出張続きだったので、
栄養を取り過ぎてしまった。
木曜日にジムでリンパドレナージュに参加した。
そのあと体重測定したら63.9kgになっていた。
ヘルシーな夕食で晩酌を楽しんだ。
翌日プールで950mを28分19秒41で泳ぎ切った。
一回間違えて19往復しか出来なかったが、
ほぼ元の体調に戻りつつある。
体重は入浴後62.9kgだった。
サウナに入ったりして無理に水分を抜いてないため、
運動量が体重減少に繫がったはずだ。
今週中にほぼ元の状態に戻す。
こんにゃくや蕪などの根菜と、
枝豆、茄子、それにアスパラガスのような食材に、
赤ワインは似合わないと思うだろう。
ところが滅法美味しいワインだった。
旨さに驚き妻に瓶を見せてもらうと、
10本で一万円出すと好きなモノをでまとめて買えるワインだった。
1000円より安くても、
チリのワインなど美味しいモノが手に入る。
ドイツでワインを買いに行くと、
700円ぐらいで凄く美味しいワインが買える。
まだ差はあるが、
日本でもワインを随分気軽に味わえる時代になった。
フランスのカベルネソーベニヨンで醸造したワインは、
肉や濃い味の魚に合うようだが、
菜食でも充分美味しかった。
吉村整備士から、
「タイヤの組み替えが終わりました」と連絡があった。
3.0GTをインチアップして、
スペB用のホイールもばっちり決まっていた。
とても当たりの柔らかいタイヤだと感じた。
アドベンチャーラードの分野でもお勧めと記されていた。
ところが今年はそれらが姿を消し、
ターゲットはスポーツカーだけになり、
アドベンチャーライドの代わりに、
インチアップと明記された。
ただしこれは性能だけで無く、
販売政策上の都合かも知れない。
18インチの大幅な強化がそれを物語る。
だからスバル車にとって、
インチアップする場合でも理想的なタイヤだろう。
GTをspec.B化するには、
うってつけだと思われた。
さっそく慣らし運転に出かけた。
静粛性の良いタイヤを付けたので室内は快適そのものだ。
ポテンザのゴトゴトしたバウンド感も消えて、
角の無いタイヤの感触が心地良い。
走り始めてトリップメーターをリセットする事を忘れた事に気付いた。
ちゃんと給油時にリセットされていた。
リセット前の画像を残して良かった。
補充したガソリンで割れば燃費が計算出来る。
普通の道を普通の速度で走っただけでは、
何が良いか分からないと思っていた。
とりあえず慣らしを完了させるつもりで走り始めたが、
なかなか操縦性が走行ラインを狙った通りに維持できる。
この状況ですぐに解る飛び抜けた性能は無い。
北米のシャーベット路面までカバーできるタイヤだ。
まず軽く流して表面を馴染ませた。
アドベンチャーライドの文字は一切消えたが、
このトレッドパターンが対応可能な事を証明している。
なかなか良い走行性能を発揮した。
2.0GTと3.0GTの各spec.B用に、
リプレイスとして組み合わせるのも面白い。
更にGTをインチアップするにもふさわしいと思った。
ポテンザ装備の3.0Rが興味深いクルマに変身したからだ。
本当にストレスの無い走りを披露する。
アクセルをじわりと踏むと、
スムーズかつ直線的にエンジントルクが湧き出る。
だから力強く感じるし、
ヒステリシスの無い魅力的な走行フィールが味わえる。
低回転で速度維持も容易だし、
とにかく静かで快適に走行できる。
安いワインだけれど、
意外に美味しくて驚いた時のように、
3.0RとDWS06の相性は良い。
この味にも似ている。
昨日戴いた郷土料理の朴葉寿司には、
また味わい深い食材がトッピングされていた。
先日の鮭に対して、
こちらには川エビの佃煮と、
それ以上に香ばしい逸品が乗っている。
その下には3種の小さな佃煮がある。
地蜂の幼虫を巣からピンセットで取り出し、
甘く煮染めた逸品だ。
白いまま初心な幼虫と(決して蛆では無い)、
蛹になった状態、
それと巣から這い出て動けるようになったばかりの3点セットが一番美味しい。
どれも異なるアミノ酸を持つようで、
羽化した直後などは適度に香ばしくとてもよろしい。
食わず嫌いの人には、
かわいそうなほど気の毒に思う。
DWS06も見た目以上にしなやかでコントローラブルな、
とても甘くて香ばしいタイヤだ。
SC5は世界の道で通用するタイヤで、
アウトバーンのような場所でも最高速度で走行可能だ。
そのフィーリングは地下足袋を履いたように気持ちが良い。
MC5は地下足袋を履いたようなフィーリングでは無いが、
日本の速度領域は勿論、
140km/h程度までのドライならSCと変らない走行安定性と、
ライントレース能力がある。
そのフィーリングはスポーツタイヤそのものだ。
DWS06は当たりの柔らかさと、
道を選ばない多様性が魅力だ。
そのフィーリングはジョギングできるようなトレッキングシューズだ。
軽くて軽快なスニーカーだけど、
靴底のゴムが少し厚いフィーリングだ。
ここまでテストしたら電話が鳴った。
うっかりしていた。
岐阜羽島にある灯火器販売会社のヴァレンティから、
広報部主任の齋藤尚仁さんが来訪される予定になっていた。
さっそく切り上げて会社に戻り、
今後の方向性を協議した。
同じ岐阜県で新幹線が停まるという共通性もある。
このご縁を大切にしてお付き合いする事が決まった。
面白いBRZを作る事で、
まず一度コラボしようと話がまとまった。
打ち合わせが終わったので、
テストの締めくくりに向かった。
所定のプログラムを一通りこなした。
同じ場所を横浜のネオバで走り、
次にダンロップのディレッツァで攻めた。
どのタイヤも一長一短だが、
どちらにも共通する問題点は、
走行速度によってライントレース性能に差が出すぎる事だ。
音の周波数や出る速度域で、
もの凄く不快に感じる場合がある。
上り坂で攻めると気持ちが良いのに、
下り坂で怖いタイヤも駄目だ。
ディレッツァはかなり履き込んだ事もあり、
タイヤの初期応答性が悪く、
しかもグリップ限界が見極めにくかった。
中央不感帯からステアリングに舵角を与えた時、
一瞬遅れてクルマが向きを変え始める。
DWS06は打角を与えると凄くリニアに反応する。
タイヤの粘りも良く気持ち良いライントレースが可能だ。
それに限界が見極めやすく、
タイヤのスキール音もほとんど無い。
ネオバは上り坂の高速ワインディングで、
目の覚めたように運動性能が高まる。
狙ったラインを綺麗にトレースするが、
下り坂との差が大きい。
低速領域はマイナス面ばかり目立つようになり、
グリップの荒さや不快なノイズが頭をもたげる。
特徴的なトレッドパターンで、
面白さはあるが魅力の面でDWS06に負ける。
グンと加速してコーナーに飛び込む。
トレッドパターンはコピーできるが、
コンパウンドのコピーは難しい。
コンチネンタルのコンパウンドには、
不思議な隠し味があるようだ。
接地した瞬間にニューマチックトレールが生じると、
ゴムと路面が一体化するような印象を受けるのだ。
いつもの場所に車を停めて、
タイヤを確認した。
かなりのおばあちゃんらしいマスコットが迎えてくれる。
さっそく反響があったと、
奥さんが目を丸くして話してくれた。
近くの街から、
この店が自分のルーツだと名乗り出られた人がいらっしゃったそうだ。
歴史があるから素晴らしい。
継続は力だ。
最近めっきり少なくなったが、
この店には立ち飲みがまだ残っている。
昼間にはご婦人達の寄り合いが居間で開かれている事もある。
この日も楽しそうに立ち飲みが(座ってるけど)始まっていた。
ちなみに豆腐で有名な長田屋さんには、
土日限定で販売される美味しい豆腐がある。
普通の豆腐や油揚げも美味しい。
インチアップすると本当に格好良くなる。
不滅の名車だな。
DWS06はこのクルマと本当に相性が良い。
127.2kmの走行距離になった。
満タン法で計算すると、
燃費は8.9km/Lだった。
最初は馴らしだが渋滞も相当あった。
高速道路を好きなように走って、
ワインディングも攻めたから3リッター車として決して悪くない。
次はどれと組み合わせるか。
しばらく楽しめそうだ。