アースカラーが綺麗に蘇った。 工房と展示場の間を手入れしてから、かれこれ一ヶ月近くになる。
来年になるとドクダミがまた復活するだろうが、
上手にコントロールしながら共生させよう。
ここはアスファルトとコンクリートに挟まれた、
僅かな自然環境だが、
ここに循環する生命もある。
トカゲやカタツムリが沢山生まれ、
また土に還る場所だ。
同じように手を入れながら使い続けた場所だが、
最新のアスファルトを使って舗装工事を終えた。
使ってみて解ったが、
昔のアスファルトのような強い匂いがしない。
可能な限り育ててきた植物を残し、
とても丁寧な作業を進めて下さった。
作業員の皆さん、
ありがとうございました。
これで車高の低い車でも、
気兼ねなく乗り込める。
初日である程度下地作りを終え、
見事な工程で作業が進んだ。
思い切って仕事をお願いして本当に良かった。
マットの上に苔が茂り、
濡れると滑って危なかった。
このマットも捨てるのではなく、
苔のついた状態で次の役目を担う。
スロープの傾斜を修正した後で、
砕石を敷き詰め転圧し綺麗に整え、
遂に舗装工事が始まった。
材料を見事なコンビネーションで機会に入れて、
あっという間に舗装が進んだ。
透水性のアスファルトは、
近くで見るととても美しい。
艶々に仕上がって、
周囲のアースカラーと美しいコントラストが映える。
工房側の側道もより使いやすく安全になった。
これで商品を美しく展示できるし、
行事の際には駐車場にもなる。
スロープの斜面も段差が少なくなり、
これまでより上り下りし易い。
境目の斜面も良い花壇になる。
これから芝桜をきちんと植えて来年に備える。
SABの前から一番遠くを見る。
ここにレンタカーをズラリと並べる。
これまでよりクルマを綺麗に管理できる。
対角線側の傾斜も適切になったし、
地面と斜面の収まりがとても良い。
まるで芝桜を植えるために整えてくれたようだ。
丁寧な仕事をありがとうございました。
ぽつんと黒い光る石が目に留まった。
アスファルトの骨材だった。
手に取ると苔がまとわりついていた。
このままどうなるか観察したくなった。
何となく苔が着床するような気がした。
心境の変化は著しく、
アスファルトに対する考え方に、
かなりの方向修正が必要だと感じている。
スバルも大きな方向修正を続けてきた。
これを見ただけで何か解る人は相当のプロだ。
今から13年前の東京モーターショーを振り返る。
ランボルギーニが凄い展示をしていた。
イタリア車らしいエレガントなインテリアだ。
色調が最高にステキだ。
同じ外車でも過渡期のアウディは、
今とは違って少々野暮ったい所があった。
オールロードクワトロから、
今のアウディらしさは少しも感じない。
その頃のスバルはと言うと、
もうイケイケだった。
イタリア人の優れたデザイナーを招聘し、
デザインも性能だと言い始めた次期だ。
「ダイナミック×ソリッド」のように実を結べない、
不遇な結果に終わってしまったが、
このコンセプトも非常に優れていた。
デザインだけではなく、
基幹性能の開発も凄かった。
NECと共同開発とは言え、
自前でリチウムイオン電池を開発し、
強烈なハイブリッドカーを作り上げた。
何しろ兵器のような代物で、
恐ろしいほど速度が出るオープンカーだった。
電池からパワーユニット、
それにオープンボディまで全て堂々と展示した。
日本にないモノを自前で作ろうとしていた、
その最たるクルマがここにある。
もの凄く格好良い理由は、
軽自動車として考えて無いからだ。
但し当時は軽自動車を止めようなどとは少しも考えず、
本気で売れる軽自動車を開発しようとしていた。
だが、
リッターカーにも未練たらたらだった。
この室内を見ると、
R1が軽だけを前提に開発されたとは考えにくい。
だがそんな夢物語を優先するわけには行かないので、
より現実的なR2を先行して市場投入した。
このモーターショーで、
カルロスゴーンがこのクルマの前で固まった。
スズキの社長は、
周りに居た自分の社員に対して、
「ウチになぜこれを造る力が無いのか」とハッパを掛けたと聞いている。
色調が自然で実にエレガントだ。
後席の包まれ感も凄く良かったし、
インテリアを全て3トーンのアイボリーでまとめた発想が凄い。
「ふくよか」だった頃の自分を見て、
時の経つのは本当に速いと感じた。
このエレガントな軽自動車R1/R2は、
他社に大きな影響を与えたものの、
コモディティな軽自動車市場で敗北した。
同じ時にEyeSightの原型がデモされていが、
今のように富士重工を躍進させる原動力になるとは、
ほとんど誰もが想像だにしていなかった。
本当に早熟なメーカーだが、
そういう所に心を惹かれる。
何というのだろうか。
表現に苦労するが・・・・。
小さくてキラリと光るメーカーが、
思いも寄らないモノを世の中に出し、
「蜂の巣」を突っつくような騒ぎを引き起こす痛快さ、
とでも言うのだろうか。
先のモーターショーで、
実にエレガントな2台の特別仕様車「スポルヴィータ」を発表した。
本当にびっくりした。
これには痺れたねぇ。
すぐに注文しショールームに飾った。
実にショールーム映えする見事なクルマだ。
スバルの4気筒スポーツを代表する、
WRXならではの気品さえ感じた。
それとは別のもう一台は、
同じ革でありながら方向性の異なる仕上げだった。
ここまで質の高い内装を良く創ったと感心した。
いわゆる「見れば見るほど味が出る」作り方だ。
ショールームでパッと見て惚れるのではなく、
じっくりと使い込むうちに、
ドンドン魅力が増していくクルマだろう。
しかし良いけれど地味な部分もある。
たとえばパワーユニットが標準車のままでは、
少しインパクトが弱そうだと感じた。
この内装ならば水平対向6気筒エンジンを積むべきだと思った。
それに前の年に見たブリッツェンがあまりにも鮮烈で、
ほぼノーマルの外装だと「ありがたみ」を感じなかった。
ところが発表された価格を見て驚いた。
アウトバックのリミテッドと同額。
価格差を埋めただけのお買い得車だった。
車両価格は315万円で、
BRZのイエローエディションとほぼ同額。
両車は対極的な位置にある。
あまり安い価格だ。
サンルーフを付けても325万円。
早速お得意様にお知らせし、
パールホワイトのハーマンカードンを御注文戴いた。
スバルは宣伝さえしない。
欲が無いところもあるが、
余計なコストを掛けずとも、
良いものは売れると信じているようだ。
確かに無い形式を追加したり、
派手な宣伝をするとそのコストが上乗せになる。
トータルコストを徹底的に追求した結果、
パワーユニットもそのままで良いと判断したのだろう。
割り切って創ったので、
なかなか広く世間に情報が浸透しなかった。
その割り切りの良さに気がついたのは、
今年のニュルでアウトバックを走らせた時だ。
パワートレーンの隠れたスポーティさに驚いた。
色々乗ったが、
現状ではリニアトロニックと最も相性が良く、
スポーティなエンジンはFB25だと確信した。
2.5リットルのNAエンジンを、
徹底的に贅沢な味で使い倒すのも悪くない。
スバルはこの内装を当たり前の顔をして作れるようになったんだねぇ。
嬉しいよ、雲野さん。
本当に危ない所だった。
このクルマの締め切りが、
今日だと昨日気がついた。
大展示場の完成記念に、
B4のスポルヴィータを発注したよ!
ラピスブルーのサンルーフ付だ。
受注を締め切ってから生産スケジュールが決まるだろう。
春になるとショールームが鮮やかになる。
今から本当に楽しみだ。
韻を踏んだのだろう。
12月12日17時が申し込みの最終期限だ。
うっかり買い損なうことがないよう注意して欲しい。
来年になるとドクダミがまた復活するだろうが、
上手にコントロールしながら共生させよう。
ここはアスファルトとコンクリートに挟まれた、
僅かな自然環境だが、
ここに循環する生命もある。
トカゲやカタツムリが沢山生まれ、
また土に還る場所だ。
同じように手を入れながら使い続けた場所だが、
最新のアスファルトを使って舗装工事を終えた。
昔のアスファルトのような強い匂いがしない。
とても丁寧な作業を進めて下さった。
ありがとうございました。
気兼ねなく乗り込める。
見事な工程で作業が進んだ。
濡れると滑って危なかった。
このマットも捨てるのではなく、
苔のついた状態で次の役目を担う。
砕石を敷き詰め転圧し綺麗に整え、
遂に舗装工事が始まった。
あっという間に舗装が進んだ。
近くで見るととても美しい。
周囲のアースカラーと美しいコントラストが映える。
行事の際には駐車場にもなる。
これまでより上り下りし易い。
これから芝桜をきちんと植えて来年に備える。
ここにレンタカーをズラリと並べる。
これまでよりクルマを綺麗に管理できる。
地面と斜面の収まりがとても良い。
まるで芝桜を植えるために整えてくれたようだ。
ぽつんと黒い光る石が目に留まった。
このままどうなるか観察したくなった。
何となく苔が着床するような気がした。
心境の変化は著しく、
アスファルトに対する考え方に、
かなりの方向修正が必要だと感じている。
スバルも大きな方向修正を続けてきた。
今から13年前の東京モーターショーを振り返る。
色調が最高にステキだ。
同じ外車でも過渡期のアウディは、
今とは違って少々野暮ったい所があった。
今のアウディらしさは少しも感じない。
もうイケイケだった。
デザインも性能だと言い始めた次期だ。
「ダイナミック×ソリッド」のように実を結べない、
不遇な結果に終わってしまったが、
このコンセプトも非常に優れていた。
デザインだけではなく、
基幹性能の開発も凄かった。
自前でリチウムイオン電池を開発し、
何しろ兵器のような代物で、
恐ろしいほど速度が出るオープンカーだった。
それにオープンボディまで全て堂々と展示した。
日本にないモノを自前で作ろうとしていた、
その最たるクルマがここにある。
軽自動車として考えて無いからだ。
本気で売れる軽自動車を開発しようとしていた。
だが、
リッターカーにも未練たらたらだった。
この室内を見ると、
R1が軽だけを前提に開発されたとは考えにくい。
だがそんな夢物語を優先するわけには行かないので、
より現実的なR2を先行して市場投入した。
カルロスゴーンがこのクルマの前で固まった。
スズキの社長は、
周りに居た自分の社員に対して、
「ウチになぜこれを造る力が無いのか」とハッパを掛けたと聞いている。
後席の包まれ感も凄く良かったし、
インテリアを全て3トーンのアイボリーでまとめた発想が凄い。
時の経つのは本当に速いと感じた。
このエレガントな軽自動車R1/R2は、
他社に大きな影響を与えたものの、
コモディティな軽自動車市場で敗北した。
同じ時にEyeSightの原型がデモされていが、
今のように富士重工を躍進させる原動力になるとは、
ほとんど誰もが想像だにしていなかった。
そういう所に心を惹かれる。
何というのだろうか。
表現に苦労するが・・・・。
小さくてキラリと光るメーカーが、
思いも寄らないモノを世の中に出し、
「蜂の巣」を突っつくような騒ぎを引き起こす痛快さ、
とでも言うのだろうか。
実にエレガントな2台の特別仕様車「スポルヴィータ」を発表した。
これには痺れたねぇ。
すぐに注文しショールームに飾った。
実にショールーム映えする見事なクルマだ。
スバルの4気筒スポーツを代表する、
WRXならではの気品さえ感じた。
それとは別のもう一台は、
同じ革でありながら方向性の異なる仕上げだった。
ショールームでパッと見て惚れるのではなく、
じっくりと使い込むうちに、
ドンドン魅力が増していくクルマだろう。
たとえばパワーユニットが標準車のままでは、
少しインパクトが弱そうだと感じた。
それに前の年に見たブリッツェンがあまりにも鮮烈で、
ほぼノーマルの外装だと「ありがたみ」を感じなかった。
ところが発表された価格を見て驚いた。
アウトバックのリミテッドと同額。
価格差を埋めただけのお買い得車だった。
車両価格は315万円で、
BRZのイエローエディションとほぼ同額。
両車は対極的な位置にある。
あまり安い価格だ。
サンルーフを付けても325万円。
早速お得意様にお知らせし、
パールホワイトのハーマンカードンを御注文戴いた。
スバルは宣伝さえしない。
欲が無いところもあるが、
余計なコストを掛けずとも、
良いものは売れると信じているようだ。
確かに無い形式を追加したり、
派手な宣伝をするとそのコストが上乗せになる。
トータルコストを徹底的に追求した結果、
パワーユニットもそのままで良いと判断したのだろう。
割り切って創ったので、
なかなか広く世間に情報が浸透しなかった。
その割り切りの良さに気がついたのは、
今年のニュルでアウトバックを走らせた時だ。
パワートレーンの隠れたスポーティさに驚いた。
色々乗ったが、
現状ではリニアトロニックと最も相性が良く、
スポーティなエンジンはFB25だと確信した。
2.5リットルのNAエンジンを、
徹底的に贅沢な味で使い倒すのも悪くない。
スバルはこの内装を当たり前の顔をして作れるようになったんだねぇ。
嬉しいよ、雲野さん。
このクルマの締め切りが、
今日だと昨日気がついた。
大展示場の完成記念に、
B4のスポルヴィータを発注したよ!
ラピスブルーのサンルーフ付だ。
受注を締め切ってから生産スケジュールが決まるだろう。
春になるとショールームが鮮やかになる。
今から本当に楽しみだ。
韻を踏んだのだろう。
12月12日17時が申し込みの最終期限だ。
うっかり買い損なうことがないよう注意して欲しい。