月曜日には眠っていた。
望桜荘の山桜の事だ。
この時は暖かかったのに蕾は見る影も無かった。
そして今年も来た。今朝の未明に、
破裂する様な大音響が一発鳴り響いた。
なんとも言いようのない春の挨拶さ。
すると簡単に目覚めた。
ゲンキンな奴だな。
逆光線で分かり難いが、
花芽が恥ずかしそうにプックリ膨らんでいる。
玉砂利の投入も終わった。
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