この看板を目にした時、
絶対に失ってはならぬと確信した。
今はもう存在しないが、
看板は主にお目に掛かり譲っていただく約束をした。
直ぐ近くの街なのに、
こんなレトロなお店があるとは、全く思いもよらなかった。
店の名前も渋い。
三丁目の夕日を思い出させる佇まいだ。
昔の写真を引っ張り出したのでは無く、
時が止まったように残っていた。
撮影した時に店のご主人と話したら、
祖父...
↧