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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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「刺激」と「攪拌」

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痩せた畑には作物が実らない。
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畑が素晴らしくても市場が痩せると作物が売れない。

市場が痩せてしまわないないためには、
根気よく「刺激」と「攪拌」を続けねばならない。


それにしても、
なにが面白いのか良く解らない。


文学賞を受賞した作品など買ったことは一度も無い。
友人が興味をそそられて購入したので、
ちょっと斜めに読んでみた。


良く本を戴くが、
ざっと読んで面白ければ残す。


面白く無ければ、
斜めに読み飛ばしそのままリサイクルだ。


直木賞や芥川賞は元々菊池寛が作った宣伝のための賞だ。


文藝春秋が主体になり、
活字離れを防ごうと必死に「刺激」と「攪拌」を繰り返している。


又吉に才能もあるのだろうが、
ジャーナリズムとって極めつけのニュースソースだろう。


一定の型にはまりさえすれば、
手っ取り早く強烈な話題性を巻き起こす素材の方が良い。


調布で痛ましい飛行機墜落事故が起きた。


あのニュースを聞いて、
30代の青年が、
僅か数百時間の飛行経験で、
なぜ指導資格を持てるのか疑念を感じた。
あまりにも手っ取り早さを感じるし、

格好も良すぎる。


格好良い物は長続きしない。
同じ「型」の存在を、
昨年の年度総会で、
船井総合研究所が招いた組織にも感じた。


「ティーチ フォー ジャパン」という、
手っ取り早く派遣教師を作る組織の説明を聞いたとき、
アメリカ仕込みが鼻についた。


アメリカに感じる魅力も多いが、
そのまま日本で永年に渡り成功するだろうか。
それほど世の中は甘くない。


世の中に「刺激」と「攪拌」は絶対に必要だが、
その手順や「熟成の時」を軽んずると、
短命に終わる。
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日本を代表する文学賞も、
一皮剥けば「大規模な出版PR」だ。


乗せる方も、乗せられる方も、
それさえ解っていれば良い。


あの賞を取ったからと言って、
「面白い」と保証されているわけでは無いのだ。


そこにはさほど罪は無い。


もう居ないと解っていたが、
自然に足が向いてしまった。



痩せた土地を肥沃に変え、
田中さんは努力を積み重ね、
ブルーベリー農場を作った。
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そしてここまで育ち、
今年も美味しい実を付けた。


凄まじい「刺激」と「攪拌」だ。


決して格好の良くないことを永年に渡って続けた。
その結果がここに有る。


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水曜日も素晴らしい果実が、
次々と出番を待っていた。
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あれほど心配してくれた人が居なくなったので、
コナラも淋しい事だろう。
二宮さんが立ち上げたコナラプロジェクトについて、オブザーバーが集まり意見を交わした。
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久しぶりにカフェKAZEで、
二宮さんを偲びながら酒を酌み交わした。

方向性をはやく決め、
募金を生きたお金にする必要がある。




集めた募金の扱いが決まった。


高原の澄んだ空気の中で深い眠りに就いた。


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目覚めると良い天気だった。
KAZEのマスターも「刺激」と「攪拌」の権化だ。
凄まじい執念で「開田の今」を盛り上げようとしている。
4月に訪問した時より、
店が膨らんでいた。
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なんと屋根ぎりぎりまで壁を伸ばす工事が始まっているでは無いか。デッドスペースを有効に活かすには、日頃の苦労の中から徐々に蓄積された経験が生きる。
格好良くスパッと決められない代わりに、格好悪くても良い物が残る。
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開田でミニライブが息長く続くのは、マスターの努力があればこそだ。
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これでかなりステージも快適になるだろう。増えた奥行きが僅か数十センチでも、何十メートルにも相当する価値が生まれたはずだ。
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完成期限が定まらないのが悩みのようだ。
是非開田に行ったら、マスターの顔を見て欲しい。


まるで工事中のように見えたとしても、
ちゃんと営業している。
8月は夏休み期間中として、
ほぼ無休営業のはずだ。


美味しい朝ご飯を戴いた。
インディアナポリスへ行って以来、
パンの朝食は皆無だった。


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美味しい朝食で力を付けて、
木曽町長と面談した。
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開田高原のシンボルだったコナラの木や木曽馬も、
今では木曽町全体のシンボルだ。
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木曽町長の原久仁男さんは、
その事を良く解っていらっしゃった。
何しろ町長の名刺に開田の光景が刷り込まれている。
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これには感動した。
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開田ファームの田中さんも、
二宮さんが集めた募金の思いを切々と語られた。


二宮さんは決して格好良く無かった。
だが、
15年間の永きに渡り、
コツコツと積み重ねた努力があった。


そしてそれがコナラの周囲にオーラを生んだ。
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木曽町に、使用目的を指定した寄付として、30万円以上貯まった募金を託した。
これからも募金活動を続け、町にそれを寄付する事にした。

「刺激」と「攪拌」が無いと行政も膠着し、
市民活動の活気を奪う。
そのための「糧」にして欲しい。




国政にもそろそろ「刺激」と「攪拌」が必要なのかもしれない。


強行採決しないと、
国際的な国の面目も保てなくなる。


それもわかるが、
複雑で分かり難いことを承知で、
素人にごり押ししている。
するとどうなるか。


日本人はそれほど馬鹿では無い。
だから気をつけた方が良いだろう。


またアチコチで「刺激」と「攪拌」の火が燃え広がる。


その兆候は不景気という形で現れ始めた。


ゴールデンウイーク以降、
畑は元気だが、
市場は随分痩せてきた。


なぜか。


女性が防御モードに入ると、
お金の流動は一気に下がる。


そうした経済低迷の予感を、
「刺激」と「攪拌」で元気づけてきた。

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火曜日に「環境に優しい整備工場」として表彰して戴いた。
これも推薦を受け一定の型にはまれば受賞できる。
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振り返ると10年以上が過ぎ去った。
平成18年が最初かと思ったが、

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プレートを紛失してしまったが、
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それより古い記録もあった。
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10年前のこの日は出張と重なり、
会長に代理出席を頼んだ。
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振り返ると、
この時も受賞者は少なかった。


時が過ぎ、
一時の勢いは姿を隠した。
この賞を戴かなくても困るわけでは無いし、
形骸化が進んでいることもあって、
今年は10年前のように減ってしまった。


メーカー系のディーラーはトヨタカローラとホンダだけ。
三菱は仕方が無いにしても、勢いのあるマツダ、それにスバルや日産も居なかった。


ましてや軽自動車のディラーは全く関心が無い。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったスズキや、
女性のハートを完全に掴んだダイハツも、
環境には興味を示さない。


最大のトヨタ系列さえ、
僅か一社なのだ。



なぜ表彰申請を続けるのかというと、
それをモチベーションの維持に使う。

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周辺の環境を改善する大切さに気がつき、
やり続けるうちに望桜荘の産声が聞こえ始めた。


平成17年の秋から18年の12月まで、
様々なことが次々に起きた。


そしてから19年から望桜荘の企画を立ち上げ、
20年の4月に一年がかりで完成させた。
その「刺激」と「攪拌」は明確な形を残し、
今も続いている。


「刺激」と「攪拌」が無いマンネリ行政は、
いとも簡単に形骸化を生むが、
それをプラス思考で活かす。


受賞を励みにして、
環境改善の「スキーム」を見直せるからだ。


7月から新たな機材を追加した。
こうして工夫を随所に折り込み、

言われてやるのでは無く、

やりたいからやるプログラムを編み出す。





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かわら版も200号からもう204号だ。
新型車が一つも無いのに、
スバルは変化に絶え間が無い。


今春発表された新型BRZの蛻変に驚いた。
すると直後にスポーツハイブリッドが誕生した。


正直な所、

5月以降クルマを取り巻く経済状況は悪化の一歩だ。



スポーツカー市場も明らかに痩せてしまい、
全く元気が無い。
残念ながら、
かわら版203号で十分な「刺激」と「攪拌」が出来なかった。
「痩せ」させず「活気づく」よう意識を変えるために、
具体的に何をするのか。



かわら版もマンネリ化すると、
それが形骸化を産み、
結果を出せなくなる。



それを防ぐ努力を続け、
200号から204号迄まで短いスパンで発行した。


最近の特集はインプレッサと深い関わりを持つ車種ばかりだ。


スバルファミリーで、
レガシィとエクシーガはインプレッサに比べ少し系統が異なる。


GP系の基本設計はとても優れている。

今も全く色褪せないばかりか、
ハイブリッドのシャシーとしても活かせた。


GP系のコンポーネントを共用しBRZも開発された。


レヴォーグはその骨格を大幅に強化し、
専用のダウンサイジングエンジンと新しいスキンを纏って生まれた。

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S4もG4をベースに開発され、

驚くほど見事なクルマが誕生した。


かたや最もベーシックな1.6のスポーツも、
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昨年の暮れ、
驚くほど素晴らしいクルマになった。


8月号のかわら版で、
クロスオーバー7を俎上に上げた。


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クロスオーバー7は、
エクシーガのほぼフルモデルチェンジだ。
アウターパネルや灯火器類を共用したので、
そう名乗ることを許されない。


けれども乗るほど好きになったステキなクルマだ。
BRZの後回しにしたのは、
大きな間違いだった。


そのクロスオーバー7を中心に据え、
204号の構成が出来上がった。
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そしてこの夏は、
次の「刺激」と「攪拌」を企てた。
既に次の号も構成に入った。




夏休みフェアで、

かわら版で特集した新型車を一気に味わえる。
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そして今月から裏面に目玉を置くことにした。
チラシには即効性も大切だから、
出血サービスが必要だろう。
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「刺激」と「拡販」で、
この夏もフルスロットルだ!!!





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