でも1パーセントらしいが、
このクルマにはその数値が大きく効くだろう。
更に予想すると、
これは時期車の開発に大きな影響を与えることが予想される。
この後WRXに話題が移る。
スバルからも重臣が
続々と集い会場は熱気に溢れる。
スバルの技術開発の要として、
長年にわたって活躍された
馬渕さんにもお目にかかれた。
トークショーではデザインに関しても話が及び、
STIスポーツの具体的な話が聞けた。
北館に移動した。
フォルクスワーゲンに観るべき場所がある。
目の覚めるような紅白だ。
スポーツイメージに、
ソリッドカラーを据えていた。
しかも美人だし。
今日は北館に心を鷲掴みされた。
クルマも女も愛嬌が、一番大切だ。
ガズーのブースを見逃がす訳にいかない。
羨ましい気持ちは山ほどあるけれど、
今年は明るく会場を後にできる。
モンテカルロがデビュー戦だ。
岡本さんに詳しく話しをお伺いして、
トヨタの今後が楽しみになった。
会場を後にする前に、
もう一度スバルを訪れた。
そこには将来をみすえる篠田さんの姿があった。
そう。
ラリーレイドに投入する新兵器は、
六百馬力の出力を誇る。
本気のSTIに期待しようじゃないか。
おわり