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Channel: 中津スバルの濃いスバリストに贈る情報
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新型インプレッサSPORT発進!

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自動車は家畜のような存在だと、様々な機会で話しているが、具体的な説明には食べ物と比喩することを心がけている。
話が飛ぶように感じる人は、その内容についてこれないからだろう。
なぜなら泳ぐようにブログの世界で遊ぶのだから、水の流れに合わせてヒラヒラと方向が変わる。
まあ、良いじゃないか。
思う存分遊ばせてくれ。

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長江さんに戴いたロールケーキは、
日持ちしないお菓子の典型で、
冷蔵庫に入れて保存する。
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いわゆる「お墨付き」だ。
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一つ取り出して食べた。
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美味すぎる!!!
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みんなには内緒だが、
もう一つ取り出して皿に置いた。
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なぜこんなに美味いのか検証したくなった。
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ホイップクリームも「純」そのもの。


しかしもう一つ隠し味がある。
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スポンジケーキも薫り高いが、
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中央に隠されたカスタードクリームが美味さの秘訣だ。
美味いモノは分解して調べると、意外にその秘訣がよく分かる。
クルマもそうだ。
工房でリフレッシュメンテが続いている。整備もいよいよ佳境に入り、
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足回りの最終段階に入った。
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美味しさの秘訣はアルミの鋳物で出来たハウジングだ。
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誇らしげにSUBARUの純正部品だと刻まれている。
やっと世界観が回復した。


開発する者達は、
やはり板金物で我慢できるはずが無かった。


最新のインプレッサは、
このハウジングがようやくアルミの鋳物に置き換えられた。


ロールケーキも普通のお菓子だが、
美味しく作る秘訣はある。


新型インプレッサも、
普通のクルマのくせに、
ドエライ美味さに生まれ変わった。


大幅に強化された新しいボディコンは、
サスペンションの働きにとっても有利だ。


フロントサスの動きが良く、
これまでとは全く違う乗り心地をもたらしている。


エンジンマウントの取り付け部も剛性が向上したので、
振動をしっかり遮断した。


フロントサスのキングピン軸に対して、
「マスオフセット」を採用した。


タイヤに外力が掛かった場合の、
キングピン軸周りのモーメント入力を低減させる効果がある。


スムーズに旋回できるよう性能を高めた。


そしてリヤサスの剛性も大幅に高められた。


サブフレームのブッシュ形状を工夫した。
非連成サブフレームブッシュといって、


ゴムを硬くするのでは無く、
横方向の剛性を確保するよう工夫した。


その結果、
ゴムの柔軟性で乗り心地を良くできるだけでなく、
振動騒音の低減にも繫がっている。


ロールを抑えたので、

旋回性能も高まり、
危険回避能力まで格段に向上した。


ボディとシャシーの共振点を分散させたことで、
とても静かな室内になっている。
パワーユニットとサスペンションなどが発生させる、
振動の固有値を分析し、
それらを分散させることに成功したのも大きい。


走行中も囁く様な声で会話が可能だ。


SGPのボディやシャシーがどれほど剛性向上したのか、
具体的な数値でもう一度振り返る。


1.フロント車体の横曲げ剛性はこれまでの+90%
フロントサスペンションに補強材を追加した。


2.車体ねじり剛性はこれまでの+70%
フレームワークの一新で実現できた。


3.フロントサスペンションの剛性向上はこれまでの+70%
クロスメンバーの構造を見直し、
アルミ製ハウジングを採用した。


4.リヤサブフレームの剛性向上は+100%と豪胆だ。
倍になった要因はサブフレームの構造を見直し、
こちらにもアルミ製のハウジングを採用したことによる。
アルミと鉄で比較すると、同じ重さならアルミの方が強い。
軽量化しながら強度も高められる。



さあ、
我慢に我慢を重ねたテストドライブに行こう。

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朝乗り込むと、
思わぬ歓迎の挨拶を受けた。


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なんと「すばる」のおもてなしだ。


MFDとMIDにプレアデス星団のイメージが現れた。


このMFDは大きく能力を高め、
既存のシステムに比べ印象をがらりと変えた。


MFDで選べるメニューの一つに、
SRVDの説明画面がある。


それに電装品の作動状態を示す表示が加えられた。
スバルの先進安全機能を、
同乗者全員に可視化するためだ。
具体的に上げると、
1.アイサイトの作動状況
2.スバルリヤビークルディテクションの動作状況を表示

3.ヘッドライト点灯

4.ブレーキランプ点灯

5.ウインカー点灯

6.フォグランプ点灯



以前はイラストだけの表示だったが、
もっと変化を見える化した。

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本当に気持ちよく走る。

インプレッサのフロントバンパーには、
圧力チューブセンサーが組み込まれ、
歩行者用エアバッグの開くタイミングを計っている。
だからこれまで以上に整備の時に注意が必要だ。
全社員でバンパー交換時に困らないよう、
毎日知識を強化している。


それにフロントバンパーそのものをセンサーとして考える必要があるので、
これまで以上に「納車式」が重要だ。


お客様に正しい乗り方を懇切丁寧に解く必要があるからだ。


また、
様々なオプションが展開され、
これまでになかった部品も増えた。


既に試乗車にパナソニックのワイドナビを装着したが、
最新のクルマだけあり、
能力は抜群だ。
ただしオプション取り付け用の電源がこれまでとは異なる。



だから勉強が大切だ



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Iモードで一般路を走る。


冒頭のロールケーキを思い出して欲しい。
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リニアトロニックは大幅な改善で軽量化されると共に、
ギヤレシオを拡大した。
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紅葉の始まりが目に優しい。
このようなシチュエーションだと、
実用燃費がカタログ燃費を上回る。
日本の道路環境では、
リニアトロニックに敵は居ない。


なぜなら高速道路でも、
アクセル全開から全閉を繰り返すような乗り方を、
まずする人は居ない。
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穏やかに高速道路を走ると、
燃費がぐんぐん上昇した。
レシオカバレッジの拡大で、
立ち上がりの加速が良く、
高速巡航時の回転数も下がる。
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新しいリニアトロニックは良い事ずくめだ。
あまりに走りが気持ちよく、
ついつい鞭を入れたくなる。
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すこし馴染んだので、
積極的に走りを楽しんだ。
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MFDのワイド化で見易くなったコンテンツの他に、
エアコンを操作するとその時だけ表示が現れる。
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これまでのシートベルト表示などは、
別のワーニングボックスにまとめられたので、
全てのパネルを自由にデザインできた。


アイサイトの表示もMFDとMIDの両方を美味く使い分け、
ドライバーに必要な情報をこれまで以上に美しく出す。
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IモードからSモードに切り替えると、
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大きくグラフ表示が現れ、
タコメーターの針がピュンと上昇する。
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アイサイトを機能させると、
恒例のマークが現れる。


驚いたのはステアリングアシストの確かさだ。
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既に購入した人は楽しみにして欲しい。
まるで違和感なく運転を補佐する。


それにうっとうしいほど干渉したはみ出し警告が、
実に自然な領域に収まった。


今までこの機能を止める事が多かったが、
これなら切る必要は無い。




滋賀の荒井さんがご家族でいらっしゃった。
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一等賞当選おめでとうございます。


お土産もありがとうございました。
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近江のお菓子は相変わらず美味い。
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なかでも、
左側にある最中が好きだ。


この手順は非常に重要で、
ドアを開ける手順と相通じる。


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気持ちよく美味しく食べたい。


それには封を切る順番や、
載せる順番がとても重要である。

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さあ、ここから先は想像して欲しい。
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「なにをかいわんや」だ。

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この位置でハンドルを掴みたいが、
何も無いから空虚感が漂う。
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いまさらここを掴ませるのか。
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せっかくクオリティが高くなっても、
把手では駄目だと言ったのに。
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更にもう一度見て欲しい。
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この開け方だと、
エルボーを使う必要がある。
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閉める時も不自然な位置だ。


ここから先は明日へつづく
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