
流石NHKだ。
仕事が早い。
目の前の高速道路で事故が起き、
救急車が駆け付けフェンス越しにけが人を運び出した。


シルバーの覆面パトカーの前に、
路外に出たタイヤ痕がある。

今居るこの橋脚に激突しただろう。

幸運にも転覆を避け、
その先で上手く停止したようだ。


一見すると何も無かったように見えるが、
状況はかなり危機一髪だったと感じた。

並行に滑った様子がうかがわれる。
まさにガイドレールがスライドさせるように、
蛇行したクルマを走行ラインへ戻したのだろう。
橋脚に当たらないよう、
ここに緩やかなガードレールが設置されていたのが、
大事故に繋がらなかった理由だろう。
不幸中の幸いだ。
バスから降りてきて、
パトカーに乗ろうとした乗客から、
少し話を聞いた。
それによると、
「走行中に運転手さんが気を失い事故ったんです」
と言う事らしい。

やっぱり本当の意味で「正義の味方」だな。

覆面パトカーが頼もしく見えた。

お怪我をされた方が、
軽症であることを祈りたい。