クルマは家畜だ。
ヒトによって育まれヒトに役立つよう改良を重ね、
ヒトと一緒にしか暮す遺伝子の中に染み付いた相棒だ。
その相棒にいつまでも永く乗りたいじゃないか。
こいつは実に淋し気で、
隠れるようにうつむいていた。
蹄は傷み元気がない。
可哀そうに。
連れて帰ろう。
リヤワイパーも取り払い、
トランクに小さなスポイラーが付く。
上品な身なりだが、
実は軽量化もなかなかで確信犯が作ったクルマだ。
STIのコンプリートを作る技術を、
吊るしのカタログモデルに注いだユニークなクルマだった。
Sシリーズで定着した、
グレーの人気が高くホワイトパールは稀だ。
こういうクルマをさりげなく乗りたい。
それでいて、
なかなかの暴れ馬だから手綱をきちんと握り、
確実に支配して乗る必要がある。
まさに侍の相棒だ。
こういうクルマに死ぬまで乗りたいね。
相槌を打つ人も多いはずだ。
そのために何ができるか。
今月22日のイベントはその答えの一つだ。
大宮君に運営マニュアル作りを頼んだ。
初版が出来上がったので確認した。
マニュアル通りの仕事が増えたので、
そういう仕事にしたくない。
けれども、
時にはマニュアル化も大切だ。
社員の方向を統一するためのツールとして、
作る事そのものが役立つ。
このマニュアルは良く出来ている。
但し基本計画の部分がブランクだ。
やはりこの部分には発案者の協力が要るな。
最初に考えた想いが伝わらないと、
イベントは絶対に成功しない。
では進めよう。
まず以下の3本柱を立てた。
1.基本計画
・「永く」「安全に」「愉しく」クルマに乗るための永続的なプレゼンテーション
・JAFとの関係をより強固なものとし自動車文化の燻蒸に寄与する
・従来からある販売促進策の枠を超えたカーライフの提案
2.開催期間と場所
・平成30年7月22日(日)
午前11時~午後12時 60分 安全走行講習会
午後1時半~3時半 120分 国内B級ライセンス講習会
午前10時~終日 新型フォレスター試乗会
・受付はショールームカウンターにて
・講習会は望桜荘にて
・新型フォレスター試乗申し込みはショールームカウンターにて
3.開催の目的
・日常的な運転動作から安全運転を啓蒙
・モータースポーツのルールを周知しサーキット走行の楽しさを啓発
・新型フォレスターのデビューを周知し、
積極的な試乗商談の促進で見込み客作りと受注獲得を目指す
4.対象者
・全ての管理顧客
・社長のブログの愛読者
※特に永年スバルに乗り続けるお客様と、
モータースポーツファンを対象に呼び込みを掛ける
5.動員方法
・ステップ1:7月5日DM発送
・ステップ2:7月6日社長のブログで告知
・ステップ3:7月10日から電話訪問
車検と点検の時期が訪れたお客様には必ず合わせて告知を続ける
※呼び込みのシナリオを作り要点を端的に伝える
6.実施プログラム
「国内B級ライセンス講習会」
講師:JAF金澤氏
タイトル:国内モータースポーツ参戦への第一歩
参加費用:8200円
(内訳:受講料4100円 ライセンス発給料3100円 テキスト代1000円)
持ち物:顔写真1枚(4cm×3cm 無背景 無帽)
ボールペン 参加費 JAF会員証(当日入会可能実費6000円)
「安全運転講習会」
講師:代田
タイトル:末永く安心して走るためのコツを知ろう!
参加費用:500円
要点1:エンジンを掛ける前に何をしていますか
要点2:ドライブポジションって解りますか
要点3:ステアリングをどの位置で握っていますか
「新型フォレスター試乗会」
・随時ショールームで試乗受付
・申込用紙の記入をお願いし必ず免許証を確認
・試乗後のアンケート記入をお願いし引き換えでプレゼントを渡す
・見積もり査定をお願いすることを忘れず商談に引き継ぐ
※試乗プレゼントはオリジナルミニカー
6.運営上の注意事項
・安全運転講習会の参加費用500円に見合ったお茶と飲み物を用意する事
・各種参加費等はショールームで一括して領収する
・あらかじめ参加人数分の領収証を用意しておく
・受付に参加者名簿を準備し来場チェックを入れる
・前日に申込者へ出欠確認を入れる
・バインダーとクリアファイルとボールペンを受付キットとして渡し終了後回収する
備品リスト
お菓子 お茶(冷たい飲み物) スクリーン プロジェクター
中古ステアリング スタンド付きシート
参加者名簿 テーブル 座布団
蚊取り線香 ライター 扇風機 うちわ
という事なので、
皆さんの積極的な参加を待っている。
遠慮なく電話やメールで申し込んで欲しいい。
7月10は誕生日だ。
北海道札幌市の安藤さんから、
お便りが届いた。
偶然だけどびっくりしたね。
嬉しかった。
ヨガに参加するようになり、
実に快適な毎日を過ごして居る。
最近ポーズが増え右肩に負担がかかると、
耐え切れず脱力するケースがある。
先日も右手の十字バランスで耐え切れず、
バランスを維持できなかった。
なるほど。
実に解り易い例えだ。
謎が少し解けた。
前回のヨガで思い切って一番前に陣取り、
鏡に写る姿を見ながらポーズをとった。
確かに他の人より関節の向きが不自然だった。
手紙にはヨガのコツがたくさん詰まっていた。
そして素晴らしい一言が添えられていた。
「ヒトには骨だけでなく関節があるから強靭になる」
まさにスバルのクルマに相応しい一言だ。
クルマの骨格をスキンで包む、
それがSUBARU自慢のボディコンストラクション、
通称ボディコンだ。
それに知見を活かした関節を取り付け、
ロバスト性としなやかなバランス特性を引き出した。
そして手紙には茶殻の活用法も記してあった。
川﨑さんから戴いた、
八女茶の玉露は茶殻が余りにもおいしそうだった。
やはり食べられる。
手紙にした溜められていた。
食すなら、
天婦羅にして塩で、
あるいは書き上げも良し。
はたまた、
ふりかけにするも良し、
炊き込みご飯にするも良し。
和え物の具もおいしそうだ。
日用品として、
芳香剤、
脱臭剤、
はたまたスポンジ替わりにと、
活かす方法が沢山ある。
ヨガは禅宗にも繋がるところがあると感じているが、
安藤さんは詳しい知見をお持ちだった。
禅宗における調理に関わる部分に「三心」があるそうだ。
喜心:作る喜び、もてなす喜び、修行の喜び
老心:相手を想い丁寧に作る親切の心
大心:囚われの心を捨て深く大きな心で作る
これもクルマ作りに欠かせない大切なモチベーションだ。
安藤さん、
ありがとうございました。
良い誕生日になりました。
これから東京に向かう。
明日から丸の内で会議だ。
相棒を決めた。
ダンパーなどは試してからどうするか決める。
マフラーも美しいし、
ディフーザーにも亀裂は無い。
4-1のエキゾーストも美しいし、
錆がほとんど無いのが嬉しい。
ホイールもお洒落だ。
タイヤは問題かな。
点検整備が終わり、
ボディを綺麗に磨き上げられた。
但し目が死んでいた。
どんより曇って目力が無い。
最近ヘッドライトクリーナーなるものが、
数多く出回っているが、
手っ取り早いものほど劣化が早い。
あまり長持ちすると商売にならないのか、
どうもまともなものが無い。
そこで施工方法も含め、
すべて自社で考え工程を組み立てた。
効果が出ることを期待して、
次にエンジン回りの整備を進めた。
綺麗なエンジンルームだ。
前のオーナーの使い方が良く分かる。
但しブレーキにはさほどお金を掛けず、
オーバーホールの痕跡が無い。
こちらの整備も必要だが、
サスの整備と一緒にやる方が効率が良い。
制動力は出ているので、
タイミングベルトとクラッチを念のために交換した。
東京往復で息絶えては困る。
ヘッドライトも綺麗に蘇った。
コーティングは無事完了し、
リアルワールドで虫をぶつけて強度を確かめる。
ここまでが精一杯だと北原課長は嘆いたが、
どうしても気に入らない事がある。
タイヤだ。
急な雨が怖いのでコンチネンタルにして欲しいと懇願した。
今年の雨は凶暴だ。
昨夜のテストでも高速道路が川の様になり肝を冷やした。
コンチの効果は皆誰も知っているので、
課長は忙しい中で時間を作りタイヤ交換に着手した。
大宮君も手伝ってくれたので出発に間に合った。
課長のチョイスはMC6だ。
このコストパフォーマンスを最後のGDBで試せるなんて、
これ以上の楽しみは今のところ他にない。
良い塩梅に蒸し上がったぞ。
どんな味がするのだろうか。
ぶらり旅の結末をお楽しみに。
ヒトによって育まれヒトに役立つよう改良を重ね、
ヒトと一緒にしか暮す遺伝子の中に染み付いた相棒だ。
その相棒にいつまでも永く乗りたいじゃないか。
こいつは実に淋し気で、
隠れるようにうつむいていた。
可哀そうに。
連れて帰ろう。
リヤワイパーも取り払い、
トランクに小さなスポイラーが付く。
上品な身なりだが、
実は軽量化もなかなかで確信犯が作ったクルマだ。
STIのコンプリートを作る技術を、
吊るしのカタログモデルに注いだユニークなクルマだった。
Sシリーズで定着した、
グレーの人気が高くホワイトパールは稀だ。
こういうクルマをさりげなく乗りたい。
それでいて、
なかなかの暴れ馬だから手綱をきちんと握り、
確実に支配して乗る必要がある。
まさに侍の相棒だ。
こういうクルマに死ぬまで乗りたいね。
相槌を打つ人も多いはずだ。
そのために何ができるか。
今月22日のイベントはその答えの一つだ。
大宮君に運営マニュアル作りを頼んだ。
初版が出来上がったので確認した。
マニュアル通りの仕事が増えたので、
そういう仕事にしたくない。
けれども、
時にはマニュアル化も大切だ。
社員の方向を統一するためのツールとして、
作る事そのものが役立つ。
このマニュアルは良く出来ている。
但し基本計画の部分がブランクだ。
やはりこの部分には発案者の協力が要るな。
最初に考えた想いが伝わらないと、
イベントは絶対に成功しない。
では進めよう。
まず以下の3本柱を立てた。
1.基本計画
・「永く」「安全に」「愉しく」クルマに乗るための永続的なプレゼンテーション
・JAFとの関係をより強固なものとし自動車文化の燻蒸に寄与する
・従来からある販売促進策の枠を超えたカーライフの提案
2.開催期間と場所
・平成30年7月22日(日)
午前11時~午後12時 60分 安全走行講習会
午後1時半~3時半 120分 国内B級ライセンス講習会
午前10時~終日 新型フォレスター試乗会
・受付はショールームカウンターにて
・講習会は望桜荘にて
・新型フォレスター試乗申し込みはショールームカウンターにて
3.開催の目的
・日常的な運転動作から安全運転を啓蒙
・モータースポーツのルールを周知しサーキット走行の楽しさを啓発
・新型フォレスターのデビューを周知し、
積極的な試乗商談の促進で見込み客作りと受注獲得を目指す
4.対象者
・全ての管理顧客
・社長のブログの愛読者
※特に永年スバルに乗り続けるお客様と、
モータースポーツファンを対象に呼び込みを掛ける
5.動員方法
・ステップ1:7月5日DM発送
・ステップ2:7月6日社長のブログで告知
・ステップ3:7月10日から電話訪問
車検と点検の時期が訪れたお客様には必ず合わせて告知を続ける
※呼び込みのシナリオを作り要点を端的に伝える
6.実施プログラム
「国内B級ライセンス講習会」
講師:JAF金澤氏
タイトル:国内モータースポーツ参戦への第一歩
参加費用:8200円
(内訳:受講料4100円 ライセンス発給料3100円 テキスト代1000円)
持ち物:顔写真1枚(4cm×3cm 無背景 無帽)
ボールペン 参加費 JAF会員証(当日入会可能実費6000円)
「安全運転講習会」
講師:代田
タイトル:末永く安心して走るためのコツを知ろう!
参加費用:500円
要点1:エンジンを掛ける前に何をしていますか
要点2:ドライブポジションって解りますか
要点3:ステアリングをどの位置で握っていますか
「新型フォレスター試乗会」
・随時ショールームで試乗受付
・申込用紙の記入をお願いし必ず免許証を確認
・試乗後のアンケート記入をお願いし引き換えでプレゼントを渡す
・見積もり査定をお願いすることを忘れず商談に引き継ぐ
※試乗プレゼントはオリジナルミニカー
6.運営上の注意事項
・安全運転講習会の参加費用500円に見合ったお茶と飲み物を用意する事
・各種参加費等はショールームで一括して領収する
・あらかじめ参加人数分の領収証を用意しておく
・受付に参加者名簿を準備し来場チェックを入れる
・前日に申込者へ出欠確認を入れる
・バインダーとクリアファイルとボールペンを受付キットとして渡し終了後回収する
備品リスト
お菓子 お茶(冷たい飲み物) スクリーン プロジェクター
中古ステアリング スタンド付きシート
参加者名簿 テーブル 座布団
蚊取り線香 ライター 扇風機 うちわ
皆さんの積極的な参加を待っている。
遠慮なく電話やメールで申し込んで欲しいい。
7月10は誕生日だ。
北海道札幌市の安藤さんから、
お便りが届いた。
嬉しかった。
ヨガに参加するようになり、
実に快適な毎日を過ごして居る。
最近ポーズが増え右肩に負担がかかると、
耐え切れず脱力するケースがある。
先日も右手の十字バランスで耐え切れず、
バランスを維持できなかった。
実に解り易い例えだ。
謎が少し解けた。
前回のヨガで思い切って一番前に陣取り、
鏡に写る姿を見ながらポーズをとった。
確かに他の人より関節の向きが不自然だった。
手紙にはヨガのコツがたくさん詰まっていた。
そして素晴らしい一言が添えられていた。
「ヒトには骨だけでなく関節があるから強靭になる」
まさにスバルのクルマに相応しい一言だ。
クルマの骨格をスキンで包む、
それがSUBARU自慢のボディコンストラクション、
通称ボディコンだ。
それに知見を活かした関節を取り付け、
ロバスト性としなやかなバランス特性を引き出した。
そして手紙には茶殻の活用法も記してあった。
川﨑さんから戴いた、
八女茶の玉露は茶殻が余りにもおいしそうだった。
やはり食べられる。
手紙にした溜められていた。
食すなら、
天婦羅にして塩で、
あるいは書き上げも良し。
はたまた、
ふりかけにするも良し、
炊き込みご飯にするも良し。
和え物の具もおいしそうだ。
日用品として、
芳香剤、
脱臭剤、
はたまたスポンジ替わりにと、
活かす方法が沢山ある。
ヨガは禅宗にも繋がるところがあると感じているが、
安藤さんは詳しい知見をお持ちだった。
禅宗における調理に関わる部分に「三心」があるそうだ。
喜心:作る喜び、もてなす喜び、修行の喜び
老心:相手を想い丁寧に作る親切の心
大心:囚われの心を捨て深く大きな心で作る
これもクルマ作りに欠かせない大切なモチベーションだ。
安藤さん、
ありがとうございました。
良い誕生日になりました。
これから東京に向かう。
明日から丸の内で会議だ。
相棒を決めた。
ダンパーなどは試してからどうするか決める。
ディフーザーにも亀裂は無い。
錆がほとんど無いのが嬉しい。
タイヤは問題かな。
ボディを綺麗に磨き上げられた。
但し目が死んでいた。
どんより曇って目力が無い。
最近ヘッドライトクリーナーなるものが、
数多く出回っているが、
手っ取り早いものほど劣化が早い。
どうもまともなものが無い。
そこで施工方法も含め、
すべて自社で考え工程を組み立てた。
効果が出ることを期待して、
次にエンジン回りの整備を進めた。
綺麗なエンジンルームだ。
前のオーナーの使い方が良く分かる。
但しブレーキにはさほどお金を掛けず、
オーバーホールの痕跡が無い。
こちらの整備も必要だが、
サスの整備と一緒にやる方が効率が良い。
制動力は出ているので、
タイミングベルトとクラッチを念のために交換した。
東京往復で息絶えては困る。
コーティングは無事完了し、
リアルワールドで虫をぶつけて強度を確かめる。
ここまでが精一杯だと北原課長は嘆いたが、
どうしても気に入らない事がある。
急な雨が怖いのでコンチネンタルにして欲しいと懇願した。
今年の雨は凶暴だ。
昨夜のテストでも高速道路が川の様になり肝を冷やした。
課長は忙しい中で時間を作りタイヤ交換に着手した。
大宮君も手伝ってくれたので出発に間に合った。
このコストパフォーマンスを最後のGDBで試せるなんて、
これ以上の楽しみは今のところ他にない。
良い塩梅に蒸し上がったぞ。
どんな味がするのだろうか。
ぶらり旅の結末をお楽しみに。